東方氷異伝   作:城が猫

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どうも!!おはこんばんにちは、何時もニコニコあなたの心のスキマに
這い寄る怪異!城が猫です。そこのあなた!!失踪したと思ったでしょ?
思いましたよね!!残念!!まだお付き合いください!!
それと、それぞれのキャラはイメージで書くので、キャラ崩壊があったらごめんなさい!!
あと、スペカ戦での弾幕の解釈や内容はもう作者のキャパオーバーですので、
皆さんの脳内補完にお任せしたいと思います。もう・・・・俺には無理だ・・・(涙
それでも、読みたい方はゆっくりしていってね!


第六話 氷迷

 その後、文が妖怪の山へと帰った後、夕飯

を済ませ食器を片づけて、その日はもう遅か

ったので、眠ることにした。

そして、その翌日の貸し本屋が営業を始める

頃合いを見計らって、貸し本屋へと向かった。

そこには、その貸し本屋「鈴奈庵」の看板娘

である本居小鈴がお店の暖簾をあげていると

ころだった。

なので自然とその容姿も目に入ってくる。

その姿は髪を鈴のような髪留めでツインテー

ルにし、着物は紅色と薄紅色の市松模様でス

カートは若草色でクリーム色のエプロンをし

ている。

そしてそのエプロンの右下には鈴奈庵の文字

と胸の部分にはKOSUZUの文字が書かれてい

る。

暖簾をあげるその様子を観察していると、視

線に気付いたのか、振り返り、あたいだとわ

かると手を振り、声をかけて来た。

 

本居小鈴=鈴

 

鈴「あ!チルノさん!! おはようございま

す! 今日も何か借りに来られたんですか?」

 

 朝の一番にこの明るく元気な笑顔を見てい

ると、心なしか癒されるようだった。

 

チ「ああ、おはよう! うん、そうだよ。ち

ょっと料理本を探しててね」

鈴「あ!それならいいのがありますよ! 見

て行かれますか?」

チ「良いね!じゃあ、見せてもらおうかな!」

 

 本当にこの子はまじめで気立ても良くて、

良い子だな・・・・・・どこかのカラスにも

見習わせたい・・・・・・でも確かあれって

単なるポーズで、天狗組織内に於いては結構

シビアだったっけ。

なら不真面目扱いするのも筋違いか?

そんなことを考えながら、小鈴に案内される

ままに鈴奈庵の暖簾をくぐった。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

それから数日後

 

 「鈴奈庵」で借りた本を元に自炊する中で

、料理の腕を高めていき、━紅魔館の完全で

瀟洒なメイドや白玉楼の半人半霊の庭師など

と比べるのは是非ともやめて戴きたい。

こちらのレベルが低く過ぎて、死ねないのに

死にたくなってくる――誰かに教えられるくら

いには上手くなり、知識もそれなりになって

きたのではないかと自負するまでにはなれた

ので、そろそろ文に皆を集めるように言って

もいいかもしれない。

しかし、同じ妖精たちに上手く教えられるか

どうか不安が無いかと言われればウソになる

が。

そうと決まれば、今日も今日とてどこかでス

クープのネタを探しているであろう腹黒記者

を探し出しますか。

 

 

 

 

 

霊夢side

 

 

霊「あ~~~暇ね~~~~。 でもこの暇で

静かなひと時が一番よね~~~~~何も起こ

らないのが一番よ」

 

 ついこの間の事件?の時以来、何も変化は

無く平和そのもので、なんてことのない、い

つもの日常をかみしめ満喫しながら、縁側で

お茶を飲んで日向ぼっこしているとどこかか

ら声がした。

 

?「―――!!―――………………さ……

ん・・・・・れ・・・・・い・・・」

 

 ン? イマイチ聴きとれないわね・・・・

・・。 

そうして耳を澄ましていると、何かが声を発

しているような気がした、そしてそれはもの

すごいスピードで近づいてきており・・・・

 

文「れーーーーいーーーーーむーーーーーさ

ーーーーん!!!」

 

 それが例の新聞記者であると言うことを遅

まきにだが理解した。

そして、理解した時には遅かった。

 

霊「げっ!!!あや!? なんであやが落ち

てくんのよ!?・・・・ってうわぁぁぁああ

ああ!!」

文「ちゃぁぁぁくちぃぃぃぃぃぃいいいい!

