めっちゃチーとですw
これはしばらく歩いて分かったことだが、辺りには生物がいなかった。
植物もなく、あるのは荒れた大地と川のみ。
そして、今度はこんなことがあった。
「海?なにがあるのかな?」
海にたどり着いたのだが、海にも生物はいなかった。
しかし、ここはどこなんだろう?
それなりに予想はしていたのだが、まさかこうなるなんて。
そして、あることに気がつく。
それは、『能力』。
頭のなかに浮かんできたのだが、どうやら
『法則を書き換える程度の能力』
『幻想と現実を操る程度の能力』
『魂を自由に操る程度の能力』
『賢者になる程度の能力』
『力を操る程度の能力』
の5つがあるらしい。
1つ1つの能力を使ってみよう。
まず『法則を書き換える程度の能力』。
試しに、酸素と二酸化炭素の割合を逆転させてみた。
すると、当然ながら呼吸ができなくなってしまった。
なので、もとに戻した。
次は『幻想と現実を操る程度の能力』。
これはよくわからなかったが、意識することで使えた。
具体的にどんな能力かと言うと・・・
説明しずらいな。
やってみた方が早いだろう。
「幻想 妖刀村雨!」
すると、剣が出てきた。
妖刀村雨は伝説として知られている。
つまり、現代人からすれば幻想だ。
能力で、現実から幻想を引き寄せたのだ。
次だ。
『魂を自由に操る程度の能力』。
聞くと恐ろしいものだが、わりと使用制限が厳しいものだった。
今、この場には自分以外の魂がなかったため、創ってみた。
「魂創造!」
そうさけぶと、白い塊が浮き出てきた。
おそらくこれが魂。
魂を操るということは、作り出すこともできるわけだ。
そして、今度はそれを器に入れる。
ここで言う器は、なんでもいいのだが、とりあえず海に沈めてみた。
「なにも起きないな~」
こういうの、時間を待ってみるものである。
一時間くらいして、ようやく変化が現れ始めた。
海の中に微生物がいたのだ。
『微生物なんて見えないだろ』って思っているそこのあなた。
魂を操るのだから、当然それを見ることも可能なわけだよワトソンくん。
次!
『賢者になる程度の能力』。
これの扱いは案外簡単だった。
ようは気になったことがなんでも分かるのだ。
試しに『ここはいつのどこだろう』と考えてみたら、すぐに答えが出た。
ここは地球。
今年で地球は八億歳☆ミ
答えが出たときにはかなり驚いた。
自分がいる場所が古代の地球だと言われて驚かないやつがいるだろうか?
いや、いないだろう。
次だ。
『力を操る程度の能力』。
はっきりいって、これは凄かった。
あちこちから自分のもとへ力が流れてくる。
そこで、ふと気になったことがある。
力の流れてくる場所は分かるのだが、この力がなんなのかがわからない。
力はある一定の場所に多くたまっているようで、そこから力の供給がある。
仮にこの力を『魔力』と名付けよう。
あと、この姿では動きにくいので、人間の姿になった。
『賢者になる程度の能力』を使ったら、方法はすぐにわかった。
どうも自分は狐の妖怪らしいので、人間になるのは簡単だった。
このとき使ったのは妖怪にしかない『妖力』。
人間になると同時に一気に弱まったが、換わりに新たな力があった。
これも能力を使って考えたらなにかわかった。
人間の中にある力を『霊力』というらしい。
そして、これも分かったことだが、天使の姿になると『神力』が使えるようだ。
悪魔の姿の時は魔力の他によくわからない力が使えたが。
とにかく俺にはいくつもの力があるらしい。
うーん、研究しなければ・・・!
それからというもの、俺は毎日研究を続けた。
月が『魔力の源』だと発見したり。
霊力で結界を産み出したり。
それぞれ『魔術』『魔法』『霊術』『妖術』『神術』を編み出したり。
大体の天体の動きを理解しちゃったり。
まあ色々あった。
そして、気がつけば34億年もの月日を費やしていた。
海にはえびの祖先らしいものが溢れかえり、生物が爆発的に増えた。