カスタムキャストを使って、ジェーンを作ってみた絵心ゴミ虫野郎な主。神アプリだねアレ。なお拗らせると沼にハマって戻ってこれなくなる模様。
あの手のアプリはキャラのイメージ固めにはもってこいっすね。
カスタムキャストのスクショって挿絵として載せて良いのか?私には分からん(ナイ〇ハルト並感)。多分駄目だと思うからやらないけど。
小説版のキャラ出てくるから注意な
「う~~っ!なんなのよあの女!
ポっと出の癖に藍染様に気に入られて…キィ~~ッ!!」
「ロリ、少し落ち着いて…」
まあまあ、落ち着き給え嫉妬に狂いし娘よ。
あ、クッキー食べる?
「たべます!」
「い、いただきます。ジェーン様。」
虚圏に滅多に来ない侵入者の知らせ。藍染君の予定通り、織姫ちゃんをこっちへ連れてきた事で黒崎一護君とその仲間たちは動き出した。
どんな方法で外から虚圏にやって来たのか知らないけど、織姫ちゃん攫ってその日の内に虚圏へ突入なんて、仕事が早いなぁ…
彼らの目的は破壊じゃない。ならさっさと織姫ちゃん連れて帰ってもらうのが一番なんだけど、そうもいかないわけで。
霊圧を探る限り、22号地下通路を出た侵入者達はまだ虚夜宮に入ってない。彼処出てから結構距離あるもんね、走ってたどり着こうと思ったらかなり時間がかかる。
今私は自分の宮で女破面同盟(最近作った、名誉会長私、副会長ハリベル)の同志が1人、ロリ・アイヴァーンの愚痴吐き大会に付き合っている。
「大っ体藍染様も藍染様よ!
私の方があんな人間よりずーーーーーーっと前からあの御方の召使いとして働いてるのにあの女現世から呼び寄せていきなり『彼女と2人にしてくれ』とかァ!?
なんだ!?やっぱ乳か!!!男は乳しか見とらんのか!!!」
あーたしかに織姫ちゃんデカいよね、おっぱいが。
揉みたい(真顔)
「声が大きいよロリ、ちょっと落ち着け。
あと藍染様は女性を胸で判断しないと思う。」
「落ち着いてられるか!
メノリは私より胸あるからって余裕ぶっこいていられるのよ!
私を見ろ!まな板か!?飛行甲板か!?72なのか!?違ぇよ胸だよ!ちゃんと乳首だって付いとるわボケェ!
ああああああ破面化した時になんで大きな胸に産まれなかったのおおおおお……」
(ひ、1人でボケて1人で突っ込んだ…)
ロリの魂の叫びを聞き流し、ポリポリクッキーを食べる私。
ロリ・アイヴァーンとメノリ・マリア。元は藍染君の身の回りの世話をする召使い破面だ。その片割れ、黒髪ツインテールのロリは藍染君に想いを寄せている。それが決して叶わぬ恋とは知らず…
……人の夢と書いて儚いと読むんだよロリ、私達虚だけどさ。
「なんですかその生暖かい視線わあ!?」
ま、吐き出すだけ吐き出しちゃいなさいな。
口に出すだけならタダだよ。
さて、ロリも良い感じに壊れてきたので、後は面倒見のいいメノリに任せよう。
宮に備え付けたバーカウンターでバーテン姿をしながらグラスを磨くルドボーン君の分身に、強めの酒を割った飲みやすいカクテルをロリ達に与える様に言い、私は別室のザエルアポロの所まで向かう。実はこっちが本命だ。
そこにはザエルアポロともう1人、ロカ・パラミアという破面も一緒に居た。
「遅いぞ、ジェーン・ドゥ。
雌餓鬼をあやすのにいつまで掛かってるんだ。」
うるせー変態、女の子の気持は複雑なんだよ。
ロカ、久しぶり。ヤミーに割られた頭、もう治ったみたいだね。
「はい、ザエルアポロ様のお手を煩わせてしまいましたが…」
いーのいーの、こんなマッド野郎の手なんて使い過ぎて擦切れる位が丁度いいよ。
ロカは破面では珍しい回復能力を持っていて、以前千切れたヤミーの腕を治療してたんだけど、治った直後何の気なしにヤミーに頭を潰されてしまったらしい。
犯人に直接聞いたら「治ったからついテンション上がって…」などと供述していたのでマウント取って怒りの拳骨を五百発くらい喰らわせておいた。
流石0番なだけあって耐久力は一丁前なんだからもう…
そんな感じで、ほんとは治癒にもっと時間が掛かる予定だったんだけど、私がザエルアポロに
「…暴力的解決の間違いだろう。」
知らなーい。
さてさて、あとはマルちゃんとあの子達が帰ってくれば話を進められるんだけど…
「お母様、ただいま戻りました…」
「『«[ただいまー!]»』」
扉を開けて、ワイワイガヤガヤ騒ぎ立てる声。
おかえりマルちゃん、それにピカロ
おどおどしながら扉を開けて入ってくるマルちゃんの後ろには、ボロボロのマントを羽織り、顔の違う所に仮面の欠片を着けた十歳前後の子供達。中にはアーロニーロと同じ様な頭だけのからまんま虚の見た目の奴まで色々いる。
彼等は元
世にも珍しい『群にして個』の破面、その力を藍染君も認めてはいるものの、案の定子供だから性格が幼い、扱い辛いという理由で今では102番の
そんな子達を私が引き取って面倒見てる。それのせいかピカロ達から『おかあさん』と呼ばれる様になった。マルちゃんも『お姉ちゃん』呼びされて満更でもなさそうなのでこれもまたヨシ。
「えと…言われた通りピカロ達を皆連れてきましたけど…」
うんご苦労さま。
はーいピカロ、良く来たね!素直にお姉ちゃんの言う事に従ってくれるいい子達にはご褒美のクッキーがあるよ!
