超能力青年 ウ☆ホンフー   作:変わり身

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10´話 カレンダーが、無くなってしまうから

『――保澄雫。

 神浜市、参京院教育学園高等部一年生(制服による推測)。

 

 魔法少女であり、知人(仲は良くない?)の付き添いで見滝原総合病院を訪れ、魔女に遭遇。駆け付けた巴マミと共に魔女を倒し、仲を深めたらしい。

 曰く、優しくてクールな人。悪い話はナシ。

 

*討伐したのはおそらくお菓子の魔女。今回の巴マミは多分長生き』

 

 

「…………」

 

 

『ジャジメントでアルバイトをしている。要警戒。

 詳細は不明だが、マミ曰く『運送関係の仕事みたい』。配達? 免許持ち?

 神浜にもスーパー含めジャジメント関係店は幾つかあったが、従業員としての記載なし。アルバイトなら当たり前か?

 

 魔法少女としての能力は不明。

 頼りになるとの言葉から、一定の評価はされているよう。

 マミは『それは本人から聞くべき』というスタンスを崩さず。肝心な部分で口が堅い。

 武器は投擲系? 判断つかず。

 

 神浜から見滝原までの移動に魔法を使っている可能性。〇。

 マミに取り入る為に立ち回った可能性。△。←だとすればマミが気付くか。

 ジャジメントの裏に関わっている可能性――』

 

 

「……わからない、か」

 

 

見滝原の一角に構えたほむらの隠れ家、その一室。

ほむらは開かれていた手帳を閉じると、疲れたように溜息を落とした。

 

昼にマミとの話し合いを終えた後、これまで得られた雫に関しての情報を書き出していたのだが、核心に至る道筋はそこに無い。

即ち――保澄雫が、バッドエンドとの縁を有しているか否かだ。

 

 

(良縁か悪縁か。有害か無害か。ほるひすかイタチか……)

 

 

彼女の存在がどちら側であるのか、やはり今のままでは判断が付かない。

 

ワルプルギスの夜の襲来まで、三週間足らず。長くはないが、時間としての余裕はある。

近い内、マミからの紹介として顔を合わせる機会は設けられる事だろう。

 

その時が訪れるまでに、何かしらの確信は欲しかった。

 

 

(……いっそ、徹頭徹尾避けるよう動くのも――いえ、それは……)

 

 

君子危うきに近寄らず。

初めから雫と会わないように立ち回れば、不安に苛まれる事も無い。

 

しかしその行動は、現状においては先走りでしかない。

マミにも多少の不信感を与える事となり、何より雫を利用できなくなってしまうのは痛手と言わざるを得なかった。

 

何せ、あのマミが助けられたと零した魔法少女である。

佐倉杏子と同様、ワルプルギスの夜との戦いにおいて相当の力となってくれる可能性は高い。

 

その得られた筈の良い戦力を、ただ疑惑の段階で手放す――それを即決するには、ほむらは敗北を重ねすぎていた。

 

 

(……全て、杞憂であって欲しいわね)

 

 

多少以上に過敏となっている自覚はある。

だが、前回のバッドエンドは僅かなきっかけからほむらの下へと辿り着いたのだ。それを思えば、当然の警戒だとも思っていた。

 

ほむらは改めて気を引き締めると、思考を切り替え席を立つ。

雫の件は気にかかるとはいえ、他にも成すべき事は幾らでもある。悩む事は、その最中でも可能だった。

 

 

(とりあえずは――佐倉杏子への接触を済ませておきましょう)

 

 

マミの『お友達自慢』にかこつけて、杏子の存在については既に聞き出している。

接触するタイミングとして違和感は無く、後々協力を頼む際に備えて顔見せ程度はしておく時期だろう。

ほむらはこの時の為に予め用意しておいた菓子折りを手に、迷いない足取りで隠れ家を出る。

 

目的地は、杏子が根城とする風見野市。

この時間帯であれば、ゲームセンターの一角でリズムゲームに興じている筈だ。

 

