超能力青年 ウ☆ホンフー   作:変わり身

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4話 思った所でどうしようもない訳で

ホンフーの持つ超能力の一つに、未来予知という物がある。

 

といっても正確な未来を好きに閲覧できるような便利な物ではなく、何時起きるかも分からない出来事を偶に夢で見るという、極めてあやふやな代物だ。

いわゆる予知夢、或いはデジャヴ。見る場面を選べず、任意で扱えず、忘れた頃に発動するという不安定さから、ホンフー自身はあまり重要視していない能力ではあった。

 

しかし一応信頼に値する精度は持っている為、ジオットなどはある程度の指針として当てにする事もある。

時には、ジャジメントの運用方針に大きく影響する事もあり――この見滝原に関しての予知も、大きな影響を与えた一つであった。

 

 

 

 

「――さて、到着。と」

 

 

草木の生い茂る、深い雑木林。その木陰。

草葉を揺らす風の音に混じり、草を踏む音が二つ鳴る。

 

一つはホンフー、そしてもう一つは保澄雫の物だ。

何の前触れもなく光と共に中空から出現した彼らは、揃って慣れた様子で周囲の景色を見回した。

 

 

「ここで良いの?」

 

「ええ、突然無理を言ってごめんなさいね。その分、報酬には色を付けますから」

 

 

具体的には謝礼金の2割増。

グリーフシードは高級品ゆえ据え置きである。

 

 

「……どうも。それで、他に仕事は?」

 

 

腕を組み、どこかそっけなく問いかける雫に、ホンフーは少しの間顎に手を当てる。

 

 

「……この街について、魔法少女として何か知っている事は?」

 

「特に無い。神浜――私の地元からは遠いし、噂とかも知らない」

 

「同業者の知り合いも居られませんか?」

 

「……少なくとも、知り合いには居なかったと思う。もしかしたら出身を聞いてないだけかもしれないけど」

 

 

知人をジャジメントに関わらせまいと、嘘を吐いている様子はなかった。

ホンフーはちょっぴり気落ちしつつ、礼を言い。

 

 

「そうですか、なら今の所はいいでしょう。ただ今後貴女の力が必要となる場合もあるかもしれませんから、その時はご協力をお願いしますね」

 

「……分かった。力になれなくてごめんなさい、じゃあまた」

 

 

その言葉を最後に、雫は現れた時と同じく光と共に忽然と姿を消す。

彼女の持つ固有魔法、空間結合によるテレポートだ。何度見ても便利極まりない能力である。

 

 

「……うーん、懐けとまでは言わないんですけどねぇ」

 

 

親愛も何も無い、完全に割り切った対応。

真面目にキッチリ仕事をこなしてくれるのは良いが、できればもう少し柔らかくなってくれないものか。

一人残されたホンフーは困ったように苦笑を零しつつ、茂る草木を縫って歩き出す。

 

彼の行く先には、自然豊かな場にそぐわない人工物――巨大な兵器実験施設が広がっていた。

 

 

 

見滝原の外れ。山奥深くに隠されているこの場所は、ジャジメントが秘密裏に開発した兵器類の試験運転、及び調整をする秘密実験場である。

 

このような施設は世界各国に点在し、日々非人道的な実験や、効率よく人を殺す為の研究が進められている。

そしてそれには兵器の元となる「材料」が必須であり、ジャジメントはその調達・運搬経路から敵対組織に施設の場所を割り出され、襲撃を受ける事が多々あった。

 

その為、運用において多くの施設が雫のようなテレポート能力者の協力を必要とするのだが……少数ながら、その例から外れた場所も存在する。

 

この見滝原実験場もその一つ。

未だ都市開発を続けるこの街は物流の動きも殊更に激しく、「材料」の運搬の隠れ蓑としては中々に有用なのだ。

無論、100%安全という訳にはいかないが、数の少ない移動系能力者の使用を多少抑えられるという利点はとても大きな物だった。

 

