にしてもデレステのMVのクオリティが未だに上がり続けていることに驚きですよね。このまま5年も10年も続いて欲しいものです。いや、デレマスはそのうち10年いくんですけどね。
¥月€日 多分晴れ
今日、双葉杏というアイドルをテレビで見た。初めて存在を知ったし、アイドルに興味があるわけでもなかったが、そのキャラがやけに印象に残った。
何しろ、『働いたら負け』などとニートの様なセリフを小さな女の子が口にしているのだ。それはそれは驚くだろう。
しかし仕事帰りで疲れていた俺の頭には、あまり内容が入っては来なかった。しかし、可愛らしい娘だなとは感じた。さて、明日も仕事だからもう寝なければ。
ろうどう月したくない日 心は雨降り
今日も疲れた。もう日記を書くことも億劫だ。しかし日課なので休むのは躊躇われる。
しかし、書くこともないしとにかく疲れた。昨日のアイドルも言っていたが、できることなら働きたくないものだ。
はぁ、寝よう。
¥月#日 おそらく曇り
今日は休日だから久しぶりにゆっくりしようと、テレビをつけたらまた双葉杏とかいうアイドルの姿を見た。そして、我が目を疑った。
アイドルが『印税生活』とプリントされた服を着ていたのである。小さくて、金髪の可愛らしい女の子がそんな服を着ている。そのギャップといったらすざましかった。
少し双葉杏に興味を持った俺はネットでプロフィールを調べてみた。
そして、そこでもびっくり仰天だ。まさか、あの容姿で17歳とは思いもしなかった。こんなにも小さな娘が高校に通っていると考えると、なんだかフィクションの様にも感じる。
結局その日は、双葉杏についてネットでサーフィンし続けて終わってしまった。ゲーマーで、引きこもりがちで、けれどアイドルをしている。そんな姿に、なんだか憧れている自分がいた。
できることなら、俺も仕事なんか辞めてゆっくりと生活したいもんだ……
双葉杏とはその点、同じ思いをしているのかもしれない。
つか月れた日 自分的には台風
特に体調が悪いわけではなかったが、仕事を休んだ。いや、正直精神的にはあまり体調はよろしくなかっただろう。無理に仕事に出続ければ多分そのうち倒れてたと思う。
休んだ甲斐あって、少しスッキリした。同僚や上司には申し訳ないが、休んで正解だったようだ。気を入れっぱなしは良くない、と今回で学んだ。
休む勇気ができたのは、もしかしたら双葉杏のおかげかもしれない。働きたい訳ではないのだから、身体を削ってまで働くのは自分の為にならない、だったか。彼女の言う通りだったようだ。
今日は気持ちよく寝れそうだ。さて、明日は仕事を頑張ろう。それと双葉杏よ、ありがとう。
あん月きら日 そりゃもう晴天
今日は市内でも有数の大きなショッピングモールに来ていた。家電製品や家具などを買い換えるために、いろいろと物色しに来た、という感じだ。
そして適当に商品を見ていたら、いつのまにか昼時。混む前にフードコートへと向かうことにした。そこで、ラーメンを食べて一息。買い物は既に終わって宅配をしてもらうことになっているので、この後は暇だった。
このまま帰るのは遠出した意味が無いし、どうしたものかと悩んでいると店内で放送が流れてきた。
なんでも一階の簡易ステージで、アイドルのミニライブがあるらしい。どうせやることもないので、見に行くことにした。
「「あんずときらりであんきらでーす!!」」と声が聞こえた。
……とんだ偶然もあったものだと思わず感じた。
そう、そこに立っていたのは最近よく目にする双葉杏と、その相方ともいうべき諸星きらりだった。
そして気がつけば、俺は人混みを掻き分け最前列まで来ていた。正直に言えば双葉杏を自分の目で見てみたかった。なぜ興味を持ったのかも分からないが、このアイドルがどんな人物なのか知りたかったのである。
そして、ミニライブは始まった。
二人の声に反応する、ファンたちのコールが後ろから聞こえる。その熱気に思わず息を呑んだ。