『ほんとー!?』 «やったー!»
[わーい!] 【◼◼◼――ッ!】
あっちの部屋にあるから皆手を洗って仲良く食べるんですよー。
「『«[はーーい!!!]»』」
お菓子と聞いて目を輝かせながら手を洗いに洗面台へ行くピカロ達。
偶に奇声しか発せない子も居るけどそれはそれ。数の暴力を体で表したこの子達はどうやら互いに意思伝達もある程度できるらしく、虚圏内の情報を得るのに一役買ってくれている。
「いい具合に
あーわかる、藍染君子供苦手そう。
「実力も十刃に選ばれた程度はあるからね。お前が統率していなければ今頃全員纏めて地下牢にでも送られてただろうに、厄介なガキ共だ。」
流石に藍染君でもそれは………しそう。
PTAが殴りかかってきそうだな。
わーっと宮の廊下をドタバタとピカロ達が走り回って、お菓子の用意してある部屋に走って行った。
鬱陶しそうにそれを見て、ザエルアポロが突然真面目な顔をして切り出す。
「それで、先程の成果はどうだい?」
んー?順調に取れてるよ。
遠隔操作も可能だし、接続先も私特製だ。ちゃーんと快適に作っておいたよ。 ザエルアポロも頼めばちゃんとやってくれるあたり、流石天才だね。
「フン、当たり前だ。この僕がわざわざ数日掛けて完成させた傑作だからな、正常に作動して貰わないと困る。
で、これでお前の願いは叶ったな?」
対価を寄越せ、と言わんばかりにこっちを睨むザエルアポロにバッチリウインクして、懐から最近口を濯いだら出た残魄玉(私が人型になったせいか飴玉位の大きさになった)の入った小箱を手渡す。
ザエルアポロはそれをいやらしい笑いを浮かべながら受け取り、もう用はないとばかりにそそくさと私の宮を後にした。
もううっかり落とすんじゃないぞー
「余計なお世話だっ!!!」
ザエルアポロは帰って行った。
ロカちゃんは…
「無事復帰出来ましたし、なんなりとお申し付けください、ジェーン・ドゥ様。私はもう、貴女の従属官なのですから。」
そうそう、ヤミーの一件があった後、再発防止の為にロカちゃんは私の従属官になったんだっけ。
因みに、私の従属官は今んとこ四体。
ルドボーン君、マルちゃん、ロカちゃん、そんでノイ…ノイなんたらの従属官だったテスラ君が私に従ってくれてる。
てっきり上司を殺した私に恨みでもあるのかと思ってたけど、自分から従属官に名乗り出た時はびっくりしたなあ。
ピカロはまあ…従属官って言うほど従ってくれる訳でもないし、餌付けして飼い慣らしてるカンジ。
あーあ、侵入者なのに藍染君は「平時と同じく過ごせ」とか言っちゃうからさ。一応
十刃の上3人とその従属官は現世侵攻係、その間虚夜宮の警備はひとまずは私とウルキオラが対応する事になる。
正直、不安。
だってあのウルキオラだよ!?無愛想が服着て歩いてるようなもん、「俺に心は無い(当社比)」とか言っちゃう奴だ、ある意味グリムジョーより危なっかしくて放っておけない。
藍染君、予想通り完っっ全に虚圏を囮として使い潰す気でいるし、
………あ、ルヌガンガの霊圧が消えた。
それに黒腔が開いた痕跡も感じる、霊圧は…死神二人か、これで侵入者は5人に増えた訳だ。続々と、織姫ちゃんに釣られて死神達が虚圏へ誘き出されてる。これも全て藍染君の計画通りなんだろう。
そんで小さいけど虚の霊圧が三体分、侵入者と一緒に動いてるのをギリギリ感じ取れた。侵入者に協力する知能があるって事は破面なんだろうけど、虚夜宮まで付いてくる気かな?