また街の中心部から少し離れれば自然豊かな山々が侍り、土地の広さや施設の隠蔽においても丁度いい。

そのような様々な好条件が重なった結果、ジャジメントはこの施設をそれなりに重宝していたのだが――それも、数ヶ月ほど前の話であった。

 

 

「――やあ、どうも。どうです、作業の方は進んでいますかしら」

 

「ッ……! ば、バッドエンドさん……!?」

 

 

透明化の超能力を用い、容易く侵入を果たした施設内。

その研究室で責任者の男を発見したホンフーは、彼の目前で超能力を解いた。

 

突然現れたように見えたホンフーの姿に、責任者の男は咄嗟にレーザー銃を向け……引き金を引く直前で気づき、引きつった笑みを浮かべる。

 

 

「い、いらしてたんですか……!? しかし、約束の時間にはまだ……」

 

「個人的なお願いですからねぇ。そちらも忙しいでしょうし、かしこまられて面倒な手間を踏むより、ぱぱっと終わらせた方が良いでしょう?」

 

 

言葉とは裏腹に何一つとして悪びれた様子の無いホンフーに、男は冷や汗を一筋垂らす。

しかし彼も慣れたもので、すぐに気を取り直すと同じく呆然としたままの部下に一言二言残し、研究室の奥へホンフーを招き入れる。

 

彼を始めコードネームを持っている者達は、基本的に他人の都合を気にしない。

中には何の意味もなく命を奪う悪鬼も多く、それらに比べればホンフーはまだ対応しやすい方だった。

 

 

「ええと……先日のTX誤作動の件でしたね。以前送った書類では不明瞭な部分があり、実物を見たいとの事ですが……」

 

「ええ。少し気になる事がありまして、移転前にキチンと確認しておきたかったのですよ」

 

 

言いつつ、ゆっくりと研究室を見回した。

 

普段であれば、数多の書類や計器類が散らばり、研究員達が絶えず動き回っている筈の場所。

それが今や器具の殆どが運搬ケースに詰められ整理されており、引っ越し前のような閑散とした様子を見せている。

 

移転――そう、この研究所は件のTX動作試験の後に閉鎖され、別の場所へと移される予定となっていた。

 

 

「私どもには、単なる誤作動以上の結果は見い出せなかったのですが……超能力者として、何か感じるものでも?」

 

「当たらずとも遠からず、ですかねぇ。少なくとも、私にとっては……」

 

 

そう言って憂い顔を見せるホンフーに、責任者の男は首を傾げる。

しかしその真意を尋ねる前に部下からの合図を受け、立ち上がった。

 

 

「お待たせしました。準備ができたようですので、こちらへどうぞ」

 

 

そう言って案内された先には、屋外に広がる大きな実験棟と広場。そしてそこに鎮座するTXの姿があった。

 

どうやら、先日の実験時における状況を再現したらしい。

ホンフーは道中受け取った資料を鋭い目で眺めつつ、周囲の様子も含め観察をする。

 

 

「ふむ……」

 

 

TXの装甲を叩き、カメラアイを覗き込み。ぐるりと周囲を回って状態確認。

 

目立った傷も無く、何かしらの痕跡も無く。特にこれといった異常は見当たらないようだ。

一つ一つ己の目で確認し、やがて視線は背面上方へ。そこに搭載されたレーザー兵器の射出口の向きを辿り、暴発した光線によって焦げたらしき地面を見た。

 

 

「……ここにレーザーが当たった訳ですか」

 

「はい。これがその時の映像となりますね」

 

 

差し出された端末の中には、今より数日前の夜の光景が映し出されていた。

別施設に置かれたTXとのテレパシー実験中、眼の前に鎮座するTXが突然レーザーを発射し緊急停止するまでのごく短い映像だ。

 

不審人物の姿もなく、これにも異常は無いように見えたが――ふと、ホンフーの目が細まった。

 

 

