ONE PIECE −LOG COLLECTION : ELEANOR−   作:春風駘蕩

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第254話〝陽の下へ〟

 魔人の咆哮が大気を、島を、全てを震え上がらせる。

 怒りに燃える巨大な怪物を前に、勝利の歓喜に酔っていたローリング海賊団は、今や恐怖で凍り付いてしまっていた。

 

「何てこった……もうダメだ…‼〝麦わら〟の一味ももう、みんなやられちまってるし………‼」

「おれ達の切り札の〝影〟もみんな使い切った…‼ こいつをなぎ倒せる力なんてもう残ってやしねェよ!!!」

「畜生ォ!!!」

 

 悔しげな声を上げるローラだが、嘆いていても無意味だ。

 オーズは自身も満身創痍の体のまま、敵を全て踏み潰すという気迫に満ちていて、とても勝てる未来が見当たらない。

 

「…………やっぱりゾンビに力では勝ち目はねェんだ…不死身なんだ…本当にコイツら………!!!」

「もうリミットだ………‼ 今日も夜が明ける…‼ おれ達ァ、この闇の暮らしから抜け出す事なんて…できねェんだ」

 

 男達の心が、ぽきりと折れる。これまでかき集めてきた力の全てが無に帰した事で目の前の全てが真っ暗に染まっていた。

 もう、立ち上がる事もままならない者さえ現れていた。

 

「諦めよう!!! ここに居たって死ぬだけだ………!!!」

「急いで…森へ帰ろう‼ 暗い暗い…光の差さねェ森へ……‼ また帰ろう…」

 

 微かな希望を信じて戦い続けた彼らは、全身から力が抜け出るのを感じながら、巨大な怪物から逃れようと後退る。

 

 ───しかし、踵を返そうとした彼らの前に。

 ざり、と瓦礫を踏み、進み出る一人の剣士の姿があった。

 

「お…おめェ‼」

「……ルフィに何が起きたか知らねェが…充分な追い込みだ」

 

 二刀を手に、ゾロが微塵も臆した様子を見せずに、オーズに向かって進む。

 視線で男達を押しのけるようにして、ぼろぼろの体を揺らがせる事もなく、真っ直ぐに敵を見据えていた。

 

「……あの巨体の攻撃受けといて…まだ立つの………!!? …どっちがゾンビだかわかりゃしないわ…‼」

 

 ぞっと顔を青く染め、戦慄の声をこぼすローラ。

 この状況でなおも闘志を失わずにいる彼には、人外じみた悍ましさと恐ろしさを抱くほかにない。

 

 そこへ、彼女の子分達の一部から騒がしい声が上がりだした。

 

「おい‼ こっちに避難させといた麦わらの一味どこいった⁉」

「え⁉ いや知らねェよ‼ 意識もねェのに勝手に動くわきゃねェだろ!!?」

「あれ……⁉ ここにいた無事だった二人は⁉」

「オーズが立ち上がるまで、確かにここに‼」

 

 応急処置を施していたはずの数人と、無事だったナミとウソップの姿が見当たらず、男達は戸惑いの声をあげ、やがてはっと目を見開く。

 

「まさか…‼ 一早く逃げたって事は……‼ あいつら全員逃げたのか⁉」

 

 愕然としながらも、内心では仕方がないと納得する。

 強化された一味の船長とその仲間が全力をぶつけてなお仕留めきれない怪物に立ち向かい続けられる訳がない。

 

 と、立ち尽くす彼らのすぐそばで、再度瓦礫を踏む音が響いた。

 

「え⁉ 麦わら⁉」

「……もうちょっと…足りなかったか……‼ ……あと一撃入りゃ…………!!!」

 

 振り向けば、先ほどまで気を失っていたルフィが目を覚まし、ずるずると体を引きずっている。その目は間違いなく、オーズを見据えていた。

 

 さらにもう一つ、足跡が響く。

 また後ろを振り向けば、燃える髪を携えたエレノアが歯を食いしばりながら立ち上がろうとしていた。

 

「…!!! まだ…………燃やせるよ…‼」

「うおおお!!?」

「あんた大丈夫か⁉ 髪燃えてんぞ!!!」

 

 傷だらけの体以上に異常な現象に襲われている天使に、心配と困惑の混じった目を向けどよめく男達。

 彼らを放置し、ルフィが体を起こしながら声を張り上げた。

 

「ロビン!!!」

「ええ、いるわよ」

「うわ‼ 逃げてなかった」

 

 ルフィの呼び声で、姿を消していた一味の一人が姿を現し、男達はびくっと震えてその場から飛び退く。

 

「上へ飛びてェんだ‼」

「じゃ、足場を作るわ」

 