「おかあさん…」
あれっ、ピカロの1人がこっちへ来た。
白い髪で顔に軽い切り傷のある女の子、この子とはよく話す。どうやらピカロ達に指揮をだす司令塔みたいな役割らしい。
「霊圧、ふえてるの。
破面じゃない。ずっと弱いけど、あいぜんさまと同じ感じの霊圧が此処に来るよ?」
この子は他のピカロよりも霊圧探知が得意で、死神達の霊圧を感じ取ったみたいだ。
大丈夫だよ、あの人達はお客さんだから。会ったらちゃんと御挨拶して、いっぱい遊んでもらいなさい。
「……!遊んで貰えるの?やったぁー!」
ぱあっと花が咲いたように彼女は笑顔になって、他のピカロに交じってクッキーを貪り始めた。
よっしゃマルちゃん、ロカちゃん、ルドボーン君、テスラ君。
暫く付き合って貰うよ。死神も現世も全部巻き込んで、邪魔する奴は皆殺し、私は私の為だけに、やりたい事を完遂させる。
「「「「はい、ジェーン・ドゥ様(お母様)」」」」
んじゃまっ、《ドキドキ!?虚夜宮防衛大作戦!(命が)ポロリもあるよ》、始めましょうかねー。
☆☆☆☆☆
チリンチリン
呼び鈴の音が鳴る。私が返事をすると、入口の扉から入って来たのは、私を此処に連れてきた破面、ウルキオラだった。
「存外、様になっているじゃないか。」
!?!?
「なんだ、その意外そうな顔は。」
…もしかしてジェーンさんに言われて着替えたこの服の事を言っているの?
てっきり私の服が変わった事なんて気にしていないと思ってた。
「貴様、今かなり失礼な事を考えているな?」
こ、心を読まれた!?
「図星か。まあいい、報せだ。
お前の仲間が虚圏に侵入した。」
…!黒崎君がこっちへ来てる?
「え…どうして…」
「お前を助ける為だ、それ以外に奴らには何の理由もない。」
「私を…助けるため…」
「そうだ。」
私は自分で望んでこっちへ来たのに。
覚悟を決めて、選んだのに。
それでも黒崎君は私を助けに…?
「だが最早それは意味を成さん。その服を着たということは、既にお前は身も心も我らが同胞。」
「エッ…」
!?!?!?
えっ!?この服着るのにそんな意味が!?
初めて知ったんだけど…
「…まさか知らずに着ていたのか?」
「ぇ、アッハイ。」
「ジェーン・ドゥに説明させたハズだが…」
「ジェーンさんは制服がドロドロだからお風呂浴びてさっぱりしてから着替えなよって言われて…私そのまま着替えちゃって…」
そうそう、此処のお風呂凄かった。
昔テルマエ何とかって映画で見たような豪華な作りの湯船!掛け流しのお風呂!ぶっちゃけウチのバスルームより豪華な作り…
「………………チッ」
ああ!?突然天を仰ぎだした!?ていうか今絶対舌打ちした!この人無表情なのに私でもわかる!
絶対「あの野郎どう落とし前付けてやろうか」って考えてる!ジェーンさん逃げてー!
部屋の温度がガクッと下がった気がするよ!
怖い!
「………………まあ、いい。」
今すっごい間があった!絶対納得してない!
「貴様は藍染様の御命令があるまで此処で大人しくしていろ。」
もう何も言う必要は無い、とばかりに彼はそそくさと部屋を出て行った。
最後何か言いたそうだったけど、いいのかなあ…
ぐぅ~~
我慢してたのにまたお腹が鳴っちゃった…
さっき食べたばかりなのに、虚圏ってお腹空きやすいのかな。
ジェーンさんが置いていった料理食べよう。
この料理何故か時間が経っても全然冷たくならないし、虚圏の技術なのかなあ…現世でも使えればいいのに…
あ、このハンバーグ美味しー
「……井上織姫、気丈な女だ。
これが心ある者の余裕…なのか…?」
☆☆☆☆☆
「いぢごー見つかって良かったッス―!」
「はぁ~…帰すタイミングを失っちまった。」
黒崎一護一行は、道中合流した朽木ルキア、阿散井恋次2名と合流し、無事虚夜宮へ侵入を果たす。
どっかの第5十刃宜しく壁を破壊し辿り着いた先は、5つに分かれた通路だった。
話し合いの結果、それぞれ分かれて虚夜宮を捜索する事にした一護達。囚われた井上織姫を救う為、通路をひた走っていた矢先、そこへ先程別れたハズの子供破面、ネル・トゥが一護を追い掛けてやって来てしまった。
「そういや自称お前の兄貴達はどうしたんだよ。ドン…ドン何とかって名前の…」
「?誰っスかそれ、ドンドチャッカとペッシェなら後ろについて来て…」
一護の背に乗ったネルが屈託のない笑みを浮かべて振り向くと、後ろにはさっきまで通ってきた暗い暗い通路が延々と続いている。
「…アレ?