最早幾度となく繰り返した誘い文句の中から、マミが生きている場合のものを思い出し。

適当に入った物陰で魔法少女の装いを纏い、隣町に向かい地を蹴った。

 

――己が既に後手に回っているとは、露程も思う事は無く。

 

 

 

 

 

 

事実は小説よりも奇なり。

とある詩人が遺した一節である。

 

文字通り、現実では時折虚構よりも不思議な出来事が起こる……という意味の諺であるが、実際にそれを実感した者は稀だろう。

 

教育が行き届き、多種多様な情報が発信されるようになった現代社会。

積み重ねられた知識と経験は誰もが容易く目にする事ができ、多くの人々の見識が深まっている。

そんな彼らの『現実』を超えるような不思議など、最早奇跡や魔法の領分にしかありはしないのだ。

 

大抵の出来事は常識の延長線上に収まり、虚構は虚構のまま、現実となる事は無い。

そして多くは小さな偶然や幸運・不運を不思議として処理し、虚構を超えたと夢を見る。

 

小説よりも奇異な不思議は、想像の中にしか存在しない。

多くの人々にとっては、それが事実であった。

 

――しかし、その上で。

鹿目まどかは今、正しく小説よりも奇異な現実に直面していた。

 

 

 

「……はい、お茶」

 

「ど、どうも……」

 

 

とある公園、休憩所にあるベンチの一つ。

かつてさやか(杏子)と仁美が言葉を交わしたその場所で、保澄雫はまどかにペットボトルを差し出した。

 

すぐ傍にある自動販売機で購入した、何の変哲も無い緑茶。

普段ならば見慣れたそれにまどかは奇妙なギャップを感じつつ、おずおずと受け取った。

 

 

「……あっ、お代……」

 

「気にしないで。巻き込んじゃったの、私だから」

 

 

雫はそう告げ、自分の分のペットボトルを開ける。

まどかとしては申し訳ないものはあったが、さりとてここで我を通し切る理由も無く。

やがて観念したように、ボトルキャップを小さく捻った。

 

――つい先程起こった、事故現場での一騒動。

雫により魔女の使い魔の襲撃から助けられたまどかは、手近な公園で介抱を受けていた。

 

傷を負ったという訳では無い。しかし相手が魔女の手先である以上、獲物として狙われている可能性があり、暫く目を離す訳にはいかなかったのだ。

結果的には、魔女は姿を現す事は無かったが――当然、それで解散という訳も無し。

 

何から聞くか、何から話すか。

まどかと雫は互いに会話のきっかけを探りつつ、気まずい空気を漂わせていた。

 

 

「……あの、雫さん……だったよね。そろそろ、その……」

 

 

先に動いたのは、まどかの方だった。

おそるおそると、濁した言葉尻に様々な疑問を含ませる。

 

それを聞いた雫は、まどかの胸元から覗くアクセサリーをちらりと見やった。

 

 

「本当に、何も知らないの?」

 

「え? う、うん、たぶん……?」

 

「……そう」

 

 

その困惑した表情に、嘘や白々しさは感じられなかった。

雫は僅かに瞑目すると、やがて静かに口を開く。

 

 

「さっき、あなたを襲った髭の毛玉。あれは使い魔と呼ばれる怪物で、人に害成す魔女の使い走り」

 

「ま、魔女……? ええと……童話とかに出てくる、杖とか持った?」

 

「……魔女と言うと人っぽく聞こえるけど、さっきの使い魔とそう変わらないわ。人間の形から遠く離れた――人間の天敵」

 

 

そう目を伏せる雫の様子に、まどかは絶望のようなものを感じ取る。

しかし怪訝に思う間も無く、彼女は徐に片手を上げ――直後、その手中に大きなチャクラムが現れた。

 

 

「っ、それ――」

 

「本物。私は魔法少女として、そういうのと戦ってる」

 

「…………」

 

 

