3月ということでオープニングのつもりでしたが、思ったより長く?(初めてなのでこれが長いかどうかも分かりません...)なってしまいました。
大学生活の部分はショートショートで書くつもりですが、助言いただけると幸いです。
感想などもらえると助かります。
3月
「ねぇ...」
「...ん?」
教室で最期のHRを終え、廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。俺に学校で話しかけて来るやつ、というか明らかに由比ヶ浜の声なのだからわかっていたが、少し見とれてしまう。普段と変わらぬお団子、制服にも関わらずそうなる理由はブレザーの胸元に咲く一輪の薔薇の所為だろうか。
「最後だし...部室いかない?」
彼女にしてはしおらしい、しかし確かな意思を感じさせる眼差しを向けられるとこちらも弱る。
まぁ、今日という日を迎えたときからそうなるだろうと思っていた自分もいる、もしくは期待していたか。
「別にいいぞ、小町は先に帰ったみたいだからな」
「小町ちゃん基準なんだ!?」
「何言ってんだ当たり前だろ。千葉の兄妹の愛は120tより重い」
「そんな落花生に例えられても分かんないし...」
「わかってんじゃねえか...」
ガハマさん...恐ろしい子ッ!ってこいつに覚えさせるとかどんな教育したんだよ雪ノ下...。
雪ノ下さん...恐ろしい子ッ!
「ゆきのん勉強の合間に豆知識入れて来るから...」
千葉の豆知識、略して豆チバってか。枝豆から出て来るチーバ君を想像したら商品化待ったなしだと思いました。なんならコンプするまでガチャガチャしちゃうまである。
雪ノ下に降り積もる雪は、由比ヶ浜という温かい陽気を待って結い続けていたのだろう。そう思わせるほど、彼女らの関係は美しく、この桜のように咲き誇ったのだ。そして、この桜はもう散ることはない。保存ともいえるし、停滞ともとれる。が、この胸の造花も、あの校庭の桜も今では同じように輝いて見える。
「ヒッキー!何見てんのはやくー!」
元気な声に急かされ、歩を早める。そう、元気な声に急かされただけだ。
***
「やっはろー!」
由比ヶ浜が勢いよくドアを開けると、全開まで開いたそれは怒号のような音をあげた。こいつどんだけ気合入ってんだよ...
大きな音を訝しく思ったのはこの部屋の主も同じだったらしく、驚きと警戒を含んだ目線を投げかけていた。
「由比ヶ浜さん、入るときはノック...、というかそれ以前の問題よ、扉は静かに開けなさい」
ふえぇ...、雪ノ下さん激おこだよう...。まぁ、激おこだったのは一瞬で、由比ヶ浜だと認識するといつもの優しい目に戻ったのだが。あ、言わなくても分かると思うが俺にその目は向けない。
べ、別にさみしくなんかないんだからね!そう、寂しくはないが視線は痛い。
「うぅ...、ごめんねゆきのん...。なんだか力が入っちゃって...」
「お前はいつから怪力キャラになったんだよ」
由比ヶ浜に続いて部室に入ると、ドアをそっと閉めた。静寂を愛し、静寂に愛された男おぉ。なにそれ芸人やめた方がいいんじゃないか。あんまり静寂静寂いうと、メールで告白した次の日教室入った時を思い出すからマジやめてほしい。女子ってなんで言うの...。
「仕方ないわね...改めてこんにちは由比ヶ浜さん、と...、おめでとう晴れて公認となったヒキタニくん」
「うるせぇよ、何となくそんな気はしてたよあの校長」
「あはは...、確かにヒッキーの名前の前だけ一瞬考えてたもんね...」
生徒の名前把握しろとは言わんから、この日くらいは頑張ってくれてもいいんじゃないですかねぇ...。実は何してるか知らない職業トップ5に入る校長先生。かっこ俺調べ。
「でも、ほとんど反応なかったのよね...」
「確かに!寧ろ比企谷って言われた方がざわついたかも!誰?って」
「おい、同情してしてんのか追い打ちかけてんのかはっきりしろよ」
雪ノ下の冷笑の言葉には耐性がついたものの、由比ヶ浜がたまに発動させる天然の攻撃にはいつまで経っても慣れない。いつの間にあついしぼうを身に付けてしまったんだろうか...。
ピロリン♪
雪ノ下の対角線、いつもの低位置に座ったところでパソコンがなった。あれ?誤変換じゃない?もしもし?
