大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Re:亜空の使者 作:インディアンカレー
そして、今回のニンテンドーダイレクトで発表された新参戦ファイター!しずえさん!嬉しすぎる。ただ、あのしずえさんを殴ったら罪悪感が湧きそうです(-.-;)でも発売したらめいいっぱい使わせていただきます!
……シャドウとストーリーモード来ないかなぁ〜。
では本編をどうぞ!
Side Link
……
…覚まして…
目を覚まして…
「リンク!」
リンクはその言葉に気づき目をうっすらと開ける。目の前にはぱたぱたと羽を動かすナビィがいた。
「よかった…もう目を覚まさないのかと思ったわ…。」
リンクは全身に走る身体の痛みを堪えながらふらふらと起き上がる。
「あのね、リンク…あなたの身体の事なんだけど…」
ナビィの言葉にリンクは疑問を持つ。自分の身体がどうかしたのか?彼は質問する。
「その…あなたは若返ったのよ。」
若返るという事はいい事だ。しかし、どこまで若くなったのか。彼は近くの池を覗き込む。
若かりし頃の自分がそこにいた。
やんちゃで今より表情豊かな頃の自分。
リンクはその瞬間悟った。自分は子供になっているという事を。
「あの変な白フードに呪いをかけられたのかもしれないわ。呪いを解かない限りあなたは子供のままよ。」
リンクはため息をつく。デクナッツやオオカミにも姿を変え、今回は子供時代に逆戻り。彼の旅には苦難が付きまとうようだ。
「まぁいいじゃない?人間以外よりは。でもなんでかしらね?服も着てるし、剣も持ってるわ。」
彼は自分の装備に気付く。子供時代に着ていた新緑の色の帽子と服。そして、背中に背負っているのは馴染みのコキリ族の剣。そして、首にかかっているもの。
「オカリナもちゃんとあるのね。」
幼馴染のゼルダから貰ったオカリナ。それを見て彼は思い出す。ゼルダは?どこに?
「姫さまは多分彼らに捕まってしまったわ…。」
リンクは小さな手を握り締める。
「悔しいのは分かるわ…でも、今の貴方じゃ奴等には対抗できないわ。」
そう諭すようにナビィは言った。彼は重々しく頷く。
「元気出しなさい!私がその呪いを解く方法を考えついたんだから!」
リンクの顔が明るくなる。ナビィは恥ずかしそうに
「感謝しなさい!」
と言った。彼女によるとこの森にある退魔の剣、マスターソードを引き抜けば呪いも解く事が出来るだろうという事だった。
「でも気をつけて、あなたは戦いの才能はあるけれど子供に戻ったせいで力の大半を失っているわ。弱い敵でも油断はしないでね。」
リンクは頷きマスターソードを探す為、歩き出した。
Side Pit
ピットは天界から風を切り裂き降下していく。そして雲に降り立った。轟音が鳴り響く。彼がその音の方向を向くと、スタジアムにも現れた戦艦ハルバードが雲から這い上がってきた。ピットはパルテナを頭に思い浮かべながら、
「パルテナ様、ハルバードを見つけました!」
と言った。すると
『ええ、こちらからも見えているわ。』
彼女の声が頭の中に鳴り響く。
「でもなぜでしょう?ハルバードの持ち主、メタナイトは何故スタジアムを襲ったのでしょうか?」
『私が思うに彼はこの事件には加担してないと思います。』
「えっ?」
『彼に会った事がありますがこんな形でハルバードを運用しないと思います。』
「パルテナ様会ったんですか!?」
『昔の事ですよ。確かに彼は野心を持つ人ではありましたが、騎士道精神を持っていて正々堂々と戦う。好感の持てる人物でしたわ。』
「…ちなみにいつ会ったんですか?」
ピットは恐る恐る聞いた。
『ええと、確かあなたがメデューサを倒してエンジェランド立て直しで忙しかった頃でしょうか?』
「それって…僕が親衛隊長に就任してパルテナ様をずっとつきっきりで警備してた頃じゃないですか!?全然気が付かなかったですよ!?」
彼は昔の自分の甘さに怒りを覚えた。
『まぁ、彼は卓越した実力を持っていますから、昔のあなたならヤラレチャッタよりひどいことになっていたと思います。』
「うっ…」
そんなやりとりをしている間にハルバードは雲から全体を出していた。そして下部のハッチが開かれ黒い粉が撒き散らされる。
