双頭の骸、虚圏に立つ   作:ハンバーグ男爵

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さぁー原作と変わらない部分はドンドコ飛ばして書くよー、な18話。


この話を読み終わった後、貴方は「綺麗なゾマリ…だとッ!?」と言う!





十八話 虚圏にて、かく戦えり

 

からりん ころりん

 

からりん ころりん

 

 

からころ響く下駄の音

 

 

尸魂界某所、殆ど誰も訪れない流魂街一角、その外れには、周囲の風景に似つかわしくない住宅街とビルが立ち並ぶ。

 

「ほう、珍妙なモンを作ったもんじゃの。」

 

半径一霊里にも及ぶ巨大な()()()を小高い丘から眺める者が居た。

大きな数珠を首から下げた、坊主頭の大男、口元には長く黒い髭をたっぷりと抱えている。

誰かを探すように瞳をキョロキョロと動かす彼を、後ろから呼び止める声がした。

 

「現世の街が珍しいか、和尚。」

 

「…重國か、久しいのう。」

 

背に立つのは杖をつき、頭に十字の傷を携えた白い髭の老人だった。重國と呼ばれるこの男こそ、護廷十三隊総隊長、山本元柳斎重國その人である。

 

「珍しい、零番隊がわざわざ下まで降りてくるとは。それ程大事か。」

 

「おんしこそ、総隊長が共も連れず一人で出歩きおって。自覚が足りとらんぞ。」

 

「確認じゃよ、確認。

此処で会ったのも縁じゃ、幾つか答えい。

……今回の一件、零番隊はどう動く。」

 

刺すような鋭い視線を向ける重國にも関わらず、飄々とした態度を崩さぬまま和尚は告げる。

 

(なん)も。

霊王様からは何も無い、よってワシはおんしらの顛末を静観するよ。」

 

「そうか、はなから期待なぞしておらんかったがの。」

 

「じゃがのう1つだけ、ある虚を『見定めよ』と告げられておる。」

 

「…!」

 

「心当たりがあろう?」

 

笑う和尚に対して、重國は驚愕していた。

霊王に目を付けられる程の『虚』と、これから自分は刃を交えようとしているのか。

 

「舞台を(しつら)えたのは浦原喜助か。

……重國、おんしの覚悟見せてもらうぞ。」

 

「言われんでも分かっとるわい。」

 

 

いざとなれば刺し違える覚悟で。その為にこの準備期間中、秘境に篭もり1人黙々と刀を振るったのだ。愚直な鍛錬など、護廷十三隊総隊長に就任してから何百年ぶりか。

その成果か、重國の頭は澄んでいる。

 

隊のしがらみ、総隊長の責務、尸魂界の守り手としての責任感

 

それら全てを一度忘れ、純粋な気持ちでかの虚と戦う為だ。

何よりも規律を重んじ、瀞霊廷の規範となっていた男は、今この時だけ自分の為に、少々自分勝手になっていた。

 

「んにしても、重國をここまで奮い立たせる虚か…面白そうじゃ。」

 

「舐めて掛かれば足下をすくわれるのは儂らだけでは無いやもしれぬぞ?和尚…いや、兵主部一兵衛よ。」

 

「軽々しくワシの名を呼びよって、喉が潰れても知らんぞ。」

 

からから笑う和尚を横目に再び偽物の空座町を眺めていると、突然重國の懐から機械的な着信音が鳴り響く。

それを聞き、動きが止まる重國。

 

「どうした、出ぬのか?」

 

「………使い方わからんのじゃ、儂。

どっかの〝ぼたん〟を押せば話が出来るのは知っとるんじゃが、こういうのは長次郎に丸投げでのう。

はて、どれじゃったかの…」

 

「ぼたん…牡丹餅のことか?