「ヒッキー...仕事だよ」
「比企谷君...仕事よ」
何この職場丸投げ体質だったっけ。オー人事しちゃうよ?スタッフサービスしちゃうよ?あのCM何なんだろうな、でも調べたら負けって思うことない?ないか。
パートでも派遣でもない自分には縁のないものでしたね、ついでに正社員でもない。なにそれ超ボランティア。
まあ、慈善事業であることは百も承知、お腹を空かした人には魚の取り方を、でしたっけ。最後に一仕事やりますか。
すでにメール画面を開いている雪ノ下と由比ヶ浜の間に移動し、パソコンを確認する。どれどれ。今夜の迷える子羊は...
〈PN:剣豪将軍さんのお悩み〉
『心の友よ!新しい小説のプロットが完成したぞ!とくと目にするがよい!』
子羊じゃありませんね、あついしぼうを身に纏ったトドですね...。しかし残念ながらこいつの脂肪には氷体制ががついていない。ご愁傷さまです。
「今日も平和で何よりだ」
「職務怠慢は処罰の対象よ?」
見て見ぬふりを決め込もうとした部下に上司からの叱責が飛んだ。過ちは先に報告した方がいい。なぜならなぜ報告しなかったのかと後から二重で叱られるからだ。ソースは俺。三日でバックレたバイトの理由はそれだ、一日目のミスを黙ってたら三日目に怒られた。さらには隠ぺい工作まで図ったものだからもう三重、スリーアウトチェンジってこと。ごめんなさい盛りました、フェードアウトですね。
なんて考えていると由比ヶ浜が上目遣いでこっちを見ている。
「ヒッキー...、最後だし、ちゃんと答えてあげよ?」
だからその目は反則だ。
「はぁ...、分かったよ。やればいいんだろ」
「わ、私も手伝う!」
俺の気のない返事にも元気に反応してくれる。こいつの明るさにはいつも助けられた、俺たちのような理由をもらえなければ動けない面倒くさい奴らの背中を優しく押してくれる。そんか彼女にいつも...。
「いいけど勝手に送るなよ、お前の一言で夢が一つ砕けかねん」
「なんか酷い言われよう!?」
「ふふっ、お茶、淹れるわね」
「助かる」と返事をしながら思う、あいつの脂肪は、好きなものに対する攻撃には完全無欠の防御力を誇るのだ、例え雪ノ下の絶対零度でさえも、弾き返すのだろう。
「ありがとーゆきのん!ヒッキーなんか言った?死亡?」
「いや、なんでもない。あと殺すのだけはやめてね」
***
下校時刻に近づく。それはこの部活の終了を意味する。本当に、最後だ。
そこにコンコンとノックの音がする。この時間に校内に残っている人など、生徒会か先生くらいだと分かっていながら、期待してしまう。
「こんにちは~まだいてよかったです~」
そう言いながら、我が総武高校生徒会長一色いろはは現れた。
「いろはちゃん!やっはろー!」
「こんにちは一色さん」
「なに、まだいたの暇なの生徒会」
分かっていながら、つい口を突いて出てしまう。実際三期連続の生徒会長など前代未聞だ。立候補者を次々となぎ倒す姿はまるで三国無双。
立ち回りに慣れ、内申点が良くなったからという理由で、二期の時は手伝わされたものの、三期目の時は俺たちに依頼することなく生徒会長となった。
先輩たちを送るのは私の役目だーとかなんとか言って、頑張っていたらしい。と、小町に告げ口されたのは内緒だ。
「むぅ、雪ノ下先輩ー、腐った眼をした人がいじめてきます~」
そう甘えた声で雪ノ下にすり寄ると、椅子を並べて抱きついた。由比ヶ浜がジェラっているのは見なかったことにしよう。
だが伊達に氷の女王と呼ばれていない!(本当に呼ばれていない)雪ノ下さん、やっちゃって!
