幻想最強録   作:オイスター牡蠣愛好家

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時間は過ぎ去っていくものだ。

俺は今、カマクラにいる。

 

精神世界を出たあと、外はだんだんと寒くなってきたのだ。

そして、あっという間に雪が振り始めた。

 

もう原因はわかっている。

 

これは『氷河期』だ。

それもかなり短くなるであろうものだ。

 

おそらくこれは三度目になると思う。

1回目が19億年くらい前の出来事。

2回目は1億年前くらい。

 

あのときは大変だった。

地球全体が凍ったんだもん!

 

『もう氷河期はごめんだ!』って言いたいんだけど、それは無理だ。

歴史だと、あと2回はくる。

そのうち一回は楽みたいだけど。

 

その時、突然辺りが凍りついた。

 

「寒っ!」

 

かなりの寒さだ。

いや、これを寒いで済ませてしまってる俺がおかしいんだけどね。

 

そして、俺はかまくらにはいってくつろぎ始めた。

え、どうやって作ったかって?

 

能力を使ったのさ‼

 

まず、『幻想と現実を操る程度の能力』で現実を操って雪を集めた。

これがかまくらの材料。

 

次に、水属性の魔力を手元に集めて氷を更に固くして。

 

仕上げに『法則を書き換える程度の能力』を使う。

何をしたかと言うと、俺の回りの吹雪だけ蒸発させた。

 

本来なら、魔法を使いたかった。

吹雪は熱を加えればただの雨になり、水蒸気になる。

けれど、この氷に包まれたなか、火属性の媒体は少なかった。

 

 

「これで、暖かいかまくらの出来上がり!」

 

雪の中でも俺は研究をした。

能力&力の研究だ。

 

そして、本を書くことにした。

『幻想と現実を操る程度の能力』で紙を転生前の自分の部屋。

即ち今の幻想から持ってきた。

 

完成した本は、

 

『神の書』『妖怪の書』『進化の書』『魔導書』『歴史書』

 

あとは、基礎的なものだと

 

『原始の書』『護身の書』。

 

世界の理と魔法の関係性を記した

 

『哲学の書』『虹色の書』『奇跡の書』。

 

そして、強大なな魔法を記した

 

『命の書』『血肉の書』『呪いの書』。

 

能力ごとにまとめた

 

『幻の書』『法の書』『力の書』『知識の書』『魂の書』

 

これを読めるような人は今のところいないが、いつか現れるだろう。

 

と、そんなことをしているうちに氷河期は終わりを迎えた。

 

それから恐竜が生まれ、繁栄し・・・。

 

巨大隕石によって絶滅した。

 

恐竜が絶滅してからも、俺は比較的有意義な時間を過ごせていた。

 

・・・、少なくとも氷河期よりは有意義だった。

 

天界に行って天照大神と仲良くなったり。

俺がこの世界で最初の神だと知られ、最高神になったり。

みんなにお祖父様って言われたり・・・!

日本の「山の背比べ」に立ち会って、妖怪の山が誕生したり。

何故か俺が神のトップになっていたり・・・。

妖怪の中でトップに立っていたり・・・。

 

 

いくつもの文明が栄えては、消滅していった。

 

 

そんな中だ、俺は強引に精神世界に引き込まれた。

 

「いい?

晴次もわかってると思うけど、そろそろ寿命は近いよ。

 もうすぐ、消えてしまうんじゃないかな。

 だから、少しでも長生きしたければ能力の多様は控えてね?」

「ああ、気をつけるよ晴一。」

「それと、これからはこういったことが多くなる。

 晴次が精神世界に引き込まれることがね。

 気をつけて?」

 

まじか・・・。

まあそのくらい気にしない。

 

「それじゃあな。」

 

そう言って、俺は精神世界をあとにする。

 

外は、ちょうど新たな文明が栄えてる頃で、

妖怪が急激に増えた頃であった。

 

ここから、物語が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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