餅を食いながら話が出来るとは、いやはや最近は進んどるのう。」

 

 

尸魂界最初にして最古の死神2名は、今どきの機械に弱かった。

未だピロピロ煩い伝令神機を手に取り動きが止まる重國と和尚。副隊長である雀部長次郎が迎えに現れるまで終始オロオロしっぱなしだった。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

さて

 

 

虚夜宮の中でも特に巨大な宮がある。

そこに住むのは嘗て『大帝』と恐れられた破面。数多の部下を従えて、虚圏の王とまで呼ばれた虚。

纏うのは王の風格。額に王冠の様な仮面を持ち、がっちりとした体躯に目元の傷が威圧感を増している。ぶっちゃけヤク〇の組長って言われても納得してしまう強面おじいちゃん。その面に全ピカロが泣いた。

 

 

そう、その名もマイダー…

 

「紹介文でこの上なく失礼なモノローグを語るな。」

 

え〜ピカロが泣いたのは本当でしょー?

 

「……五月蝿い。」

 

ちょっと気にしてるんかい。

 

 

という訳でマイフェイバリットクソダーリンこと、第2十刃バラガン・ルイゼンバーンの宮にお邪魔しているよ。

他の皆は色々忙しいみたいだから、構って構ってー!

 

「儂らも現世侵攻組じゃ言うとるに…」

 

そんなこと言って、見た感じ暇そうにしてるのアンタだけじゃん、シャルロッテ達従属官は忙しなく動き回ってるけどさ。

 

「王が忙しなく働いとったらイカンじゃろ。」

 

ま、いいや。煎餅食べる?

 

「玉露は有るんじゃろうのォ?」

 

ダーリンの好きな物くらい網羅済みですわい。

適当に椅子と机を呼び出して、ダーリンを座らせる。煎餅食べながら私の仕事が回ってくるまで時間を潰させてもらおう。

 

「……なんじゃ、今日はガキ共は来ておらんのか。」

 

マルちゃんは予定通り例の死神の足止めに、ピカロ達には外で適当に()()()来なって言っといた。ロカちゃん、テスラ君、ルドボーン君も指示した通りに働いてくれているから今は一緒じゃない。

皆働き者でお姉さんラクラクですわー。

 

「ボスの指示…では無さそうじゃのォ。

また何か企んでおるか。」

 

そりゃあもう、私の中の諸葛孔明が灰色の脳細胞をフル稼働させて神算鬼謀をバッシバシ立案してっからね。

 

 

 

 

…ほら、予定通りゾマリが死んだよ。

 

 

 

 

隊長格と対峙していたゾマリの霊圧がいつの間にか消えた。すかさずロカちゃんから報告が入る。

 

『ーーージェーン・ドゥ様。

第7十刃(セプティマ・エスパーダ)ゾマリ・ルルー様が死亡しました。既に虚繭は作動しています、《反膜の糸》同期率は85%…』

 

おっけーロカちゃん、そのままそのまま。

死んでった連中はしまっちゃおうねー。

 

『畏まりました。』

 

前に藍染君がやってた通信用の鬼道をロカちゃんにコピーさせて使ってもらい、返事を返したら、ダーリンがこの上なくキリッとした真面目な表情で告げてきた。

 

「教えい、ジェーン・ドゥ……いやマイハニーよ。何を企んでおる。」

 

 

……ん?今マイハニーって言ったよね?

 

 

「えっ」

 

シャルロッテ!今のちゃんと聞いた!?

 

「聞こえてたわよォ!

おめでとうございます、バラガン陛下!

ホラあんた達も!」

 

「陛下!おめでとうございます!」

 

おめでとうございます!おめでとうございます!

 

作業をほっぽり出してダーリンの従属官を始めとする虚達が手を叩いて祝福をあげ出した。

 

 

………()()()()

 

 

 

「おい待て貴様ら、一体何を言っておる。」

 

若干戸惑い気味のダーリンに、従属官を代表してフィンドール君が前に出た。

 

「御妃様が仰られていたのです、『こっち来てからバラガンが私の事全然マイハニーって呼んでないのは、きっと藍染君に負けて自信を無くしてたからなんだよ!』と。

そして陛下が王としての自信を取り戻され、再び虚圏に覇を唱えるべく立ち上がる時、御妃様の『マイハニー』呼びを解禁召されると!

