第一話 こんな俺が堕天憑依
桜の花びらが舞い、春のやわらかな臭いがしあたりには喜びにあふれた雰囲気が漂う。今日は妹の入学式だ。よく兄妹は仲があまり良くないだのと言われているがうちはそこまででもない。むしろ仲が良いほうだと思っている。
「おめでとう」
面と言われて恥ずかしかったのかすこし照れ気味に「ありがとう」と返してくる。これから高校にあがり少し大人らしくなり始めた妹、自分の手から離れていく感じがして少し寂しい。…中学校の卒業式でも泣いたのにこの場でも泣きそうだ。親が亡くなってから自分が父親がわりとして接してきた。母親代わりがいないのが心配だったが、そんなこと心配ないと言うみたいに妹はすくすくと育った。だがその希望は乱入してきた車によって打ち砕かれた。右よりに突然と黒い塗装の車がもうスピードで突っ込んでくる。心臓の音が止まったかのようだった。一瞬周りの光景が止まる。しかし隣に妹がいることを思い出し、必死になり妹に手を伸ばし抱き付くようにして庇った。車はそのまま自分の方に突っ込んでくる。衝撃にそなえ体がこわばる。そして視界が暗くなる。遠くから妹の声がする。
「血が、止まらない…よぉ、おにぃいいちゃん一人にしないで…もぅいやだよぉ…いかないでぇ」
ごめん、こんな兄貴でごめんな、最後まで…せめてお前の花嫁姿が見たかったなぁ…。
そうして俺の意識は完全に途切れた。
「よし、転生じゃ」
「…は?」
自分は気づいたら真っ白い空間にいた。白すぎてすこし目が痛い。そんな空間に女神と称されても疑いようのないほどの美貌を持った女性がこちらを向いてそんなことを言っている。…これはあれか転生というやつなのか?。
「ご名答、あなたは見事転生者に選ばれました。イェーイ、パチパチパチ」
「…そんなものいらないので蘇生してください」
正直すこし転生してみたいきもするが妹が心配だ。だから蘇生してもらいたい。
「はーい。無理でーす。じゃあちゃっちゃと転生特典えらんで転生してくださいDeath!」
「いやだから、蘇生してくだ「無理Death」…」
いくら美人でもやっていいこととやっちゃいけいないことがある気がするんだ。
「選ばないならかってに選んじゃいますねー。はいはいぽちっとな」
「おいちょっと待て。…わかったからせめて転生特典は選ばせてくれ」
「うー…まぁいいでしょう。さっぁ選びやがれデス」
こんな奴が同僚だったら俺は絶対殴っていただろう。それほどにまで人を怒らせる才能を俺はこの女性から感じた。…くたばれ
「じゃあ妹に型月の黄金律EXの技能の付与と良縁とすべての才能の底上げ」
「…へぇー。妹思いなんだね」
急に印象が変わった女性に少し驚いたがどうせ根は悪魔に決まっている。あんがい嫉妬が強いと言われるヘラだったりしてな
「そんなあなたに私から出血大サービス!!あなたに私からチート能力を3つあげましょう。使い方はあなたの頭にインプットしておきますので頑張ってくださいネ。それではごきげんYo-u」
急に自分の足元に穴が開き落ちていく。
「ちょっっっまてーーーーーーーー」
ストックはライザー編終了まであります。とりあへずライザー編までは修正などして投稿します。