「比企谷君、その深海魚のような目は早く捨てた方がいいわよ。まあ腐り落ちるのも時間の問題だと思うけれど。」
おっともう陥落済みでしたね、ぼっちは過剰なスキンシップに慣れていない。ソースは雪ノ下、そして中学時代の俺。それはもう自動ドアのように心ひらきっぱ。
「それどこのウォーキングデッド?そんな死臭してないよね?してないよね?」
「あ、あの一色さん...そろそろ離れてくれないかしら...」
「いいじゃないですか~私と雪ノ下先輩の仲なんですから~」
俺の切実な確認もこの百合畑の前では無意味でした。ぼっちは匂いには敏感なのだ、なぜなら指摘してくれる人がいないから。仲が良くても指摘しづらいのに、ぼっちが死臭なんかしたらそれこそATフィールドが発動してしまう。
「な、なぁ由比ヶ浜、俺臭わ「ヒッキーうるさい」」
辛辣ぅぅ...
耐えきれなくなったのか由比ヶ浜が口を開く。
「そ、そういえばいろはちゃん何か用があったんじゃないの?」
「あ、そうなんですよ~。先輩方にプレゼントがあって~」
見れば一色の手には紙袋が握られていた。
「え、なになに!?」
「そんな気遣いしてくれなくてもいいのに一色さん...」
対照的な反応を見せる彼女らにのって期待してはいけない。プレゼントもらえるかもと思っている状態の人間程滑稽なものはないのだから。
「ちゃんと先輩の分もありますからねっ♪」
おっふ、危ない頬が緩むところだった。
「ヒッキー顔キモイよ...」
緩んでましたね、もうゆるゆる。どうでもいいけどパンツのゴムって緩んでも履き続けちゃう。あれなんで?
「まあまあ、結衣先輩。今日くらいは許してあげましょうよ~」
「そうね比企谷君が気持ち悪いのは今に始まったことじゃないでしょうに。」
「あはは、確かに言えてるかも」
「泣くぞお前ら」
式でも泣かなかった俺が泣くとしたら...
「先輩の涙...」
いま、自惚れかもしれないが、三人の頭の中には同じ光景が広がっているに違いない。ただ一つ追い求め、手を伸ばし、妥協という形で幕を下ろした本物が。
「まぁあれだ、別れの季節とか言ってるがぼっちには別れがないからな。別れを惜しむとしたらもう学校で小町の制服姿が拝めないぐらいか。まじで惜しい...」
「「うわぁ...」」
若干二名本気で引いてる人がいますね。
「比企谷君、小町さんに通報されたら本当に終わりよ?社会的にも人間的にも」
「あと倫理的にもな、そんな訳ないから安心しろ。寒気がする」
これでいいんだ、俺が本物と位置付けたものは確かにここにある。
「で、プレゼントって何なんだよ。もう下校時刻だぞ」
「うわやばいです先輩、抜け出してきてるんで戻ったら先生になんて言われるか...」
うわ言のように呟きながら彼女は三つの包装されたも物を取り出した。本か?あの一色が本を選ぶなんて...
おろろ...と泣いていると由比ヶ浜が一足先にプレゼントに手を伸ばした。
「いろはちゃん開けていい?」
「はい!ぜひぜひ~先輩もどうぞ~」
一色に手渡されたそれは確かな重量をもって存在している。うん、本じゃないね俺の期待返して。などと心の中で呟いていると歓声が上がった。一人から。
「わああーー、ありがとういろはちゃん!」
「喜んでもらえてよかったです~」
俺は自分の手の中にあるモノを見ると、そこには...
