最近ネタをちょくちょくはさんだり、(←いつも通りww)
早くチルノを異世界にReadyGo~~~!!!!!!
(マリオ)
させたいのに、なかなか叶わない、むしろ遠のいているような気さえする今日この頃
しかし!!こ
そんなことは関係なく、下手くそな絵を描きたいだけかく、子供のように駄文を重ねて行く!!!!!
それでも、良いという方はどうぞゆっくりしていってね!!
※あと、前々回のスキマ空間の設定ですが、流石に三日に付き一秒はやりすぎたので、
三十分に付き一秒にしてあります。申し訳ありませんが、気になる方はご確認のほど、よろしくお願いします。
チ「うん、そんなことだろうと思った・・・」
あたいは、あれだけ溜めて秘密を明かされ
たにも関わらず、あっけなくそう言ってやっ
た。
紫「まぁ、そうよね・・・」
だが、紫は気付かれていたことにさして意
外でもないのか、平然としている。
しかしそれとは裏腹に周りは騒然となった。
そう、この場であたいの事情を知らないのは
橙だけだった。
何が何だか分からないといった様子で小首を
傾げている。(←かわいい)
霊夢と魔理沙は既に縁起に目を通していたし、
藍も恐らくまめに確認しているのだろう。
大ちゃんにはあたいが説明したし、紫はそも
そも当事者で且つ、縁起に乗せる内容に問題
が無いか確認する立場にある。
霊「あんた・・・・やっぱり何か企んでたん
じゃない」
魔「チルノがここまで強くなったのにはお前
が関わってたのか・・・・まぁ、そうでもな
ければ不自然だけどさ」
藍「確かに、最初はなんとなく驚いてしまっ
たが、紫様が関与されているとなれば納得が
いく」
大「チルノちゃん・・・・」
紫「企んでいるだなんて・・・人聞きが悪い
わ・・・・霊夢・・・むしろ私は幻想郷の危
機に備えるために動いたに過ぎないのよ?」
霊「?どういうことよ・・・・」
紫「縁起の内容を、よく思い返して見なさい
・・・話すのはそれからよ」
ここで、幻想郷縁起の内容、あたいの過去
に触れておくことにしよう。
縁起に書かれたあたいの
かれている。
・氷の妖精 頁目
チルノ
能力 冷気を操る
程度の能力(強化)
学習する
程度の能力(追加)
危険度 低→極高または不明
人間友好度普通→高
主な活動場所 霧の湖→人里
この妖精に関して、更新し
なければならない情報が入っ
たので、ここに追記する。
この妖精の力は
今までは妖精の域
を出ることはなか
ったのだが、とあ
る事象をきっかけ
に、もともと持っ
ていた力を取り戻
した。 ※1 冷気と氷
と寒気に覆
その力とは、この われた過去
幻想郷に来るより の地球
以前に居た、氷河
期(※1)のような冷
気が道溢れた広大
な空間で、そこで
己の体を丸ごと妖
力に変換し、自身
の妖精としての特
性(※2)を利用して ※2 そこに自身
甦る、という行為 が体現する
を只ひたすらに繰 自然がある
り返しながら、遥 限り甦れる
かに長い年月を過
ことで得た、莫大
な妖力の結晶。
それはまさに二つ
の意味において結
晶だった。一つは
実物がそのもの結
晶である。これは
見せてもらったの
で間違いはない。
そしてこの結晶は
全部で十個あるら
しく、それぞれが
様々な色と役割を
持っていた。
二つ目は努力の
賜物という意味の
結晶である。いや
、正確には忍耐の
賜物と言っても良
いかもしれない。
なぜなら、その結
晶に力を貯める、
つまり、己自身を
妖力結晶化すると
いう行為には凄ま
じい苦痛が生じる
からで あり、それ
を何億回、何兆回
・・・いや、それ
以上の天文学的回
数をこなさねばな
らないからである。
その痛みはまるで
身体を無理やり小
さい箱の中に押し
込まれるかのよう ※3 よくも心が
な激痛(※3)である 折れなかっ
のだとか たものだと
勿論その行為の度 感心する。
に今言った様な痛
みが発生する。
そのような経験を
したことなどない
