いいか?!俺は今から吸血鬼様様に挑む!!目指すはパーティー全員無事帰還(俺含む)だ!   作:がやポン

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スタクル一行に転生ショタが加わり一緒に某吸血鬼をたおそー!わー!みたいなワチャワチャした話。


ショタコンに拐われたはなし

突然死んで、目覚めたら赤ん坊だった。

 

何を言っているのかわからな(以下略)俺も今だによくわかって無い事故に遭って気がつくと赤ん坊。と本当に言葉通りの説明しか出来ない。

最初の1、2年こそ戸惑いに戸惑いまくったが4歳頃から謎の諦めがつき。

すくすくと健やかに育つこと早12年。前世の記憶を生かして勉強にも運動にも満遍なく力を入れたし、来年からは優秀な私立中学への進学も決まっている。まさに順風満帆といった今世だ。

 

何故俺が、と言う解明仕様の無い疑問はとっとと捨ててエリートの出世コースでも歩むかと早々に思考を切り替えたのだ。

 

そして俺は今の今までこの世界が普通の世界だと、せめて前世と同じ次元だとすっかり思い込んでいた。

だってまさか次元を越えるなんて有り得ないと思うだろう。

 

眼前に聳え立つ長身学ランの美丈夫はとある漫画の表紙にそっくりだ。

威圧的に見えるだけでコスプレのような違和感をおぼえる訳でもなく、ただ厳つくて目立つ美丈夫といった感じのこの男。

 

努めて平然を装いとりあえずは家に帰ってから色々考えることにした、発狂を必死に圧し殺して、今はどんなに混乱しても顔だけは動かすなと言い聞かせる、あ、駄目だ不良こわい。帰ろう、下手にボロを出しかねない、早く帰ろう。そうしよう。

 

とりあえずこの狭い道では横に体を反らし、その大柄な男を避けて通る。道の花壇に踏み込みそうな所をギリギリに歩いて行く。

つもりだったんだけど何故か立ち塞がるように構えられ通るに通れない。

 

今起こったことをありの(以下略)とーせんぼである。

 

ん?え?泣くよ?いや、こんな小学生男子みたいな意地悪されても困るだけだから、泣きそうなほど困るだけだから、てか小学生男子は俺なんだよ、もうやめてくれ、俺が何したんだよ。

心で喚き散らすも、声に出せる筈もなく俺達の間には始終沈黙がおりるばかり、するとびっくりどっきり彼方から話しかけてきた。

 

 

曰く、話をしたいからついてきて欲しいとの事。

 

 

え?なに?なんなの?俺の記憶が確かなら俺達は初対面だ。あーゆーおけ?おーゆーあーくれいじぃー、じーざす!

わがままを言わせて頂けるなら今すぐお家に帰りたい。こちとら今世じゃ12才だぞ、ショタコンか。ショタコンなのか学生でも小学生男子に声かけたら通報だぞ。

 

という念を込めて丁重にお断りさせて頂いた。

 

どうか引いて下さい、物理演算の神よ!ハボック神よ!お願いですからオラオラを引かせてこのわたくしめに一日の考える猶予をお与え下さいまし。

 

そんな願いも虚しくかの空条承太郎に俵担ぎにされた。

ヤバイこの人話が通じない。日本語でおけ、あれ?此処日本だよね。もしかしたらナニイッテルカワカラナイ共和国とかじゃなくて?とりまやべぇ逃げられねぇ。やはり神など居なかった。

 

お巡りサーンこの人です!見捨てないで!助けてくださーい!え?まさかの素通り?この税金泥棒が!お前には家に帰った瞬間玄関でGとお見合いする呪いかけとくかんな!おぼえとけよ!

 

と、トコトコ進み遂に空条邸にご到着。

俺にはこの豪邸が今さら魔王の城みえる。ラスボスが待ち受けるステージに向かうまでもなくお迎えが来る何て考えもしなかった。新パターン過ぎる初見殺しにも程がない。

かく言う俺は俵担ぎの状態のままに詰り地に足つかん状態で空条邸の敷居を跨いだのであった。

 

立派な木造建築の建物の中は畳と木の匂いで溢れかえっていて、気分的には半年ぶり位に祖母の家に遊びにきた孫のような感じだ。

 

何の説明もなくとりあえずはされるがままに連れてこられて未だに俵担ぎのままだだっ広い家を歩き回ること15分程、一つの部屋の前に空条承太郎が止まった。

 

「っうぉ?、」

 

そして豪快に横引きの扉を開け放ち俺をその中に投げ入れた。

 

もう一度言おう、投げ入れられた。

突然の出来事に追い付けずに重力に従って体が落下するが、急に鮮やかなオレンジ色の布に柔らかく受けとめられた。しかもこれが独特の匂いでお香のようなお線香のようなそんな形容詞し難いものだった。

 

「大丈夫かね?」

「ぇ、ぁはい大丈夫です。」

 

反射でそう返した後にん?となって、俺の体を包んだオレンジの布が動いたと思えば凄い髪型をした黒人さんが真上に居た。

その髪型凄いなあんた、なんかボタンみたいに押してみたくなる。

 

この人がキャッチしてくれたんだろう、どうもと頭を下げてお礼を伝えて、俺は20分ぶりの地に足ついた感覚を体感していた。

 

うむ、と頷いて俺を空いた座布団へ誘導するとその人も隣へ座った、部屋には俺を合わせた5人の男でしかも自分を除けば全員が大柄な事から少々圧迫的に感じた。

 

詰んでる、絶賛詰んでる。

この逃がさねぇよ?みたいな感じを乙ゲーを待ち望む女子どもにくれてやりたい、いっそフリマで安く売り飛ばしたいくらいだ。

 

カオスってか面子が濃い、何処をとっても突っ込みどころがアララウフフな感じ。濃すぎるカルピスって割と噎せるよね。

 

 

突然沈黙を破ったのは恐らく最年長であろう外人のおじさんだった。

ペラペラと英語を話し出すので、取り敢えずはじっとり聞くことにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の感想

 

密室にゴツい男四人とショタ何てどこの薄い本だよ。

とおもいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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