やはり一度死んだ俺とポンコツ魔王の青春ラブコメはまちがっている。 作:Seli
この小説は
オリ主×陽乃
八幡×いろは
ものです!
頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします!
1話
〈和樹 Side〉
俺がこの世界に転生してきてから10年の月日がたっていた。
この世界は『俺がいる』の世界で間違い無いんだが、俺というイレギュラーが入ったおかげで改変されてしまった箇所がある。
まず一つ目だが、比企谷家内の関係だ。
家族構成は、父、母、俺、八幡(弟)、小町(妹)で、原作に俺が加わった状態なだけなんだが、家族仲がおかしいことになってしまった....
原作では小町だけを溺愛してたはずなんだが、この世界では、俺と八幡も小町と同じように溺愛されている。お陰で家族はみんな仲良しだし、両親と俺の影響で、今の所は八幡の目が腐らず純粋な子に育ってしまったのだ....
続いて2つ目なのだが、我が比企谷家と一色家の仲が良く、俺達兄妹と一色いろはが何と幼なじみの関係なのである。
これには流石におどろいた....
しかも、八幡のことが大好きというね。いろはすまで妹になるとか俺を殺しにきてるだろ!
いろはと小町は正義なんだ! もちろん、八幡もな!
おっと、暴走してたみたいだ。
まあ以上の2つが大きく変わったことだな。これからの生活で、原作と変わったことが起こるかもしれないから注意しておかないとな。
俺は考えるのをやめ、御使いに集中することにした。
そして、御使いを終えて家に帰っていると、前の方を俺と同じぐらいの歳の女の子が、パンさんのぬいぐるみを抱え鼻唄を歌いながら歩いていた。
「~~~~~♪」
パンさんとは、東京ディスティニーランドのパンダのマスコットキャラクターのことだ。
その女の子は凄くご機嫌みたいだ。
俺は微笑ましくその姿を見てると、
女の子が何かにつまづき、すごい勢いでこけて床に顔面からダイブした。
......は?
今すごい勢いでいったぞ....
あの子大丈夫なのか?
その子はムクッと起き上がり、
「.............ヒグッ、痛いよ~ うぇぇぇぇぇん!」
大声で泣き始めた。
俺はその子が心配になり、急いで声をかけた。
「おい、大丈夫か?」
俺は、その子の様子を確認してみるとどうやら膝を擦りむいてるみたいだな。
ってかこの子スカートだから、手当てする時に周の人や俺から見えないようにしておかないと。
顔の方は... 良かった。パンさんのぬいぐるみがクッションになったみたいで、傷は無いな。
膝の手当てして、泣き止ませないとな。
「うぇぇぇぇぇん! 痛いよ~」
確か買っていた物の中に、消毒液と水と絆創膏があったはず。
なんとまあ、ベストなタイミングだな。
俺はその子の頭を撫でながら
「今から手当てしてやるからな。それとこのタオルかけておけ。女の子なんだから。」
「ぐすっ.....うん。」
よし、これで膝を見ても大丈夫だな。
「それじゃあ、手当てするぞ。ちょっと染みるかもしれないが我慢してくれよな。」
「うん.....。 痛いよ~」
俺は水で傷口を洗い流し、消毒液をかけ絆創膏をはった。
「よし。これで大丈夫だな。終わったぞ。
まだ痛むか?」
「ありがとう.....うん、痛い。」
「立って歩くことは出来そうか?」
「ううん、出来そうにない....」
「そうか.... どうするかな。
こういう時は、父ちゃん、母ちゃんに相談するのが1番だな。俺の家に行ってそこから、お前の親に連絡してもらおう。」
「お前じゃない! 私の名前は『雪ノ下陽乃』って名前があるの! ちゃんと名前で呼んでよ!
それと、貴方の名前は?」
....今何ていったこの子?
雪ノ下陽乃!?
嘘だろ?
俺は改めてその女の子の顔を確認すると、確かに幼い雪ノ下陽乃だった。
......マジかよ。
これが俺と雪ノ下陽乃の出会いだった。