ONE PIECE −LOG COLLECTION : ELEANOR−   作:春風駘蕩

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第117話〝嘘つきの子孫〟

「あわれ、嘘つきは死んでしまいました…〝勇敢なる海の戦士〟に…なれも…せずに…」

「おれを見んなァ!!! 切ない文章勝手にたすなァ‼︎」

 

 悲しい表情で、絵本を読み終わったナミがため息をつき、そんな彼女にウソップが目を吊り上げて怒鳴る。何を勝手に人と絵本の登場人物を重ね合わせているのかと。

 

「〝北の海〟では知らない人は少ない、有名なお話なんだよね。いわゆる子供の教育話みたいに扱われてて……」

「そうそう、ウソばかりついてるとノーランドみてェに死刑になるぞって………エレノアちゃん!!?」

 

 幼い頃に読んだ記憶を思い出しているのか、懐かしそうに何度もうなずいていたサンジが、隣を見てぎょっと目を剥いた。

 ナミと同じく、絵本の内容をそのまま暗唱していたエレノアの目から、ぽろぽろととめどなく涙があふれ出していたのだ。

 

「…え? あ、あれ? なんで……!!?」

「おいおい、この話のどこに泣く要素があったんだ? 感受性よすぎだろ」

「いや、私だってこんなんで泣いたりは………あれ⁉ あれェ!!?」

 

 異常な反応に、エレノア自身が戸惑いながら何度も瞼を拭う。拭っても拭っても、次々に溢れ出して止まってくれない。

 何よりも、自身の胸の奥が締め付けられるような痛みを訴えているのが、不思議でならなかった。

 

「ぎゃあああ~~~っ‼」

 

 そんな彼女の涙を止めたのは、背後で聞こえたルフィの悲鳴だった。

 何やら海面を覗き込んでいた彼が、突然ドボンと水飛沫を上げたのだ。

 

「え⁉ ルフィが海に落ちた‼」

「!!? 何やってんだ!!? お前!!!」

 

 慌てて救出に向かおうとしたウソップだったが、その足が突如止まる。

 ルフィが落ちた丁度その場所から、勢いよく大柄な男が這い上がってきたからだ。

 

「てめェら誰だ!!! 人の家で勝手におくつろぎとはいい度胸」

 

 頭頂部に栗の形をした髪を生やした、煙草をくわえた中年の男が怒気をあらわに地面に登る。

 そしてルフィたちをぎろりと睨みつけ、ピッと拳法の構えを取ってみせた。

 

「ここらの海は、おれのナワバリだ。狙いは〝金〟だな、死ぬがいい」

 

 いうが早いか、男はまず手近にいたサンジに襲い掛かり、鋭い蹴りを放つ。咄嗟に躱したサンジに、間髪入れずまた蹴りが放たれ、続いて鋭い貫手が放たれる。

 咄嗟に足で受け止めたサンジだったが、動きを止めたその瞬間に、男は懐から銃を抜いて引き金を引いた。

 

「うわあっ!!!」

 

 危うく脳天に銃弾を食らいかけ、サンジは慌ててのけぞって躱し、草地に倒れこむ。

 苦戦するサンジに、チョッパーとナミが狼狽し始めた。

 

「サンジ〜〜!!! ああああああ」

「サンジ君っ!!!」

「ご心配なくっ、当たってねェよ‼︎ ――だがちょっと待てェ!!!」

「バカが、ナメてかかるからだ…」

 

 この程度で苦戦して情けない、とゾロが加勢に入りかける。が、いざ斬りかかろうとした時、ゾロは訝し気に顔を歪めて立ち止まった。

 優勢だった男が、突如胸を抑えてその場に倒れ込んだのだ。

 

「ん?」

「オイ…オッサン⁉︎」

 

 相対していたゾロとサンジ、ウソップに助けられて陸に上がったルフィも、いきなりの事で戸惑うも、慌てて男のもとに駆け寄っていった。

 

 

「タオルをもっと冷やしてきて、窓は全開に!」

「まさか潜水病とは…」

 

 倒れた男を、彼の家に運びベッドに寝かせ、急遽看病が始まる。

 冷やしたタオルや水を用意しながらエレノアがぼそり呟くと、ルフィが振り向いて尋ねた。

 

「このおっさん病人なのか」

「うん、ダイバーがたまにかかる病気さ。本当は持病になったりするものじゃないんだけど」

 

 水圧の変化によって、体内にたまった気ほうで大きなダメージが蓄積されていく重大な病気なのだと、チョッパーは語る。

 が、至極わかりやすい説明でも、船長の頭では理解ができなかったようだ。

 

