自分の基地に連絡はいれたものの自分で解決しなければならないアラタは敵の艦隊の攻撃を回避しつつ反撃しながら帰還していくのだがエネルギーや残弾がギリギリになってしまった。
「参ったな…撃沈するわけにはいかないしな…成功例はないがやるか、アラタ全方位一斉射撃!」
アラタの攻撃で全艦隊ではないがかなり減り回避しながら逃げました。
逃亡策から暫くして基地に帰艦した彼は修理のために休息をすることになったがその際大和達は彼に歓喜叱咤号泣と忙しく休むのに時間がかかったがその中には榛名だけがいなかった。
一方榛名は今回のアラタの海戦経路と戦術の分析をしていた。
(仕組まれていた訳じゃなかったのね、だとしたら何故他の提督艦隊がアラタを攻めてきた?それにこのアラタの戦い方は天才的な戦術、普段誰もやらない戦法の数々、合格点ね。)
データ分析をしていた榛名のもとに提督が来て。
「榛名、アラタの今回の襲撃を調べてたのか?」
「はい、しかし仕組まれてたわけではないようです。」
「そうか。」と提督は言うと榛名にアラタのところに行くように命じました。彼女は了解し急いで自分の息子の場所に行きました。
その頃アラタはやっと一息ついていました。しかし彼は内心今回の襲撃に疑問を持っていたのでした。
(なんか変だ、あの審議のあとの他の提督の艦隊からの襲撃、しかも…俺のダメージと残量を知っていたかような攻撃、不自然すぎる。あとで榛名母さんに相談してみるか。)
アラタが考え事をしてると榛名が部屋に入ってきて彼に声をかけたのでした。
「アラタご苦労様。結果は何であれ戻ってきてくれて嬉しいわ。」
「榛名母さん、ただいま。あっ、そうだ、相談があるんだけどいい?」
「私に相談?何かしら?」
「今回の海戦のこと。俺としてはどうも譜に落ちないんだ。」
「どう言うこと?」
「今回の襲撃、俺のダメージと残量をまるで知っているかのように敵に襲われた。不自然すぎて仕方ないんだ。母さんはどう思う?」
「アラタどう言う意味?あなたは今回の海戦は仕組まれているって言いたいの?」
「うん、俺にはそう思えて仕方ない。」
「アラタ自分が何言ってるか理解してるの?じゃあ、敵はアラタを沈めに来たってこと?」
「そうとしか思えない」とアラタが言いながら頷くのを見た榛名は絶望の色を露にしたのでした。
「アラタ…今後出撃は控えて。」
「どうして?俺なら大丈夫、今回みたいな後れはとらない!」
「遅れ云々じゃないの貴方の考えが正しければ貴方は狙われたのよ!敵の狙いは貴方を消すこと、正直私を含め皆それは嫌なのよ。」
アラタは榛名の説得に納得がいかず塞ぎ混んでしまった。しかし彼も榛名の気持ちがわからないわけではないので悔しい気持ちで一杯だったし自分が榛名達の足を引っ張ってる事実が辛かった。
「榛名母さん…俺は足手まといなの?」
「そんなわけないでしょ!」
「だって、俺が狙われてるなら母さん達も狙われるわけだから…やっぱり俺のせいで…」
榛名は弱気な発言をしているアラタの頬を強く叩き怒鳴り付けたのです。
「アラタ…子供を心配しない親がどこにいるの?貴方は私達七人の子なのよ!提督だって、金剛、蒼龍、天龍、大和、飛龍、そして私皆貴方の事が大事で大好きで自慢の息子だから心配してるの、誰も貴方を蔑ろになんかしてないわ!」
「榛名母さん…ごめん。」
「分かってくれたら良いのよ。」
榛名は辛そうな顔をしたアラタを見てられなくなってしまい彼が自分達の役に立ちたい気持ちを大事にしたい気持ちが生まれたがやはり出撃させてもしも撃沈されたらと思うと辛かったのでした。
無事帰還したアラタに対しての榛名からの出撃制限宣告彼の辛傷と榛名の思いが今後どうなるのか?