そして今がその時!この現世侵攻のタイミングで!陛下はつい先程、ジェーン・ドゥ様を『マイハニー』とお呼びになりました!

そのタイミング、正に正解(エサクタ)の極みッ!

このフィンドール、今より一層陛下と御妃様の為、粉骨砕身仕える所存!」

 

「おめでトござイマス、陛下ア!目出度イ!めでたいなァ!」

 

「あんな綺麗な奥さん…羨ましいっス!」

 

「うおおおおおっ!

祝ってやる祝ってやる祝ってやるぜええええええっ!!おめでとうございます陛下ァッ!!」

 

温かな拍手と喝采、いやー皆ありがとうありがとう!

 

第3部〜完〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや終わるな終わるな、儂は……

…まさか貴様。」

 

 

何かに気付いたダーリンは私だけに見える様に驚愕の表情を浮かべて、思わず食べていた煎餅を取り落とす。

 

 

(外堀埋めに来よったアアアアアアッッ!!)

 

 

ふっふっふ、ふが3つ。

今更気付いてももう遅い!既に『仕込み』は終わっているのよ!

頑なにマルちゃんの事も認知してくれないし、いつまでも私を放り出すから悪いのだ。アンタの部下達にふれまわって、私とダーリンの仲を広めておいた。周りにこれだけ祝福されれば、彼等を束ねる王であるアンタは下手に否定出来まい!何より無理に否定してこの祝福ムードをぶち壊すのは…

 

 

(ムウウウウウッ…出来ぬ!

配下の手前、『実は真面目な話を切り出そうとして気持ちを切り替える為にマイハニー呼びしてみただけ』等とは死んでも言えん…!!

全ては計略通りなのか…コレが彼奴の神算鬼謀…おのれ孔明ッ!!誰だか知らんけど!)

 

ほ~ら~ね〜既成事実ぅ!

 

うふふふふ……皆ありがとう!じゃーそろそろ作業に戻ってねー♪

 

 

「「「「ハイ!おめでとうございます、御妃様ァ」」」」

 

 

皆元気に返事して、蜘蛛の子を散らしたように従属官達は作業に戻っていった。

 

 

「はァ…もう諦めたわ。

それで、一体何を企んでおるマイハニーよ。

当然、ボスには伝えておらんのだろう?」

 

藍染君には前2人で話した時にそれっぽく説明したよ、まあいつもの笑顔で「好きにするといい」って言ってたね。

 

「2人で、か…ふん。」

 

?突然何を不機嫌になってんのよ。

 

それに企みって程じゃない。

藍染君が居なくなった後の事を考えて、保険を掛けただけだよ?

 

「…はぐらかしてばかりだのう。

答えろ、我が妻よ。

『お前の今1番やりたい事は何だ?』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ああ、それはね

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

「………ここまで、ですか。」

 

虚夜宮の侵入者、朽木ルキアが侵入した第9十刃の宮にて、一つの戦いが終わろうとしている。

 

護廷十三隊六番隊隊長、朽木白哉と第7十刃ゾマリ・ルルー。二人の戦いは熾烈を極めた。

 

止めとばかりに白哉の放った巨大な球状の刃、白哉の卍解『千本桜景厳』が奥義、『吭景・千本桜景厳』が炸裂する。宮の壁は億の刃によって粉々に破壊され、天井は崩れ落ち、最早屋外と変わらない惨状の中で、刃の花弁の中に立つ白哉には傷一つ無く、逆に刀剣解放状態のゾマリはその白い姿を血に染めて、胸元に刻まれた刺傷から夥しい程の血を流していた。

 

「ふ…ふっふっふ…」

 

「何が可笑しい。」

 

 

ヌ''ン…

 

 

ゾマリの額に残されていた瞳が開かれ、白哉を見つめる直前に縛道で作られた壁が立ちはだかる。

 

ゾマリの帰刃、『呪眼僧伽(ブルへリア)』の支配能力は鬼道系の技と同じ、ならば『断空』等で鬼道を遮断すれば彼の支配は此方へ届くことは無い。そう考えた白哉の判断は正しかった。

