皆様ありがとうございます!これからも頑張って行きマース!!
最近体に異変を感じる。
前回も言ったと思うが口だ。
普通に生活してるぶんには大丈夫なのだが、ギターを弾いている時に違和感が出る。
この症状が出始めたのは初めてRoseliaのライブに行った時だ
更に最近分かったのは
・ギター以外の音でも違和感が出る。
・CD等の録音した音は違和感が少ない。
・逆に生演奏を聞くと違和感が大きくなる
・違和感は味覚に似た感じ
これくらいか。また今度医者にでも行ってみるかな
そう考えているとリサさんからトークアプリで通知が来た。
「いやー!よく来てくれたね!絵里くん!」
「いえ、暇だったので全然いいですよ」
「あの…お茶どうぞ…」
「あ、りんりん!あこにもちょーだい!!」
「ありがと、ほら、あこちゃんもどーぞ」
「わーい!ありがと、絵里さん!」
「ゴメンね?急に呼び出して悪いんだけど友希那と紗夜まだ来てないんだ」
「あ、そうなんですか。珍しいですね。」
Roseliaの中でもトップ、2番を争うほど音楽に対しての情熱が強い2人がまだ来てないのか…確かにまだリサさんが言ってた集合時間より30分前だけど。
「リサさんは友希那さんと一緒に来なかったんですか?」
「それがさー昨日徹夜で歌詞書いてたらしくて寝坊したらしいんだよねー。」
そうなんですか
そう言おうと思った時
「すいません、遅くなりました」
俺のギターの師匠がきた。
「あ、紗夜ー、大丈夫だよ!まだ集合時間よりかなり早いし」
「紗夜さん!おはようございます!」
「おはよう…ございます…よろしかったらお茶どうぞ…」
「そう言って貰えると助かります。宇田川さん、白金さんおはようございます。お茶はありがたく頂きます」
「おはようございます」
「ゴクッゴクッ…ふぅ…あら、絵里さんも来てたんですね、おはようございます」
「ええ、リサさんに呼ばれたので」
「皆、おはよう…悪いわね、待たせてみたいで」
集合時間より早く来たのに謝るなんてあんまりないよなーなんて考えてる俺がおかしいのかな?
「おはよ!友希那、絵里くん呼んどいたよ!」
「え?リサさんじゃなくて友希那さんが呼んだんですか?」
「ええ、連絡しようとしたのだけど絵里のアカウントをトークアプリに登録してなかったからリサに頼んだのよ」
確かに、Roseliaの練習に参加させてもらってトークアプリの友達に追加したのはリサさんと紗夜さんだけだと、今思い出した。
「すいません、今から登録しますか?」
「後でいいわ、先に要件を済ませましょう」
「あの…今回はなんで集まった…んですか?」
「あれ?練習じゃないの?あこ練習する気満々できたのに」
「もちろん練習はするわ、でも先に済ませたい用があったのよ」
「済ませたい用…?湊さん、なにかあるのですか?」
「…ええ、新曲が完成したわ」
「「「「「!!」」」」」
「今日はそれを聞いて欲しくて早めに呼んだの、説明してなくて悪かったわ」
Roseliaの新曲…!!あれ?
「俺って必要?」
「Roseliaだけでなく、第三者の意見も欲しかったのよ」
「なるほど…分かりました。あ、あと練習俺も参加していいですか?邪魔はしないので」
「構わないわ」
「へー!いいね!『Re:birthday』!!」
「私も…いい曲だと思います…」
「あこも!文句なしです!!」
「私からも特に無いです」
「そう、良かったわ…絵里、あなたは?」
「…」
やっぱり、音楽を聞くと変な感じがするな…ウォークマンの音だから激しくはないけど…なんか酸っぱい感じ?なのかな…
「絵里?」
「え?…ああ、ゴメン!俺も良かったと思うよ!」
「…なにか隠してる?絵里くん」
…こういう時のリサさんは変に鋭いな
「良かったら相談してくれない?力になれるかもしれないからさ」
この感覚が続くなら病院に行こうと思ったけど・・・
(そう言えばこの事誰にも言ってないな…)
そう気づき思い切って相談してみることにした。
「うーん…私は分からないなー」
「あこも!」
「すいません…私も…」
「私も皆さんと同じで分かりません。力になれず申し訳ないです」
やはりと言うべきか、心当たりのある人はいなかった…
1人を除いて
「それきっと共感覚ね」
「「「「「共感覚?」」」」」
「ええ、シナスタジアとも言うわ」
「それってどういうものなんですか!?」
「共感覚は…
例えば数字を見た時ある形を思い出す、ふわふわしたものを見ると甘く感じる、匂いを嗅いだ時に色が見える。
等のある刺激に対して2つ以上の感覚が生じることよ」
「そうなると絵里のは”味覚”だね」
「そうね、音を聞いて、その音に対しての”味”がするわけだからね」
「共感覚か…」
「共感覚があると、どう違うのですか?」
(紗夜さん…?)
「そうね…リサ、料理を食べてる時に美味しいと感じる味ってどんな味?」
「ええ!?急に言われてもなぁ…」
「じゃあ、あこは?」
「ええっと…辛すぎず、甘すぎず、丁度いいと感じる味ですかね?」
「つまり、その感覚を音楽にも生かせるのよ」
「ええっと…?」
「分かりにくかったかしら?…音を聞くと味覚が反応するという事は経験を積めばその音が間違えたりズレたりしたら”不味い”と感じるようになると思うわ」
「「「「「!!!」」」」」
「不味かったらどこを直せば美味しくなるか…それを直せるってこと?」
「そういうことよ」
「聴力以外にも味覚で音の調整ができる…これは『有馬 絵里』にしかない”選ばれた才能”と言っても過言ではないと思うわ」