「――あァ、怪奇現象ってわけか」

「…わかんないなら聞かなくていいよ」

「この人はきっと、その気ほうが体から消える間もないくらい、毎日毎日無茶な潜り方を続けてきたんだ」

「一体何の為に……⁉︎」

「わからないけど……危険だよ。場合によっては〝潜水病〟は死に至る病だ」

 

 心配そうに表情を歪め、チョッパーは男の手当てを続ける。

 濡らしたタオルを絞り、男の額に乗せてやると、エレノアはフゥ吐息をつき、眠り続ける男に呆れたような微笑みを向けた。

 

「………相変わらず…無茶をするやつだな。お前の子孫達は……」

「エレノア…?」

 

 奇妙な雰囲気を感じ、ナミが訝しげにエレノアを見つめる。

 しかし再び彼女が振り向いた時には、先ほど感じた違和感は微塵もわからなくなってしまっていた。

 

 

 それから、しばらくたってからの事。

 外で何やら騒がしい声がきこえたかと思うと、いきなり見覚えのある二人組が家の中に飛び込んできた。

 

「「おやっさァん!!! 大丈夫かァ!!!?」」

 

 必死の形相で、海賊マシラとショウジョウが大声を上げる。

 そして、なぜか因縁あるルフィたちが、せっせと看病する姿を目の当たりにしてしばしの間固まっていた。

 

「??」

「うわ〜〜〜〜〜‼︎ おれ達を殺しに来やがったァ!!!」

「ギャ〜〜〜〜〜!!!」

 

 途中の海で絡んできた海賊達が再び現れたことで、ウソップとチョッパーが慌てだす。

 ようやく再起動を果たしたマシラとショウジョウは、ベッドの上で寝かされている男に気づくととたんに怒りをあらわに詰め寄ってきた。

 

「おめェらここで何してんだァ‼︎」

「おやっさんに何をしたァ!!!」

「何だお前ら、今このおっさんを看病してんだからどっか行けよ」

「バカ‼︎ まともに話なんか聞いてくれるか‼︎ 相手は野生なんだぞ!!! 窓から全員避難せよ‼︎」

「…野生ってあんた」

 

 狼狽するウソップや呆れるエレノアに構わず、鬱陶しそうに眉間にしわを寄せ、ルフィが告げる。

 するとマシラたちは、途端に足を止めてダーッと感動の涙を流し始めた。

 

「「いい〜〜〜奴らだなあ」」

「聞ィてるよっ!!!」

 

 予想外過ぎる反応に、出鼻をくじかれたウソップはごちーんとその場にひっくり返るのだった。

 

 

 家の外では、向かい合ったルフィとマシラ、ショウジョウが和気あいあいと話し合うのが見える。

 その姿に、残された仲間達は呆れた視線を向けるのだった。 

 

「何であいつらものすごい打ち解けてんだ」

「通じるモンがあんだろうよ」

「もしくは思考回路がほぼ同レベルとか」

「ひでェな‼︎」

 

 ぼそっと毒を吐いたエレノアに、ウソップが目を見開いて後退る。

 しかし否定できないのが何とも悲しく、それ以上のツッコミは出てこなかった。

 そのうちに、ようやくこの家の主が目を覚まし、起き上がった。

 

「ルフィ‼︎ 気がついたぞ‼︎」

「起きたか、ひし形のおっさん‼︎ 聞きてェ事があんだよ」

 

 チョッパーに呼ばれ、ルフィがいそいそと家の中に戻って来る。背後ではなぜかショウジョウがマシラを蹴り飛ばしているのが見えたが、全員が放置した。

 戻ってきたルフィに、男――モンブラン・クリケットはたばこの煙を吐きながら、やや気だるげに口を開いた。

 

「迷惑かけたな、おめェらをいつもの金塊狙いのアホ共だと思った」

「え⁉︎ 金塊をお持ちなの⁉︎」

「狙うな狙うな」

 

 途端に目を輝かせるナミを、ウソップがすぐさま止める。金が絡むと文字通り眼の色を変える彼女は、今はおとなしくしていてもらわなければ。

 

「おれに…聞きてェ事ってのは何だ?」

「〝空島〟に行きてェんだ‼︎ 行き方を教えてくれ‼︎」

「空島?」

 

 臆することも恥じることもなく、堂々と問いかけたルフィに、クリケットはピクリと眉を動かす。

 そしてそのすぐ後に、盛大な笑い声をあげ始めた。

 

「ウワッハッハッハッハッハッハッハ!!! お前ら空島を信じてるのか!!?」

「オイ、やめろ病人だから〜〜〜〜!!!」

 

 モックタウンでの屈辱が蘇ったのか、鬼の形相で殴り掛かりそうになるナミを抑えこみ、ウソップが冷や汗をかく。

 一緒即発の雰囲気にまた戻りかけた時、エレノアが一歩踏み出しながら呟いた。

 

「あるよ」

 