「あれはスタジアムで見た影虫!」
影虫達は集まりスタジアムで残忍な虐殺を行った人形達、プリムを形作った。プリムたちはビーム剣やレーザー銃を持ちこちらに向かって来ていた。
「エンジェランドを襲うつもりか!そうはさせないぞ!」
ピットはパルテナから与えられた神弓をプリムたちに向ける。そして神弓は真っ二つに分かれ双剣へと変化した。
「パルテナ親衛隊長、ピット!いっきまぁす!」
ピットは羽を広げプリム達の軍団に突入して行く。数は数十人。かなりの大群だが彼はそんな事は気にせず勇敢に立ち向かう。
ピットは目の前の1人のプリムを切り裂く。
切り裂かれたプリムは影虫を撒き散らしながら倒れる。
そのいきなり光景に驚くプリム達を容赦なくピットは斬り捨てていった。
黙ってやられる訳にもいかないプリム達はレーザー剣でピットに応戦する。
だがエンジェランド屈指の実力を持つ天使、ピットの相手では無かった。
3人のプリム達がが飛びかかってくる。
ピットは1人目の剣を受け流し、背中を斬りつける。
そして2人目の剣を回し蹴りで飛ばし斬る。
3人目がこちらにレーザー銃を向けているのを確認するとピットは素早く双剣を弓へと変えた。
レーザーが発射される。
ピットはそれをサイドステップで避け、弓を射る。
光の弓矢がプリムを貫く。
ピットはそれに目もくれず他のプリムに相対する。
「さぁ、来い!」
彼は神弓を再び双剣に変え、プリム達に突撃していった。
Side Mario
「マリオ!起きて!マリオ!」
「oh…?」
マリオはキャッピーに起こされる。人身が痛みを訴えている。そんな身体に鞭を打ちながら立ち上がった。目の前には幽霊姿のキャッピーがいた。
「目が覚めてよかったよ。もう2度と起きないかと思っちゃった。」
「Don't worry.」
マリオはキャッピーに向かってサムズアップする。
「元気そうで何よりだよ!で、ここはどこだろう?雲の上みたいだけど。」
マリオが周りを見渡しているとキャッピーが
「見て!マリオ、あれ!」
キャッピーが言う方向を見ると美しい白い羽を持つ少年がスタジアムに現れた人形達に囲まれていた。
「僕たちも加勢しよう!」
「of course!」
マリオは少年と人形達の元へ走り出す。人形達がこちらに気づく。マリオは両手を突き出し広範囲の炎を放つ。目の前にいた人形達が灰となり崩れ去っていく。
「すごい…!」
そう呟いた少年にマリオは駆け寄る。少年は目をキラキラさせながら、
「あなた、マリオさんですよね!」
「Yes」
「本物だっー!サイン下さい!」
そうせがまれるが人形達がこちらに迫ってきていた。それを見たあとマリオは少年に向かって頷く。少年も頷き返す。天使と配管工は人形達に向き直り構えた。
いかがだったでしょうか?ハイネスの呪いによってこどもリンクとなってしまったリンク!今作で全ファイター達を活躍させると言う目的でリンクをこどもリンクに変身させました。もちろんリンクは元に戻るのでご安心を。そしてピット!もちのろんの登場です。今作については前半は亜空の使者通りに進みますが後半からは全く違う展開になっていくと思います。(キャラが多いので)
ファイターの紹介
●こどもリンク
リンクの子供時代。素早い動きと高いジャンプ力を誇るが、力は弱い。コキリの剣と炎の矢など多彩な道具を扱う。ちなみに炎の矢や爆弾などは今後手に入れていく予定です。リンクの追加設定→リンクはゼルダシリーズの一部の作品の旅を記憶しています。(本編で言った「デクナッツやオオカミにも姿を変え、今回は子供時代に逆戻り。彼の旅には苦難が付きまとうようだ。」のこと)
●ピット
パルテナ親衛隊隊長。パルテナへの忠誠心は本物だが、彼女が時々見せるいい加減な面には着いて行けてない模様。原作亜空の使者通りマリオと合流。パルテナとは通信?のようなものでやりとりします。
●パルテナ
天界「エンジェランド」を統治する女神で、主人公ピットの主人兼上司に当たり、「光の女神」とも呼ばれる人間の守護神。冗談好きでいい加減な所がある様で、しばしば根も葉もないボケを言ったりして皆を困惑させる。今は通信?でピットとやりとりしていますがもしかしたら下界に降りるかも…?
感想、意見等お願いします!次回もお楽しみに!