大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Re:亜空の使者   作:インディアンカレー

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お久しぶりです!インデアンカレーです!この頃色々忙しくてなかなか書く時間ができませんでした。でも、決して書き逃げはしないと心に決めているのでそこはご安心ください!10月の中旬に入りスマブラダイレクトがいつ発表されるかワクワク待っている状態。(本音は待ちきれないけど。)一体どんな発表がなされるのか、モザイクがかかったモードの内容(亜空の使者みたいなやつがいいなぁ)、新ファイターは誰なのか早く知りたいですね!個人的にはジーノやシャドウ、ワドルディ、ソラ、ストリートファイターシリーズから誰か(豪鬼とか)、クラッシュバンディクーとか欲しいですね。でも、どんなキャラが出ても嬉しいことに変わりはない!!

では本編をどうぞ!


第7話 ケモナー大歓喜。ゴリラとサルとキツネ。

第7話

 

Side Fox

ハルバードの左舷の複数の艦砲がこちらに砲口を向けていた。

「回避しろっ!!」

フォックスがそう言った瞬間、艦砲から無数の砲弾が撃ち出された。

『うわわわっ!』

スリッピーの悲鳴が聞こえる。

「大丈夫か!?」

『大丈夫だよ…それにしても弾幕濃すぎだよ!』

「ああ、空飛ぶ要塞とは聞いていたがここまでとは…。」

その時、一機のアーウィンが先行していた。あの機体はファルコのものだ。

『ファルコ!何をやってる!?隊列を…』

『うるせぇっ!!俺様がコイツを沈めてやる!お前ら、俺の獲物に手を出すなよ!』

ペッピーの制止を振り切り、ファルコの機体は加速した。砲台は彼に砲弾を浴びようとした。

「ローリングシールドで弾を弾くんだ!」

『わかってらぁ!』

彼は言われるまでもなく機体を回転させると青白いバリアが展開され砲弾は消滅した。

『こいつをくらいやがれ!』

彼のアーウィンからボムが放たれる。ボムは赤い光を発しながら砲台に当たり炸裂し破壊した。

『おっしゃ!』

ファルコが歓喜の声を上げる。その時、彼の機体が揺れる。

『ぐっ…なんだ!?」

「どうしたファルコ!」

『ちくしょう!調子が変だ!思い通りに操れねぇ!!』

彼の機体に問題が起きたらしい。

『ファルコ!Gディフューザーの整備ちゃんとやったの!?』

『うるせぇ!やったつもりだ!』

「ファルコ!お前は帰投しろ!ペッピー!彼を頼む!」

『了解じゃ!』

『俺はまだやれる!!』

「お前をここで失うのはもったいない!帰投しろ!!」

『……くそっ!了解!』

彼とペッピーの機体が離脱する。

「よし、スリッピー!俺らでコイツをやるぞ!」

『えぇ!?嘘だろ!?』

「よし行くぞ!」

フォックスは操縦桿を倒し機体を加速させた。

『ま、まってよー!』

スリッピーの機体も遅れて加速した。

 

Side Kirby & No.3

 

スタジアムから飛び立ったカービィと3号は移動手段である星ワープスターに乗り、あるものを追っていた。

「カービィ!あれ見て!」

カービィが3号の指差す方向を見ると、目的の船、戦艦ハルバードが見えた。

「あそこに姫さま達はいるはず!」

「ぽよっ!」

カービィはワープスターをさらに加速させる。3号は振り落とされないようカービィの柔らかい身体に捕まる。

「ぽよっ!」

「な、何?」

3号はワープスターのあまりの速さに目を閉じていたがカービィに声を聞き再び目を開く。ハルバードの周りに4機の戦闘機が群がり弾幕を避けながら攻撃していた。

「ぽよ〜!」

「フォックス…って誰だか知らないけど味方なのね!行けーフォックスー!」

すると2機の戦闘機が離脱していく。

「あ、あれどこ行くの!?」

もう2機はハルバードに攻撃を続けていた。

「ぽよぽよっ!」

「そうよね!私たちも加勢しよう!」

ワープスターはハルバードに向かって行く。

 

Side Fox

 

アーウィンを破壊せんとハルバードの砲台は休む間も無く砲弾を打ち続ける。

「くそっ!まったく隙が見当たらないな!」

『このままじゃジリ貧だよ〜!』

スリッピーの情けない声を聞きながら操縦桿を器用に操り砲弾を避けていく。すると自身の付けているバイザーが警告を発した。

『この機体はロックオンされています。』

「まずいっ!」

フォックスはハルバードの巨大な2連主砲からクローアームがこちらに向かってきていることを確認した。彼はクローアームをギリギリまでひきつける。そして宙返りで避ける。そう算段を立てていた。

『フォックス、星に乗っている人がいる!』

しかしその声によって彼は集中が途切れる。クローアームは彼のアーウィンの右の翼を砕く。彼は墜落していく。彼の意識が途切れる前に見えたのはスリッピーの機体と彼が言っていた星に乗っている人が撃ち落とされる所だった。

 

 

 

Side ???