 ばさりと、フードが脱ぎ捨てられ、翼が広げられる。

 白と黒に彩られたその姿が露わになると、笑っていたクリケットも固まり、大きく目を見開いていった。

 

「私は遥か高い天の先で……海を見たんだ。〝空島〟は…存在する」

「……天族か…!!?」

 

 ジジ…とたばこが灰に変わり、ボロボロと膝の上に落ちていくことにも気づかぬほどに、クリケットは呆けて沈黙する。

 そうしてしばらく黙り込んでいた彼は、やがて遠い眼差しになりながら再び口を開いた。

 

「…お前さんのようにあると言った奴を知ってるが、そいつは世間じゃ伝説的な大うそつき、その一族は永遠の笑い者だ」

「……‼︎」

「おれじゃねェよ‼︎」

 

 はっ、とルフィがウソップに振り向き、即座にウソップが否定する。

 構わずクリケットは、机の上に置かれたボロボロの絵本の方を見やった。

 

「『うそつきノーランド』。そういう昔話がある」

「………‼︎」

「だからおれじゃねェって‼︎ 名前違うだろ」

 

 また変な勘違いをしているルフィに、再びウソップがツッコむ。

 それに呆れたため息をついたエレノアは、埒が明かないと二人をわきに押しのけ、じっとクリケットを見つめだした。

 

「その子孫が……あんたなんでしょ。そしてここがその昔話の舞台……‼︎」

「え!!?」

「…じいさんのじいさんの…そのまたじいさんの…おれの遠い先祖さ。迷惑な話だ。奴の血なんざおれには蚊程も通っちゃいねェだろうに…」

 

 クリケットは忌々し気に吐き捨て、続ける。

 モンブラン家は当時、国を追われ肩身せまく暮らすも、人の罵倒は今なお続く。しかし一族の誰一人、彼を憎む事はなかった。

 それはノーランドが類まれなる、正直者だったからだと、彼は語った。

 

「到着した島は間違いなく、自分が黄金都市の残骸を見つけたジャヤ。それが幻だったとは到底思えない」

 

 絵本にある一節、『そうだ!山のような黄金は海にしずんだんだ!!!』という最期の言葉。

 面白おかしく描いてあるが、実際は大粒の涙を流した無念の死だったという。

 

「…ノーランドは地殻変動による遺跡の海底沈没を主張したが、誰が聞いてももはや苦し紛れの負け惜しみ、見物人が大笑いする中、ノーランドは殺された」

「じゃあ‼︎ だからおっさんはそのモンブラン家の汚名返上の為に海底の黄金都市を探してるのか!!?」

「バカ言うんじゃねェ!!!」

 

 ドンッと再び銃が火を噴き、ウソップの頭のすれすれを撃ち抜き彼を黙らせる。硬直した彼を睨みつけるクリケットの顔は、凄まじい怒りに満ちていた。

 

「大昔の先祖がどんな正直者だろうと、どんな偉大な探検家だろうが、おれに関係あるか!!!! そんなバカ野郎の血を引いてるってだけで、見ず知らずの他人から罵声を浴びる子供の気持ちがお前らにわかるか!!? おれはそうやって育ってきたんだ!!!」

 

 ありったけの怒号でありながら、どうしようもないほどの悲痛な叫びにも聞こえる声で、クリケットは吐き捨てる。

 それだけで彼がどんな幼少期を過ごしたのか、骨身にまで伝わってくるようであった。

 

「だが、そうさ。この400年の間には、一族の名誉の為にとこの海へ乗り出した者も数知れねェ。その全員が消息不明になったがな。おれはそんな一族を恥じた――そして家を飛び出し、海賊になった」

「へ――おっさんも海賊なのか」

「別になりたかったわけじゃねェ。ノーランドの呪縛から逃げ出したかったんだ。――しかし10年前…………冒険の末、おれの船はなんとこの島に行き着いちまった」

 

 くしくもモンブラン家を、ノーランドを最も嫌い続けた彼だけが件の地に行き着いた。

 絵本の通り黄金郷のかけらも見あたらない島の岬に立つと、もう彼に逃げ場は残されてはいなかった。

 

 ―――決着(ケリ)をつけようぜ、ノーランド。

 

 一族の汚名をそそぎたいのではない、先祖の無実を証明したいわけでもない。

 ただ、自分の意志でも覆す事ができない意地が、自分の中に居すわってしまったのだ。

 仲間達に呆れられ、見捨てられても、決して譲れない意地が。

 

「おれの人生を狂わせた男との、これは決闘なのさ。おれがくたばる前に…白黒はっきりさせてェんだ…!!!」

 

 文字通り命を懸けた男の覚悟に、ウソップは思わず熱くなった目頭を押さえる。

 無言でクリケットを見つめていたルフィは、ふと気になったことについて問いかけた。

 