ので(※4)ただただ ※4 絶対に経験
想像を絶するばか したく無い。
だが、かなりの激 箪笥の角に
痛であるのは間違 足の小指を
い無いだろう……… ぶつけただ
莫大な力にはそれ でも痛いの
と同等の対価が必 に。
要ということかも
しれない。
まさしく本人の努
力の結晶という訳
である。
最近、何処に住
処があるのかが判
明した。
というより、元の
住処を離れ、今で
は人里でかき氷屋
兼自宅の木造家屋
(※5)に移り住み、 ※5 一から自分
そこでかき氷を で木を切っ
販売したり、人里 て作った、
の農家を手伝いに 完全自作ら
行ったりして生活 しい。私も
している。
見たがとて
も妖精が作
ったとは思
突然だが、ここ え無いほど
で一つ忠告を兼ね 素晴らしい
て彼女の危険度に 出来映えだ
ついて述べさせて った。
貰おうと思う。
何故かというと、
温厚で争いを好ま
ない普段の様子か
らは想像できない
かも知れないが、
彼女を敵に回すこ
とは、そのまま途
轍もない脅威を敵
に回すことを意味
する。
それは彼女の、あ
りとあらゆるもの
を学習してしまう
力、「学習する程
度の能力」にある。
前述した通り、チ
ルノは苦行、荒行
とも言える壮絶な
修行の末、今の力
を得た訳だが、そ
の修行を行うには
、先に高度な術式
を会得体得してい
る必要があるので
ある。
長い年月の中、無
尽蔵に時間はあっ
たとはいえ、彼女
はその場に何故か
はわからないが置
かれていた高等術
式に関する書物か
ら知識を得て、学
習し、事実、莫大
な妖力を手にした。
その学習できるも
のは能力も例外で
はなく、如何に強
力無比な能力を持
っていようと彼女
に学習されてしま
えば、動きを見切
られ、更には弱点
を突かれ、挙句の
果てには同じ能力
を使用され対応さ
れてしまうという
恐ろしさを持って
いる。
まぁ、そうでなく
とも無尽蔵の妖力
だけで私たち人間
には十分脅威だが
………………
その危険度はその
能力を行使した場
合計り知れないの
で、最早不明であ
る。
相手にする者のレ
ベルに応じて上が
っていくので、ま
さに底なしと言っ
て良いだろう。
しかも、一旦上が
ったレベルは下が
らない。
つまり、こと妖怪
退治に関して彼女
を頼り続けると、
その危険度は跳ね
上がっていく事に
なる。
これ以上なく頼も
しいとはいえ、む
やみやたらと頼る
のも考え物である。
〔目撃報告例〕
・それだったらこ
の間、俺の近所
にある農家の爺
さんを手伝って
るのをみたよ。
皆が皆あんな妖
精なら大歓迎な
んだが。 (里の農家)
・あの家のかき氷
は、今やこの里
では夏の必需品
になりつつある
よ。あと美味い。 (食べ盛りの太公望)
確かに、美味し
い。私も一度行っ
たことがあるが、
特に今日のような
猛暑日には打って
である。 ※6 サクランボ
そして極めつけは のこと。
その品揃えで、苺
檸檬、西瓜、蜜柑
、桃、葡萄、梨、
無花果、林檎、黄 ※7 味というか
桃(※6)という十 最早ただの
種類の味の中から 味のないか
選ぶことができ、 き氷。
中には水味(※7)
という一見、何の
需要もなさそうな
ものまであるのだ
が、これが意外に
も夏場の涼を兼ね
た水分補給に一役
買っているらしく
、純粋な水分と涼
のみを求める客か
ら人気があるらし
い。
しかも、原料が水
だけだからなのか
、値段は他の味付
きのものよりも格
段に安く、リーズ
ナブル。
それにしても、あ
の店のかき氷の味
の中には今の季節
には取れない果物
もあるはずなのだ
がどうやって調達
しているのだろう
か?
・なんか、木陰で
涼んでる時に、上
を見たら、白くて
綺麗な着物のお姉
さんが木に上って
休んでたけど、あ
れってあの氷の妖
精だったんだね。
(寺子屋帰りの子供)
・なんか、前に見
た時と姿が違うよ
うな気がするんだ
が………あんなに美
人だったか?