「ねぇ、こんな写真立てに入れたらマジで七五三みたいじゃない?大丈夫?これ」
三者三様というべきか、様々な苦難を乗り越えた三人にはふさわしく、そしてその不思議な関係性を表す表情が見えた。
「フリーペーパーの時の写真ね...」
「はい!といってもその写真しかなかったからからですけど...」
「ううん、すっごくうれしい...。ありがとう...いろはちゃん」
由比ヶ浜は知ってか知らずか同じ言葉を繰り返しプレゼントを胸に抱く。そこに見える一筋の涙を皮切りに様々なものがこみ上げてきた。
それは他の2人も同じだったらしく。嗚咽が混じる。
「うぐっ...、ごめん...なさい...、先輩方が泣かない...限り...泣かないって...うぅっ...決めてたんですけど...」
「いいのよ...一色さん...ありがとう...ありがとう...」
「いろはちゃん...」
一色は雪ノ下の胸で泣き、それを守るように由比ヶ浜が二人を引き寄せる。包容力というのはこういう表情ができる人に使う言葉なのだろうと思ってしまう。
おっと、あまりゆるゆりしてるところを見てると通報されてしまう。あとちょっと目から汗が..などと言い訳しながらあるはずのないタオルを探していると、入れた覚えのないハンカチが出てきた。
お兄ちゃんの為にハンカチ入れておくなんて小町的にポイント高ーい!という声が思わず聞こえてしまう。
ほんと、ポイント高い。八万ポイントあげよう。
「せんぱい...」
「ヒッキー...」
「見てんじゃねえよ...]
俺は彼女らに背を向ける形で目元を拭った。見られてない、見られてないぞ八幡。
「あら...、ついに腐って変な汁が出てるわよ?大丈夫?腐り谷くん」
「原型ないぞそれ。あと先週のプリキュアを思い出しただけだから気にすんな」
「グスッ...先週のプリキュア泣くとこありましたっけ...?」
「馬鹿お前、プリキュアとか毎週涙なしには見れないだろ」
マジでプリキュアと犬をメインにした映画は反則だ。涙腺操作されてるのかと疑うレベル。将来涙腺ビジネスとははやりそう(はやらない)。
ていうかなんでいろはす観てんの...
***
日は一層傾き、水平線に沈むのも時間の問題だろう。
一色は渋々といった様子で作業に戻っていったが、涙の痕は消せなかったようだ。まああいつなら涙を理由に切り抜けるのではだろうか。
由比ヶ浜の提案で雪ノ下の鍵返却についていくこととなった。
「別について来てくれなくてもいいのに...」
「いーの!皆で...返すの」
腕を組んで歩く彼女らについていくが、ふと考える。顧問の先生は今誰なのだろうか。ていうか顧問の先生も知らないとかどうなってるんだこの部活。いやこの部員...。
「失礼します」
雪ノ下が職員室の扉を開けると、教師の視線が一点に集まる。いつまでたってもこの視線には慣れない。
そんな視線を意にも介さず雪ノ下はしっかりとした足取りで進んでいく。
「どーするヒッキー、廊下で待ってようか」
「そーだ...」
思わず目を見開く、平塚先生が、いた。
意表を突かれたのは雪ノ下も同じだったらしく、中途半端な位置で足を止めてしまっている。
「やぁ雪ノ下、由比ヶ浜、それと...比企谷」
「なん...で...」
人は驚きすぎると声が出ないというのは本当らしい。聞きたいことは山ほどある。
「なんでって、前任の学校を離れたら二度と来ちゃいけないのか―?」
「平塚先生、どうして何も言わずに出ていったんですか」
「それは悪かったと思っている。すまない。でも、しんみりしたのは嫌いなんだ。分かってくれ雪ノ下」
平塚先生は本当に心を痛めた表情をしている。確かにあの頃はいろいろあった。しかし...