「……じゃああいつらは? さる達は何でここにいるんだ?」

「……そりゃまた海底にかける男達の、拳で語る熱いドラマがあったんだろうなァ」

 

 そんな壮大で、バカにされることを覚悟の上とした挑戦に必死につき合っているのだから、何かの縁があったのだろうとウソップは勝手に思う。

 が、その期待は悪い意味で裏切られることとなった。

 

「あいつらは絵本のファンだ」

「ファンかよ」

「ずいぶん簡単なつながりね」

「5、6年前になるか、おれの噂を聞いて押しかけていた。『ノーランドの黄金は絶対あると思うんだ』ってな」

 

 がっくりと肩を落としたウソップたちの前で、クリケットはフッと笑う。

 来る日もくる日もたった一人で潜り続け、孤独の中で先の見えないいつかを求め続ける日々。

 そんな生活の中にズカズカと入り込み、勝手に手下になって暴れまわる彼らを、クリケットは嫌えなかった。嫌えるはずがなかった。

 

「ああいう一途なバカには正直、救われるんだ…わかるか……?」

 

 心底穏やかそうな表情で、クリケットは語る。

 ウソップはまたしても涙を流し、溢れ出す涙を拭い続けた。

 

「わかるぜ、そうだよな…本物の同志ってのは、ただそれだけで心強く……」

「まーでもさるの話はおいといてよ」

「じゃ聞くな!!! 歯ァくいしばれ〜〜〜!!!」

 

 せっかく感動的な話を聞かせてくれているのに何だその態度は、とウソップが厚顔不遜なルフィに掴みかかる。

 それを押しのけ、ルフィはクリケットに詰め寄った。

 

「だから……‼︎ おれは〝空島〟に行きてェんだよおっさん!!!」

「……フフフ、せっかちな奴だ…だから話してやったろ。〝空島〟の証言者はその『うそつきノーランド』、こいつに関わりゃおめェらもおれと同じ笑い者だ」

 

 そう言ってクリケットは、別の机に置かれたものの中から、一冊の本を取り出す。

 絵本以上に年季の入ったそれを見て、不意にエレノアが目の色を変えた。

 

「え!!? そいつ空島にも行った事あんのか⁉︎」

「残念ながら行ったとは書いてねェが……」

「…ノーランドがついたというウソにも、自分が行ったという事はなかったはずだ」

 

 驚きの顔になるルフィに断ってから、クリケットはボロボロの本をペラペラとめくっていく。

 覗き込んでいたナミは、書かれている内容にハッと大きく目を見開いた。

 

「航海日誌…まさかノーランド本人の!!?」

「そうさ、その辺…読んでみろ」

「すごい…400年前の日誌なんて………」

 

 クリケットに促され、ナミは震える手でページをめくる。

 うっかり壊してしまわないように細心の注意を払いながら、ナミはあるページの一部分を読み上げた。

 

『海円歴1120年6月21日快晴、陽気な町ヴィラを出航

〝記録指針〟に従い港より、まっすぐ東北東へ進航中の筈である。

日中出会った物売り船から珍しい品を手に入れた。「ウェイバー」というスキーの様な一人乗りの船である。

無風の日でも自ら風を生み走る不思議な船だ。コツがいるらしく私には乗りこなせなかった。目下、船員達の格好の遊び物になっている』

「…ウソッ‼︎ 何これ欲しい〜‼︎」

「「「いいから先読めよ‼︎」」」

 

 まったく関係がなさそうな部分に興奮する彼女に、男性陣から強く叫ぶ。

 名残惜しそうにしながら、ナミはさらにページをめくり、気になる記載を見つけて興奮混じりに読み上げた。

 

『この動力は〝空島〟に限る産物らしく、空にはそんな特有の品が多く存在すると聞く。

〝空島〟と言えば探検家仲間から生きた「空魚」を見せて貰った事がある。奇妙な魚だと驚いたものだ。

我らの船にとっては未だ知らぬ領域だが、船乗りとしてはいつか〝空の海〟へも行ってみたいものだ。

「モンブラン・ノーランド」』

 

 見つけた一節に、ルフィたちは互いに顔を見合わせる。

 ようやく見つけた、探し求めていた情報の一端を見つけたのだと、全員が確信を持った。

 

「〝空の海〟だって…」

「エレノアとロビンが言ってた通りだ‼︎」

「それにこの時代じゃ〝空島〟があって当たり前の様に書いてあるぞ」

「やっぱりあるんだ!!!」

「やった〜〜〜!!!」

 

 ようやくまともな、次の目的地にいたるための手掛かりを得られたと、ルフィたちは喜びをあらわに騒ぎだす。

 そんな若者たちの狂喜する姿を、クリケットは穏やかな笑みで、そして何か決意を秘めた眼差しで見守り続けていた。

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