(彦左衛門)
力が戻ったこと
で、姿もそれに応
じて成長したよう
な形をとっている
そうなので、案外
、元から造形は悪
くなかったのかも ※8 その方が人
知れない。 間が近寄っ
というよりそもそ て来やすい
も妖魔の類は皆、 為
総じて美男美女で
ある場合が多い。
(※8)なので、い
くら見目麗しいか
らと言ってうかつ
に近寄ってはいけ
ない。
〔対策〕
非常に申し訳な
い限りなのだが、
以前というか、こ
の
させて頂いた手法
をとると、逆効果
であり、大変危険
なので止めて頂き
たい。
というのも、今の
彼女は完全に力を
取り戻し、非常に
強力で知能もある
ので、前項で述べ
たような手法をと
ると、却って気分
を害し、何をされ
るか分ったもので
はない。
注意を払ってい
ようといなかろう
と関係ないし、大
抵はあのかき氷屋
にいる。
簡単ななぞなぞ程
度、すぐに解いて
しまうし、松明を
かざすなど以って
の外だ。
まぁもっとも、そ
んな松明の火など
彼女にかかれば、
すぐに消火され、
呆れられて終わり
だろうが。
しかしだからと
いって悲観的にな
ることはない。
以前とは比べ物に
ならないほどに強
くなっているが、
その分理性的で、
何故かは分からな
いが好戦的な部分
が無く、争いを好
まない。
なので、余程の怒
りを買うようなこ
とが無い限り無害
であるばかりか有
益ですらある。
そのことは数ある
目撃談からも見て
取れる。
それに、これほど
の者を
に付ければ、どれ
ほど心強いことだ
ろう。
ただ、妖精として
の悪戯好きな性質は
まだあるようで、今
、人里に多少の貢献
をしているのは、今
までの行いの反省も
あるが半分は、悪戯
の一環であり里の者
が急に協力的になっ
た妖精を見て、困惑
する様を見て楽しむ
・・・という悪戯で
あるのだとか。
以上が、幻想郷縁起に追加されたあたいの頁
の全てである。あたいは阿求とも話をしたし
、何度も縁起を見返したので、諳んじること
もできるけれど、一回見た程度の霊夢や魔理
沙はそうは行かないようで、思い出すのに苦
戦していた。
そこで、やっと思い出せた一文に対して霊夢
が、
霊「・・・・・確か、ずいぶんと人気者だっ
たわよね・・・妬ましいわ」
といい、それに対し魔理沙が冗談めかして
返す。
魔「おいおい・・・(笑)霊夢・・・、どっ
かの橋姫さんみたくなってるぜ?」
霊「………だって!これ、絶対後々儲かって行
く奴じゃない❗ダメじゃない❗妖精の
癖に一丁前に繁栄しちゃうじゃない!人
気が経済力に反映されちゃうじゃない!
!……………っくう~~~っ……あああ
ぁぁぁぁあぁああぁぁ~~……………」
魔「なぁ誰か助けてくれ。親友がみすぼらし
さと貧しさとみっともなさを全開にしな
がら頭抱えて蹲り出したんだが……………」
魔理沙が割りと本気で助けを求める目であ
たいを見る。(見るな見るな)
霊「うぅっ・・・冗談よ・・・でも、そうね
・・・他にも印象的だったのは、何度も
自分を殺したってくだりとそれをする過
程で身に付いた
いなんだけど?」
魔「後、お前よりも里の人から親しまれてる
所だろ?(笑)」
霊「そこはもういいのよっ・・・!!・・・
っていうかしつこい!!」
うん、本当にしつこい。いい加減にして貰
いたい。
魔「でも・・・・それが一体なんだって言う
んだぜ・・・?
過去のチルノに知識を与えたことと・・
・・・この状況に何の関係が・・・」
そこで霊夢が何かに気付いたようにはっと
なった。
霊「!!!・・・・・・紫、まさかあんた…
…………この事態を予測していたとで
も言うつもりじゃないでしょうね」
あたいもその結論に至っていた。
にわかには信じがたいが、もはやそれくらい
しか思いつくものがない。
だがそれだと分からないことがある。
そして当の本人も、
紫「ご名答♪・・・その通りよ、霊夢・・・」
とあっさり認めた。しかし、それに対し彼
女の従者が声を上げる。
藍「しかし、それでは、事態がここまで進行
する前に食い止められたはずではありま
せんか。何故そのようにされなかったの
です?」
霊「そうよ!!・・・分かってたんなら何と
かできたはずでしょ!!」
紫「いいえ、それが無理なのよ」
魔「どういう事だぜ・・・・・?」
魔理沙が疑問を口にしたところで、紫と目
があった。
明らかにこちらを見透かすような視線を送っ
たあと、あたいに話を振った。
紫「貴方はもう気付いているでしょう?・・
・・・チルノ」
そこで全員の視線があたいに集まる。とは
いえ、霊夢も魔理沙も他のみんなも既に気付
いたようで、あたいはその答え合わせの為に
考えを口にした。
チ「・・・予測といっても具体的じゃなく、
何処で何が起きるか、いつ起きるのかが
正確には分からなかったってことでしょ
?」
あたいがそれを口にすると皆も納得したよ
うだった。
同じことを考えたのだろう。それはそうだ、
予測できたのに未然に防げなかったと言うの
であれば最早それくらいしかない。
紫「そう・・・私が視たのは幻想郷が荒廃し