 一瞬でルフィの意図を理解した彼女は、幽霊島のマストの方を向いて両手を交差させる。

 そこに、かたかたと音を立てて白骨死体が……参戦したブルックが今にも折れそうな体で立ち上がった。

 

「私にも…できる事があるならば………!!!」

「おわー‼ 白骨死体まで動き出した!!!」

「え――何で!!?」

「よし…ブルック、頼みがあるっ!!!」

 

 ブルックの能力を知らない男達が、悲鳴を上げて硬直する。

 ルフィは立ち上がった骸骨真摯紳士に頷き、一切疑う様子を見せずに協力を求む。

 

 するとその場に、何者かの呆れとやる気を宿した声が響き渡った。

 

「そう来ると思った! もう全員、サポート態勢に入ってるわ‼」

「うおー、さっきのねーちゃんそこに⁉」

「コイツらまさか‼ 逃げたなんてとんでもない…………‼ オーズが立ち上がった瞬間に…………………!!!」

 

 絶望していたローリング海賊団の面々の顔色が変わる。

 もう全ての希望が潰え、再び消滅の恐怖と不自由な暮らしに苦しむ日々が始まるのだと嘆いていた彼らは、驚愕でただ叫ぶだけになっていた。

 

 

「迎撃の準備を始めてたんだ!!!」

 

 

 姿の見えない他の一味の仲間も、屋敷のあちこちで動く音がする。

 倒れている間に、それぞれが完全に役目を認識し、さしたる合図もないままに呼吸を合わせている。

 

 圧倒的な絆を見せつけられ、誰もが言葉をなくしていた。

 

「信じられねェ…‼ コイツら…微塵も諦めてねェっ!!!」

「おい‼ おめェら邪魔だ!!! どいてろ!!!」

「お言葉に甘えまして~~~っ!!!」

 

 呆然としていたローリング海賊団は、ゾロの怒号にはっと我に返り、慌てふためきながら逃げ出していく。

 邪魔な連中が全員離れたところで、ついにオーズが再び動きだした。

 

「ゥオオオオオオオオ!!!」

 

 足を振り上げ、踏みつける。たったそれだけの動作で地面は砕け、衝撃であらゆるものが浮き上がる。

 ぐらぐらと揺れる足場に耐えながら、エレノアが天に向けて勢いよく飛び立った。

 

「注意を引き付ける‼ その間に!!!」

「おう!!!」

 

 弾丸のような鋭さで天へ至り、ぱんっと掌を打ち合わせる。

 途端に彼女の手の間で暴風が吹き荒れ、一式の弓矢を形作り、鋭い風の矢をいくつも撃ち出した。

 

「〝施雄神弓(ガーンディーヴァ)〟!!!」

 

 ずどどどどっ、といくつもの矢がオーズを襲う。

 放たれたそれらはオーズの体に小さな穴を開けるが、硬く強靭な皮膚を貫くには至らず、鬱陶しそうに払いのけられる。

 

 その間に、ロビンがマストの壁面に無数の足を咲かせていく。

 

「〝脚場咲き〟‼」

「行きます、ヨホホ‼」

「頼む‼」

 

 頂上に続く足場が出来上がり、ブルックはそれをルフィを抱えたまま跳んでいく。あっという間に、オーズの背丈を軽く超えてみせた。

 

「逃がすかァ!!!」

 

 視界の端に移ったルフィとブルックを睨みつけ、オーズは右腕を振るう。

 外壁に腕を叩きつけ、すでに半壊しかけているマストを圧し折ろうと砕き、大きく揺さぶる。

 

 その衝撃で、危うくブルックは足場を踏み外しそうになった。

 

「あぶっ…あぶあぶっ⁉ 危なァっ!!!」

「なんかメチャメチャ怒ってんな、アイツ…‼」

「ウオオオオオオ!!!」

 

 焦るルフィとブルックを追い、オーズが手を伸ばす。怒りに燃える目で二人を射抜き、握り潰さんと巨腕を向ける。

 その時、オーズは不意に周囲に湿り気を感じ、いつのまにか広がっている局所的な雲に困惑の目を向けた。

 

「ん…⁉ 何だごれは、煙? 雲?」

「天候は『雨』、〝冷気泡〟!〝レイン=テンポ〟!!!」

 

 ナミの動作で、オーズの頭上にでき上がった雨雲から雨が降る。

 魔法のような光景に驚きが上がる中、科学の力でできた雨雲は土砂降りをオーズに見舞い、彼を水浸しにしていく。

 

 その間に、フランキーが行なっていたマストの内部の工事が完了する。

 

「よーし‼ 応急配管工事完了だ!!!〝風・来・砲〟!!!」

 