大変だァ~!?2人が迷子になっちまったあ―!!!」
「イヤどっちかってとお前の方が迷子だろっ!」
能天気な会話を続ける二人。そんな時、突然通路の奥から大きな音がここまで谺響した。
金属同士が鍔迫り合う甲高い音、壁を破壊し瓦礫が崩れ落ちる音、様々な破壊音が一護の耳に届く。
「なんだ…?破面同士が戦ってんのか?」
通路の先は明るい大広間になっているようだ。
一護達が広間の入口に辿り着いたその時…
「ガァハッッ!!!」
「「!?!?!?」」
凄まじい音を立てて、誰かが吹き飛んできた。それは入口すぐ横の壁に激突し、大きなクレーターを作り上げる。
髭の渋い、男性の破面だった。身体の所々から血を流し、特に脇腹から出血が酷い。かなり危険な状態だ。
「おい、大丈夫かよオッサン!?」
「あわわわ…酷い傷っス…」
子供に見せるには少し刺激が強過ぎたのか、ネルは彼を見ながらぶるぶると体を震わせている。
「……はっ!?
オット、吾輩とした事が…少し意識を飛ばしてしまっていたようだね…
おやキミは…」
「気が付いたかオッサン!一体何が…ッッッ!?」
咄嗟に斬月を抜き、ネルを後ろに下げた一護は、追い討ちの如く振り下ろされる巨大な刃を受け止める。
それは三日月を二つ合わせ八の字の様になった巨大な斬魄刀だった。一護の筋肉が悲鳴を上げ、衝撃に耐えかねた地面が沈み込む。
「ぐっ…オオ……!」
「あぁ…?なんだァテメェ……」
「そりゃこっちの台詞だ。オッサンボロボロじゃねえか、ここまでやっといて更に追い討ちは卑怯だ…ろッッッ!!!」
力任せに巨大な刃を押し返すと相手は一旦引いて距離を取り、一護へ向き直った。
「…ネル、オッサンを頼む。
攻撃の届かねえ場所まで引っ張って行ってくれ。」
「わ…分ったっス!」
「待て
雑!キミ引っ張り方雑ゥ!!!ちょっと酷過ぎやぁしないかね!?
傷口が!摩擦で!拡がるから!!」
「ネルはちっちゃいんだから文句言わないで欲しいっス!」
「ぐぅおおおおおお削られるチーズの気持ちィィィィ……」
雄々しい悲鳴を上げながら引き摺られていく男と引っ張るネルを見送って、一護は改めて敵を見た。
「なンだよ、邪魔しやがって…代わりにテメェが相手になってくれんのかァ?」
「助けちまったモンは仕方ねえからな。
来いよ、俺が相手になってやる。」
「口だけは達者な野郎だ…
情けねえなァドルドーニ!負け掛けた挙句侵入者に命救われるとはよォッ!!!それでも元十刃かァッ!!!」
「くっ……返す言葉も無い…」
ドルドーニと呼ばれた彼は悔しそうに歯噛みした。
「ンな事より、なんでお前ら戦ってたんだよ。
同じ破面だろ?」
「同じ破面ゥ?バカ言ってんじゃねえ。アイツは昔作られた出来損ないのカス、俺とは天と地ほど差があらア。」
「そうか?お前、品が無えから只の虚かと思ったぜ。」
「……ああ?殺すぞカスが。」
「やってみろよ三下野郎。」
煽り耐性ゼロの破面と一護が火花を散らし、互いの霊圧が吹き荒れる。
暫しの静寂の後、派手な音を立てながら同時にぶつかり合った。
「……死神、てめぇの名は?」
「死神代行、黒崎一護だ。」
「そうかい、俺ァ
覚えとくぜ黒崎一護、お前が死ぬ迄の…ちっとの間だがなァッ!!!」
互いの斬魄刀が火花を散らす
開戦の火蓋は、此処に切られた
オストガロアのモンハンW参戦が決まったらつづく