端末IF 〜決闘者は世界を渡るようです〜   作:星野孝輔

33 / 43
第二部においてのキャラクターや独自設定を掲載いたします。
第一部の物同様、本作のネタバレが含まれますのでご注意ください。


第二部 キャラクター設定集

○生き残った者たち

 

・高屋ユウキ

 今部までの主人公。創星神との戦いの際に命を落としたが、銀河眼の魂とエリアルの蘇生儀式によって、彼女の召喚獣として蘇った。

 大戦から三ヶ月後、長い眠りから覚めた彼は、自身が召喚獣となり、エリアルからの魔力がなければ存在を維持できない、人間として母親に再会できなくなったという2つの事実に心が折れてしまう。

 だが、エリアルと想いをぶつけ合ったことで彼女と結ばれ、今を生きる事に決める。のちに一人息子の『ヒカリ』を授かり、幸せな生活を送っていた。

 が、もう一柱の創星神の策略によってエリアルとヒカリ共々、次元の裂け目へ落とされてしまう。最終的には、エリアルが絞り出した最後の魔力でヒカリを世界に戻すことに成功した後、魔力切れによって召喚を維持できず、その体は消滅した。

 召喚獣となった影響で食事・睡眠などは不要となり、外見は変化しなくなった。だが、人として生きたいという本人の意思でそれらの活動を行っている。

 また、召喚術で『銀河眼の光子竜』を呼び出すと自身の体が光子竜へと変化する特性を得た。それ以外には、少し力が強くなったり視力が一般的なレベルでよくなったりした。(維持魔力にあってないパワーアップと本人は語る)

 

 

・リチュア・エリアル

 今部までのメインヒロイン。正史とは異なり、ユウキの尽力によって大戦後まで生存。

 命を落としたユウキを蘇生するために、銀河眼の魂を使用した儀式を行う事で彼を蘇らせた。その結果、ユウキの召喚主となり三ヶ月間、彼に魔力を流し続けた。

 彼が真実に気づいた際に秘めていた恋慕をぶつけ、ついに結ばれる。それ以降、彼と二人っきりの時は素の姿となり、一人称は『僕』で固定。乙女のような口調となる。ユウキ曰く、デレ全開。

 召喚獣との間には子供が出来ないと自分で解析していたが、その説を自分で打ち壊し、一人息子の『ヒカリ』を授かる。ついに念願の家族を持つようになり、幸せな生活を過ごしていた。

 だが、ユウキ同様もう一柱の創星神の策略にかかり、次元の裂け目に落とされる。魔力が消耗している状態にも関わらず召喚術の魔力を彼に渡し、そのまま魔力を使い切り意識を失った。

 ユウキの外見が変わらなくなったため、自分も同じように生きるために彼の所持していた時の竜『No.107 銀河眼の時空竜』の力を使って肉体の成長を止めている。服装は後の影霊衣と同じ。合法ロリバb(ry

 ユウキの銀河眼を研究し、その一撃を自身魔術で再現する、ユウキの召喚術をより素早く行えるように腕輪(ユウキはこの世界のデュエルディスクと呼んでいる)の作成など、魔術作成については現在においても横に出る者はいない。

 

 

・ガスタの巫女 ウィンダ

 ユウキの協力者の少女。エリアル同様正史とは異なり、大戦後も生き残っている。

 亡き父 ウィンダールの後を継ぎ、ガスタの族長として復興作業に取り組んでいる。その多忙さ故か、まだまだ意中の相手を見つけられていない。絶賛独り身である。

 ユウキや昔なじみであるエリアルたちとはよき友人関係を再び築き上げており、よき未来をつくるために今を走っている・・・・・・ように見えていた。

 ヒカリの誕生日パーティーのその夜、彼女は惨劇をもたらした。

 一夜にして、ラヴァル・ジェムナイト・ガスタは壊滅し、ユウキとエリアルは行方不明に。平穏は一瞬で崩れ去った。

 外見は徐々に老けていき、笑顔が似合うお姉さんだったが、惨劇の日には大戦中と同じように少女の姿へと戻っていた。

 