「……これ、少し映像が飛んでいませんか?」

 

 

レーザーが暴発する前と、直後。

光線が発射される瞬間の映像が不自然に途切れており、その銃口の角度もまるでコマ落としのように唐突な傾きを見せていた。

 

 

「ああ、おそらくTX側からの脳波干渉でもあったのでしょう。ダークスピアのクローンを使用している関係上、能力の暴走によって機材に負荷がかかる事もままありまして」

 

 

困ったものです、とでも言いたげに責任者の男は頭を掻く。

 

この個体を始めとするTXシリーズには、ダークスピアと呼ばれる、重力のベクトルを自在に操る超能力者のクローン――その脳が組み込まれている。

最も、TXに使用されたものは殆どが超能力に目覚めなかった「出来損ない」であるが――実験中に齎される刺激により、超能力の一端を発現する事があるという。

 

責任者の男は今回もそのケースだと考えているようで、珍しい事だとは思っていないようだった。

 

 

「ふむ……ではこの子が撮ったあの映像も、これと同じだと?」

 

「先日の報告書に添付した、あの4秒の映像ですか? はい、そう考えるのが自然かと……」

 

「…………」

 

 

確かに今の所、そうとするのが妥当なのだろう。

しかし、それだけの事であのジオットが情報を寄越してくるだろうか。

 

……否、『何か』を感じた筈なのだ、彼も。

 

 

(……TXの思考としては、敵対者の頭をまず狙う。とすると……)

 

 

続く責任者の男の説明に適当な相槌を打ちつつ、再びレーザー兵器の銃口を見上げた。

 

もし暴発した光線が何者かに向けて放たれた物だとすれば、銃口の角度と光線の当たった位置からして小柄な体躯をしていたのだろう。

それとも身を伏せていたのか、はたまた人間以外の何かだったのか。逃げたか、死んだか。

何もない空間に、想像の画が結ばれる。

 

 

「…………」

 

 

ちらと、レーザーの着弾した場所の更に後方。木々の立ち並ぶ森の中に視線を移す。

 

そして高く跳躍し一足でその場に降り立つと、おもむろに幾つかの木陰を覗き込んだ。

当然そこには何者の影もなく、ただ静かな風が吹くばかり。目を引く異常は、やはり無し。

 

はらりと落ちた木の葉が一枚、ホンフーの鼻先を擽った。

 

 

 

 

夕暮れ時の見滝原は、何とも言えぬ寂寥感が漂っていた。

 

開発により近代化した町並みと、どこか田舎の空気を残す民家群。そしてその中を歩く人々。

ごく自然に混じり合い、共に夕日に照らされているその姿が、時代の流れによって変わりゆく故郷を連想させる。

 

それはホンフーにとっても同じく、生まれ育った江蘇省とは似ても似つかぬ街ながら、歩く内に幾許かの懐かしさと寂しさを感じていた。

 

 

(……こういった光景を見ると、ほんの少し惜しくなってしまいますねぇ)

 

 

目についた公園で遊ぶ子供達を眺め、そんな事を思う。

 

――ホンフーが見滝原市の壊滅を予知したのは、今から数ヶ月ほど前の事だ。

 

ある日、ホンフーは見滝原が瓦礫の山になっているという「結果」を夢で視た。

 

自然災害か、それとも何らかの戦争が起きたのか。

それは多くの人が死に絶え、復興すら不可能であると諦めるような、酷い酷い光景だった。

 

そこに至るまでの過程は不明で、詳しい日時も分からないあやふやな夢。

破壊された街の様相から、半月後かそれ以降に起こるのではないかと、辛うじて類推できた程度だ。

 

普通ならば、疲れが見せた悪夢だとでも笑って切り捨てるべき物たが――そうした者は誰も居ない。

彼の予知夢に結構な信頼性がある事は、彼自身は勿論、その能力を知る者なら誰もが理解していた為だ。

 

