エボルトになった俺がプリキュア世界に転生したんだけど……【一時休載】   作:ロボ戦極凌馬

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どうも、戦極凌馬です!

今回は、サブタイ通り主人公が地球へと向かいます。それと短いです。

それでは、どうぞ!


EP2 地球へLet's Go!

 

 

 

 

 ディケイドへの風評被害を叫んでから数十分が経った。俺は宇宙空間で器用に胡座をかきながら腕を組み、考え事をしている。

 

 

(あのお爺さんの言っていたことが確かなら、俺はエボルトに転生したってことになる……)

 

 

 実際、今の俺の姿は『仮面ライダーエボル ブラックホールフォーム』に変身した状態だ。

 つまり、俺は二次創作で言う所の『神様転生』の様なものを体験したってことになる。あのお爺さんが神様なのか、それに類似する存在だったのか分からないが。

 

 

 一応、自己紹介をしようと思う。俺の名前は石動庵(いするぎいおり)。奇しくも、仮面ライダービルドの本編で喫茶店『nascita』のマスターである石動惣一と同じ名字なのだ。年齢は18歳、大学一年生だった。記憶が確かなら、いつも通りアパートの自室で寝ていた筈なんだが……。

 

 

 どうして、何が理由で転生してしまったのか。

 

 元の世界では、俺は死亡扱いになっているのか。

 

 もしそうなら、友人達はどう思っているのか。

 

 友人からラノベを借りたままなのだけど、どうなるのか。

 

 仮面ライダージオウを観れずに転生してしまったが、内容はどうなっているのか。

 

 

 ……止めよう。考えれば考える程、負のスパイラルに陥ってしまう。今は、今後の方針を考えるとしよう。

 

 

 俺は一度、深呼吸をすることで自身を落ち着かせる。

 

 

 よし、まずは状況を整理だ。今の俺はブラッド族のエボルトで、phase(フェーズ)4である仮面ライダーエボル ブラックホールフォームに変身した状態で宇宙空間に漂っている。

 本来、ビルド本編のエボルトは惑星を一つ滅ぼしたら、また別の惑星へ向かって滅ぼすを繰り返していた。

 

 

 だが、俺は惑星を滅ぼしたいと思ってないので、その必要性はない。気になるのが、この世界に俺以外のブラッド族が居るかどうかだが……調べる方法がないので保留。出来れば居て欲しくないのが本音なんだけどさ。

 

 

 で、実はさっきからどうしても気になっていることがある。エボルトにとって重要な物がない。それは……

 

 

『パンドラボックスが……ない』

 

 

 あっ、今になって気付いたけど、声が金○ボイスになってる。良い声してるなぁ~。いやいやいや! それよりもパンドラボックスだ。ぶっちゃけ、無くても問題はないんだよね。パンドラタワーを建てたいとも思わないしさ。

 

 

 そう思っていた次の瞬間、不思議なことが起こった。突如、俺の目の前に何かが出現した。

 それは、赤・青・黒緑のキューブ状の物体。それを手に取って確認する。間違いない、パンドラボックスだ!

 

 

 でも、何で急に出てきたんだ? あれかな、パンドラボックスの有無を考えたからか? だとするなら……

 

 

(パンドラボックス、消えろ)

 

 

 心の中で呟くと、パンドラボックスが手元から消えた。もう一度、出ろ! と念じると再び出現した。どうやら、俺の意思で自由に出し入れ出来るらしい。今は仕舞っておこう。

 

 

本来、エボルトにこんな能力は無かった筈。そう言えば、お爺さんと会った場所で俺が意識を失う寸前に「少しオマケもしとくからの」って言ってた気がする。もしかして、この出し入れの能力がそのオマケなのだろうか。

その後、『トランスチームガン』と『スチームブレード』も出せるか試したら出て来た。良かった、武器があって。

 

 

 さて、パンドラボックスと武器の問題は解決したし、やっと今後の方針に移れる。

 

 

 まず、俺は地球に向かおうと思う。理由は凄く単純だ。地球で住みたいんだよ! こんな宇宙空間にずっと居たくないし、かと言って他の見知らぬ惑星に住むのは危険すぎる気がする。てか、この世界に地球ってあるよね? 存在してないなんてことないよね?

 

 

 取り敢えず、地球があると仮定しよう。その地球の文明レベルを確認したい。生前の世界とほぼ同じであってほしいんだが。

 

 

 ……うん、もう行こう。取り敢えず、行こう。行ってから考えよう! うん、それが良い!

 

 

 と言う訳で、俺はエボル ブラックホールフォームの側頭部に取り付けられている角──『EVOワイプアウトブレード』の機能を使用する。これは、宇宙空間における自身の位置情報、滅ぼすべき天体の座標等を確認することが可能な、物騒で便利な機能だ。

 

 

 機能を使用すると、内部モニターに次々と情報が提示される。そこから、天体の位置情報を調べていると、俺にとって嬉しい情報があった。

 

 

 地球が存在する、という情報だ。間違いの可能性もあるので、何度も見直す。

 

 

(間違いない。どうやら、地球は存在するようだ。俺の現在位置から多少離れているが、エボルのスペックなら数週間以内に着く)

 

 

 そうと決まれば早速行動に移すとしよう。EVOワイプアウトブレードの機能をフルで使い、現在位置から地球までの最短ルートを算出。

 すると、内部モニターに地球までのルート・航続距離・日数等が表示される。本当に便利だな、この機能。

 

 

 更に、腰部の特殊推進ユニットであるローブ──『EVOベクターローブ』を使用する。このローブは天体間を移動する際に推進力を生み出す機能を持っているので、これで地球へ向かうことが出来る。

 

 

『さて、待ってろよ地球!!』

 

 

 俺は高らかに声を上げ、EVOベクターローブから生み出される推進力で宇宙空間を猛スピードで疾走していく。

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか? 短くてすみません。

早くプリキュアを登場させたいですね(笑)


次回の『エボルトになった俺がプリキュア世界に転生したんだけど……』は!

EP3 破滅の蛇、大地に立つ!

次回もお楽しみに! 感想待ってます!
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