ていくイメージ・・・
空が闇に覆われ、地は裂け、水は濁る…
…そんな典型的とも言える滅びのイメー
ジよ・・・まぁ、いつ起こるかは大まか
には分かったけれど・・・それでも、正
確な日時は分からなくて、大体この辺の
時期ということしか分からなかったわ」
魔「マジかよ・・・・・」
霊「ちょっと!!!どうゆう事よそれ!!」
紫「そんなもの、私が聞きたいわよ・・・・」
そう零す紫の顔には困惑と憂いの感情が読
み取れた。
幻想郷に迫る危機に流石に、戸惑いを隠せな
いらしい。
とここで、ここまで沈黙していた大ちゃんが
疑問を投げかける。
大「でもそんな、どうやって・・・未来を視
たんですか?」
紫「今そのことははあまり問題ではないのだ
けれど、一応言っておくと、ふと、この
幻想郷の未来が気になってね………この素
晴らしくも残酷で、全てを受け入れるこ
の
ね、勿論いつまでも続いて欲しいけれど
、それには先に待ち受ける災厄を回避す
る必要がある。だから、今の妖力の半分
を消費して、現在と未来の境界を少し弄
ってみたのよ」
大「そんな事まで可能なんですか?・・・へ
ぇ~~~~!」
紫「ええ、妖力の半分と引き換えに、だけれ
どね・・・・・因みにチルノに本を与え
た時もこの方法のを使ったわ」
この妖怪の境界を操る能力は概念にも及ぶ
、阿求の幻想郷縁起の中においても対策も防
御策の存在しないまさに神にも匹敵する力だ
と紹介されている。
だが、それにより新たな疑問が発生した。
魔「ちょっと待ってくれ!!・・・今の話を
聞いて思い出したんだが・・・確か、お
前の能力ってその存在自体を否定するこ
ともできたはずだよな」
そうなのだ。この能力の恐ろしいところは
防御も許さず一方的にその存在を否定され抹
消されることにある。それを行えば、藍の話
にあったような
くとも消滅させられたはずだ。
紫「ああ、それは・・・あの影は最初から存
在が不安定過ぎて否定して消そうにも中
々上手く行かないのよ。」
魔「それって、逆に消しやすそうなんだが……」
紫「そこに境界があればそれをなくせば消せ
たりするんだけれどね・・・
あれには初めからそれが無いというか、
まるで煙を掴もうとしているみたいで」
なるほど、どうやら初めからなくすべき境
界が無ければ、存在を否定することは難しい
らしい。
紫「だから、
り憑かれている者との間に意識と無意識の差
を生み出してそこを境界として剥がすという
方法をとっているの」
藍「!!・・・・なるほど、だから気絶させ
るよう私に仰られたのですね」
紫「そういう事よ。あれには少なくとも対象
の存在を飲み込む、または操る、妖力等の力
を掠め取るなどの目的
いる。
それに対して憑かれている者の意識を奪い、
意識と無意識という
みだすことでそこを起点に祓ったのよ」
魔「ってことはわざわざ境界で囲ったのも…
……?」
紫「そう、逃がさないようにするため」
霊「・・・・でも、これって偶然なわけがな
いわよね・・・・・」
霊夢の言う通りだ。これは完全に紫に向け
た対策だ。
紫に対策できる者がいたことにも驚きだが、
紫の存在を認識してそれに対応したことにも
何か得体の知れない寒気を覚える。
大「でも、その対策も結局消されているんじ
ゃ、あまり意味はなかったみたいですね」
その大ちゃんの言葉に、紫は何処か不安要
素を拭い切れないような険しい表情でこう続
けた。
紫「それが、そうとも言い切れないのよね…
………」
霊「どういう意味よ」
紫「私は、確かに
存在を根底から
てこの幻想郷から消したに過ぎないわ」
魔「・・・・・それがどう違うんだぜ?」
チ「つまり、この攻撃みたいなのは、この幻
想郷とは違う、どこか別の次元から来ている
んじゃないかってことでしょ?」
自分から口を開いたことで周囲の注目が集
まり騒然となる。があたいは続ける。
チ「この幻想郷にはこんなことをできる者は
いない、それを知っているあんたはこれが何
処か別の世界、別の次元からのものだと考え
ている。だから
たここではないどこか・・・つまりはこの影
を遣わしてきた奴のところに戻るだけなんじ
ゃないかと考えている・・・違う?」
あたいは、紫を真っ直ぐ見つめそう言い切
った。
紫「いえ・・・違わないわ、その通りよ。あ
と、一つ言っておくと外の世界にもそんなこ
とができる者は居なかったから
いないことは確かね」
大「え、えっと・・・・じゃあ・・・ここま
での話を要約すると・・・まず、八雲さん、
(紫「紫でいいわ」)そ、それでは、紫さん…
……が幻想郷の未来を視ることで幻想郷が滅び
る未来が視えたので、その危機に備える為に
、過去のチルノちゃんに術関連の知識を与え
て強くして、幻想郷の戦力にしようとした。
次にそのチルノちゃんを幻想郷に連れてくる。
でも今回の事件が起きた、それも何の予兆も
感じさせずに…だから紫さんも事前に動くこ
とができなくてここまで事態が進行してしま
った。
幸いだったのは、チルノちゃんが力を既に取
り戻したことで・・・え?それは紫さんが?
