障子君を活躍させたくなる病気にかかっているらしい
モニターに映る少女が
手にした木刀で切りかかる
氷で受け止めようとした少年
瞬間、少女の姿が消える
刹那、浮き上がる少年の体
咄嗟に防御を行う少年・・・だが
「ハッ、おせぇんだよ」
少女の一閃のほうが早く
防御を無理やり引き剥がす
そして叩き込まれる
高速の39連撃
少年は吹き飛ばされ、気を失う
少女は、赤いマフラーと
(やはり、波間少女があの・・・)
平和の象徴が何を思い出したかはわからない
ただ、モニターを除いている少年・少女
その中に一人モニターを心配げに見つめる少女・・・?がいた
(もうひさぎったら、無茶ばっかりして・・・)
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紅白男を仕留めた後
核の確保に向かう
(確か、もう一人は・・・!?)
目の前を腕が迫ってくる
その腕に左手で受け止める
「探す手間が省けたわッ!」
受け止めた拳ごと握る
そのまま相手を持ち上げて地面に叩きつける
相手もそれだけで倒れるほどヤワじゃない
更に興奮の度合いが上がる
「ハッ!上等!楽しませなァ!」
6本の腕を捌きつつ
腹に強く蹴りこむ
「そこッ」
顎にアッパーを叩き込む
「オラオラオラオラァ」
雪華ねぇお得意のラッシュをお見舞いする
「まだだ・・・ッ」
「へぇ、耐えるんだ・・・だったら」
「そこまで、だよ」
(え、この声って)
「ひさぎ、熱くなるのはいいけど、ちゃんと気をつけなきゃ」
目の前に現れたのは
青い髪の少女
腰の2つのホルスター
そして、その両手にある
二丁の拳銃
この見た目チビ……なッ!
「今、チビって思わなかった?」
「お……もって……ないから……」
撃たれた弾丸(ゴム弾)が頭に当たる
(相変わらず、どんな勘してんのよ義母さんは……)
「すみません、オールマイトさん勝手に入ってきて」
「いや、僕も止めるつもりだったからよかったよ」
「ちょっと、保健室連れてきますね」
((何だったんだ、アレ))
事情を知らない少年少女の心の声が、1つになった瞬間だった
保健室に向かう途中で義母さんが話しかけてくる
「ひさぎ、約束覚えてるよね?」
「自分の頭がれいせーな内のstage3に鎮静剤をぶち込む」
「絶対に守って……ね?」
若干、目を潤ませながら言う義母さんに対して
「分かってるわよ」
一度、言葉を切り
「絶対に、義母さんを悲しませることなんてしないわ」
「ヒュー、ひさぎの貴重なデレだな!」
「げ、雪華ねぇ」
「よかったなぁ、七海お母さん」
「う、うん」
はにかみながら笑う義母さんはいいが……
「後で、オボエテロヨ」
「ハッ、アタシに勝ってから言うんだな!」
その日
私と雪華ねぇ、何故か乱入してきた薫ねぇの三人は暴れすぎて訓練場を壊したせいで、怜ねぇから夕飯抜きを言い渡された
ちなみに七海お母さんはひさぎちゃんの血清を届けに来ました