ONE PIECE −LOG COLLECTION : ELEANOR− 作:春風駘蕩
「よう。見てたぜ、この間の暴れっぷり」
エースが白ひげの船に乗ってから数日後、目をさましたエースが欄干に背中を預けて空を見上げていると、そんな声がかけられる。
「おれは4番隊の隊長サッチってんだよ。仲間になるんなら仲良くしようぜ」
「…………」
「ははは、何だよまだ寝ぼけてんのか?」
親し気に話しかけてくるコックに応えることなく、エースは以前の凶暴っぷりが嘘のようにぼんやりとしている。
敗北の無力感が今更襲っているのかと思ったが、そうではないらしい。
「…そうだ、気ィ失った後の事教えてやろうか。お前の仲間がお前を取り返しに来たんで、おれ達で叩き潰した。…なに、死んじゃいねェ。この船にのってる………」
サッチの声がどこか遠くから感じるように思いながら、エースは聞かされた報に少しだけ安堵する。
そこでエースは、ようやく自分の意識がしっかりしてくるのを感じた。
「………ここは、まだこの世なのか」
「おいおい…‼ やっぱまだ寝ぼけてんのか? しっかりしろよ若いの!」
「……妙な夢を見た」
「ん?」
訝し気に振り向くサッチをよそに、エースは少し前のことを思い出す。
負傷の痛みに苦しみ、何度か目をさましていた夜中のこと。苦悶に歯を食いしばるエースの額に、ひんやりとした心地のいい手が触れてきたのだ。
―――大丈夫…。
ここにあんたの敵は、一人もいないからね……。
うっすらと瞼を開ければ、月光に照らされ幻想的に輝く、白い天使が頭上から見下ろしていた。
慈愛に満ちた黄金の瞳を向け、膝の上にエースの頭を乗せ、髪を撫でるその姿にエースはしばし言葉を失い、見惚れてしまっていた。
「あんな綺麗なヤツ、初めて見た………てっきりもう、おれは死んであの世にいるんだと思った…」
「………あー…」
夢見心地のように、遠い目で記憶をたどるエースに、サッチは困ったように天を仰ぐ。面倒なことをやらかしたものだと、他の誰かを嘆くように。
「安心しろよ、お前はまだ生きてる。お前が見たものも夢なんかじゃねェ」
「天使が海賊船に乗ってるってのか…‼ バカにすんじゃねェ…現実と妄想の区別ぐらいつく…‼」
「ははは…確かにありゃあ浮世離れしてるわな」
流石に意識がはっきりしてきたのか、自分が口にしたことを恥じるように頭を抱えるエースにサッチは苦笑する。エースのすぐ近くに、件の天使が立っていることを言わずに。
「……? お前、何言って…」
「――うん、それだけ元気なら心配はいらなそうだね」
聞こえてきた、覚えのある声にエースはぎょっと目を見開き、振り向く。腰に手を当てて見下ろしてくるのは、身長こそ小さいが昨晩自分のそばにいた天使で間違いなかった。
ほっと安堵のため息をつき、茫然となるエースを見下ろすエレノアは、満足げに何度もうなずいてみせた。
「…………!!! ほんとにいやがった…」
「なにさ、人を化け物かなにかみたいに」
思わず呟いたエースに唇を尖らせ、エレノアは欄干の上に腰を下ろす。そしてしげしげと、初めてまともに顔を合わせた青年を見つめた。
「あんたが…ポートガス・D・エースでいいんだよね? 私はエレノア、錬金術師さ」
「………天族に錬金術か、もう何を聞いても驚かねェぞ」
「にゃははは! 初めてあった人はみんなそう言うのさ」
多少の驚きはあるものの、さすがになれて来たらしいエースにエレノアはからからと笑う。
少し警戒したままの彼と若干距離を開けつつ、エレノアは頬杖をついた。
「まァ、今後どうするかは君が自分で決めなよ。でもその間少しは手伝ってくれるとありがたいかな」
エースはその言葉に、どうしても疑う気持ちを隠せない。喧嘩を売ったのは自分なのに、船長の命を狙ってきたのに、自由にしておく意味が全く理解できなかった。