 オーズの死体を封印していた冷却装置を改造し、冷気が外に飛び出すように管をつなげたフランキーが、壁に空気砲を炸裂させる。

 ちょうどオーズの足元が見える位置に、大きな穴が開かれた。

 

「目いっぱい回せー!!!」

「回す――!!!」

「発射‼ 特大冷蔵庫の超低温冷気砲!!!」

 

 ウソップの操作で、冷却装置が起動し強力な冷気を発射する。極寒の地の吹雪のような勢いで放たれた冷気により、水に濡れたオーズの両足が瞬く間に凍りついた。

 

「うおー‼ すっげ~~~!!!」

「冷気で雨が凍った!!!」

「こんなモンで……おでを止められるかァ!!!」

 

 拘束が成功し、歓声をあげるローリング海賊団。

 だがオーズは怒りで頭に血を昇らせ、氷の拘束を無理矢理破壊しようと力を込める。足枷からびきびきと軋む音が上がった。

 

 しかしそこに、巨大な二本の槍を携えたエレノアが高速で舞い降りる。

 

「そこから…!!! 動くなってんだよ!!!〝滅竜聖槍(アスカロン)〟!!!」

 

 二本の槍を投擲し、凍りついたオーズの足の甲をそれぞれ貫く。氷の枷に加えて地面に深々と杭を打ち込まれ、流石の魔人も移動が不可能になる。

 

 さらにそこへ、巨大な鎖を足に引っ掛けたサンジが飛びかかっていった。

 

「次はこっちだァ‼ 行け‼」

 

 スリラーバークの進路を保つ舵を操る鎖を、オーズの方から脇に袈裟懸けになるように引っ掛ける。

 外そうともがくオーズだが、足の自由が利かないため叶わず、さらに身動きを封じられていく。

 

「投げろォ‼」

「ホントに投げますよっ!!?」

「大丈夫だ‼ おれはゴムだ!!!」

 

 彼の頭上では、マストを登りきったブルックがルフィを抱え上げて躊躇いの声を上げていた。

 疲弊し身動きの取れないルフィの頼む通り、ブルックは覚悟を決め、ぽいっとオーズの頭上に向けて投げ落とした。

 

「〝ギア3〟‼〝骨風船〟」

 

 空中で、ルフィは自身の指に歯を立て、思い切り息を吹き込む。

 残る力をかき集め、両腕を巨大化させた彼は、背後に長く伸ばして必殺の一撃を放つ準備を整える。

 

「ゾロ‼ オーズの腹を引かせて!!!」

「任せとけ、〝三刀流奥義〟!!!」

 

 動き出したルフィに合わせ、舵の上に移動したチョッパーがオーズの体勢を確認しながらゾロに叫ぶ。

 指示通り、ゾロは三刀を構え、回転させながら自身の奥義を発動する。

 

〝三・千・世・界〟!!!

 

 ずばっ、とオーズの腹が斬り裂かれ、衝撃で体がくの字に曲がる。

 ぐらりと傾ぎかけた巨体を見下ろし、舵を操る装置の前に移動していたサンジが操縦桿を傾けた。

 

「今だな⁉ いくぞ‼」

 

 がこん、と装置が起動し、舵の鎖が巻き上げられる。

 装置の起動によって、枷と鎖にとらわれていたオーズも巻き込まれ、オーズは無理矢理体を起こされ、引き上げられていく。

 

「いいぞサンジ‼ オーズの背骨は今まっすぐだ‼」

 

 本来S時に曲がる事で受けた衝撃を緩和できるようになっている人の背骨。

 それをまっすぐにする事で、真上から直撃した衝撃を逃がさず、より凄まじい破壊力をぶつける。

 

 チョッパーの医者としての知識が、ルフィの放つ最大の一撃を援護する。

 

「行って、ルフィ‼」

「ご武運を!」

「特大の一発をくらえ‼」

 

 全ての準備が整い、もうあとは全力をぶつけるだけ。

 みるみる迫る魔人の顔面めがけて、ルフィは渾身の力を込めた巨大な掌底を構える。

 

「ナメるなチビ人間!!! お前の方ごそ吹き飛ばしでやる!!!」

 

 これ以上好き勝手されてたまるか、とオーズは苛立ちに満ちた声を張り上げ、迎撃のために右腕を構える。

 だが、硬く握り締めた拳を振りかざしたその瞬間。

 

 ぼぎん!と嫌な音がして、オーズの腕がだらりと垂れ下がった。

 

「ウゥ…!!? 動がねェ………!!! 右腕が…!!! 畜生ォ‼ 動かねェ!!!」

「〝ゴムゴムの〟ォ…!!!」

 