!」

 

 とんでもない速度でほぼ真上から飛んで来

たかと思うと、辺りに砂埃を捲き上げ散らし

ながら着地した。

 

霊「げほっ・・・・・・けほっ・・・・うぇ

・・・・・・・」

 

 着地時に舞い上がった砂が顔にかかり口の

中に入ってしまった。

その元凶を睨みながらまたは平穏無事だった

己の日常を壊した者を睨みながら、恨めしげ

に用件を聞く。

 

霊「文・・・・・・もう、一体なんの用なの

よ!!!………いえ、何か用があったとしても

これはないわ…………」

文「ああ、霊夢さんお久しぶりです!! 清

く正しい射命丸文。ただいま参上致しました

!いや~~よくぞ聞いてくれました!用件と

言うのはですね・・・・・・」

霊「いや、やっぱり言わなくてもいいわ。

出会いがしらに砂埃をかけてくるような奴の

用件を聞く耳なんて持ち合わせてないし・・

・・」

 

 そう言うや否やお札をどこからともなく取

り出して構える。

 

文「え? え? またこのパターンですか?

その・・・・砂をかけてしまったのは申し訳

ありませんでした・・・・・ですから、その

御払い棒とお札を下げて・・・・・・え? 

だ、だから なんで霊夢さんも近づいて来る

んです? え、ちょっま・・・・うわぁぁぁ

ぁぁぁあああああ!」

霊「問答無用!!」

 

 とおふざけはこのくらいにして本題に入ろ

う。(本当にぶちかましてやりたかったが)

まぁ、なぜか全身から薄く煙をあげている文

が隣にいるけど・・・・・。

 

霊「それじゃ、何の用なのか話してみなさい」

文「あやややや・・・・・・このくだり二回

目なんですけど・・・・・・」

霊「あら・・・・・まだ喰らい足りない?(

ニコッ)」

文「いえ!!いいです!!!・・・十分です

!!・・・いや・・・・十二分です!!・・

実はですね・・・・・・」

 

 私は文から大体の事情を聞き、考えた後、

最終的には許可することにした。

理由は、そうどこか目の届かないところで問

題を起こされるよりかは目の届く範囲にいて

くれた方がいいことが一つと、この目の前の

新聞記者(てんぐ)に弾幕勝負で勝ったっていう例の氷

精のチルノに会ってみたいからなどが主な理

由だが・・・・・・

 

霊「なんか、面倒くさそうなのよね・・・・

・・特に他の妖精の監視とか」

文「そこは・・・ホラ!! 相手は妖精です

し、実質、実力者が3人もいますし問題を起

こしそうな妖精も少ないですから良

いじゃないですか!」

霊「まぁ、変なことになってこじれなければ

なんでもいいわ・・・・・でも、面倒を増や

すのだけはやめてよね」

文「はい!!!そこはお任せください」

霊「・・・・(不安だわ・・・なんとなく)」

 

 こうして文との話し合いは終了し、博麗神

社であの氷精の料理教室が開かれることとな

った。

 

 

 

 

文side

 

 どうも!!!清く正しい、伝統の幻想ブン

屋こと射命丸文です!!今回はわたしがナレ

ーションですよ!!はい・・・・・・所で、

私の日ごろの活動ぶりを皆様に示すべく、こ

こに、私がチルノさんの料理教室に呼んだ妖

精たちとの会話を書いていっちゃいます!!

へ?・・・よく約束を覚えていたな。

カラスのくせに鳥頭じゃないんだな。

まさか妖精との約束を律儀に守るとは・・・

・・・・ですって!!?失礼しちゃいますね

!! 私はちゃんと約束は守るほうですし、

今回の事は私から持ちかけているんですから

、尚のこと忘れはしませんよ!!

ではここから先は、私の孤軍奮闘ぶりをとく

とご覧下さい!

