インフィニットストラトス~ネタ挟んで生きていく~   作:斎藤一馬

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これにてプロローグは終了デス前話でのネタ欠乏により今回は
ネタ多めで逝きます!!


プロローグ9~乙女座の運命~

束さんが姿を消してそこそこたち、季節は秋『白騎士事件』以降オヤジは、忙しく

 

昨日も家には帰って来ていない・・・・まあ接待やらなんやらなんだろう・・・

 

 

シャコシャコシャコ

 

『東京一帯の天気は今日一日、爽やかな秋晴れになる模様です、

 

ですが乙女心と秋の空は移ろい易いものでございますからもし雨が降っても

 

私のせいにしないでくださいませ』

 

リビングで朝の天気予報をみながら歯磨きをしながらぼ~としている、

 

因みにシャロはキッチンで母さんと一緒に朝ごはんの支度をしている

 

 

 

『それでは八神アナのベルカ式ブラック星座占いでございます』

 

 

 

この言葉にどこかできいたようなコーナーだな~と思いながら朝のニュースの定番の

 

星座占いだと思いそれを見続ける、何だかんだとこうゆうのは朝のテンションに関わり

 

があったりする人はそこそこいるだろう・・・現に自分もその一人だ

 

しかし朝の番組らしからぬオドロオドロしいBGMは何とかして欲しいものだ。

 

 

『今日一番ついてない方は乙女座の貴方です!今日はなにをやっても上手くいきません』

 

「なんだよ・・・朝からテンション下がるな~~」

 

まあ占いは必ずしもいい結果と言うわけではないが自分の星座が最下位だと少し

 

テンションは下がるものだ、そんな気を紛らわすかのように寝ぼけ眼の轟雷の

 

頭を撫でながらテレビを見ている。

 

『特に乙女座で可愛いお人形を撫でながら歯を磨いている人・・・・』

 

 

 

『今日死にま~~す』<万面の笑顔》

 

 

 

「ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

 

『幸運を切り開くラッキーカラーは紅!紅い何かで血にまみれた体を隠しましょう♪』

 

「どんなラッキー!?なんにも切り開かれてね~~よ!!!!」

 

『それでは素敵な一日を~』

 

「送れるかああああああああああああああ!!!!」

 

まさか生きているなかでこんなぶっ飛んでる朝の占いがあるとわ・・・・いやねーよ普通

 

「まったくなんちゅう、番組だよ馬鹿らしい」

 

まぁ大体こんな番組当たるわけねーよな全世界の乙女座が死んでみろ世界は殺伐とした

 

おっさんだけの世界になるわ!!!

 

その時横から赤いものが見える

 

「ハイ・・・お兄ちゃんコレ私の紅いTバック・・・大丈夫ちゃんと脱ぎたてだから」

 

は?いや・・大丈夫って・・・大丈夫じゃないと思う色々とシャロさんや

 

その時また横から赤いものが・・・・

 

「ユウヤ・・・これ私が前使っていた紅いマフラー・・・」

 

え?母さん?何?・・・え?ちょ・・・やめてよ・・・何かあるの?

 

 

 

その時

 

 

 

『タッタッタッタッタッタァ!!ゴラアア!!この腐れガキャアアアアアアアアア!!!」<飛び蹴り

 

「ぐほあああああ!!」

 

 

いきなりテンションマックスのオヤジに飛び蹴りを喰らい2m程吹き飛ばされた。

 

 

 

「う・・・ぐぉ・・お・・・オヤジ?」

 

「クソガキ立て!コノヤロー3秒以内に立たねーとド頭ぶち抜くぞ」<カチャリ

 

え?何?

 

「はぁ~い1」<パ~~ン!!(発砲)

 

「2と3は!!!」<回避

 

「知らね~なそんな数字・・・男は『1』だけ覚えてれば生きていけんだよ!!」

 

「おい!さっき自分で3秒っていったじゃねーか!!」

 

「な~に言ってんだオメーのせいでよパパリンのパパリンの

 

首が飛ぶかも知れねぇんだよ」

 

「はぁ?何の話!!」

 

「はぁ・・・お前が不思議な力があるって知っのアレ何年前のことだっけ?

 

はぁ~あお前の力を見込んで俺の会社で手伝ってもらってたがよ、

 

それが間違いだった・・・」

 

あ~おれの力の事は親父含め母さんやシャロも知っているてかすぐにバレてしまったが

 

まあそうなるよな・・・こんな子供らしからぬ奴なんだし、

 

「はぁ~あ・・・やり直してぇ~ゼロからやり直してぇ・・・もっと言えば

 

お前がおれのキンタ〇袋にいる辺りから!!」<カチャリ

 

「どうゆう事?」

 

え?何まじで本当にわからん・・・なにで親父がここまでぶち切れてんの?