そして今回の予知も的中するだろうと判断したジオットは、すぐさま見滝原に置いていた手勢の撤退を決めた。

 

未来を知る者達が手を出さないと決めた以上、見滝原の壊滅は確定したに等しい。

このノスタルジックな街の姿が永遠に失われる事に、ホンフーは気の早い哀惜を抱いた。

 

 

(ま、思った所でどうしようもない訳で)

 

 

が、アッサリと割り切り、感じていた情すらも何処かへと放り棄て。

こちらを認めた子供達へと気まぐれに手を振りながら、ごく軽い足取りで歩き去る。

 

多少は惜しいが、壊れてしまうのなら致し方なし。

義憤や正義感というものは感じられず、その顔には空虚な笑顔が張り付いていた。

 

 

(できれば、リミットまでに何かしらを掴みたくはありますが)

 

 

思いつつ、町外れの方角を見る。先程まで訪問していた実験場のある場所だ。

 

あれから色々と調べてはみたものの、結局はホンフーの望んだ情報は手に入れる事はできなかった。

 

どのような方角から眺めても、TXの不調に隠された意味や、暗躍していた影は無し。

責任者の見解と同じく、現状では単なる誤作動以外の結論は出しようがなかった。

 

 

「……あるんでしょうかねぇ、『何か』って」

 

 

吐息のように、ぽろりと溢れた。

 

ジオットの判断と同じく、己の勘も小さな引っ掛かりを覚えている。

長年磨いてきたそれを疑いたくはないが、今回は何とも手応えが不透明だ。

 

黒か白か。またいつものように、思い違いや空振りでないのか。

勘を信じる経験と、懐疑的な感情。間の理性はその板挟みに苛まれ、心が少しずつ摩耗していく。

 

 

「……はぁ、やめましょ」

 

 

夕焼けのせいかどうも後ろ向きになっていけない。考えを打ち切り、首を振る。

 

明日からは、街の散策に移ってみよう。ジャジメントの手の者は殆ど残っていないが、「裏」の関係者ならば多少は潜んでいるだろう。

ついでに、もしこの街を根城にしている魔法少女が居るのなら、そちらとも接触を持ってみたい所だ。

 

おまけに『魔法』を扱えるようになる方法も継続して探さなければならず、課題は山積み。

つらつらと今後の予定を組み上げつつ、ひとまず数週間の拠点となる安ホテルへと足を向け――。

 

 

「――、ぁ……?」

 

 

ふらり。

突然意識が遠くなり、身体の自由が効かなくなった。

 

指の一本、眼球の震えすら己の意思で行えない。

良い夢を見ているかのような詳細不明の幸福感が湧き上がり、全身に甘い痺れを齎していた。

 

そうして、ホンフーは呆けた顔つきで何処とも知れぬ方向へと歩き出し――その寸前で、踵を打った。

 

 

「――ッ!」

 

 

足元のアスファルトが深くヒビ割れ、音を立てて弾け飛ぶ。

ガチンと音を立てて意識が定まり、霞がかっていた思考が晴れた。

 

――彼自身の強靭な意志を持って、揺らぐ己に激を入れたのだ。

 

 

「く……」

 

 

しかし、相当な無理ではあったようだ。

ホンフーは数歩たたらを踏むと手近な壁にもたれ、大きく息を吐く。

眼球が微細に震え、ねっとりとした吐き気が胸に込み上げた。

 

 

(……精神攻撃? こんな街中で、何処から……)

 

 

おそらく、読心や洗脳など精神に作用する異能力を受けたのだろう。

 

さて、一体何処の愚か者が喧嘩を売ってきたのやら。

ホンフーは痺れの残る指先をゆっくりと握り込み、油断なく周囲に視線を走らせ――そして、気付いた。

 

――道角に立つ錆塗れのカーブミラー。そこに映る自分の首筋に、妙な模様が浮かんでいる。

 

 

「……魔女の、口づけ……?」

 

 

覚えがあった。

 