如何に十刃最速といえど、二人の間には実力の差が有り過ぎる。

だがそれでもゾマリは不敵な笑みを絶やさない。

 

「『千本桜』、と言いましたか。

貴方のその力は。」

 

「そうだ。」

 

「……美しい力だ。」

 

「何…?」

 

「美しい、そう言ったのですよ。

桜の花弁一枚一枚が刃となる斬魄刀…なんと美麗で、残酷な技だ。」

 

そう嘆息し、自身の身体を見やる。

解放状態の彼は下半身が南瓜の様に膨れ上がり、表面には無数の『愛』を与える目が存在していたが、今ではその目はすべて潰され、残る支配も防がれた。

為す術もない、とは今の状態を言うのだろう。

 

 

「驚いたな、破面が美を語るとは。」

 

「『驚いた』などと…

我等とて醜美を感じる事くらい有ります。

まあ、最近知る余裕が出来たのですよ。ある女性に諭されてね。」

 

 

はっきり言ってゾマリは白哉に手も足も出なかった。文字通り『格』が違い過ぎたのだ。

しかしゾマリの表情には諦めと同時に、白哉に対する感嘆が見て取れる。

 

 

「此度は貴方の勝ちだ。だが、私如き倒した所で状況は変わらない。

名も知らぬ隊長よ、覚えておくといい。

藍染様は全て見ておられる、彼女は既に手を打っている。貴方がたがどう抗おうと、大局は我等が手の内にある…誰も彼も…逃れられない…!

ああ…藍染様、ばん…ざ…ぃ…」

 

言い終わらぬうちに、白いあぶくがゾマリを包み飲み込み、消えていった。

その後、遅れてきた四番隊第七席、山田花太郎がルキアを治療し、束の間の休息を得る。

破面は消滅、それを見送った白哉はちらりと出血で倒れるルキアを見やり、ゾマリとの戦闘を思い出した。

『見つめた物の支配権を得るチカラ』。

手首を見つめれば腕が勝手に動く、頭に受ければ全身を支配される、その恐ろしい能力を遺憾なく発揮して戦うゾマリだったが、何故か倒れたルキアにだけは支配の力を使わなかったのだ。

 

(力を使い、動けぬルキアを人質に取るなり卑怯な手を打ってくると思っていたが…存外、見た目より矜恃を重んじる破面だったな。)

 

卑怯な手を使われたとしても負ける気などなかったが、その正々堂々とした戦いぶりに、白哉は感心していた。

だが、同時に一つの疑問が彼の胸に生じる。

 

(奴が戦闘中、幾度も呼んだ『彼女』とは…)

 

 

 

 

『我等は変わった!()()の存在が破面を変えたのだ!』

 

『藍染様が創り、()()が育てた!今の虚夜宮に一片も隙は無い!』

 

 

 

戦闘中、ゾマリが幾度となく口にしたある女性の存在。

考えられる可能性は1つ、総隊長が『気を付けろ』と忠告し、現世から戻った日番谷隊長がその存在を報告した『始祖の虚』。

十二番隊の計測では、かの藍染惣右介に匹敵する程の実力があると見積もられているその破面を思い出す。

 

(…何が来ようと、今は進まねばならん。)

 

勿論負けるつもりは毛頭ない、が。

白哉の胸には、底知れぬ不安が張り付いていた。

 

 

 

 

その時

 

 

 

 

「おにーさん、だれ?」

 

 

無邪気な少女の声が白哉の耳に届いた。

振り返るとそこに居るのは、目元の傷が印象的な白髪の少女の姿をした破面。

 

 

『もしかして、死神?』

 

《おかあさんが言ってた人だ!》

 

(あそぼっ!あそぼっ!)

 

その後ろからぞろぞろと、子供の姿をした破面がやって来る。先頭に立つ少女は、無垢な瞳を白哉に向けて言い放った。

 

「それじゃ皆に伝えよう!

