プロローグ
「やっべぇ、遅刻する」
俺は必死で通学路を走った。
「ハアハア、なんとかギリギリだな」
校舎の時計を見るとチャイムの鳴る5分前だった
「古川、珍しいなお前がこんな時間になるとは」
「おはがようございます、西村先生、また1年間よろしくお願いします」
僕が挨拶した西村先生は生活指導の先生で<鉄人>という仇名が付けられている。
「ああ、よろしく頼む、両親は元気か?」
俺の両親と西村先生は幼馴染で3人でよく遊んだりしており俺も小さい頃はよく遊んでもらっていた。
「ええ、元気です。」
「相変わらずだな、それより、これが振り分けの結果だ」
「もう、わかっているんですけど・・・・」
「済まない・・・」
「いえ、いいっすよあいつらも同じだろうしそれじゃあこれで」
俺はそういうと封筒を受け取り中身を見たそこには
古川幸久 Fクラス 特別観察者
こうして、俺の新たな1年間が始まった。
ここがAクラスか・・・
俺はFクラスに行く途中でAクラスに立ち寄った、この学校はクラスにより教室の設備が異なる
「ディスプレイにリクライニングシートそれとドリンクバーまさに至れり尽くせりだな」
俺がそう呟いていると
「幸久君、こんな所でどうしたの?」
「なんだ、優子じゃないか驚かすなよ」
今、俺に声を掛けて来たのは去年のクラスメイトだった木下優子、幼馴染で俺の好きな子だ、まあ
あっちはどう思っているか知らないけど
「優子はこのクラスか?」
「ええ、あなたもでしょ?」
「俺はFクラスだ」
「嘘でしょどうして」
「まあ、少しな」
「そうなんだ・・・」
優子は少し落ち込みながら言った
「その代り昼休みには一緒にご飯を食べようぜ」
「本当、約束よ」
優子は笑顔になった
「やっぱり優子は笑顔のほうがいいぜ」
「ちょ・・恥ずかしいじゃない///」
「優子待て、照れ隠しに関節を決めるなその腕はそこには曲がらぁぁぁぁぁぁぁ」
「まったく、相変わらずだな」
俺は腕を擦りながら教室に向かった
「おいおい、これはやばいだろう・・・」
Fクラスの前に着いた俺はそう思った、プレートは傾いておりしかも扉のガラスが割れているのだ
「まあ、中は大丈夫だろう」と扉を開けると埃が物凄い勢いで舞い上がった
「ゴホゴホ、こいつはヤバイな」
このままだと体調を崩しかねないと思った
「よお、幸久待ってたぜ」
「珍しいぜ、お前がこんな時間に来るとは」
「まあな色々あってなそれよりも席はどうなってんだ?」
「決まってないみたいだぜ」と幼馴染である2人の少年と話していると
「お前ら、どうしてここに」
「よお、雄二、一年間よろしく頼む」
悪友である坂本雄二に俺は言った。
次回予告
自身を救ってくれた幼馴染が現れ、そして雄二はクラスメイトに持ちかけた
次回「引き金」これは偶然か必然かそれはわからない