目が覚めた、あれ人格が・・・。
オレンジ色の朝日が差し込んでくる。
「うう・・・。
ここはどこだ・・・?」
あたりは一面更地だ。
ああ、わかったわこれ。
核爆発のせいだ。
なんか俺の他に生物もいなそうだしな・・・。
旅にでもでるか・・・。
まてよ・・・?
俺の裏人格はどこへ行ったんだ!?
そもそも俺の人格が消えてないのはなぜだ?
俺は気になり、精神世界へ行ってみた。
「おーい、晴一いるか?」
呼びかけてみると、返事が帰ってきた。
「いるよ・・・、ここにね。
どうやら、晴次の思いが強かったようだね。
魂の再構成で主格になったのが君なんだ。
そうすると、僕の魂は薄くなってしまう。
時間の流れとともに、僕の魂はどんどん薄くなっていったんだ。
今はもう、実態を表せないんだ・・・。」
なるほど・・・。
その辺のところ、もっと詳しく調べてみよう。
と、まあそんなことは置いておいて、今は晴一だ。
「晴一、あとどのくらいだ?
君の寿命がなくなるまでは。」
「もって、あと5分かな・・・。」
そんな、5分なんて・・・!
あんまりだ、酷すぎる!
「そう怒ったってしかたがないよ。
これが僕の定めだったんだ。
最後に晴次に会えてよかったよ。
さあ、これをあげるよ!」
「これは・・・?」
「僕の力の結晶だよ。
君がここから出たら、それは君に溶けていくはずだよ。
それじゃあ、さよなら・・・。」
待ってくれ、晴一・・・!
俺はもっとお前と一緒にいたかった・・・!
だから・・・!
「晴一、必ず助ける!
消える前に僕の中に入って!」
「そんなことができるの・・・?」
「ああ、できる!
【魂を保存するにはどうすればいい?】」
【相手は弱体化しているとはいえ、邪神です。
魂の波長が合致しません。】
構うもんか、そんなもの!
【可能性は極めて低いですが、あなたの魂内に保管可能です。
魂内に保管後、現実と幻想の結界で隔絶します。】
よし、可能ならやろう!
【ただし、その間あなたの魂は常に能力の干渉を受け続けます。
死に至る可能性を警告します。】
自分の命と彼の命を天秤にかける。
うん、迷う余地もない。
【それでは、魂の統合を開始します。】
「グひゃわわわgうtwtwtっうぇygy」
すごい負担だ・・・!
苦しい・・・。
【魂可動域30%まで低下。】
「まだだあああ・・・!」
【魂可動域、危険域15%まで低下。
肉体と精神の完全分離まで1分。
魂の中に部屋を作成。
作業効率up。
残り30秒…。】
やばい、精神世界なのに、意識が…。
「があああああああああああああ!」
【タスクが終了しました。
お疲れさまでした。
これより、心身の休養を開始します。
魂の凍結を開始。
健康状態回復後、凍結を解除。】
はあ、これでまた眠りにつくのか…。
目覚めた頃には文明ができてるといいな…。
お、やすみ…。