 

・ラヴァル炎樹海の妖女 ファイ

 正史では全滅したラヴァルの生き残りにして、ユウキの義妹。大戦を生き残り、身長はユウキを超え、173cm。頭巾の下の髪は腰まで伸びており、より美しく明るい灯火のような女性へ成長した。ラヴァルは外見の成長速度が遅いため、見た目はまだ20代。

 ユウキの呼び方はお兄ちゃんから『兄さん』へと変化したものの、相変わらずのブラコン。婚姻の相手も条件は『ユウキのような男性』である。

 生き残ったラヴァルの中で一番理性的だったため次期族長に就いており、主に建築に必要な木材関係の管理を行っている。(炎樹海に詳しいため)

 ヒカリが生まれ、叔母となってからは職務の合間を縫って会いに来たり、逆にラヴァルの地を紹介したりと、親愛をもって接している。

 惨劇の夜には、ラヴァル壊滅と共に意識不明の重体に陥っている。

 

 

・ガスタの静寂 カーム

 ガスタ神官家の生き残り。大戦前と雰囲気は変わらず、心優しいしっかり者の中年女性。大戦後、ラヴァルの男性と結ばれ、一人娘の『レラ』を授かる。

 族長となり体を酷使しているウィンダを常に心配しており、彼女の体調管理はカームの個人的な仕事である。本来の職務は食堂・食料の管理や医療関係。

 惨劇の夜ではレラをかばい意識不明の重体に。エリアルが応急処置を行ったおかげで生存はしているが・・・・・・。

 

 

・ガスタの疾風 リーズ

・ガスタの希望 カムイ

 ガスタの生き残りで、年の差夫婦。二人とも大戦中よりも落ち着きが増し、カムイについてはもう弟分とは呼べないほど丁寧で優しい父親似の男性へと成長した。

 生き残り組の中では一番早く子供を授かっており、既に孫も誕生している。

 カムイはアバンスたちと同じく集落外の探査。リーズは食堂の仕事に就いている。

 ヒカリの誕生日パーティーの数週間前に捨て子の赤ん坊を拾い、そのまま引き取った。

 惨劇の夜に、赤ん坊をかばいリーズは即死。カムイは軽くない怪我を負いながらも、妻が守った赤ん坊を守りながら生き残った。

 

 

・リチュア・アバンス

・リチュア・エミリア

 リチュアの数少ない生き残りで、ユウキにとっては義理の妹と弟。くっついたのは一番遅く、それまで周りがやきもきしていた。

 エミリアは一度死亡した際にユウキが使用した『死者蘇生』によって召喚獣となっており、奇しくもユウキとエリアルと同じ関係となっている。

 『死者蘇生』のカード自体が召喚主となっていたため、それをアバンスへと変更。エミリア自体が魔力を持っているためエリアルよりは魔力切れになるリスクは少ない。

 リチュアの悪名がとどろいているため、まだ彼らを悪目で見る者は少なくない。その償いのためにも、彼らは日々働いている。アバンスは集落外の探査隊長、エミリアは各部族への転移魔術の設置、管理。後に一人息子の『シュリット』を授かる。

 魔術感知が鋭いため、黒幕が手を出さず直接策略にはまることはなかった。異常を感じ、惨劇が起こったガスタへ向かい、生き残りを自分たちの住居へかくまった。

 

 

○新たに生まれた者たち

・ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ

 ジェムナイトの新たなる族長。ジェムナイトでは珍しい女性型で、一人称は『私』。ジェムナイトにしては細い身体にかつての長 ジェムナイトマスター・ダイヤのようなマント、レイピアの腰に携え、胸には『ダイヤ』の輝石が宿っている。身長180cm。

