幻想郷物語2~隠された世界と幻想の世界~ 作:Koki6425
「もう異変も終わって平和になったなぁ」
「そうね…のんびりできるのはありがたいわ」
「それはそうだけど、博麗神社の信仰のほとんどは俺が集めたんだから、普通に感謝しろよな」
「はいはいわかってるわよ。旦那様」
このアマ…なんて言わないが。
あの異変。俺たちが解決した『幻想異変』と名付けられたその異変は幻想郷全体に知れ渡った。それどころか外の世界でも少なからず影響が出たようで異変が終わるまでの約10か月間くらい?で外の世界では交通事故が多発したり、地震がよく起きたり、犯罪で治安が悪くなったりアラビア半島とかアフリカで内戦が多発していたりと当たり前にありそうな出来事がひどくなった。ちなみにそれは俺の能力で何とかした。あの決戦の後何があったのかというと。
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『君はよくやってくれたよ』
「そうか…俺はもう死んだんだよな?」
『まあ仕方ないとまでは言わないが、死んだのは嫌ではなかったのか?』
「俺が最後に霊夢に対して『死にたくない』って言ったよな?」
『君は…戻りたいか?』
「戻れることならな…でもそんなことはしてはいけない。幻想郷のルールを俺は1度か2度破っているんだ」
『私は幻想郷の創造神だ。その程度の事気にしない。幻想郷は全てを受け入れるのだからな』
「…でも本当にいいのか」
『君の意思で決めることではあるが、君には誰かを悲しませたくない心というものがあるのだろう?だったら考えているのは一つじゃないか?』
「よくわかってるな。じゃあお言葉に甘えてそうすることにするよ」
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俺はこの時に龍神に助けられたときに、元あった『干渉されない程度の能力』ともう一つ。『干渉する程度の能力』を手に入れたのだった。
「ねえ…ほんとに大丈夫?」
「え?ああ、大丈夫だよ」
「ふ~ん…そうだ。そろそろ1か月経つわけじゃない?できるならあなたの言った世界を見てみたいのだけど」
「紫に聞いてみないと分からねえな」
「別にいいわよ…ただし、期限は一週間だけどね」
後ろからスキマを開けて覗きながら話を聞いていたのは俺は知っていたがそれで気づいていたことを言えば面白くなかったので言わないでおいたのだ。
「そうね…条件をもう一つ足しましょう。その世界で幻想異変の影響が出てないかある程度でいいから調べてきて」
「わかった。それじゃあ荷物支度して今から行くか。今なら一条と小野寺も歓迎してくれるだろ」
「それじゃあ行ってくるよ」
「ええ行ってらっしゃい」
そうして俺たちは博麗大結界を通りその世界に向かった。
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「久しぶりに来た気がするなぁ~」
「というか久しぶりじゃない?」
「そうだな…とりあえず時間的に帰ってくる時間帯だろうから家に向かってみるかな…」
以前俺たちは一条の家と小野寺の家をそれぞれ使っていた。ではなく使わせてもらっていた。俺たちともう数か月もあっていないからあいまいかもしれないが仲は良かったのであったことくらいは覚えててくれているだろう。
「ぼっちゃん!おかえりなさんませ…って坊ちゃんのお友達の…」
「覚えててくれたんだな。とりあえず久しぶり」
竜は楽の父親のヤクザ『集英組』の若頭である。いろいろなことをしているのによく覚えていたなと思ってしまう。
「それとお嬢ちゃんも前にあったことありますね」
「ええ、私の事は気軽に霊夢って呼んでくれていいわ」
「わかりやした。それでお二方はどうしてここに?」
「実はな…かくかくしかじかで」
「わかりやした。しばらくの間よろしくお願いしますっす」
「そんな敬語にならなくてもいいんだけどなぁ」
「お~い帰ったぞ~」
どうやら楽が帰ってきたようだ。時計を確認してみるともう5時を過ぎていた。いつの間にかついてから30分以上たっていた。時間というものは早い。というより幻想郷は外の世界や他の世界より時間がずれているので体感的におかしくなるのは仕方ない。
「おっ竜!こんなところにいたのかってお前は!」
「覚えてたのか!?」
「忘れてると思ったか?それでどうしてここに?」
1週間だけここにいるということを教えた。「まあ用があるなら仕方ないな。まあでも少しは学校にも顔出してくれよ」といってくれた。それと同時に俺は霊夢が小野寺の家に泊まれるか聞いてくることにした。もちろん俺が駄菓子屋『おのでら』に聞きに行った。出た時にはとても歓迎してくれた。その時はどちらも素直にうれしいと思った。そして泊まることは普通に許可してくれた。霊夢と別れて俺たちはそれぞれの家に戻った。
「んでさ~俺たちに…」
飯食って風呂入った後に寝る準備をして俺たちは布団に座りながら話をしていた。俺の場合寝ても寝なくても変わらないからいいのだが、とりあえず人間の生活で慣れているのでそうしてないと気持ち悪い。そして明日は学校だというので顔を出すことにした。その話をした後に俺たちは寝るつもりだったのだが、結構一緒に寝ていたので違和感があり月もきれいだったので霊夢と一緒に見ようと思った。外に出たら同じことを考えていたようで部屋の外の庭に霊夢がいた。
「おいしいわね。やっぱり」
「恐縮だわ」
月がとてもきれいだ。きれいなのだけどもほんの1か月くらい前まで月や太陽が変質してしまっていたせいでとても新鮮だった、この前の霊夢たちの様に久しぶりに純粋な月を見た気がする。月はいつでも純粋なのだがそれこそがいいものだと思っている。
「そうね…明日学校行こうと思っているからとりあえず準備しておいてくれるかしら」
「俺と同じこと考えていたんだな。やっぱ夫婦だな(笑)」
「改めて言われると恥ずかしいんだけど…」
外の世界というのが俺にとっても霊夢にとってもとても新鮮なものだというのがわかった気がする。
相変わらず量少なくて済みません。
次回も楽しみにしててください!