「錠も枷もつけずに………おれを船に置いていいのか……⁉」
「? じゃれてくれるなら…あの人も逆に喜ぶと思うよ?」
何を言っているのか、と本気で不思議そうに首を傾げ、エレノアはまた笑っていた。
それからしばらくの間、エースは白ひげ海賊団の船『モビーディック号』で過ごすことになった。その間彼は、何度も何度も白ひげの命を狙い続けた。
しかし白ひげは、就寝中であろうといつであろうとそれを察し、わりと手加減なく襲撃を防ぎ続けた。それこそハエでも払うように。
エースはそのたびに傷だらけになり、時に海に叩き落とされ、癒えたばかりの身体には生傷が絶えない。
その体に手当てをするのは、いつもエレノアの役目だった。
「まったくもう…‼ 毎日毎日よくもまァ飽きもせず挑めるもんさ‼ いい加減理解しなよ…あの人は若造に首を取れるほどヤワじゃないんだって…‼」
「うるせェ‼ おれの勝手だ‼」
腕に包帯を巻かれながら、エースはエレノアに強気に吐き捨てる。
だがすぐに、険しい表情で頭を抱えてしまった。
「……さすがに折れて来たか。無理もないよ、パパはホントに大きな人だから」
「エレノア、包帯足りてるか?」
「うん、大丈夫」
船医のマルコに尋ねられ、エレノアは首を振って治療器具を片付ける。
良好に語り合う二人を見つめていたエースは、本気で不思議そうに疑問の声を上げた。
「お前ら何であいつのこと、〝親父〟って呼んでんだ………?」
「あの人が―――…〝息子〟と呼んでくれるからだ」
マルコはそれに、本気で嬉しそうな笑顔を浮かべて応える。
誇らしげな、すべてを満たされているような満面の笑みで、マルコは語ってみせた。
「おれ達ァ、世の中じゃ嫌われ者だからよい。………嬉しいんだなァ…ただの言葉でも嬉しィんだ」
それがまだ信じられないような心地で、エースはマルコを凝視する。自分が求めている物を目の前で見せつけられているような、そんな苦しげな様子で。
そんなエースを見て、エレノアは小さくため息をついた。
「あんた、命拾いしてこんな事まだ続ける気なの? …そろそろ決断しなよ。今のあんたじゃパパの首は取れない。この船を降りて出直すか…ここに残って〝白ひげ〟のマークを背負うか……!!!」
このままここで、彼が何もできないまま無力感に苛まれ続けるのを見ていられないと、エレノアは決断を迫る。
それでもなかなか頷けないでいるエースを、じっと見つめていた時だった。
「…? どうした、エレノア」
不意に顔を上げたエレノアが、どこか遠くに注目し始めたことで、マルコが表情を変える。
やがてエレノアは、瞳孔を縦に裂くと船に向かって声を張り上げた。
「敵襲ゥ!!!」
小柄な体からは想像できない、大気を震わせる号に船内にいた全員が顔色を変えて振り向く。
エレノアは船上を駆け抜け、自身が察知した危険を知らせ始めた。
「海中から複数、中型の船影を確認!!! 総員迎撃態勢!!!」
「野朗共!!! 気ィ引き締めろ!!!」
「お…おい‼ 敵なんてどこに…!!?」
突然のことに呆気にとられていたエースが、一拍遅れてエレノアの後を追いかける。
するとそこで、水面にうっすらと見えるいくつかの大きな影に気がついた。
「潜水艇だ‼︎ 取り囲まれてるぞ!!!」
「一人たりとも船に入れるなァ!!!」
目を見開くエースをよそに、エレノアの知らせを聞いた船員たちが戦闘態勢に入っていく。
そしてついに、モビーディック号を取り囲むように、深海魚を模した海賊旗を掲げた何隻もの潜水艇が浮上していった。
「マジで来やがった…‼」
「ボサッとしないで! 巻き込まれるよ⁉︎」
何かとんでもない能力を見せつけられ、唖然とするエースの肩を叩き、エレノアも大人の姿になって戦闘態勢に入る。
