どうやって記載すればいいんだろ?
先日のRoseliaとの練習で俺の中に味覚の共感覚があることが分かった。
”俺にしかない才能、武器”
友希那さんはそう言ってくれた。
それを聞いて更に上手くなれると言う喜びと…
…ギリッ
紗夜さんが俺に”特別”な才能があることに対して、あまりいいことを思っていないかもしれないという不安もある。
共感覚のことを聞いて、悔しそうな…悲しそうな顔をした紗夜さんが気になってしょうがない。歯ぎしりをするほど悔しかったのだろうか。
それを練習終わりに聞こうとしたら紗夜さんは練習が終わった途端、すぐ帰宅してしまったので聞けなかった
後日聞こうと思い、友希那さんに上手くなるにはどうしたらいいか聞いたところ…
「そうね…味覚が反応するなら美味しいものを食べて舌を鍛えればいいんじゃないかしら?」
と、返ってきたので…
「絵里ー、飯まだー?」
「もうちょい待ってろ」
「うぇーい…」
今、自宅でシュンに昼飯を作ってあげている。共感覚の事は秘密にして、料理がまたブームが来た。と言って来てもらった。
舌を肥やすには、美味しいものを食べろと言われたが、せっかくだ自分で作って食べたいという気持ちもある。
そんなこんなを考えてる内に…
「ほらよ」
「やった!ハンバーグ!!」
「さらにさらに?」
「チーズ!!最高!!お前最高!!」
「よし、いただきます」
「いただきまーす!!」
ー・ー
「ごちそうさま!」
「お粗末様」口元フキフキ
「で、どうだった?」
「美味かったぜ!今日のハンバーグはひき肉にコーヒーゼリーを入れたのか?多少の苦味があったから焦げだと思ったけどコーヒーっぽかったからそーかなーって思ったんだけどよ。あ、あとチーズソースは3種類のチーズを使ったんだな!モッツァレラとパルミジャーノと…後はリコッタ?かなぁ?俺好みの味だったぜ!そして付け合せのポテトも塩がきいてて美味かった!今回は塩を焼き塩にしたのか?口当たりがいつもよりまろやかだったぞ!」
そう、コイツに食べてもらった理由はこれだ。
こいつの舌は怖いくらいに敏感だ、なので俺の舌を鍛える前にシュンと同じものを食べてしたの感じる感覚を覚えさせる。
しかし…
「なんで全部分かるんだよ…降参!」
「お?マジか!やったぜ!」
前回コイツに作った(だいぶ前に)ハンバーグとの改良点を全部当てられてしまった。正直悔しい。
「なぁー、デザートはー?」
「流石にお菓子とかスイーツは作れねぇよ」
「えー?」ブーブー
「だいたい俺の知り合いにも作れる人なんて…」
「あ」
いた、実際口にしたことはないが、いた
「…分かった、その人に教えて貰ってくるからまた今度食わせてやるよ」
「マジ?お前急にどうしたよ?」
「気にすんな、料理にハマってるだけだ」
そう誤魔化しながらトークアプリを起動し、ある人物に
『お菓子作りを教えてください』
と送信する。
(友希那さんが確かお菓子作りは上手いって言ってたよな…
リサさん)
OKしてくれるといいんだけど…