 

エタニティラルバの場合

 

エタニティラルバ=エ

 

エ「~~~~♪、ふふふっ・・・♫、今日も

良い天気だなぁ~~~~(笑 やっぱり夏は

いいね!! 風は冷たくないし、お日様は暖

かくて気持ちがいいし♪」

 

 とおおよそそんなことを言いながら、太陽

の畑の一面にひまわりが咲き誇るその上空を

心地よさそうに適度に風に身を任せ「真夏の

アゲハ蝶の妖精」ことエタニティラルバさん

が漂っています。

その容姿は水色の髪に橙色の瞳を持ち、他の

妖精と同じく裸足に、服には全体にアゲハ蝶

の幼虫~成虫の意匠が施されており、頭の角

とスカートは幼虫、お腹周りは蛹、背中の羽

根は成虫を表した恰好をしている。

・・・・・・なんだか、気持よさそうなとこ

ろを邪魔しそうで、気が引けますが、なんの

!!その程度でこの私が退くと思ったら大間

違いですね!突撃ぃ~~!!そう意気込み、

私は今も気持ちよさそうにして浮かんでいる

ラルバさんの元へと飛んで行きました。

 

文「どうも! こんにちは、蝶の妖精さん!

!清く正しい幻想ブン屋こと、射命丸文です

!お忙しいところすみませんが少しの間、お

時間よろしいですか?」

エ「あ、速い新聞屋さんだ!こんにちは!!

・・・うん、大丈夫だよ!ただ陽に当たって

くつろいでだけだし」

文「そうですか!!それは助かります・・・

・・・・実は、お話ししたいことがありまし

て・・・・」

 

 そう切り出すと私は、事の次第を説明した。

・・・・・あれ?別に私、頑張って無いです

ね・・・もっとこう・・・・説得とか必要な

んじゃないかって思ってたんですけど・・・

素直すぎて手応えを感じないというか、あん

まりにも上手く行き過ぎて肩透かしを食らっ

た気分です・・・・とはいえ、順調にいくな

らそれに越したことはないわけですし、相手

も妖精こんなもんでしょう・・・・まぁ、こ

の調子で次も行けますかね!!

 

文「・・・・・というわけなんです」

エ「へぇーーーー!!! 面白そうだね!!

それならそっちに行っちゃおうかな・・・・

・・・あ、でも博麗神社でやるんでしょ?あ

そこってなんか風強いからなぁ・・・・・」

文「そのことなら、お任せください!!あの

場所一帯の風を私の『風を操る程度の能力』

で無風状態にしてあげますから!!」

 

 言いながら、天狗の葉団扇を取り出して見

せる(実際はそんなもの関係無いが)

 

エ「無風も無風で嫌だけど・・・・でも、す

ごいね!そんなことできちゃんうんだ!」

文「はい!!もちろん!!お望みとあらば、

常にそよ風程度は起きるように調整もできま

すよ!!」

エ「ならその方がいいかも!!それなら行き

たい!!!」

文「はい!では、お伝えした日時に博麗神社

に集まっていただくということで!!」

 

 よし!これでまず一人目! 私は話終える

とその場から離れ、次の場所に向かった。

それじゃ次は、あの人の所ですね・・・・。

私は次に訪ねる人の事を考えていた。

 

 

大妖精の場合

 

 人で賑わう人里の通りを、人間に扮した格

好で歩く。

すると目の前から、人里の寺子屋の教師であ

り、半人半獣の上白沢慧音が眼の前から歩い

て来た。

どうやら、時間から言って、今は昼休みのよ

うです。

そうだ、せっかくだからあの人について行き

寺子屋を見学させてもらうことにしましょう。

そこに目当ての人物もいるはずですし。

まぁ、多分あの教師は私のことを知っていて

嫌がるでしょうから、こっそりとあとをつけ

るんですけれどね。

 

文「・・・・・・・・」

慧「・・・・・・・・・・」

 

 こっそりとついていくこと数分程たったこ

ろに、尾行の対象である慧音が人気(ひとけ

)が無い路地で立ち止まった。

 

慧「・・・・・そこにいるのは誰だ?

・・・・居るのはわかっているぞ」

文「いや~~、バレてしまいましたか!流石

は人里の守護者ですね!!」

慧「白々しい・・・・・・あんなに気配が伝

わってきて気付かない方がおかしいどうせ、

わざとだろう?」

文「・・・・・・それも、わかっちゃいまし

た?」

慧「当たり前だろう。私以外に気配を気付か

せないよう加減していたことのがその証拠だ

。わざわざそんなことまでして……私に一体何

の用だ?」

 

 そう、私は最初からこの半獣と二人きりに

なるために、気配をこの人だけが気付けるよ

うに気配を送りながら後をつけていたのだ。

なぜなら、これから話すのはこの教師のある

生徒についての話になるからだ。

 

文「そう、警戒しないでください♪ 別に大

したことではありませんよ。 話と言うのは

ですね・・・・・・」

 