 

「言った筈だ『無茶はするな』と前から馬鹿な連中だと思っていたがまさか

 

『天神館』に手ぇ~出すとわよぉ」

 

「はぁ?『看護婦さん』?看護婦さんは好きだが手を出した覚えはねーよ!!」

 

ナース最高!!あ・・・・いえ何でもないですなので包丁もってこっち見ないで

 

シャロさん・・・・・

 

「『看護婦さん』じゃねえよ看護婦さんならパパリンも大好きSA!!」

 

あ・・・母さんも落ち着け!!だからその鉈しまって!!

 

「あ~も~マイホームのローンも残ってるのによ!母さんのエステ代や

 

シャロちゃんのプレゼント代も全部ぱぁ~!じゃねーか!!

 

どうしてくれんだ!!!!」<バンバンバンバンバンバン!!

 

 

 

「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

『しばらくお待ちください』

 

 

 

オヤジの折檻という名の銃撃を受けなんとか無傷で生還し現在、オヤジと一緒に車に

 

揺られながらとある場所に移動している

 

 

「えぇええええええ!!『女性権利連』!?それってあれだよな・・・・

 

女性優遇を唄い政府を裏からどうにかして実権を握ろうと

 

しちゃってる奴らでしょ!!」

 

「でっけぇい声出すな!!そうだよ裏から政府の実権をにぎろうとしてる奴らだよ」

 

「声でか!!あ・・・断言しちゃうんだ」

 

「その『女性権利連』がしきってるシマにテメーらが

 

ちょっかい掛けたって言ってんだよ」

 

「ふえ?・・・ええええええ!!『女性権利連』のシマに俺らが

 

チョッカイ掛けたっていうのかよ!!」

 

「あ~白々しい・・・パパリン撃っちゃおうかな?もう一回撃っちゃおうかな」

 

あ・・あの人!!俺が見てないところで!!

 

こんな事したのは十中八九あの姿をくらましたキチ兎だ・・・・

 

ISの威光の笠を着てすき放題してる連中だ・・・あのひとがなにかアクションを

 

したのが明白だ・・・・なにこれ?俺一様関係ないよね?なんでこんな・・・

 

「で?親父俺らにお呼びがかかったってことは処罰されるのか?」

 

ご立腹のオヤジに質問を投げかけるとオヤジは慣れた手つきでタバコに火を付け

 

淡々とそれはないと断言する。

 

「まぁ・・・向こうにしてみれば俺たちは目障りなのは間違いねぇーだろうが

 

それはねーだろうがよ、公にそんなマネすれば『天神館』と関わっていたと

 

かたるようなもんじゃねーか」

 

『天神館』とは裏で行われている非合法な研究と身寄りのない子達を売買していた

 

ところで、昔から警察が捜査するもなんらかの圧力により摘発される事がなかった

 

ISが発表されていこうその活動も活発になったと

 

束さんがいなくなる前にいっていた気がする。

 

「むしろ危険なのは今・・・・『更識家』に来いというのは建前で

 

俺たち二人が揃ったところを隠れてズドンパ!!っとのも有りうる」

 

その時ふと朝の光景が・・・

 

 

 

 

 

『乙女座の貴方、今日死にま~~す』<万面の笑顔》

 

 

 

 

「・・・・・・・」

 

「まぁFA反対派の連中の犯行にしたほうが都合がいいだろうな」

 

・・・・・・うん!!

 

 

「お家かえりゅうううううううううううううう!!!」<車から逃げ

 

「何やんてんだ!テメェェェェェェェ!!」<それを阻止

 

「ヤダアアア!!こんなおっさんと死ぬのは嫌だああああ!!!

 

死ぬなら可愛い子の膝枕で死ぬぅぅぅぅ!!!」

 

「ブァカヤロォォォォォォ!!武士道とは死ぬことを見つけなさいって!!」

 

「やだやだ!!武士道より○○〇のほうがいいむしろ積極的に好き!!」

 

「きけえええ↑い↓!!二人で力を合わせれば生きて『更識家』にたどり着けるかも

 

しれねえぇそうなれば俺たちの勝ちよ!呼んどいて消すとかは無しだ助かる!!」

 

「助かる!!」

 

「たぶぅん~~」

 

「おうちかえりゅううううううううううううううううう!!!」

 

「うぉーら!落ち着き給え!?人はいつかは死ぬ大事なのはどう生きるかだ!」

 

「嫌だ!楽しくエッチに生きたい!!!」

 

まだ6歳で死ねるかばかやろおおおおおおおおおおおおお

 

 

「んなもん運だよ運・・・・自分の運を信じなさいよ」

 

「運・・・・なぁ親父の星座って何?」

 

「あぁあん?・・・乙女座だけどぉ?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(´Д`)ハァ…

 

「最悪だあああああああああああああああああ!!!全然1000%死に向かってる

 

デスドライブなのdeath!!!」

 

「いい加減うるさいよん!!」

 

「うるえさいわ!!ってかなんだよ乙女座って全然にあってないよ!!