一気に騒がしくなる中、潜水艇から飛び出した海賊達が一斉にモビーディック号に飛び移ろうとした。
「ザコどもに構うな‼︎ 狙うのは天族の小娘だけだ‼︎」
「〝白ひげ〟から不死の生き血を奪えェ!!!」
「狙いはエレノアだ‼︎ 指一本触れさせるなよ野郎共!!!」
不確かな伝承を真に受けた、超常の力を欲する不埒者達が、下卑た笑みを浮かべて白ひげの娘を狙う。
その何人かが、とてつもない衝撃を受けてあっさりと吹き飛ばされていった。
「グララララ…‼︎ おれの娘に手ェ出そうなんざ1000年早ェぞ!!!」
意気揚々と、そして半分怒りを滾らせた白ひげが薙刀を振り回し、大事な家族を狙う敵をまとめて叩きのめす。
奇襲が完全に成功していたならば、かなり苦戦を強いられていたであろうその戦いは、エレノアが事前に察知したことで白ひげたちが優勢に立っていた。
「チッ………撤収だ‼︎」
分が悪いと判断した敵陣のリーダーらしき海賊の合図で、生き延びた者達が慌ててモビーディック号から飛び降りる。
あとを追う暇さえ与えず、襲撃者たちはあっさり海中へと逃げ去っていった。
「……なんだったんだあいつらは?」
「騒ぐだけ騒いで帰っていきやがった」
突然の襲撃に内心期待していた白ひげ一味は、がっかりした様子で敵がいた海面を見下ろす。
エレノアもそれを見送り、やれやれと肩をすくめた。
「やれやれ…不死の力なんてないってのに馬鹿な人たちは絶えないねェ」
「……よくあるのか?」
「ここんとこ大人しかったんだけどね。まーでも最近は月一ぐらいでやってきてるかも」
とんでもないものを見せられた気分で、エースが呆れた様子のエレノアを見つめる。
誰もかれもが、戦いは終わったものだと油断し気を抜いていた。異常な危機察知能力を持つエレノアでさえ、索敵を怠ってしまっていた。
ゆえにそれに気づいたのは、エースだけだった。
「エレノアァ!!!」
突如、ハッと目を見開いたエースがエレノアを横から突き飛ばす。
目を見開いたエレノアが何事か、とエースを睨みつけた時、それはついに牙を剥いた。
何もない甲板に突然現れた、カメレオンの様な姿の海賊が、奇妙な光沢をもつ刃を突き出してきたのだ。
一瞬前までエレノアが立っていて、エースが割って入った場所に。
「エース!!!」
エレノアが叫んだ目の前で、エースの胸に刃が深々と突き刺さるのが見える。
次の瞬間、炎であるはずの彼の体に傷が入り、おびただしい量の血があたりに撒き散らされた。
「し…しくじった‼︎」
「てめェ…!!!」
狙いが外れたことで狼狽を見せる、〝レプレプの実〟モデル・
その男も次の瞬間には、真っ黒に染まったエレノアの蹴りを食らい、顔面をへこまされて海に叩き落とされていった。
「エース…!!!」
だがそんな者に構っている暇はなく、尋常ではない量の血を吐いて倒れるエースのもとにエレノアは急ぐ。
すぐさまマルコやほかの船医が治療を試みるが、一目見ただけでその表情は曇っていた。
「ゴホッ…‼︎」
「エース‼︎ 意識を保って‼︎ エースってば!!!」
「こいつは……海楼石でできた暗器か…!!? この傷じゃもう…‼︎」
「そんな…!」
残された武器、その特殊な性質により防ぐことがままならなかったのだと知り、エレノアは悲痛に顔を歪めてへたり込む。
徐々にエースの呼吸はか細くなり、命の火が消え始めていることを目に見える。エレノアはその姿に、とてつもない恐怖に苛まれた。
「エース…‼︎ こんな……こんなのってないよ‼︎ 私を庇って…私のせいだなんて………そんなのもうイヤなのに…!!!」
今でも覚えている、大切な家族が永遠の眠りにつく光景。
他ならない
そしてそれは、エレノアにある〝決断〟を迫った。
―――もう……これしかない…!!!
