大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Re:亜空の使者 作:インディアンカレー
デスストランディングめっちゃ気になる…なんだあの黄金仮面…。
それではどうぞ。
第6話
Side Mario
プリムの群れがこちらに向かってくる。ピットの身体が輝き腕には神器の1つである豪腕ダッシュアッパーを付けていた。ピットは軍団に向けて構える。それを見たマリオは何かを思い出したかのようにオーバーオールのポケットをガサゴソと探る。
「何してるんですか?」
ピットがそれを不思議そうに見ていると、マリオはポケットから小さなハンマーを取り出した。
「Grow Grow Bigger!」
「大きくなーれ!」
マリオとキャッピーがそう叫ぶとハンマーがぶるると震え、次の瞬間ハンマーが大きくなっていった。ハンマーは最終的にマリオの身長と同じくらいの大きさになり、ピットは驚く。マリオはハンマーを構え、
「Let's go!」
の声と共にプリムの軍団に突撃した。
「お、おーー!!」
ピットも一歩遅れて軍団に突撃する。プリム達はレーザー剣を振り回してきた。
マリオはそれを翻す。
そして巨大な鉄槌をプリムの頭めがけて振り下ろす。プリムはぐしゃりと潰れる。
マリオはすかさずもう1人、そしてもう1人潰していく。
(気のせいだよな…?)
ピットは目の錯覚なのかマリオがプリムを潰す際にExcellentの文字が彼の頭の上に出ていた…ような気がした。
ピットはダッシュアッパーからリング状の光弾を放ち3人くらいを吹き飛ばす。
そして走り出す。吹き飛ばされていた仲間を見て唖然としていたプリム達を
「どりゃぁぁ!!」
容赦なく巨大な籠手で殴る。
殴られたプリムはピンボールのように吹き飛んで行く。
「Nice!」
「そちらこそ!」
2人が背中を合わせる。敵達に囲まれるが2人は余裕の表情を浮かべていた。それほどまでに2人のコンビネーションは見事なものだった。
敵達が飛びかかる。2人が手を掴み合い回る。
巨大な籠手と巨大な鉄槌により遠心力が働く。彼らは駒のように回る。
敵達は人間駒によって一気に砕け散った。プリム達は粉々になって消えていった。
「Oh…。」
「…う〜ん、あたまくらくらする〜」
マリオが膝をつく。キャッピーも目を回していた。
「うぷっ…軽々しくやるんじゃなかった…。」
ピットは胃から込み上げるものを必死に抑えていた。なんともカッコ悪い勝利であろうか。
「まぁ、とにかく勝てましたし…申し遅れました!僕はピットです!」
「よろしく!僕はキャッピー!」
「帽子が喋った!?」
ピットは驚く。
「僕はマリオのパートナーなんだ!」
マリオの頭の上でキャッピーが跳ねる。
「へぇーそうなんだー。」
その時マリオが思い出したようにピットに耳打ちする。彼はここに来た経緯と自分の目的を話した。
「ほうほう、謎の軍団にここまで吹き飛ばされて、そして今に至る。そしてピーチ姫とゼルダ姫を助けたいと。」
マリオは頭を掻きながら頷く。ピットはニッ笑い
「もちろん手伝いますよ!この世界の危機を救うのが僕の役目ですからね!」
マリオとピットは互いに手を取った。
「でも、ここからどうやってあのハルバードにたどり着けばいいんだろう?」
キャッピーが言うと、ピットは
「うーん、そうだな…パルテナ様に相談してみよう!」
「Who?」
「僕の上司です!」
彼は手を組み祈る。パルテナと通信する為に。
Side Palutena
一方その頃、ピットの上司、光の女神(笑)であるパルテナは探し物をしていた。
「ちょっと!(笑)とはなんですか!」
誰もいない部屋でその叫びは虚しく響く。彼女は少し頰を赤らめある物を探す作業に戻る。
「あれぇ?どこやったかしら…いつも掃除はピットに任せてたからどこにしまってあったか忘れちゃうのよねぇ〜。」
ダメだ、この女神。彼女は呟く。
「私も加勢しようかなって思ったのだけど"あの鎧"がないと心配なのよねー…」
彼女は自分が生み出した最強の鎧を思い出していた。そして彼女はある結論にたどり着く。
「…もしかして盗まれた?」
PiPiPiPi!!突然音が鳴り響く。
「ひゃ!びっくりした…はいはいもしもし?」
彼女は誰もいない空間でそう言った。
「あ、パルテナ様。今大丈夫ですか?」
彼の声が聞こえた。彼が通信してきたのだ。
(こんな時に…一番バレたくない相手から通信が来るなんて…流石にこれに関しては彼も起こるだろうし…)
「あ〜パルテナ様?」
「ん、えあ、ええ、聞こえてますわよ!」
「?あのマリオさんと合流して敵達を掃討したんですけど、ハルバードを見失ってしまったんですよ。」