 

燃え上がるような緑の森。時たま聞こえる鳥の甲高い鳴き声。静かなジャングルだった。

「ウオォォォォオッッッ!」

しかし、その雄叫びと共に静かだったジャングルは騒々しくなる。鳥は驚きその森を逃げ出す。雄叫びの主は豪腕を振り回し二足歩行のワニやカメを吹き飛ばしていく。そしてその巨体からは想像できないスピードでジャングルの外へ踊り出る。彼は日が照りつけ、雄叫びの主の姿が露わになる。巨体の全身には茶色の毛が生えている。誰が見てもゴリラだと判断できるが普通のゴリラと違うのは首にネクタイを巻いていることだろう。そんな彼を人々はこう呼ぶ。

 

『ドンキーコング』と。

 

「オォォォオッッ!!」

彼は胸を何度も叩き雄叫びを上げる。ドラミングと雄叫びにより再び鳥達は飛び立つ。そして、彼は遠くを睨む。睨んだ先には黄色く熟れたバナナを運ぶ乗り物が走っていくのが見えた。すると乗り物に付いている砲台がこちらを睨み返し3発のミサイルを発射した。『キラー』と呼ばれる腕のついたミサイルはこちらに向かって突撃してくる。ドンキーコングが巨腕で防御の構えを取ると、背中に小さい衝撃が走り抜ける。そしてドンキーが上空を見ると彼の巨体の半分くらいしかない猿が空を跳んでいた。

 

その猿は両腕に二丁の大きい銃を持ちミサイル向けて構えた。

 

発射されたのは弾丸ではなく大きな落花生。落花生の弾はミサイルに当たり爆発した。しかしもう1発のミサイルが残っておりこちらに向かってくる。

 

猿は落ちながらも二丁の銃を構え引き金を引いた。2つの落花生は見事にミサイルの軌道を逸らし上空で爆発させた。

 

猿は着地し得意げに二丁の銃を回しながら背中のバックパックのようなものにしまった。そしてドンキーと彼はハイタッチする。『Nintendo』という文字が書かれたキャップを被り星のマークが描かれたタンクトップを着たこの猿はディディーコング。ドンキーゴングの相棒であった。

「ウホホッウホッ!」

「キキッ!」

彼らは自分達の好物であるバナナを取られて怒り心頭のようすであった。彼らはバナナを盗んで行ったヤツを追う為崖から飛び降り、木から木へと飛び移り移動する。

 

Side Fox

 

「………うっ…。」

フォックスは目を覚ます。そして身体中の痛みを堪えながら上半身を起こす。周りを見渡し、彼はジャングルに自分は墜落したのだと判断した。立ち上がり地面に激突しぐしゃぐしゃにスクラップとなったアーウィンの様子を見る。

「これじゃあもう飛ばすことも出来ないな…。」

彼はそう判断した。寂しい気持ちが込み上げてくる。数々の戦いの中で自分が何時も操り乗っていた相棒とここでお別れなのだ。

「こいつがいつも命を救ってくれた。だったら俺は絶対に生き延びてやらないとな。」

彼は相棒に背を向け歩き出す。

「………じゃあな、俺の相棒。」

 

 

彼はバイザーでスリッピーに通信する。

「こちらフォックス!聞こえるか!」

『……ザザッ……ザザザザッ…』

「くそっ、ダメか。」

彼は通信を切る。彼の安否が心配だ。しかし、肝心の彼の落ちた場所が分からない。ジャングルはフォックスを助けようとはしない。

「!!」

フォックスはホルスターからブラスターを抜き音のした方へと構えた。

「誰だっ!?」

そう言うと草むらから現れたのは女だった。青い瞳と毛、白い尻尾を持ち手に槍のようなものが握られていた。その女の服装はかなりの軽装でフォックスにとっては刺激的だった。フォックスは顔を赤らめながら

「き、君は?」

と訪ねた。その女は武器を下ろし

「あら、奴らじゃないのね。」

と言った。

「奴ら?」

「黒い虫みたいなやつ。」

「あれに会ったのか!?」

「全部このクリスタルスタッフで倒したわ。」

彼女はクリスタルスタッフを得意げに掲げた。

「私はクリスタル。クリスタル・プラネット。魔法使いよ。」

「魔法使いか、へぇ。」

「あなたは?」

「俺はフォックス。フォックス・マクラウドだ。」

フォックスはこれまであったことをクリスタルに話した。

「…なるほど、何者かによって世界が狙われてるのね。で、あなたは離れ離れになった仲間会いたい。でも道に迷ってる…間違ってない?」

「…んまぁ、そんな所だ。」

「じゃあ、あなたにちからを貸すわ。」

フォックスは驚く。

「いいのか?初対面の相手だぞ?」

「でも、あなた見ていて危なっかしいわ」

「…うぐっ…」

「あとあたし超能力が使えるの。」

フォックスが眉をひそめる。

「超能力?」

「あら、信じてないのね。」

「……いや、信じるよ。他に手立てがないしな。」

「じゃあ……。」

すると遠くで爆音がした。フォックスの脳内にスリッピーの姿がよぎる。

「北西の方向よ!行きましょう!」

フォックスとクリスタルはジャングルを駆け出した。

 




いかがだったでしょうか?さぁ今回新登場人物、ドンキーコング!ディディーコング!クリスタル!が登場しました!ドンキーとディディーはもちろん出す予定でしたがクリスタルもそのうちの1人です。スマブラSPではアシストとして登場する彼女にはメインのキャラとして活躍してもらおうかなって考えています。他にもアシストからメインキャラを出そうと考えているのでご期待ください!

登場人物紹介
●ドンキーコング
ジャングルの王者であるDKのネクタイがトレードマークのゴリラ。力持ちで優しく仲間思いの性格、仲間からの信頼も厚い。しかし名前の通りドジをする事も多い。
●ディディーゴング
ドンキーコングの弟分であるチンパンジー。何故か類人猿には無いはずの尻尾がある。ドンキーよりしっかり者。
●クリスタル
芯の強い、凛とした心優しい女性。容姿は美しい。魔法使いとして修行の身で偶然出会ったフォックスに協力する。

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