2人の天才に愛されています   作:メープルーKaedeー

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日菜ちゃんどこで出そうか迷い中です!

ちょい急ぎで展開進めすぎかなって最近思ってきました。もうちょい内容濃く書けたらなと思います。

ではどうぞ!!


2人の天才に愛されています 5

「…え?なにこれ」

 

紗夜さんとの会話後ギターやピック、その他諸々を購入し家で早速練習していた。練習するまでは良かった、だが早くも壁にぶつかった。

 

「Fのコード指どうなってんのコレ…」

 

初心者が必ずと言ってもいいほどぶち当たる壁、Fのコードで俺も大打撃を受けていた。指の配置の問題なので上手い下手以前の問題で相談もクソもない。

 

(反復練習しかないか、やっぱ)

 

なんて思いながら、まずは指を慣らすことから始めようと決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや無理じゃねコレ!?」ダンッ

 

「おい、周りのお客さんの迷惑になる。もう少し静かにしろ」

 

珍しくシュンが当たり前のこと言ってる。ホントに珍しい。

いつもは「うへへへ↑↑」とかクスリやってんのかって位のテンションのやつにマジトーンで言われるなんて…

 

「お前失礼な事考えてないか?」

 

「んーにゃ、別に?」

 

心読まれた。怖っ

 

「で?人がトイレで聖戦してる時に氷川さんと話してたヤツが何の用だよ?」

 

「まだ根に持ってたのかよ…」

 

「当たり前だろうがァ!!」バンッ

 

「おい、静かにしろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ?ギターやってる知り合いがいるかどうか?」

 

「ああ、Fのコードなんだがアレ無理だわ。せめてなんかコツかなにか聞けたらなと思ってな」

 

「まあ、反復練習がんばれとしかいいようがないと思うが」

 

「いや、一回やってみろ。マジで分かるから」

 

「あー…俺は知識しか持ってないからな」

 

「それは知ってる。だからお前の知り合いにギター弾いてる人いないか?」

 

「うーん…いない、かなぁ」

 

「そうか…」

 

「まぁ探してみるけどよ。期待はするなよ?」

 

「ありがとよ」

 

なんて会話をしながらポテトを食べる

俺達はテスト勉強や出かける時の集合場所に、このハンバーガー店にすることが多い。シュンがシェイクで俺がポテトのLサイズを頼む事がほとんどだ。

 

「俺の知り合いにギターやってる人いたっけかなぁ…ん?」

 

「どうした?腹でも痛いのか?」

 

「それは昨日のオメーだ。」

 

「うっせ」

 

「ちょっと待っててくれ」ガタッ

 

「おう」シェイクジュゴー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんにちは」

 

「!!…こんにちは、ええっと…有馬さんでしたよね?」

 

「おぼえてくれてたんですか」

 

「ええ、さすがに昨日の今日ですから」

 

「そうですか、…紗夜さんがファストフード店にいるなんて意外ですね」

 

「そ、そうかしら?」

 

「はい、食事面とかも栄養バランスとか厳しくチェックしてるなのかなって…」

 

「流石にそこまでしないわよ…」

 

 

店の奥の席で紗夜さんがいることに気づいた俺は一応挨拶という形で話しかけた。

 

「ところで…何のようかしら?」

 

なんとなく向こうも察しているが、こちらの要件を伝える

 

「単刀直入に言います。僕にギターを教えてください」

 

「お断りします」

 

紗夜さんのこの答えは予想内だ。そもそも昨日今日で会った人にギターを教えてくださいと言われて”YES”と答える人はよっぽどの物好きだろう。

 

「私にもギターの練習時間があるの。あなたにギターを教えてこちらにメリットがあるならともかく。」

 

こう返されることもなんとなく予想してた。なら…

 

「もちろんタダでとは言いません。レッスン料として多少の金は出す気でいますし」

 

「お金をもらうのから良いという訳ではありません。そしてお金を求めてるわけでもありません。」

 

うーん.どうしたものか…

……!!なら!!

 

「なら、こう言うのはどうでしょう」

 

「?」

 

「練習を見てくれるのは紗夜さんの時間の空いてる時で見てくれる時間は紗夜さんが決める。現金だとアレだと言うなら、昼か夜のご飯を僕がご馳走する。紗夜さんが見てくれる内の3回の内で僕に進歩がないと感じた瞬間にこれ以降練習は見ないで良い。どうでしょうか?」

 

どうだ、これでいけるか?

 

「…ひとついいかしら」

 

「はい?」

 

「なぜ私なのかしら?」

 

「え?」

 

「あなたはさっきお金を多少は払うと言ってたけど、そのお金で先生を探して指導してもらえばいいのではないですか?」

 

「…聞いてて笑いませんか?」

 

「ええ」

 

「確かに先生を探すのも考えましたが、僕の理想が紗夜さんの様に正確無比な演奏をすることなんです。なので、先生を探すよりも理想の演奏をする紗夜さんに教えてもらいたかったんです。」

 

「…なるほど。」

 

「分かりました。時間が空いてる日に連絡します」

 

マジか!!言ってみるものだな!!

断られると思って言ってみたので素直に嬉しい。

 

「あ、連絡先交換しませんか?」

 

「分かりました。少し待っててください」

 

この後トークアプリの連絡先を交換した

 

「また後日連絡…という形でいいてすか?」

 

「分かりました…あ、今少し時間あります?」

 

「ええ、多少なら」

 

「Fのコードのことなんですけど…」

 

この後基本の指や気をつけたいこと、コツなどを教えてもらい多少の課題という形で練習用のメモを渡された。

 

次に会う時までに完璧にしておくように

 

と言われた。ガムシャラに練習するよりも何かを指定して練習する。という方が一つ一つに集中して練習できるのでありがたい。

 

そのまま紗夜さんは店を出ていった。俺はシュンの所へ戻った

 

「遅かったなー、待ちくたびれたぜ」

 

「悪ぃなシェイク奢るから許してくれよ」

 

「お、マジで!?許す許す!」

 

コイツに紗夜さんと話してて練習教えてもらえることになりましたなんて言うとめんどくさい事になりそうなので言わないでおいた。

 

あ、成り行きで連絡先聞いてしまったけど…良かったのかな?

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