なるほど、大まかな時期は分かってたんです
もんね・・・訂正します。
紫さんがチルノちゃんを元に戻すきっかけを
作って、チルノちゃんに力が戻った後に異変
が幻想郷の各地で起こって、私たちが襲われ
たのもそれが原因で、それを紫さんたちが消
して回っていた時に私たちと合流・・・そし
て、この異変を仕組んだ人物はこの次元、世
界には居らず、紫さんの存在を把握していて
その能力に対策を施した上で仕掛けてきた…
とこんなところでしょうか?」
紫「ええ、ありがとう。事前に起こることは
分かっていてもそれがどのようなものか分か
っていなかったから、対策を立てようがない。
でも、せめて戦力を増強しようとそこにいる
氷精を使ったのよ」
チ「・・・・・なるほど・・・あたいに学習
の能力を身に付けさせたのは敵を分析させる
為か」
紫「そう、そしてあなたにこの幻想郷の全戦
力を総合してもらう為でもあるわ」
魔「えっ・・・・それってまさか・・・・」
霊「・・・・・とんでもないこと考えてくれ
ちゃって・・・・」
大「・・・・・・あ・・・あ・・・!!」
藍「紫様・・・・・!?」
橙「え?・・・・なになに?どうしたの?」
紫の発した言葉から波紋が広がるように皆
が思い思いの言葉を口にする。
魔「・・・・ったく、ごり押しにも限度って
もんがあんぜ!!」
紫「いつも「弾幕はパワーだぜ!!」とか言
ってる人に言われたくないわね」
目を笑わせ、笑い交じりに紫が言う。その
言葉の意味はつまり、あたいが幻想郷にいる
人妖を含めた実力者たちの能力をその身に宿
し、膨大な妖力と術式の知識を総動員して、
幻想郷の戦力を実質二倍以上
にしようとしたという事らしい。
紫「まぁ、その二倍という数字は全員が全員
協力してくれた場合のものだけれど」
確かに、全員は難しいかもしれない。本当
に曲者揃いだからだ。
だが、自分の住処を侵されると言われて黙っ
ていられるものなど居るのだろうか。
紫「それじゃあ、あの影共をこの幻想郷から
美しく残酷にぶっ飛ばしに行きましょうか」
チ「ちょっと待って、あと一つだけ答えてよ」
もう話しは終わったとばかりに、戦場に戻
ろうとする紫達をあたいは呼び止めた。
紫は口元を扇子で隠している。
紫「・・・・なにかしら?」
チ「さっき言ってたよね。影を引き離すには
境界が必要だって・・・・ならあたいたちか
ら引き剥がした時の境界は一体何だったの?」
魔「そう言われりゃあ、死ぬほど苦しかった
けど、気絶はしなかったな」
霊「私も同じね・・・・」
大「私も、どうやって支配から抜け出れたか
わかりません」
それは思いの強さじゃないか・・・?と、
一同は思った。
紫「なんだ・・・・そんなこと・・・・それ
は恐らく・・・あなたたちを引っ張り込むと
きに見たからわかるんだけど・・・霊夢、あ
なた影たちから魔理沙とチルノを結界で守っ
たりした?」
霊「・・・・確かに、最初に魔理沙たちを影
に操られた奴らの弾幕から守るために結界を
張ったわ」
紫「それが答えよ。つまり━━━━━━
影と
境界は影が憑くまでの
チ「!!そうか・・・・あの一瞬、霊夢の結
界が守っていたのは弾幕からだけじゃなくて」
魔「影共からもだったってわけか。流石は霊
夢だぜ!!!」
霊「ま、まぁ・・・意識してたわけじゃない
けどね・・・・////」
大「えっ?それじゃあ、私は・・・・?」
紫「あなたは・・・大好きなお友達が目の前
で苦しむ姿を見るのが苦痛で仕方ない思いで
一杯になって、その思いの強さが影との差を
生んだのよ」
感心と呆れが同居したようなその言葉に一
同が、やっぱり・・・と頷く心の声が聞こえ
てきそうだった。
紫「それでは今度こそ、行きましょう」
その一言を合図に今度こそ、その場の全員
が出口に向かう為目の前の紫に付いていく。
そこで、ふと今度は紫が足を止める。
そのことに霊夢が訝しげに、どうしたのよ、