 大戦後、活動を停止したジェムナイトマスター・ダイヤことジェムナイト・クリスタの核石を中心に散っていったジェムナイトたちを『廃石融合』させ、新たに誕生した戦士で本人曰く『人工ジェムナイト』。中心となったクリスタのことは『父』と呼んでいる。

 冷静沈着で委員長タイプの人物だが、この世界を救った英雄の一人であるユウキとの挨拶やヒカリを抱きかかえる際にガチガチに緊張するなど、真面目すぎる一面も持つ。

 若くもそのクリスタの面影を残す姿はジェムナイトだけでなく、ラヴァルにも好意的に受け止められており、既にジェムナイトの長としての風格をまとっている。

 カムイ・アバンス同様に、主に集落外の探査を行うほか、集落全体の管理を任されていることから、他からの信頼があることはすぐに分かる。

 惨劇の夜、洗脳されたジェムナイト同士の殺し合いを止めることが出来ず、体と心に大きな傷をつくることになってしまう。

 

 

・高屋 ヒカリ

 ユウキとエリアルの一人息子。ストレートの黒髪に青い瞳を持つ少年。一人称は『僕』。二部終了時点で5才の召喚獣と人間の混血。

 ユウキとエミリア、ウィンダに甘やかされながら成長したせいか、自由奔放で好奇心旺盛。笑顔を振りまくカムイに次ぐ弟分。リチュア勢からは幼い頃のエリアルに似ているとも思われている。

 ユウキとエリアルのことは『お父さん』『お母さん』。ファイやエミリア、アバンスは『~おばちゃん』『~おじちゃん』。ウィンダは『ウィンダおねえちゃん』と呼ぶ。

 ウィンダだけでなく両親に対してあたりが強い牙王に何故かよくなついており、勝手に遊びに行く時はだいたいこの二人の元にいる。

 まだまだ未発達だが、既に魔術の才能と、またその魂は特殊な生い立ちから強力な魔力を秘めていることがエリアルの解析で分かっている。

 5才の誕生日パーティー後の夜、ウィンダにユウキとエリアルをおびき寄せる餌として使われ、両親と共に次元の裂け目に落ちるものの、二人の命がけの行動によって端末世界に帰還。アバンスとビュートに保護される。

 事情を聞いた彼は、強くなるためにエミリアたちに教えを請うところで、第二部は終了する。

 

 

・レラ

 カームの娘でラヴァルとガスタの血を引く7才の少女。ひまわりのような明るい橙色の髪を持ち、緑の瞳にはガスタとは違う紋章が浮かび上がっている。

 ラヴァルらしさがない母親に似た優しくしっかり者だがおてんばなところもあり、よく無茶をして母親に怒られる一面も。ヒカリのことは弟のようにかわいがっており、彼からは『レラおねえちゃん』と呼ばれている。

 戦闘技術はまったく才能がなく、彼女自身本当にラヴァルの血を継いでいるのか、首をかしげる事もある。一方、動物の声を聞き、心を通わせる才能が強く、将来はその力を活かして多くの動物と友達になりたいという夢を持つ。

 惨劇の夜、母親にかばわれながらユウキに助けられ生き残った。しかし、彼女の心がおった傷は余りにも大きかった。

 

 

・ピリカ、ウェン

 カムイ・リーズ家で預かっている二人の赤ん坊。ピリカは二人の孫でまだ1歳。ウェンは両親不明の捨て子で年齢不詳。

 二人ともカムイとリーズの尽力によって惨劇の夜を生き残ることが出来た。

 ウェンはエリアルの解析により、とてつもない魔力の持ち主だと言うことが判明している。

 

 

・シュリット

 エミリア・アバンスの一人息子で召喚獣と人間の混血。赤と緑のオッドアイが特徴の1歳。ヒカリにとっては初めて出来た弟分で、よくシュリットの元へ遊びに行く。

 両親同様に惨劇に巻き込まれることなく、その日の夜もよく眠っていた。

 