侵入者を見つけたよ!遊ぼう、おにーさん!」

 

次々と飛来する無数の影、白哉達を取り囲む様に、集結する小さな破面達。

 

 

 

 

 

 

 

 

悪戯小僧は遊び相手を見つけてしまった

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

虚夜宮は広大な建物だ。

 

ダダダダダダ……

 

当然、道も入り組んでいて、迷いやすい。

 

ズダダダダダダダダッ……

 

そんな中、天蓋によって真昼のように明るく照らされた白い砂漠をひた走る影が1つ。

 

ズサァッ!!

 

急に立ち止まった彼は辺りを見回して、この数時間走り続けて何の成果も得られなかったことを嘆く。

 

「誰も居ねえじゃねェかどうなってやがるッ!!」

 

十一番隊隊長、更木剣八。

護廷十三隊最強の戦闘集団、十一番隊を束ねる猛者にして、第十一代目『剣八』の名を継ぐ男。

そして、その背に乗る少女、副隊長の草鹿やちるは無邪気な笑顔で更木を励ました。

 

「だいじょうぶだよ!ここ見た事ない場所だし、もうすぐ敵に会うって!」

 

「まァあの迷路みてえな建物から出られたのは僥倖だったが…それにしても誰にも会わねえ。

虚圏ってのは虚の巣じゃなかったのかよ。」

 

更木剣八は他の歴代『剣八』と同様、例に漏れず戦闘狂である。虚圏へ来た理由も「自分より強えヤツに会いにいく」という某ドラゴン何某の様な思想を持っているが故。

 

 

「あっ!剣ちゃん、彼処に誰か居るよ!」

 

やちるが元気に叫ぶ方を見やれば、そんな彼等に近づく者がいる。

 

「はあっ…はあっ…ぜえぜぇ……

やっと…止まって…くれ…た……」

 

……随分息切れしているみたいだった。

 

胸を抑えながら呼吸を整え、肩で息をしている破面を更木は一瞥し、鼻を鳴らす。

 

「なんだお前、大した霊圧も無ぇみたいだが…俺に用かよ。」

 

「は…はいぃ…

貴方を止めるように、お母様に言われましたから…」

 

破面は顔を上げる。

髪は綺麗な金髪で、頭にティアラの様な仮面持つ女の破面だった。

 

「俺を止める為だあ?

女、テメェが俺と遊んでくれんのか。それにしちゃ随分頼りねえ霊圧をしてんだが…」

 

虚圏に来てから随分戦っていない為、焦れていたのか。どっ、と更木から容赦ない霊圧が溢れ出す。

だが、並の魂魄なら意識を保つ事すら困難な霊圧を全身に浴びて、目の前の破面は平然と向かい合い立っていた。

 

「…い、いきます。」

 

ヨロヨロと背中のロングソードを抜き、更木に向けて鋒を向ける。

 

「第5十刃、ジェーン・ドゥ様の従属官、ワンダーワイス・マルジェラ…と申します。

ええっと…眼帯の人…?」

 

「更木剣八だ。

抜いたって事は、覚悟はあるみてぇだな。

俺と遊んでくれんだろ?女だからって容赦はしねェぞ。」

 

凶悪な笑みを浮かべながら、更木も剣を抜く。

 

「…更木さん。本当はこんな事したくないんです。ごめんなさい。

でもお母様の御命令なんです…だから…」

 

戦闘不能に、なって下さい

 

 

 

 

 

 

ーーー(かえ)して、《滅却霊姫(エスティンギル)

 

 

 

解号と共に、ワンダーワイスの斬魄刀が()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更木剣八と草鹿やちるの霊圧が、消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ザエルアポロVS涅マユリは結末以外原作通りなので戦闘はほぼカット予定。
チルッチ?ガンテンバイン?良い奴だったよ…
石田、阿散井は内蔵ハートキャッチされてて、ペッシェ、ドンドチャッカはネルが覚醒してないから融合虚閃撃ってないっす。
マルちゃんの解号は完全独自なので宜しく。

次回、白哉VSピカロ(作者魔改造)…たぶん

ウィークリー更新いけるかなあ…
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