先生は由比ヶ浜に近づき肩に手を添えると、あの頃見せていた優しい眼差しをこちらに向けた。
「由比ヶ浜、私の期待に応えてくれてありがとう。比企谷...相変わらず死にかけの魚のような目だな」
「今そんなこと言う場合じゃないでしょう。どうして...」
言葉を続けようとするが、平塚先生は手で制す。先生には先生なりの確かな信念があるのだろう。有無を言わせぬ視線と意志が感じられた。
「三人とも、卒業、おめでとう」
じゃあ、仕事があってきたから忙しいんだ、とだけ言い平塚先生は去っていった。
言いたいことは山ほど、それこそ塵のような内容を寄せ集めても山となるほどの量を抱えている。
「せんせーい!また今度ご飯行きましょう!」
由比ヶ浜の声が職員室にこだまする。
平塚先生は手だけで返事をして見えなくなった。
「ヒッキー、ゆきのん!絶対みんなで行こうね!」
いつの間にか鍵を返した雪ノ下がそこにいた。仕事が早すぎる...、流石効率厨ゆきのん...。
「そうね、いろいろ白状させないと気が済まないわ」
怖いです雪ノ下さん...
まあ思うところがあるのはこいつらも同じなのだろう。
「じゃあまた何か決まったら連絡してくれ。そろそろ帰らないと遅くなる」
「うん!」
「そうね」
ある者は選ばず、またある者は変わらず、ある者は成長し、ある者は決意する。彼ら彼女らの人生は彼ら自身のものでしかない。いくら望んでも変えられないし、自分が変わろうとも変わらない。ましてや過去など変えられるわけがない。この選択を後悔するのかは未来の自分にしか分からないのだ。
これは選ばなかった場合の話、彼が彼のままの場合の未来の話。
***
「ただいま」
すでに暗くなった夜の街、鍵穴をやっとのこと探し当て家に入ると、元気な声が返ってくる。
「おっかえり―お兄ちゃん!」
みんなのアイドル小町ちゃん!といわんばかりにきゅるんと登場した妹は頬に白いクリームを付けながらボウルを抱えている。まあ、小町がみんなのアイドルになったら本当に兄ちゃんレーザーポインターを密林でポチらなかんくなる。
「おお、何やってんだ」
「なんてったって卒業式だよお兄ちゃん!今日はパーッと行かなきゃ!」
お前はどこのOLだよ。青い制服着て横並びで歩いちゃうのかよ。
まあOL並みに愛想振り撒いて日々過ごしてるのだから労ってやらなきゃとも思う。こんな兄が同じ高校とか死んでも嫌だ。
「ありがとな、小町」
頭に置いた手から少し伸びた身長を感じ、成長を実感する。小町ちゃんお兄ちゃんより大きくなったりしないよね?
「おろぉ?」
なんのことか分かっていない妹を通り過ぎ自室へ向かう。今日も一日拙者頑張った!
あおお!結衣さんに電話しなきゃ!なんて聞こえたのは気のせいだろう。気のせいだ。
お礼なんて言わなきゃよかった!
机に鞄を置いて制服をクローゼットにしまうと、一着のスーツが目に入る。
春は別れと出会いの季節。ぼっちかどうかにかかわらず、出会いはある。出会いだけはあるのだ...。
入学式は4月2日だったか。
「おにーちゃーん!ご飯できたよー!」
つかの間の休息だ。俺もまた新しい環境に身を投じなければいけない。
マジで憂鬱だ...。
次は4月を書きますが、人と人のつながりよりは、もしも八幡が現代の大学に入学したらという体で書きたいと思います。
ご意見感想など、頂けると嬉しいです。