 

乙女座っていうよりヤク座だよ・・もしくは・・・やっぱヤクザじゃん」

 

「オメーに言われたくねーよオメーになんならココで星屑にしてヤローか

 

夜空に燦然と輝くクソガキ座にしてやろーか?」

 

「お・・・二人共少しは落ち着かれては?・・・あ!!」

 

「「うおっ」」

 

更識家の迎えのドライバーさんが俺らのやり取りに見かねて声をかけ視線を外してしまい

前方にとまっていた運搬トラックに追突してしまう

 

「おいおい!お前らどこみて走ってやがんだ!このオータム様の車として・・て?」

 

「・・・・テメー殺し屋だろ?」<カチャ(親父女性に銃向け)

 

「うええええええええええええええ!?」

 

「殺し屋だよな?殺し屋だといってみんしゃい・・・殺し屋だと」

 

「ちょ・・・な・・・なに言ってんだよあ・・・あんた」

 

ダンダンダン!!

 

「・・・・・・」<親父その場から離れる

 

「オォイ!ちょっアンタ!!一体何考えてんだ・・・」

 

 

ズガアアアアアアアアアアアアアアン!!!

 

 

オヤジが前の車両に銃撃し前の車の運転していた女性が文句を言おうとした

 

瞬間、車が大・爆・発・・・・ん?さっきオータムって聞こえたような?

 

オヤジは大爆発を無視し俺たちの載っていた車の運転席の窓を銃でノックし

 

「おい・・・運転変われ、ここから戦場だお前は帰れ・・・」

 

「ア・・・ハイ」

 

名も知れぬ更識家のドライバーさん本当ごめんなさい!!!

 

こんなオヤジで

 

「親父いったい何してんだよ!」

 

「あぁ?あいつは殺し屋だよグラサンかけてたしな」

 

「はあ?」

 

「グラサンかけてる奴は十中八九殺し屋だぁ~」

 

「オメーも掛けてんじゃねーか」

 

「お前これ絶対言うなよ・・・嗤ってイイトモのタ〇さんいるじゃん?

 

あの人も殺し屋だぁ・・・後、世界の黒〇もマダムジュン〇もハ〇ショーも

 

ショットガ〇の部長刑事もだ絶対いうなよぉ~~」

 

「いえねぇぇぇ!!そんな馬鹿なおっさんの妄想!!!」

 

 

それから親父と俺は次々とやってくる殺し屋(という体の人や本モノの殺し屋)

 

を躱わしつつどうにかとある大きな武家屋敷に到着した・・・・

 

リアカーでだ

 

 

「随分おそかったじゃないですか・・・・なにかありました?」

 

「「いえ・・・何も」」

 

年齢はオヤジと同じくらいの男性、更識現当主『更識楯無』が上座に座り

 

その周りにアカラサマにヤクザっぽい人たちが控えてる。

 

あと襖の外からチラチラと青い髪の女の子二人の視線がこちらに向けられている

 

 

「さて今日来ていただいた件なんですが・・・・あまり無茶はせずにお願いしたい

 

あなた方の存在は日本のひいては世界に重要な存在だ貴方の息子、壽雄也くん

 

の存在が篠之乃博士のストッパーになり得るのですから

 

なにか行動するのなら必ず我々『更識』に報告をお願いします」

 

要約するとあの兎をなんとか止めろと、動いてもいいけど声かけろとの事だった

 

それから当主含め数人との会食(青髪少女はやっぱカンちゃんとタっちゃんだった)

 

をして無事、更識家をあとにした

 

 

 

 

「おい・・・雄也こんな事はこれっきりにしてくれよ次こんな事があれば・・・」

 

「解ってるよ・・・色々迷惑かけてごめん親父、

 

次からは『バレないように』やるさ・・・」

 

「ふん・・・・解ってるならそれでいいさ・・・・」

 

そうオヤジは呟き街えとむかって歩き出す、俺もはやく家に帰ろうと帰路につく

 

そこでふと思い出す・・・

 

「あ・・・占い・・・やっぱ出鱈目だったな何が乙女座は死ぬだよ・・・お?」

 

そんなことを呟きながら歩いてると前方に買い物帰りの一夏と千冬さんをみつける

 

「お~い一夏!千冬さん!」

 

声をかけながら走って二人の元に向かうとき

 

 

ガッ!

 

 

「あ・・・・・」

 

 

道に落ちていた石に蹴躓き倒れる拍子に

 

 

ガス!

 

 

俺の手がうまい具合に千冬さんの脳天に直撃した・・・・・

 

 

 

「なんだ?壽?・・・・そんなに私を殴りたかったのか?・・・うん?」

 

ボキ!!<俺のチョップした手を握り折る音

 

 

「あ・・・ああああああああ・・・・」

 

「南無」<十字を切る一夏

 

 

 

 

アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

こうして俺の小学校時代に起きた話は幕を閉じ

 

 

それから数年が過ぎ

 

 

 

壽雄也が中学を卒業し・・・物語は次のステージにはいった。

 




これにてプロローグ終了

次回より本編かいしです・・・・が

IS学園に行く前に色々あります

ところでグラサンかけたオーニャニャラさんは、

爆破に巻き込まれましたがギャグ補正で生きてます

あとセリフなかったけどたっちゃん、カンちゃん登場~

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