ぎらりと輝く刃の光は、まどかに威圧感を与えるには十分だったようだ。

先程使い魔に狙われた喉笛を無意識に抑え、その吐息を震えさせる。

 

雫としては手品の一種として詐欺師扱いされる事も覚悟していたのだが、どうやらすんなりと信じてくれたらしい。

純粋なのか、夢見がちなのか。軽く息を吐きつつチャクラムを消せば、まどかの身からも固さが抜けた。

 

 

「え、と……つまり、雫さんは私の事を助けてくれたんだよね? あの使い魔っていうものから」

 

「ええ。でも、あなたが襲われる前に何とかするべきだった。動くのが遅れてごめんなさい」

 

「そんなっ、あれは私が不用意に近づいちゃったからで、雫さんは何も……!」

 

 

まどかは慌ててフォローをするが、雫の顔は晴れなかった。

 

本当であれば、まどかが使い魔に近づくよりも先に処理する事は可能であったのだ。あの事故現場に訪れた時点で、使い魔の魔力は感じ取れていたのだから。

しかしその直前にまどかとぶつかった事で迷いが生まれ、行動が遅れてしまった――。

 

 

「…………」

 

 

再び、雫の視線がまどかの胸元へと向かう。

慌てる彼女の動きに合わせて小さく揺れる、金属製のアクセサリー。よく注視すればそれには幾つかの魔法陣が刻まれており、微かな魔力を漂わせていた。

 

それは紛れも無く魔法少女の魔力であり、故に雫はまどかを魔法少女と誤認した。

 

見滝原の殆どがマミの管理下にあるとは知っていたが、その詳しい範囲を把握していた訳では無い。

他に魔法少女が存在し、事故現場がそのテリトリーである事も考えられ、ひとまず様子を見る事としたのだ。

 

……しかし、無防備に使い魔へと駆け寄った姿を見た時、雫はそれが間違いだと気付いた。

 

使い魔を視認できたという事は、素質自体はあるのだろう。しかし彼女は正真正銘の一般人だった。

結果として助けが間に合ったとはいえ、無意味に使い魔の脅威に晒し、魔法の存在についても知られてしまう始末。

様々な意味で下手を打った。苛立ちとも罪悪感ともつかないものが胸に溜まり、自然と眉間にシワが寄る。

 

 

「……私からも聞きたいんだけど、そのアクセサリー、どうしたの?」

 

「? お友達に貰ったもの、だけど……」

 

「……もしかして、巴マミって子?」

 

 

よく見れば、まどかの纏う制服はマミと同じ物だった。

彼女の後輩であれば、疑問の多くは無くなる――そう思ったのだが、まどかはきょとんとした顔で首を振る。

 

 

「う、ううん。最近クラスメイトになった、違う子から……これがどうかしたの?」

 

「……かっこいいな、って。それだけ」

 

 

深く掘り下げるかどうかの判断に迷った末に、そんな誤魔化しが口をついた。

下手な嘘だとは自分でも分かり、まどかの表情も何ともいえないものとなる。

雫はまたも気まずくなった空気に顔を背け……いっそ、このまま会話を切り上げる事にした。

 

 

「とりあえず、こんな感じでいい? 一応、知りたい事には答えたと思うけど」

 

「え……」

 

 

巻き込んでしまった以上は最低限の説明はしたが、ここ見滝原は他者のテリトリーだ。この辺りで一度マミに相談しておきたい所だった。

 

返答を待たずに腰を上げた雫に、まどかは声をかけようとして、口籠る。

雫の言う通り、一通りの説明は聞いたのだ。魔法という未知の世界に興味はあれど、強く引き留めるのも気が咎め――はた、と。一番大切な言葉を告げていなかったと思い出す。

 

 

「あのっ、さっきは助けてくれてありがとう。言うの忘れちゃうところだった……」

 

「……うん」

 

 

照れ笑いを浮かべるまどかから目を逸らし、雫は居心地悪げに頬を掻く。

そして最後に軽い挨拶を交わしつつ、静かにその場を歩き去り――。

 