 蓄積した損傷により、ついに限界を迎えた右腕に狼狽するオーズ。

 その隙を見逃さず、ルフィは自身の両腕にさらに力を込め、掌を前へと押し出す。

 

「う‼ …うお~、行けェ~~~~‼」

「やっちまえ麦わら~~~!!!」

「‼ あれは…‼」

 

 雄叫びと応援の声をあげるローリング海賊団を尻目に、状況を見守っていたエレノアの目がはっと見開かれる。

 

 押し出されたルフィの両手が、突如漆黒に染まった。

 

 エレノアの扱き、度重なる戦闘、重度の疲弊を無視しでも続けた戦いにより、限界を超えたルフィの中で一つ、新たな力が覚醒していた。

 強靭な硬度と破壊力を備えた一撃が、ついに魔人を打ち倒さんと放たれる。

 

巨人の(ギガント)重戦車(パンツァー)〟!!!!

 

 従来の一撃よりもはるかに強力な一撃が、ついにオーズの顔面に炸裂する。

 顔は潰され、牙は砕け、体内で背骨が次々に砕け、魔人の肉体がみるみる破壊されていく。

 

 器が破壊されていく中、オーズは唯一動く左手を虚空に伸ばした。

 

「………フレイヤ……!!!」

 

 微かな呟きを残し、オーズの目から光が消える。

 巨体はゆっくりと傾き、虚しく左手を伸ばしたまま、やがて大きな音を立てて地面に倒れる。

 

 魔人は完全に、沈黙し活動を停止したのだった。

 

「…いくら何でも、あそこまでやられちゃあゾンビも立てねェ‼」

「敗けた……オーズが…‼ 今度こそ完全に……!!!」

 

 倒れたオーズの最期を目の当たりにしたゾンビ達は、ごくりと息を呑み立ち尽くす。無敵と思い込んでいた魔人と鬼神の敗北に、もはや言葉も出ない。

 

「どうなるんだ…………………スリラーバークは………‼」

 

 その問いの声に、答える者は誰もいない。

 瓦礫に混じり、転がったままの哀れな鎧の残骸達も、目の前の光景が信じられない様子で震えていた。

 

「………ウソだろ…!!?」

「あの怪物達が…二体とも敗れるとは…………!!!」

 

 単なる獲物だったはずの麦わらの一味。

 彼らがもたらした衝撃的な結末に、彼らの敵は絶望に、味方は心からの歓喜に満ちていた。

 

「勝ったわ―――っ!!! 今度こそやってくれた~~~~っ!!!」

「ありがとうお前ら、最高だァ!!! やっぱり希望の星だったァ!!!」

 

 喝采をあげ、恩人達讃え駆け寄ってくるローリング海賊団の全員。

 その恩人達の頭に礼の限りを尽くさねば、と意気込む彼らは……見る影もないほど縮んだルフィを前に、ぎょっと目を剥いた。

 

「え~~~~~!!? 小っさ!!! あんた誰⁉」

「う…………‼」

「何で縮んだの⁉」

 

 ギア3の影響でしばらく縮んだままのルフィは、驚愕の視線を浴びながら呻くばかり。起き上がるのも億劫なほど、疲れ切っていた。

 

 そんな騒動を横目に、チョッパーを抱えて舞い降りていたエレノアは、沈黙するオーズに訝しげな視線を向けていた。

 

「意識がない…? 塩で浄化したわけじゃないのに………さっきも妙な事言ってたみたいだし、どうしたんだろ、アイツ…?」

 

 横たわるオーズは、まるで動く様子がない。

 よく見れば、目から涙のような液体が流れた後があるように見え、勝利の余韻に浸る気分にもなれなかった。

 

「………………な〜〜んか、後味悪い決着だなァ……」

「うん…」

 

 エレノアに降ろされ、地面に降り立ったチョッパーも険しい表情でオーズを見やる。そばに寄ってきたロビンに、躊躇いがちに話し掛けた。

 

「…なァ、ロビン。もしかしたら、さっきのオーズって……」

「…そうね。彼女みたいに………その身に刻まれた思い出が…〝彼〟を動かしていたのかもしれない…」

 

 彼女達が戦った、Dr.ホグバックに仕えさせられていたメイド……生前は舞台女優だったというゾンビ。

 彼女もまた、理屈では語れないような不思議な姿を見せていた。

 

「肉体の支配を…影から奪い返すほどに……ほんの一時……自然の摂理に逆らって、現世に引き返すほどに………〝彼女〟を想っていたのかもね」

 

 その不思議を解き明かす事は、おそらく誰にもできないのだろう。

 優れた知識と頭脳を持つ彼女でも、そう思わざるを得なかった。

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