「またあなたは・・・ユグドラシルの樹の枝で首つりしようとしないでください」
「また止められてしまいました・・・」
「自殺は許しませんよ・・・私が居る限り」
「もうあなたついて来ないでください!!!」
「監視処分中ですから私は永遠についていきますよ?」
「私はもうダメかもしれません・・・」
「さ、本日もカウンセリングを受けに行きますよ」
「そしてAI搭載簡易ロボに引き摺られ、錆工具はカウンセラーの元へ行くのでした・・・と」
「やぁ、記録係だよん」
「今回も私がナレーションするから」
こんな感じにね
さて、少し錆工具について話ておこう
読みはショウ ノリトモ
神の世界の建物等の建築物は全て彼が造ったモノで、優れた技術者。
近接戦闘を得意としていて、彼に釘打機を持たせると何者も太刀打ちできないとさえ言われている。
ある事件を境目に目から光が消えて度々自殺を計るようになった。
監視処分神となっている
そして処分執行人として派遣されているのがアホの開発したAIで、錆工具自身はかなり鬱陶しいと思っている模様
カウンセリングを受けているらしいが効果は期待できないらしい
釘打機片手にケラケラ笑う錆工具はトラウマモノで、目に光が宿っていないのもトラウマを誘っている。
基本好青年なのでめったにそうはならないが・・・
工具好きとしても有名で、彼のオリジナル工具にネイルガンビットというものがある。
又、エンジニアとしても優秀である。
まぁ、こんなとこだろうか?
「カウンセリングどうでしたか?」
「改めて心の底からこの世はつまらないと思いましたよ・・・」
「そうですか・・・こうなったら仕方ないですね」
「はい?」
「療養プランというモノがありましてね?」
「え?」
「とりあえず人間界で頑張ってください」テンセイビ-ム
※
とまぁなし崩し的に人間界送りにされた錆工具
「早速死にたくなってきた・・・」
体が縮み、端から見ると幼稚園児が悟りひらいてる異様な光景となっている。
しかし・・・傍観してる私が言うのもあれだが家とか色々大丈夫なのだろうか?
道路でポツリと立っていて背中にドンヨリした影が入ってる彼を見ているととてつもなく罪悪感がくるのだが・・・
「アイザック・・・私はもうダメかもしれません」
アイザックってのは錆工具の唯一の神以外の友人で、工具友達らしい
「えっと、私の工具箱は・・・」
と、そこで彼が取り出したのは工具箱(?)
入っているのは一般的な+-ドライバーからワイヤーガン等必要性に疑問を感じる工具も入っている。
「工具もあるし・・・ん?これは?」
工具箱を漁っていた錆工具の手が止まる
「手紙?・・・ここから近い所に空き地があるから家建てて住め?」
漂っていた影が一層濃くなる
「ログハウスで良いですかね・・・」
あ、建てるんだ
「続きは・・・この近くの保育園に行けと?」
「・・・やることやったらポックリするか」
彼曰わく座右の銘は“やることやり残して死にはしない”で、やることがあるとポックリ(自殺行為)はしないらしい。
神より人間の方が忙しいのでしばらく“やること”がなくなる事はないでしょう。
例えば学校や会社に入ったら毎日行くってのが“やること”
これ普通は療養にならない気もするけど・・・
まぁ、やってればどうにでもなるね
ポックリ