 

「――そうだ、まどかさん」

 

 

寸前に振り返り、まどかを見つめた。

 

 

「あなたが私の事を忘れた頃、もしかしたらキュゥべえっていう……何だろ、猫みたいなのが現れるかもしれない。ソレはきっと、魔法少女になってくれって言うと思うけど――どんなに甘い言葉で誘われても、絶対に靡かないで」

 

「えっ……ど、どうして?」

 

「……カレンダーが、無くなってしまうから」

 

 

雫は最後にそう残し、忽然とその姿を消した。

訳の分からぬ言葉に首を傾げていたまどかは驚き、周囲を見回すが、彼女の影すら掴めない。

 

おそらく、これも魔法なのだろう。改めて目の当たりにした非現実に、鼓動が少しばかり早まった。

 

 

「……キュゥべえって子には、絶対会えないかも」

 

 

こんな出会い、忘れられる訳が無いではないか。

まどかはベンチに腰掛けたまま、暫く何処か浮ついた気分に浸り続け。

 

 

「…………」

 

 

ちらりと、胸元にある『かっこいい』アクセサリーに目を落とす。

脳裏には、つい最近友達になった少女のすまし顔が浮いていた。

 

 

 

 

 

 

雫がウ・ホンフーと出会ったのは、とある寒い日の事だった。

 

 

『――あら、こんにちは』

 

 

いつものように各地を巡り、居場所探しを行っている最中。

ふと訪れた街の影に、彼は笑顔で立っていたのだ。

 

その足元には傷だらけの少女――魔法少女が転がっており、苦し気な呻きを上げていた。

雫はすぐに状況を理解できず、ただ呆然と立ち尽くした。

 

後に知らされた所によると、その魔法少女はホンフーに恨みを持った襲撃者であったらしい。

当時ジャジメントとは縁もゆかりも無かった雫は、当然ながら何も知らず。すぐ我に返ると、同じ魔法少女としてその少女を助けようと試みた。

 

しかし、それを許すホンフーではない。

空間結合魔法も超能力で容易く無効化され、雫は少女と共に転がった。

 

そうして痛みに呻いている最中、ホンフーはにこやかに告げたのだ。

 

 

『おやまぁ、テレポーターとは珍しい。どうです、私に雇われてみませんか?』

 

 

無論、頷く筈が無い。

敵意と怯えを滲ませ首を振った雫に、しかしホンフーは気にした様子も無く笑みを深めた。

 

 

『あなた、魔法少女のヒミツってご存じ?』

 

 

唐突なその質問の意図が分からず、雫はただ首を傾げた。

 

だがそれで察したのだろう。ホンフーは徐に雫を抱えると、もう一人の魔法少女から距離を取り。

そして、その少女だけに向けて、呟いたのだ。

 

 

――安心して、希望を持って下さいね、と。

 

 

 

 

「――あら、保澄さん?」

 

「!」

 

 

意識が現在へと回帰する。

 

顔を上げれば、こちらに向かって歩くマミの姿が見えた。

どうやら、物思いに耽る内、記憶の深い所まで潜り込んでしまっていたようだ。

 

雫は頭を振って嫌な記憶を払い、寄りかかっていたマミのマンション前の塀から身を起こす。

 

 

「どうしたの、こんな所で。何か約束でもしてたかしら……?」

 

「いえ、まぁ私の方で色々あって……というか、一応連絡は入れたけど。何か通話中だったから、留守電とメッセージ」

 

「えっと……あ、本当ね……?」

 

 

端末の着信履歴を確認したマミは、心当たりが無いとでもいうように首を傾げた。

しかしすぐに気を取り直すと、申し訳なさげに眉を下げる。

 

 

「ごめんなさい、どっちも気付かなかったみたい。今日は少し用事があったから」

 

「そうだったんだ。じゃあ、どうしようかな……」

 

「いえ、もう済んだし、私も雫さんに話したい事があったから……むしろ丁度良かったわね。さ、どうぞ」

 

