まだ慣れていないので暖かい目で見ていただけると幸いです…
ではどうぞ!!
日本には体や心を使った表現がある。
例えば、足が棒になる 目が泳ぐ 口が滑る 心が踊る 等、日本語を勉強している外国人がいたら理解に苦しむ表現がある。
口が滑るの意味としては うっかり言ってしまった、等の意味が適切であろう
いきなり、こんな話になって申し訳ないがあの時の路上ライブの時、俺の心境を上の様な表現で表わせ、と言われたら俺は間違いなくこう答えるだろう。
心を揺さぶる
確かに俺はあの女性の音楽に心を鷲掴みにされたんだ。
今日もつまらないと感じる授業を聞く
ぶっちゃけ言えば授業なんか受けずテスト前に勉強すれば上位に食い込める程の頭はしているので聞く必要は無い、あんなの教科書見とけば分かるだろ?
と、前にシュンに言ったらドロップキック(助走つき)を喰らい
お前に出来ないヤツの気持ちは理解出来ないだろうなァ!
と、泣きながら(あとから聞いたがアレは目薬らしい)言われたのでなるべく人前では言わないようにしておく。
と、考えていたら眠くなってきて来た。高校生に昼飯後の授業は睡魔との戦いのエキスパートレベルだ、こういう時はいつもは睡眠欲に抗わずスヤスヤと午後の心地よい日差しを浴びながら熟睡するが、不意に昨日のギターを引いていた何を言っているか分からない不思議な女性を思い出した。
自分は興味があるものは片っ端から体験したいタイプの人間だ。
良くいえば、好奇心旺盛だな。
楽器は小学生と中学生の時にやった、リコーダー位しかやったことが無かったのであまり知らない。
(バドミントンもそろそろ一区切りつけて、次は楽器にでも挑戦してみるか…)
そう思いながら机に伏して眠る大勢に入った。
「は?楽器を演奏してみたい?」
「ああ、なんか無いか?」
「なんか無いかって…具体的にどんなのやりたいんだよ?ギターか?ベースか?ドラムか?キーボードか?カスタネットか?」
「まだ決めてないが、とりあえず最後のは無いな」
「そうか…楽器ねえ、なんで急に?」
「別に、なんとなくだよ」
「ほーん…」
ここで、昨日聞いたギターに感動したのではじめてみたいです、なんて言ったら絶対からかわれるので言わないでおく
「決まってないならライブとか行ってみたらどうだ?」
「ライブ?」
「ああ、今週の日曜日にライブハウスでライブがあるらしいぜ。
女の子達のバンドなんだけどよ」
「…なるほどな」
「どうだ?行ってみないか?」
「別に構わないが…」
「うん?」
「なんでライブがあるって知ってるんだ?」
「…」
「ん?」
「実はさ…最近あるバンドにめっちゃハマっててな?」
「ほう」
「そのバンドがめっちゃカッコイイんだけどさ、女の子のバンドグループでさ、周りが女の子の観客でいっぱいなんだ」
「…それで?」
「男一人だと気まずいので一緒に来てくれる人いないかなーって思ってた時に絵里からその話が来たからチャンスかなーって」
なるほど、納得だ。周りが女子ばっかなんて言うのは無理とは言えないが少しキツい。
バンドを見たいが一人は寂しいシュンと楽器の音色等を実際に聞いてみたいが知識が無い俺、確かにライブハウスに行けばいっぺんに済むな。
「分かった、今週の日曜日な?」
「お、マジか!来てくれるか!センキューな!」
「気にすんな、俺もお前に楽器の知識を借りたいと思ってたからな」
「やったぜー!!」
「それでよ、」
「ん?」
「お前の気になってるバンドグループって、どんな名前なんだよ」
「あ?…あー、っとな名前は
Roselia
」