キッと決死の覚悟を決めたエレノアが、マルコたちをわきにどかす。
自分の指を噛み千切ると、噴き出した血を甲板に押し付けて素早く複雑な文様を描いていった。
「お…おいエレノア⁉︎」
「みんな離れて……!!! 師匠、すみません…‼」
困惑するマルコたちをよそに、エレノアは険しい形相で師に謝罪し、黙々と文様を描き続ける。
脳内に思い浮かべるのは、かつて師のもとで修業していた時に見た、論文の一部。ある禁術について書かれていた、明らかに燃やされた痕のある資料。
「おめェ…何するつもりだ……!!?」
白ひげは娘の鬼気迫る様子に何かを察したのか、いつになく緊迫した様子で目を見開く。
それにこたえることなく、エレノアは完成した円陣の淵に手をかざし、ありったけの力を込めて
「エレノアァ!!!!」
眩い閃光が視界を埋め尽くす中、マルコたちの悲鳴が聞こえた気がした。
「……え?」
気がつくとそこは、見覚えのない真っ白な空間の中だった。
「ここは…どこ? なんで私、こんな……」
どこを見渡しても、何も見えない。壁も床も、まるで真っ白い液体の中に飛び込んだような、しかし自分の姿は見えるという異様な空間に立たされていた。
そんなエレノアの耳に不意に、緊張感に欠ける聞き覚えのある声が届いた。
『やァ』
「! 誰⁉︎」
『ここだよここ、あんたの目の前』
他に誰かいたのか、とエレノアがあたりを見渡すものの、人影一つ見当たらない。
が、ふと気づいた時には、白い影のような何かが、不気味な笑みを浮かべて立っているのにようやく気付いた。
「………だからあんた誰よ」
『おお! よくぞ聞いてくれました‼︎』
パンッ!と手を叩き、なぜか楽し気に影は口を開いた。
見た目の怪しさ以前に、エレノアはそれにはあまり近づくべきではないと感じていた。
『私はあんた達が〝世界〟と呼ぶ存在。あるいは〝宇宙〟。あるいは〝神〟。あるいは〝真理〟。あるいは〝全〟。あるいは〝一〟…………そして、私はあんただ』
「…悪いけど、戯言に付き合ってる暇ないんだよね」
『そうかたいこと言わないでよ。せっかく来たんだからさ? ……ていうか見てもらわなきゃ困るよ』
意味が分からない、と目を細めるエレノアに、影は人差し指を突き付ける。
正しくは、エレノアの背後に鎮座している巨大な扉を指さしていた。
『もう代価はもらっちゃったんだからさ』
ギョッと目を見開くエレノアが振り向くと同時に、扉が突如微かに開く。
その直後、扉の中から無数の黒い手が飛び出し、エレノアの全身に絡みついた。
『ようこそ、身の程知らずのバカ野郎―――ここまで来たあんたには、真理を見せてあげるよ』
悲鳴を上げる余裕さえなく、エレノアは扉の中へ引きずり込まれていく。
そしてエレノアは、そこで地獄を見た。
ありとあらゆる情報が。生命の誕生から死に至るまでのメカニズム、元素と分子の融合に関わる何もかも、あまりに膨大過ぎる情報が、一気にエレノアの脳内に刻み込まれていったのだ。
「うわああああああああ!!!?」
脳が弾けるのではないかと思わせる衝撃で、エレノアがたまらず悲鳴を上げる。
いつの間にかエレノアは最初の白い空間に戻っていて、扉がまた閉じられ沈黙しているのが見えた。
「ハァ………‼︎ ハァ………!!!」
『どうだった? 面白いものが見えただろ』
荒い息で肩を揺らすエレノアに、影は楽しげに尋ねてくる。
だがエレノアは、笑っている暇など微塵もなかった。
「……いらない」
『ん?』