魔法少女の宿敵、魔女の獲物と選定された証。

この刻印を刻まれた者は魔女の意のままに操られ、結界へ誘い込まれた末に破滅へと導かれるという。

 

ジャジメントとつるんで裏の世界に居続ければ、魔女と戦う機会もそれなりにある。

ホンフー自身も「魔女の口づけ」という物に関して、そうと判断できる程度の知識はあったが――実際に刻まれたのは初めての経験だ。

こんな街中で魔女に目をつけられるなど、運がいいのか悪いのか。思わず何とも言えない苦笑が漏れた。

 

 

(となると、近くに居る訳ですか……)

 

 

魔女は基本的に、己の結界近くの人間を狙う。

 

獲物が破滅する趣味の悪い光景を間近で見たいのか、それともその後に生まれる死体を貪る為か。

どちらにせよ、今回のケースにおいてもその法則に則り、そう遠くない場所に潜んでいる可能性が極めて高い。

 

……とはいえ、魔法少女の能力を完全にコピーし切れていないホンフーでは、彼女らの発する「魔力」の感知までには至らない。

様々な超能力を駆使して超常の痕跡を探せども、その気配の末端すら掴めなかった。

 

 

(さて、どうしましょうか)

 

 

思いつつ、艶やかな首筋を撫でる。

 

何が何でも見つけ出して殺す――などと物騒な事を言うつもりはなかった。

相手は理性無き野生動物のような存在だ。犬に噛まれた程度で本気になるほど、矮小となったつもりも無い。

 

……だが。

 

 

(消えないとなると、ねぇ……)

 

 

呟くと同時、魔女の口づけに爪が食い込む。

 

雫などの話では、この刻印は放置して消える物では無いそうだ。

元となる魔女を倒すか諦めさせるかしない限り、この口づけは生涯ホンフーの首筋に残り続ける事だろう。

まるで――愛の証のように。

 

 

(――ああ。それは駄目だ、看過できない)

 

 

否、精神干渉を受け続けるのは別に良い。

その気になればプロテクトする技術は幾らでもあり、いっその事精神鍛錬の一種と見ても面白い。

問題は、残り続ける刻印そのもの。

 

 

――己に消えぬ口づけを残していい存在は、ただ一人だと決めている。

 

 

 

「――……」

 

 

――ホンフーの冷酷を宿した目から、光が消えた。

 

 

敢えて魔女の口づけへの抵抗を止め、傀儡となる事を受け入れたのだ。

 

こちらからは魔女の位置が分からない以上、例えリスクがあれどその誘いを利用しない手は無い。

 

何時でも洗脳を跳ね除けられるよう、ごく僅かな自我を保ったままに。

ホンフーは望まぬ幸福感に抗いつつ、おぼつかない足取りで街中へと溶け込んで行った――。

 

 

 

 




『グリーフシードは高級品』
Bクラス以上の超能力者が一個取ってくるのにめっちゃ苦労する。
量産サイボーグ兵が取ってこようとするとめっちゃ死ぬ。そんなイメージ。


『責任者の男』
実験施設のお偉いさん。
パワポケ世界だと何だかんだ幸せになってる類の人。


『ホンフーの予知能力』
原作で何度か自称してたけど、本当なのかもブラフなのかも分からない謎能力。
詳細情報なさすぎたので、本作では予知夢という形にしました。ご了承ください。


『TX』
その頭脳には人間の脳が組み込まれており、神条紫杏という女性の人格がコピーされている。
ほむらが操れなかったのは、一応はまだ魂のある人間である為だった。


『ダークスピア』
本名は茨木和那。自分とその周囲に働く重力の方向を変えるという超能力を持つ。
ある事情によってクローンが数多く作られており、様々な事に利用されている。
大好き。


『ホンフーに口づけを刻んだ魔女』
紅い虎の尾を踏んだ。
一体どこのハコなんだろなぁ……とんと見当がつかぬ。



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