 

○星の力を持ちし者たち

・セイクリッド・ソンプレス、ヴェルズ・ケルキオン

 神殺しの天使と悪魔。創星神の破壊と創造の力を宿し、ネオフォトンと共に戦った。

 創星神との戦いの後、自分の力を星のために使うため旅立っていった。時折、ソンプレスは帰ってくることがあるらしい。(主にクリスタ、ラピスへの報告)

 今回の騒動で、この二人もまた戦いの渦に巻き込まれていくことになる。

 

 

・励輝士ヴェルズビュート

 元は歩哨という役割だけが与えられた下級インヴェルズ。奇妙な運命により輪廻から外れた『観測者』となった白い鎧をまとった星の悪魔。男性の人格を持ち、一人称は『私』

 創星神との戦いでは『観測者 インヴェルズ・ローチ』としてだけでなく、『この地に生きる者』として連合をサポートし勝利へと貢献した。

 それ以降は直接的に関わることはせず、情報を流すなどの裏からのサポートに徹し、訪れたナチュルの森にて星の力を授かり、現在の姿へと進化した。

 同じく星の力を得た同胞 牙王と生き残った者たちの架け橋になり、彼らの復興を支えた。

 それからは観測者として世界を見張り続けていたが、惨劇の夜は余りにも唐突すぎて未然に防ぐことが出来ず、何とか少数の生き残りを見つけ保護することしか出来なかった。

 

 

・神樹の守護獣―牙王

 ナチュルの森に住む『ナチュル・ガオドレイク』が星の力によって進化した姿。一人称は『我』で男性の人格を持つ。銀河眼と同じほどの大きさを持つ獅子で、争いは望まない性格だが平穏を脅かす存在にはその巨大な力を振るう。

 ヴェルズビュートのことは同じ力を持つ同胞だと考えており、彼が信用している生き残った者たちがナチュルの森に移住することをあっさり認めた。

 だが、星の力を授かった際に脳裏に浮かんだ『強すぎる光が闇を呼ぶ』という言葉から、光の竜の使い手であるユウキにだけは冷たく当たっており、結果として勝負に敗北することになる。

 それ以降、移住に関しては特に何も言わなくなったものの、ユウキとエリアルにはあたりが強い。ただ、息子のヒカリには懐かれており、牙王自身も困惑している。端から見ていると、孫と祖父のような関係らしい。

 あくまでナチュルの森の守護者であるため、森の外へは出ない。だが、ビュート同様助言を授けることが多く、なんだかんだ助けている。ツンデレライオン。

 その巨体からは想像できないほどの速度が出せ、獣の戦い方をする。星の力によって攻撃面・防御面共に隙がなく、総合戦闘能力なら現状最強とも言える。(ユウキは魔力切れという爆弾がある)

 彼が受け取った予言は銀河眼のことではなく『高屋 ヒカリ』のことであり、彼が黒幕によって餌にされた結果、端末世界はユウキという『光』を失い、新たなる驚異という『闇』が訪れた。

 

 

 

 

 

○追加設定

・召喚獣と人間の混血

 ヒカリとシュリットが該当する両親のどちらかが召喚獣である子供。

 本来、召喚獣とは魔力を消費して現れるいわば『生き物もどき』であり、明確な生命体ではない。そのため、子供をなすことが本来は必要ない。

 が、ユウキとエミリアは非常に特殊な状況で召喚獣となったため、子孫を残すことが出来、ヒカリとシュリットは生を受けた。

 ただし、エリアルの解析だと『非常に出来にくい』確率らしく、また存在自体が不安定になる恐れもあるため、周囲の大人たちは常に二人の体調に気をつかっている。

 その反面、才能が開花すれば非常に優れた能力を持つとも予想されている。

 また、魂が通常の人間よりも大きく、巨大な力を持つ召喚獣をその身に受け入れることが出来るとも予想されている。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。