インフィニットストラトス~ネタ挟んで生きていく~   作:斎藤一馬

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今回は、イッチーも出ますよ!


第三首 大和撫子系幼馴染が薩摩系になってる件

時系列的にバラバラなのだがこれは、俺が

中学最期の夏休みの事だった。

 

AM7:00

「お〜い!雄也おきてるか!」

 

「朝っぱらからうっせーな起きてるよ!何?

どうした……宿題は見せないぞ?」

 

「いや箒から近況報告らしき手紙が来て」

 

らしきってなんぞ?

 

「いや〜字は間違いなく箒なんだが……」<手紙見せ

 

「どらどら……」

 

拝啓

 

残暑厳しか毎日、健やかにおすごしと?

 

あては、変わりなっ過ごしちょっ。

一夏や雄也ん活躍は、遠か九州におってん耳に入っ。

 

近況報告とは言ゆっか解りもはんが、

あては、中学を卒業したやIS学園に入学すっ事になっで

あって話せっ機会が増えそうじゃ。

 

 一夏や雄也に会ゆっのが楽しみじゃっどん別に、

コチラに遊びに来てん構いもはん、難しか部分は、

あねじょがないとかすって思うで……。

 

敬具

 

 

 

 

ん?

 

んん?!

 

「な〜〜にこれ?」

 

文字は間違いなく箒の字だ、ソレは間違いなく

しかし……

 

「これっていわゆる薩摩弁だよな?」

 

「んだ〜………」

 

「「一体何があった!箒さん!!!」」

 

少し武士属性は、あるが基本大和撫子が

 

バリバリの薩摩っ子に……恐ろしあ

 

「なぁ雄也俺、スゲー気になってしょうがないんだが」

 

「俺も……いくか一夏!!」

 

「そう来なくっちゃな!……で何でいく?

夏休みシーズンだから飛行機も新幹線もとらるかな?」

 

「オラに任せろ!」

 

「さすゆう!!じゃあ箒に連絡入れてくる!」

 

そう一夏が言い雄也の部屋を後にする。

 

ニヤ〜〜

 

 

それから三日後のPM18:00バスタ新宿前

 

「雄也、千冬ねぇが芋焼酎買って来いだって」

 

「親父もおんなじ事いってたが母さんとシャロは

甘くて美味しい物だって〜」

 

「ん?シャルは来ないのか?箒も会いたいだろうに」

 

「シャロは『嫌がって』なだからお留守番」

 

「?処で雄也早く駅に行こうぜ?」

 

「あ?何いってんだ?一夏」

 

「いや新幹線で行くんだろ?」

 

「新幹線なんか使わないぞ?……お?きたきた」

 

「え………?」

 

プシュー!

 

ソレは全ての者を威圧するかの如く息を吐き。

 

その巨大な体躯に生けとし生けるものを

 

無慈悲に物の様に詰め込み管理する。

 

14時間も!!

 

正にキングオブキングス

 

『深夜バスの王』それが

 

「はかた号だ!」<どやぁ〜

 

「………」ドサ<無言で膝から崩れ堕ちる

 

「さ…乗るぞ」

 

「ちょっと待て貴様〜!」

 

「うっせーななんだよ」

 

「百歩譲って深夜バスは分かる!学生だけで旅行なら

だけど14時間?馬鹿じゃねーの!バスの中で

半日以上?拷問か〜!!」

 

「俺は、藩士だぞ?九州と言ったらはかた号だろうが」

 

一夏はこの時、シャルが嫌がったと聞いたとき

気がつけば良かった、あの近親相姦バッチコイ

ヤンデレブラコンが嫌がったのだからそれ相応の

ナニかが有るのだと……

さっきまだのウキウキ旅行気分の自分を殴りたくなる

 

ぽん

 

「………」

 

なんか見知らぬ自分と同い年位か少し下の女性が

 

肩を叩き励ましてくれた。

 

なんか微妙に雰囲気が千冬姉に似てた気がしたが

 

う……涙が………

 

「じやじゃじゃあ〜乗りますか一夏クン」

 

「うるさいよ!!」

 

こうして乗車時間14時間の激闘が始まったのである

 

 




少し短めご勘弁を箒回とおもった?
残念!!ワンサマ回でしたいや箒もでるよ?

しかし最期の謎の少女は誰なんだ………

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