と問いかける。
紫「・・・・あらあら、懐かしい気配がする
と思ったら・・・・」
と呟きながら何もない虚空を見つめる紫に
、一同が首を傾げていると、おもむろに扇子
を視線の先に掲げ、すうぅーーーっと円を描
くように動かした。
するとそこに、薄紫色の光が浮かび、その中
に一人の妖艶な雰囲気の美女が立っている映
像がうつし出された。
その姿は、胸元の空いた黒のドレス姿であり
、髪型は永遠亭の姫やスターと似ているが長
い髪を後ろで束ねている。紫とはまた違った
意味で妖しさを持つ女性である。
その表情は微かに憂いを帯びていた。
?「・・・・久し振りね、紫・・・」
紫「・・・・ええ・・・・お久し振り、壱原
侑子さん・・・それとも、こう呼んだ方が良
いかしら・・・次元の魔女さん?」
壱原侑子=侑
侑「侑子でいいわ、それより・・・そっちは
今から何か始めるところ?」
その憂いを帯びた表情をほんの少し綻ばせ
ながら、侑子と呼ばれた女性は言葉を発した。
紫「相変わらず、こっちのことをいろいろ知
ってるわりに得体がしれないわね・・・・・
ええ、そうよ・・・まぁ尤も、あなたには関
係ないことでしょうけど。じゃあ、これで挨
拶も済んだようだし、そろそろお暇するわ…
……こちらも生憎暇ではないの、ごめんなさ
いね」
その女性は紫と旧知の仲らしかった。それ
にしても、映像越しだというのに凄まじい力
を感じる。
一方、紫の方は何故か、侑子との会話を打ち
切り、すぐに離れたそうにしていた。
それを知ってか知らずか他の者たちは映像の
向こうの彼女に挨拶した。
霊「始めまして・・・私は博麗霊夢、博麗の
巫女よ。とりあえず名乗っておくわ・・・ち
ょっと、紫・・・誰なのよこの人……」
魔「やぁ、私は霧雨魔理沙、普通の魔法使い
だぜ!!!うん、何というかあれだな・・・
・・・お前とはまた違った意味で胡散臭い人
だな!!」
大「あ、あの・・・・初めまして!!大妖精
と言います!・・・チルノちゃんの友達です
! 紫さんのご友人ですか?」
大ちゃんが侑子に挨拶をする。
藍「見たところ、紫様のお知り合いの方とお
見受けします。私、紫様の従者の八雲藍と申
します。主がお世話になっております。」
藍が頭を下げる。それに続くように橙も元
気に頭を下げる。
橙「お世話になっております!!! 橙です
!! 藍様の式神です!!」
あたいも一応流れに乗って、挨拶だけはし
ておくことにした。
チ「・・・・・・よろしく、あたいはチルノ
・・・ただの氷精だ」
全員の簡単な自己紹介が終わったところで
、侑子が再び口を開いた。
侑「あら、これはご丁寧に・・・どこかのス
キマ妖怪とはえらい違いね……」
紫「……あら?それは私の事を言ってるってこ
とでいいのかしら?(#^ω^)ピキピキ」
平静を装っているが、その言葉に少し頭に
来たのか棘のある言葉を返した。
・・・・そして心なしか青筋を立てているよ
うにも見える。
侑「・・・え?、それ以外の意味に聞こえた
?・・・・もしかして、耳が遠いのかしら?
・・・いやねぇ~~っ!年は取りたくないわ
~~~」
紫「・・・・・は?そっちが回りくどい言い
方をするから親切に確認してあげただけなん
だけど?」
侑「へぇ~~・・・それじゃあ、この通信を
繋いでくれたのも単なる確認のため?」
紫「・・・・・それは貴方が一番わかってる
と思うのだけど?わざわざ私の境界操作に干
渉して、出られなくしたのはどこのどなたか
しら?」
魔・大「「そんなことになってたのぜ!?」
んですか!?」
霊「なら、どうやって出ようとしてたのよ?
・・・ってかこの人が現れてから、なんか急
に慌ててたわよね?」
紫「・・・・・・そんなもの、この空間の主
導権が私にあるからよ・・・あと、この
に関わると大抵、ロクでもないことになるか
ら・・・」
・・・・ならば、面会もせずに、そのまま
突破すればよかったのではないか?