 

マミは僅かに目を伏せた後、にこりと笑い。雫をマンション内へと招き入れる。

そうして雑談交じりにマミの部屋へと向かい――途中、折を見て問いかけた。

 

 

「――ねぇ。もしかしてだけど、この街ってあなたの他に魔法少女が居るの?」

 

「えっ」

 

 

それを聞いたマミは目を丸くし、やがて笑みを浮かべて首肯する。

 

 

「ええ、そのようなの。私も昨日コンタクトが取れた所なのだけど……保澄さんは、どうしてそれを?」

 

「……街中で、あなたの物じゃない魔力を感じたから。でも、その様子だと大丈夫みたいね」

 

 

マミの表情からは、警戒や疑念といった含むものは読み取れない。

彼女がそうあるならば、少なくとも危険因子という訳では無いのだろう。知らず固くなっていた肩から力が抜け、自然とまどかの姿が脳裏をよぎる。

 

 

(……なら、あのアクセサリーは魔除け?)

 

 

もしかすると、己が使い魔から助けずとも――そう思いかけ、やめた。

アクセサリーにどのような魔法が込められていたとしても、助けない方が良かったなどという事がある筈も無い。

 

……とはいえ、余計な事をしてしまったという確信もあった。

 

 

(たぶん、敢えて魔法少女の事を教えてなかったんだろうな……)

 

 

それは危険に近づけたくないからか、それとも魔法少女の真実を知っているが故なのか。

どちらにせよ、魔法の世界に踏み入れさせたくないという思いからだろう。

 

にもかかわらず、まどかに魔法の存在を教えてしまった。今更ながらに申し訳なさが募る。

 

 

(……あの子は、きっと優しい子。私達みたいにならなくていい。そう、こんな、酷い――)

 

 

先程の過去の続きを思い出し、気分が悪くなる。

それを誤魔化すように、雫は先導するマミの横へと並んだ。

 

 

「……それで、その魔法少女ってどんな子なの?」

 

「とても落ち着いた子よ。どこか保澄さんに似た雰囲気で、魔法少女としてもかなりのベテランみたいね。それで今度、都合の良い時に紹介するっていう事になったのだけど……」

 

「構わないわ。私も、少し話したい事が出来たから……」

 

 

後半の言葉は、マミの耳には入らぬように呟いて。

 

そのまま部屋に到着し、鍵を取り出すマミを横目に嘆息ひとつ。

雫はまだ見ぬ魔法少女に、心の中で頭を下げた。

 




『暁美ほむら』
今回のサクセス開始時のポイント持ち込みは「イタチ人形」と「彼女」。
杏子に会いに行ったものの、残念ながら無駄足であった。
持参した菓子折りはそこらのコンビニで買ったおかし。20ペラと安い割に野球魂を5回復するので割と重宝するぞ!


『鹿目まどか』
魔法少女という存在を知って、こっそりテンションが上がっている。
雫と仲良くしたいなぁと思っているが、契約前の自信あんまり無いモードなので、マギレコでの遭遇時と違いグイグイ行けなかった様子。
ほむらに貰ったアクセサリーが何だか気になり始めているようだ。


『保澄雫』
自分の寿命の事をカレンダーとよく例える。ちょっぴり詩人。
ホンフーとの初対面時、見知らぬ魔法少女が魔女化させられる姿を目撃。大きく動揺している所を言い包められたようだ。
まどかに関してはそこそこ好感を抱いており、魔法少女になって欲しくないと思っている。


『巴マミ』
最近お友達が増えてウキウキ。キュゥべえがどんどん後ろの方に……。
雫にワルプルギスの夜の件をどう切り出すかお悩み中。出来れば巻き込みたくはないものの、手伝って欲しい気持ちもゼロでは無い様子。


『名も知らぬ魔法少女』
きっと残酷な事をされ、深い恨みを持っていた。
今はもうどこにも居ない事だけは確かである。


じわじわ進むぞ……。

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