 そして説明を終えると、慧音先生の方から

如何にも拍子抜けされたと言う様子で切り出

される。

 

慧「……ふむ。なんだ、そんなことだったのか

・・・・・だったら、別に私を通さなくても

直接本人に会えば良かったんじゃないか?」

文「それでも良かったんですけど、()()を通

した方が受け入れやすいかと思いまして。 

それに、天狗の私が直接出向くと、おもいっ

きり警戒されそうじゃないですか・・・」

慧「あぁ・・・・確かに。 あいつはあれで

結構怖がりなところがあるからな・・・」

文「それにこれは彼女の妖精としての話です

し、人目に触れるのはまずいですし、第一、

彼女、大妖精の()()()()()()()()

わからないんですよね・・・・」

慧「なんだ、それは知らないのか・・・・」

文「その寺子屋に通ってるという情報だって

チルノさんから聞いて初めて知りましたし、

そのチルノさんは生徒姿の大妖精を知らない

ので探せないんですよ~~」

 

 ・・・・もしかしたら探せないこともない

もしれないが、手間がかかるし、どうせ慧音

を通すので必要ないと判断した。

 

慧「・・・・・そうだったのか・・・・・ま

ぁ、事情は分かった。そういう事なら協力す

るとしよう。 因みに・・・・今、大妖精は

ユキノという名で寺子屋に(かよ)っていてな、な

かなかに可愛らしい恰好を しているぞ」

 

 その言葉を聞いて、少し私の心に悪戯心が

沸いた。

 

文「へぇ~~~・・・・。じゃあ、あなたと

どちらが可愛いんですかね・・・・」

 

 そういうと、わたしは相手の不意を突いて

後ろに回り込み、相手の顎に手を添えると、

そのことと、不意を突かれたことに動揺した

守護者(けいね)が慌てだされる。

 

慧「はあ!?・・・おお、お前・・・・きゅ

、急に何を・・・・////」

 

 動揺しているところに追い打ちをかけるよ

うに身体に手を這わせながら耳打ちをする。

 

文「実はですね・・・こんなところに()()()

したのはあなた個人に()()があったからでも

あるんですよね・・・・」

慧「・・・・っ~~~~~!!!////」

 

 相手も能力の上ではさすがに敵わないと観

念したのかそれともまんざらでもないのか、

(自分で言うのもなんだが、顔立ちはいい方

だと思う)いずれにしても、相手が動かない

のをいいことにそのまま相手の首筋に軽く歯

を立てようとした、その時・・・・・

鈴「・・・・えっ・・・!!//」

 

 そこには判読眼のビブロフィリアであり、

鈴奈庵の看板娘の本居小鈴が頬を少し赤く染

め、息を呑んだまま固まっていた。

そして、その小鈴の目の前には、今まさに獲

物を捕えんとする飢えた獣のような、妖艶な

表情の私、射命丸文と、赤面しながら何かを

覚悟したように眼を堅く瞑ってその時を待つ

気弱に眉の下がった表情の上白沢慧音が映っ

ていた。(本人談)

その時私はというと、慧音の後ろから右手を

慧音の顎に回し、左手は相手の体に這わせ、

首筋に歯を軽く立てて甘噛みしようとしてい

るところで小鈴に視線が固定されていた。

そして、一向に何もしてこないことを不思議

に思った慧音も目を開けると小鈴を見た。

 

 

慧・文「「あ・・・・」」

鈴「・・・し、しししっししし失礼しました

ーーーっ!!!」

 

 そう口走るが早いか、脱兎の如くその場か

ら走り去る小鈴嬢。

 

文「ち・・・違うんだーーーーー!!!!」

鈴「(早く現場から)にげるんだぁ~~~~~

 ・・・」

 

 はい。何も違いませんでしたーーーー。

やはり悪ふざけはするもんじゃ有りませんね。

こんな風にあらぬ誤解を受ける事になってし

まいます。

ここは早めに捕まえて誤解を解きましょう。

まぁ、誤解させたままでも別に問題無かった

のですが、自分が誤解されたままというのは

なんとなく厭ですし、反射的にね。

と言うわけで私はすぐさま今なお逃走中の小

鈴嬢を能力全開で捕まえる。

 

文「は~~~い。ストーーーップ!!」

 