そこまで考えたところで、彼女の従者がその
疑問を口にした。
藍「そこまで仰られるのでしたら、そのまま
無視されればよかったのでは」
霊「そうよ!!なんで反応したの!!」
なんかデジャブだな・・・。
紫「それなんだけど・・・一度あそこで通信
しないと干渉力が弱まらないようになってた
のよ。つまりはあそこで一度は必ず顔を合わ
せなければならないように仕組まれてたのよ」
侑「そうよ?でも、ひどいわ、ゆかり~~~
ん・・・どうして通り過ぎようとしたのよ~
~?私頑張って・・・絶対お話できるように
してたのに~~~・・・」
先ほどの、不気味な雰囲気におちゃらけた
ようなものが混ざる。
不思議といつもの調子のような気がした。
紫「くぅ~~~・・・そ…んなとこで、頑張
るなぁ~~~っ!!……あと、ゆかりん言う
な!!」
今度は取り繕う様子もなく扇子を折れるの
ではないかというほどに、握り締め、若干猫
背になりながら肩を震わせ叫ぶ紫。
なんだか一瞬、学ラン姿の線の細い眼鏡の少
年が面白いモーションをしながら叫び、つっ
こむのが重なって見えた・・・うん、見なか
ったことにしよう。そして侑子が一瞬、似て
る……と呟いたのも聞こえなかったことにしよ
う。
侑「それに霊夢ちゃんも藍ちゃんも酷いわ…
………さっきはちゃんと挨拶してくれたのに無
視すればよかったのにだなんて・・・よよよ
・・・」
とわかりやすい泣き真似をする侑子。
霊「まぁ、あれは行きがかり上なんとなく…
………?」
藍「私も同様です。申し訳ありません」
橙「私は藍様が名乗られたので!!!」
魔「まぁ・・・霊夢が名乗って私が名乗らな
いのはありえないのぜ・・・はは・・・」
チ「あたいも・・・・・・・まぁ、なんとな
く流れで」
大「み、みんな!!侑子さんが可哀そうだよ
!!私は・・・侑子さんのお話を聞いてみた
くてです」
侑「ま、まぶしい・・・!?大妖精ちゃんの
真心と優しさと純真と・・・・とまぁ、おふ
ざけはこのくらいにして・・・」
そういい終わるのと同時に最初の妖しげ且
つ物憂げな雰囲気にもどる侑子。
魔「・・・って、ふざけてたのかよ!!!」
魔理沙がすかさずツッコミを入れる。その
動作を見て侑子が微かに、
わね主にツッコミの動作が……と呟いた気がし
た。
侑「まぁ、それはともかくまずは、あたしか
らも改めて名乗らせてもらうわ・・・私の名
前は壱原侑子……偽名よ」
そこで魔理沙が、いや、偽名かよ!!!と
突っ込むと、やっぱり似てるわ……ツッコミ
が、とつぶやく侑子。
侑「まぁ……ほかにも私を次元の魔女と呼ぶモ
ノもいるわね・・・さっきの紫のように」
そういえば、先ほど紫が、侑子に対して次
元の魔女と呼んだ方が良いか、と聞いていた。
侑「でも、まぁどちらでも好きな方で呼べば
いいわ……それには拘らないから……あと、ア
タシの話を聞きたいのは大妖精ちゃんだけか
しら?」
その問いに最初に答えたのは、紫だった。
次いで霊夢、魔理沙、藍、橙、あたいの順に
侑子が話を振っていった。
紫「……やっぱり気が変わったわ……聞いてお
きましょう。関係ないかもしれないけれど、
もし関わっているなら今は少しでも多くの情
報が欲しい。 ………それに……あなたがここ
で出てくるという事には何か意味があるはず
だもの……………くよく考えてみれば……あなた
はそういう存在……今も昔も」
侑「そうね……紫……それで霊夢、あなたは?」
霊「話くらいは聞いてあげなくもないわよ?
