青の刀使~青い炎の輝き~   作:HaTaHaTadoon

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少し書き直しました内容はあまり変わってません。


オリジナル
プロローグ


 

「よ~しこれで全部だな」

 

「そうだね。兄さん」

 

 燐は降魔剣をしまい体の青い炎が消え弟の雪男と任務を終えた。この任務は理事長のメフィストから頼まれた悪魔の討伐だった。メフィストから頼まれた割には簡単だったように思えるが

 

「やったな、りん!」

 

 クロが燐の肩に乗ってきた。かつて燐たちの父、獅郎の使い魔だった猫又(ケット・シー)。今は燐の使い魔として一緒に行動している。

 

「りん、はやくかえろう」

 

「そうだな。雪男、帰ろうぜ」

 

「僕は報告があるからさきに行っててくれる」

 

 雪男は燐に任務完了の報告があるためと断り先に燐たちと寮へ帰させる。一緒に帰宅して燐に宿題をさせたいが仕方ない。

 

「分かった。じゃあ後でな」

 

 燐と雪男はその場で別れて燐は真っ直ぐ寮へと帰る。寮の前に到着して扉を開けて中に入った瞬間、目の前が真っ暗になる。真っ暗になった時何か映ったような気がした。

 

「――クっ!」

 

 暗くなると同時に頭に激痛が走る。あまりの痛みに頭を抱えたまま前に倒れる。

 

「だいじょうぶか? りん? りん!」

 

 クロには何の影響もないようで声を掛けられ頭をゆっくりと上げると目の前には木々が並んで空には太陽の光が射していた。燐は周りを見渡す。見る限り木しかなく唖然とする。

 

「ここは?…!」

 

 近くにいたクロも燐と同じようにしていた。ぼーっとしていると燐の後ろから殺意を感じ振り向くと獣のような奴が飛び出してきた。燐は咄嗟に回避を行い避ける。クロもその獣に気づき近くの安全な所に避難する。燐の周りには四足歩行で鋭い爪を持ち人の腰くらいはあるだろう五匹の荒魂が威嚇していた。

 

「なんだこいつら!」

 

「りん!うしろ!」

 

 クロが燐に背後からの攻撃を警告する。後ろから襲ってきた荒魂を燐は軽い身のこなしでかわす。そして背中にある降魔剣、倶利伽羅(クリカラ)を手に持ち鞘から抜く。すると燐の体に青い炎が燃える。燐の青い炎を見るなり荒魂は怯む。五匹の中の一匹が燐に襲い掛かる。だが燐によって一刀両断にされる。

 

「オラッ!」

 

そして背後から襲いに掛かった一匹を振り向きざまにもう一匹を斬る。斬られた二匹は青い炎に焼かれ苦しそうに溶けてノロとなる。

 

「後、三匹!」

 

 荒魂二匹は燐に同時に襲い掛かるが薙ぎ払いでまとめて斬られた。燐は後一匹を見つけると直ぐ様斬りかかり青い炎に焼かれノロとなった。

 

「やったな! 燐!」

 

「こんなの朝飯前だぜ」

 

 燐は降魔剣を仕舞って青い炎を消すと戦いが終わったと察したクロが近づいてくる。だがさっきの化け物たちを倒したからといって何一つ現状は変わらず燐は腕を組んですぐに考え込む。荒魂を倒し周りが静かになったとかろで状況を整理する。

 

「さっきの悪魔はなんだったんだ? あんな悪魔見たことなねぇ。そもそも悪魔なのか? 全然わかんねぇ。それにまだここが何処かわかってねぇし。これからどうすればいいんだ」

 

「あのーすみません。こんな所で何をしてるんですか?」

 

 突然、木々の間から姿を現したのは燐より少し小さめの女の子だった。燐は女の子の方に振り向く。まさかこんな山中で人と会うなんて思ってもいなかったため少しだけ驚いた顔をしていた。

 

「少しだけ事情聴取させてください」

 

「待ってよ~!舞衣ちゃん!」

 

 燐に事情聴取してきた女の子の名前を呼んだその子とは別の同じくらいのもう一人の女の子も現れた。燐がここに来て初めて見た人間は

 

 

――刀使だった

 




初投稿になります。
ど素人なので至らない点などたくさんあると思います。
アドバイスとか書いてくださるとありがたいです。


2019年4月21日
コメントで指摘されたところを変えました。前より良くなっていたら幸いです。
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