「ハルバードなら北西の方向に向かいましたよ?」
「あれ、すぐ教えてくれるんですね?」
「ま、まぁね。」
「…何か隠してます?」
彼女はびくりと肩を震わせる。
「い、いえ何も!」
「…分かりました。情報ありがとうございます。」
「こ、こちらこそ〜。」
通信が終わる。彼女は息をつく。
「はぁ、これは自分で探すしかなさそうですね…。でもあの鎧は伝説の剣でしか切りつけられないのよねー。」
彼女はある決意を固めた。
「よし、下界に降りて神剣を持つものを探しましょう!」
彼女は下界への扉から降りていった。
Side Pit
「なんか引っかかるけど…まぁいっか!マリオさん、キャッピー、ハルバードは北西に向かいました!」
「追いかけよう!」
「Of course!」
彼らはその場所に向かおうとした。しかしその時。彼らの上空を何かが通る。白銀の胴体に美しい翼、そして翼の付け根は蒼く見る者に美しいと感じさせるコントラストだ。彼らはそれが戦闘機ある事を知った。それに乗っている人物をマリオだけは知っていた。
「Fox!」
彼が旧友の名を口にすると、すぐに三機の戦闘機もやってきた。彼らもハルバードを追っているようだ。
「僕たちも向かおう!マリオ!ピット!」
「もちろん!」
「Yes!」
彼らは雲の上を駆け出した。
Side Fox
空気を切り裂き巨大な戦艦を追う戦闘機。
それに登場していたのは薄い茶褐色の色の毛を生やし尖った耳を持つキツネだった。キツネが狡猾と言うイメージがあるが彼はそんな事を微塵も感じさせない熱い意志を持った眼を持っていた。キツネのフォックスはヘッドギアについているマイクに話しかける。
「こちらフォックス。みんな聞こえるか?」
右目のバイザーに4つのウィンドウが表示される。
「こちらスリッピー聞こえるよ!」
一番右に表示されているウィンドウに彼が表示される。緑色のつるっとした肌に大きな目を持ったカエルがいた。彼、スリッピーは元気に答える。
「こちらファルコ、聞こえる。」
ぶっきらぼうに青い羽毛を持つキジ、ファルコは答える。彼は真ん中のウィンドウに表示されていた。
「こちらペッピー、わしも聞こえるぞ。」
最後のウィンドウに表示されたのは白い体毛に長い耳を持つ老齢のウサギ、ペッピーだった。そんな仲間達の声を聞きフォックスはコックピットの中で頷く。
「今からハルバードの射程圏内に入る!全機Gディフューザーシステム確認!」
「少々ズレてるが問題ない。」
「わしもオッケーじゃ!」
「大丈夫、大丈夫!」
「本当かー?」
フォックスは笑いながらそうスリッピーに返す。
「大丈夫だって、しっかり整備してるから!」
「ウデが下手っぴじゃなきゃ最高なんだがな。」
ファルコがそう言う。
「ファルコだって整備不良でいつも大変そうにしてるじゃん。」
「うるせぇ!」
「ははは!」
「こらっ!戦闘前じゃぞ!呑気に話してる場合か!」
ペッピーの声が3人の耳に響く。フォックスは微笑みながらも戦闘機、アーウィンの計器を確認する。問題なし。Gディフューザーシステム、問題なし。彼は操縦桿を握り締める。そしてマイクに向かって叫ぶ。
「全員主翼展開!」
「「「了解!」」」
アーウィンの白い翼が展開される。
「みんな気を引き締めてかかれよ!ハルバードの弾幕は濃い。少しのミスで撃墜させられるからな!」
ペッピーの言葉を胸刻みフォックスはアーウィンを加速させた。ハルバードは目の前だ。
いかがだったでしょうか?さぁマリオとピットが絶妙なコンビネーションで敵を掃討!そしてパルテナの探し物!そしてスターフォックスのメンバーが登場!と言う内容でした。今作オリジナル要素としてフォックス、ファルコ以外のメンバー、スリッピーとペッピーが登場、活躍します。そしてパルテナ様が下界に降り探し物。一体何を探しているのか。そして神剣を持つ男とは…?ストーリーもオリジナル要素たっぷりになっていくと思われますが何卒お付き合いください。
登場人物紹介
●フォックス
正義感が強く、非常に真面目で仲間想いで曲がった事が大嫌いというスターフォックスの若きリーダー。
●ファルコ
スターフォックスのエースパイロット。性格はクールでぶっきらぼうに見えるが、実は仲間想いの熱血漢。
●スリッピー
フォックスとはアカデミー在学時代からの親友。メカに強くフォックスとファルコの武器は彼が作成している。性格は明るくてポジティブでお調子者。
●ペッピー
スターフォックスチームの古株でフォックスの父親がリーダーを務めていた時から所属している。自身の豊富な知識と経験を生かし、現リーダーであるフォックスをサポートしている。
スタフォの中で一番スリッピーが好き。(カエル好き )
次回もお楽しみに!!