「こんな知識いらない!!! これは人間が見てはいけないものだ!!! 手に負えるものなんかじゃない!!!」
喚き散らし、刻み込まれた一切を否定しするように頭を振る。
本能的に、これは手を出してはならないたぐいにものだと察し、全てを捨て去りたくなっていた。
「私が欲しかったのは真理なんかじゃない!!! ただエースを取り戻したかっただけだ……‼︎ あんなもの見せて欲しいなんて頼んだ覚えない!!!」
『…そうは言ってもねー。さっきも言ったように、もう代価はもらっちゃったんだよねェ』
影はそんなエレノアに、肩をすくめてため息をつくしぐさを見せる。
キョトンとした様子で、エレノアは影に振り向いた。
「……代価?」
『そ、代価!』
楽しそうに笑う影の言葉で、エレノアは気づく。
自分の右脚が、分解されあとかたもなく消えていることに。消えたそれが、影の右脚となっていることに。
『あんたのいう人間の手に負えないものを一部とはいえ与えたんだ……もらうものはきっちりもらわなきゃね』
目の前で笑う影に、エレノアの心はとてつもない恐怖で支配される。
そして気付く。目の前のこの得体の知れない何かの声は、自分の声そのものだということに。
『等価交換、でしょ? 錬金術師』
不気味に笑う影の笑顔が、エレノアの記憶に深く刻みつけられた。
「うああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
右足に襲い掛かる激痛に、エレノアがのけぞりながら絶叫する。
ドバドバと溢れ出す鮮血が、全身から力を垂れ流していくのを感じた。
「なんだこりゃァ………!!?」
「エレノアの足が……⁉︎」
マルコやサッチ達が戦慄の声を上げ、異様な光景に立ち尽くす。
白ひげでさえ冷や汗をかき、娘を襲う現象に言葉を失くしていた。
「………‼︎ エー……ズ………!!!」
そんな中でもエレノアは、自分の体を引きずり瞼をこじ開ける。
血を流していたエースの胸は、いつの間にか塞がっている。あとこそ残っているものの、破損した肉体は全て修復されていた。
「返せ……‼︎ そいつはお前のじゃない………‼︎」
エースの魂は、彼の中にはない。だが、
断たれた足を縛って止血し、重い体を引きずってエースの近くに近づくと、エレノアは両手を頭上に掲げていく。
「足だろうが‼︎ 両腕だろうが‼︎ 心臓だろうがくれてやる!!! 返せ…!!!」
決死の覚悟を決め、エレノアは仰向けになるエースを見下ろす。
過ごしたときは、それほど長くはない。しかしそれを補って余りあるほどに、エレノアは無自覚の内にエースを強く想っていた。
「私の家族を返せ!!!!」
パンッ…‼と掲げた掌が打ち合わされ、音が響き渡る。
その姿はまるで、神に対して祈っているようにも見えた。
『へェ、やるじゃないか』
どこにもない、ただ一人の中にのみ存在する、巨大な扉がある真っ白な世界。
そこで足を組んで腰を下ろしていた影は、錬成されていく左脚を見て、感嘆の声を上げていた。
読者の方から質問があったのでここで補足。
エレノアはそもそも「直す」行為が非常に苦手で、そのため医療系錬金術はほぼ使えません。
なので今回は傷つけられた部位を「修復する」のではなく、「新たに作り直す」ことを選択し、今回の結果に至りました。
人体錬成に該当するかどうかはまぁ、自分のさじ加減です。
とある読者様のご指摘により、サラサラの実からレプレプの実に変更いたしました。当方の間違いをご不快に思われていた方は大変申し訳ありませんでした。