そして、それにまた答えるようにパフォーマンスをする二人。息はピッタリだ。
何より目を現れたのは双葉杏のパフォーマンスの高さだった。あんなにも労働に対して苦言を漏らしていたのにも関わらず、今の彼女は正にアイドルだった。
曲が終わり、歓声が上がった。その中に俺の声が入っていたことは言うまでもないだろう。
案外、いやかなり有意義な休みになった。
のの月ワ日 晴れのち曇り
仕事の関係で、東京に泊りがけで来た。慣れない場所に、慣れない仕事はそりゃもう疲れに疲れた。双葉杏のセリフにもある通り、そのときは週休8日が欲
しかった。
でも、今日は最終日なので明日からは振り替えの連休がある。今日はホテルでぐっすり寝て、明日は東京で息抜きをしよう。
72月くっ日 雨と見せかけての曇り
なんたる偶然。今日、双葉杏の握手会があるらしい。
そんなチラシを会場近くで見た。先日から続々買っている電化製品類を、秋葉原で探していた俺はそのチラシを見て、即刻買い物を止め会場へと急いだ。
会場には既に沢山の人が列に並んでいた。此処にいる人の全員が双葉杏のファンだと考えると、なんだか壮観だ。
集まっている人を見てみると、双葉杏が普段着にしているらしい『働いたら負け』だとか『印税生活』とプリントされたTシャツを着ている人がかなりいた。……お前らも仕事に疲れいるんだな、と謎の親近感が湧いた。
そして始まった握手会。長蛇の列は少しずつ進んでいた。かなりの時間をかけて俺の番が来た。しかし、そこで俺は気づいた。
ーーーー何と声をかければ良いんだろうか。
衝動的に来てしまった俺はそのことを何も考えていなかったのだ。しかし、もう双葉杏が正面にいた。
そして、追い討ちをかけるように双葉杏がにこりと微笑みを見せた。取り敢えず前に立つも、言葉が出てこず固まってしまった。
「……あ、その顔、仕事に疲れてるサラリーマンって感じだね。杏と同じで頑張って労働してるんだね〜」
俺の顔を見て、双葉杏はそんなことを言ってきた。さっきまでのスマイルを崩して、まぁ頑張ってよ、と言うとあちらから手を伸ばしてきてくれた。
「ーーーーそうだな、ありがとう。明日も頑張るからさ、君も無理せず頑張ってくれ。」
上から目線なセリフしか出ない。社会に出て身についた年功序列制に塗れた自分が少し嫌だった。
だが、それも彼女との握手で全てチャラになった。
それじゃあ杏に貢いで帰ってね、そんな台詞を最後に係員の誘導のもと出口に向かった。
帰りに、双葉杏が歌っている曲のCDを一通り買った。財布は軽くなったが、後悔はなかった。
アイ月マス日 ふつうに晴れ
今日、職場の後輩にオタク認定を受けた。
何故かと聞いてみたら、自分の行動を思い返せみろと言われた。その場では否定しかしてなかったから無理だったが、いま日記に書き出してみたいと思う。
・双葉杏の生年月日及び、プロフィールを知っている。
・双葉杏のライブに行った。
・双葉杏の握手会に行った。
・双葉杏の歌っている曲のCDを買った。
……………あれ?
いや、待て。別に俺は双葉杏のファンではない筈だ。たしかに彼女の労働への考え方は共感できなくもない。だが、この程度でファンとは呼べないだろう。ライブのときにいたファンや、握手会のときにいたファンはもっと、(ここで文章が途切れている)
…………日記を書いている途中に電話が鳴ったので、それを見た後でこれを書いている。なんでも、ライブのチケットが当選したらしい。そりゃもう嬉しかった。これでまた、双葉杏の姿が見れる訳だから喜ばない筈がない。
だがしかし、喜んでいてふと気がついた。
ーーーーーーーー俺、ファンみたいじゃん。
あれ?
いや、そんなはずは……………
ーーーーーーーーーーーーあれ?
気がついたら双葉杏が好きになってた。なんて人は多いんじゃないかなと、思います。かくいう私もそうで、いつのまにか担当になってました。