幻想郷物語2~隠された世界と幻想の世界~ 作:Koki6425
「え?何?来週大会があるって?」
先輩から聞いたのだがどうやら来週だか再来週に大会があるようだ。その内容は魔法と近接のそれぞれの部門の混合戦で近接は近接武器、魔法部門は魔法だけを使うことが許される大会だ。能力保持者のうち自分の身体能力を上げたり戦闘に圧倒的な差が出ることがないのであれば使用を許可された。俺の場合武器を出すことの許可はすでにもらっておいた。これで心置きなく戦えるというものだ。それまでの一週間授業的なものはないらしい。それぞれで特訓してもよし。いつも通り授業みたいにやるのもよしなのだがそれまでの期間どう特訓しようか迷っていたのだ。それに続いて、ペルーから近接の対策を考えたいから手伝ってほしいといってきたのだがそれをやると明らかに俺が不利になる。流石に相手にするのは遠慮しておいた。ただ手は出さないが口は出すことにした。それで一応OKしてくれた。その間俺は最近休めてなかったので少し休むといって部屋に戻った。
『どう?うまくいってるかしら?』
「ああ、何とかうまくいきそうだ。でも派手に動くと不審に思われるから少しずつ動いているよ」
『わかったわ…早く帰ってきてほしいけどがんばってね』
「ああ、またな…はぁ…早く事が進んでほしいな…」
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「君すごいんだね!」
「え?あ、ありがとう…」
朝起きて一人で特訓しようとしたら知らない女の子が話しかけてきた。といってもほとんど知らないのだが…。どうやら目の前にいる子の女の子(歳は見た感じ俺より同じくらい)は昨日の能力対戦を見ていたそうだ。なんとなくだけどこいつからも何かしらの力を感じる。つまりこいつも能力者ということだろう。そしてこいつが話しかけてきたのはなぜなんだろうか?何が目的なんだろうか?
「あーそれで俺に何の用だ?」
「え、いや君が私と一緒にはいってきた同期の中で1,2位を争う実力者だって評判だから会ってみたかったの」
「嘘だろ!?俺がそんな強いのか!?」
「ちなみに私は魔法部門所属だからもし今度の大会で当たったらよろしくね」
「…なんか嫌な予感がする…。早めに終わらせた方がよさそうだ」
「お~い!特訓始めるぞ~!」
「あ、うん」
「疲れたー!」
「いくらなんでも早くないか?」
「俺は短期決戦型なんだよ!」
「まあいいや…。とりあえずこのままだと勝てないとは言っておこうかな?俺に勝てる奴見たことなかったし…。一度でいいから負けたい」
「余裕だね…」
などと話しながら特訓は終わり俺は部屋でくつろいでいた。あと一週間とは言うもののどうしようか…。弾幕打ちたいけど撃って相手になる奴いるのか心配だ。でもとりあえず今日の特訓は終わったしゆっくりしよう…。なんて話してると必ずだれか俺に用があるとか言って入ってくるのだが…。
(ドンっ!バタン!)
「こんばんはー!」
「げっ!君は確か!」
入ってきたのは朝俺が遭遇した同期の女の子。なんだ何用でここへ来た!そもそもここは普通の奴は入れないはずでは!?そういっても俺が普通じゃないけどさ。
「もう…。エリス!勝手に入っていかないでよ!」
「ごめんごめん…。でもいいでしょ別に」
「待て待て俺状況がまだ理解できてないんだけど…」
そのあとテレシアから説明を受けた。俺の目の前にいるエリスという子はテレシアの親戚で歳は一つ下。ただ一族の中で近接、魔法ともに逸材が生まれたのでそこそこ世間から注目されているそうだ。なんかよくわからないけどこの世界では珍しいらしい。なんかよくわからない知り合いができた気がする…。
「それでエリスはなんでここに来たんだ?」
「え~?別にただ単に遊びに来ただけだよ?」
「そうか…。なんならいいけど」
この少女が霊夢と同じように俺の未来に大きくかかわってくるなんて俺はこの時気づいてなかった。