……それでもし、あんたが異変の元凶だった
ら私がぶっ飛ばす!!!」
言葉とともに大幣を侑子に向ける霊夢。
侑「おぉ……怖い怖い・・・・・、魔理沙は
?」
魔「おいおい、霊夢が行くってのに私が行か
ないなんてあるかよ・・・!! それに、こ
こまで来といて……そりゃ無いだろ!!」
そう言いながら魔理沙はニッと笑う。
侑「それもそうね・・・・・藍はどうかしら
?」
藍「私は紫様の式ですので、主人の意向に従
いますが、個人的にはお聞きしたいと思いま
す。それが紫様の助けとなりそうですし」
侑「忠義と信頼・・・・・それに覚悟……
大したものだわ……橙?アナタも?」
橙「私も藍様の式なので、藍様についていき
ます!!!」
侑「元気がいいわね……チルノ、あなたは
どうする?」
その問いかけは何故か、自身の選択に責任
がうことをはっきりと感じさせる響きのよう
なものを持っていた。だが、あたいは迷うこ
となく………
チ「勿論……聞かせてもらうよ。今度は流
れなんかじゃなくて、自分の意思でね」
侑「皆の意思、確かに受け取ったわ」
これで全員に確認が取れた。とそこで紫が
口を挟む。
紫「でも、なんで藍や橙にまで?あの子たち
は私の式よ?私についてくるに決まっている
じゃない……それに……そうでなくては式でな
いとさえ言えるわ。だって私に従わなければ
力を出せないし……」
それに対して侑子が答える。
侑「それでも、それに従うか従わないかも彼
女たちが決めること…できれば無理に従わせ
るより、自ずからついてきて欲しいでしょう
?だから、こちらとしても意思を確かめる必
要があったのよ。己で思考し、己でコタエを
導き、従うか従わないか、この話を聞くか聞
かないかをね……」
霊「……それで?全員の答えが出そろった
みたいだけど?全員が話を聞く方向で」
侑「そうね……それにはまず、紫……あな
たに謝らなければならないわ。いいえ、アナ
タにというより、アナタとアナタの愛した幻
想郷、総てにと言った方が正確かしらね……」
その何処か物憂げな表情と自白ともとれる
謝罪の言葉から、いつでも飛び出せるように
準備、警戒する霊夢。尤も、その相手は映像
の向こうに居るのであり、ここにはいないの
だが。
一方、その言葉を聞き、何かに勘づいたよう
な紫が目を細めながら問いかける。
紫「それは……一体、どういう意味かしら?」
侑「あなたたちが今、戦っているあの影たち
は……コよ」
チ「・・・・・・コ?」
魔「コ?……コって、なんだぜ?」
霊「っていうか、異変のことを知ってんじゃ
ない!!言ったわよね?あんたがその元凶な
んだったらぶっ飛ばすって!!!」
異変に関係していると見るや、元凶と見切
りをつけ、飛びかかろうとする霊夢。
それを、紫が片手で制した。
紫「待ちなさい。それに止めなさい。まだ話
は終わっていないわ。あと、こんな事あんま
り言いたくないんだけど・・・あなたじゃ、
まず勝てないわよ?」
霊「そんなの、やってみなきゃ……」
紫「分かるのよ、次元が違いすぎる・・・第
一、映像越しの相手にどうやって仕掛けるつ
もり?」
そのことに霊夢がはっとする。
霊「それはそうね……ちょっと熱くなりすぎた
かも……冷静じゃなかったわ……ごめんなさ
い」
紫「いいのよ……恐らくは多かれ少なかれ皆
同じ気持ちだろうから……止めてしまって悪
かったわね……続けてちょうだい?」
侑「ええ、そうさせてもらうわ……その、コ
だけれど、訓読みではムシと読むの」
それに藍が反応する。
藍「
蟲毒……毒を持った数多くの動物、ムシ等
を同じ容器で飼育し、互いに共食いさせ、
勝ち残ったものの毒を採取して、飲食物に
混ぜるなどして人に害を与える呪術。
だが、ここではその
が合っている。
侑「ご名答・・・・・・そして、そのコだけ
れど、あなたたちのところに遣わしたものを
知っているわ」
紫「やっぱり……術者を知っているのね」
何らかの情報は得られるかもとは思ってい
たが、まさか術者まで特定できるとは思わな
かった。尤も紫はすでに察していたようだが。
これは大きい。
侑「その者の名は………」
~異界某所~
真っ暗な空間の中、鏡から映し出される映像
の光が鏡とそれを見るものを空間から浮き立
たせる。
その中で男は一人、自身の計画が順調に進ん
でいる事に満足感とその先にあるものに対す
る
暗い部屋の中で、その片眼鏡が光を反射し、
大きく開かれた目のような印象を与える。
?「くくくっ・・・・動き出したか・・・・
だが、今回はこちらが先手を打った・・・・
・・あちらが干渉できる値も最低限になるよ
う計らった・・・・・これで、あの魔女は…
そして・・・これより第二段階に移る
始めろ」
火「はい。第二段階に移行します」
?「さぁ・・・・・・壮大なる実験の始まり
だ・・・・・・この
見届けよう」
?「我が名は・・・・・・」
~スキマ空間/異界某所~
侑・飛「「
なにぃ・・・、まさか、最新話で、しおりも二つも挟んでくれている人がいるだと・・・!?今まで、怖くて見れなかったが、自分に対する評価を見ておかなければ、その方々に感謝することもできないじゃないか・・・・俺は何をやっていたんだ・・・!!
そしてなんと評価が13も!!
実際の相場がどれほどのものかは分かりませんが・・・
私には勿体無いくらいです(泣)
評価してくれた方、しおりを挟んで読んでくださっている方・・・・本当にありがとうございます!!!この場を借りて感謝申し上げます。
ううぅ・・・・・涙ってなぁ・・・・嬉しい時にも、出るんだぜ・・・・。
※この回における幻想郷縁起内の目撃者はの中には、オリキャラも含まれています。
そこのところをご了承して頂けるようお願い致します。