 追いついた私は小鈴の口を手でふさぎ、片

方の手を捕まえて動きを止めた。

そこで、口から手を離すと小鈴は顔を赤らめ

少し涙目になりながら、可愛いお顔で、お願

い許してぇ・・・・!などと言って来るもの

だから一瞬このままさらってしまいたくなっ

てしまいました。

いや、ほんとマジ可愛い・・・・お持ち帰り

したい。

いやいや、駄目でしょ。

誤解を解くために追いついたのにそれでは更

なる誤解を・・・・・・

じゃ、さっさと誤解を解いておきますか。

 

文「大丈夫ですよ。別に何もしたりしません

  から・・・・・と言うか、さっきのもた

  だの冗談ですし・・・・」

鈴「えっ?そうだったんですか? 私てっき

  り・・・」

 

 そこまで言うと、一体いつからそこにいた

のだろう、慧音が追いついていて後ろにゴゴ

ゴと音が聞こえそうな迫力のある笑顔でゆっ

くり私の両腕をガシッと捕まえながら、

慧「ほう・・・冗談か……良い度胸だなこちら

  はもう観念していろいろと覚悟すらした

  と言うのに……」

文「え?、え・・・ま、またですか?この頃

  の私、多くありません?こういうの・・

  ・・・!!」

 

 顔を若干青ざめさせ顔の右上に縦線が幾つ

か入ったような感じで顔をひきつらせている

と、

 

慧「……この・・・不届き者がぁーーーー!!」

文「むギャーーーー・・・!!!」

 

 その言葉と共に振りおろされた頭突きが見

事に脳天に直撃した。

そして、意識を失う前に見た人里の守護者(

けいね)の顔は少し赤らんでいた。

キュ~~~っという効果音が聞こえてきそう

な昏倒の仕方をした私は倒れて意識を手放す

前に以下の会話を聞いた。

 

慧「まったく・・・、ああ・・さっきは見苦

しいところを見せてしまって・・・・・すま

ないな小鈴」

鈴「いえ・・・それにしても大変ですね・・

・・・慧音さんも。お疲れ様です(汗」

慧「ああ、全くだ(怒)・・・この色魔ガラ

スが・・・・・・!!おっと、そうだ、すま

ないがこの色魔を運ぶのを手伝ってはくれな

いか? こんなところで立ち話もなんだし、

こいつとも一応話の途中だったのでな」

鈴「ええ、構いませんよ!・・・・・それで

したら、とりあえず鈴奈庵にでも運びましょ

うか」

慧「ああ、そうしてもらえると助かる。本当

にすまない…ありがとう」

 

 そこで私は意識を手放した。そ

して次に眼を覚ますと本棚が幾つも見える天

井が広がっていた。

 

文「う、う~~ん・・・ここは・・・?」

慧「ここは鈴奈庵だ。小鈴に頼んで運ぶのを

手伝ってもらった」

 

 声のする方へ顔を向けるとそこには、慧音

が椅子に腰かけ何かの本を手に取って読んで

いた。

そして確かに意識が飛ぶ前にそんなような会

話を聞いたような?

 

慧「それで、さっきの話の続きだがユキノ…

もとい大妖精にはわたしから誘っておけばい

いのか?……その料理教室とやらに」

文「はい。お願いします。誘いに乗ったかど

うかはまたお訪ねしますのでその時に教えて

ください」

慧「分かった。……(とはいえ、あいつがチル

ノがらみのことを断るとも思えんが)ボソッ」

文「ん?何か言いました?」

慧「いや、何でもない。任せておけ」

文「?そうですか?・・・それでは私はこの

辺でお暇します。ではまた」

慧「ああ、またな」

 

 そこで私は鈴奈庵を後にして、次の目的地

に向かいました・・・と、一応なぜ、小鈴ち

ゃんがあんな人気のない通りを通ったかを説

明しますと単に鈴奈庵への近道だったという

それだけの理由らしいです。(慧音談)

・・・どうでもいいですね!!すみません!!

 

 さて、次の探し人は、どこにいるか分から

ないので先に探しておきましょう。

その他はほぼ一か所に固まっていますしね。

それからは幻想郷中を飛び回り、春告精であ

るリリーホワイトを探し回っていました。

そのリリーホワイトの特徴は以下の通りで、

姿は金髪に赤いラインの入った白いワンピー

スに揃いのとんがり帽子にリボンをして、春

先には幻想郷中を「春ですよ~~~」と言い

ながら飛んでいる。

実際にそんな風に飛んでいる姿を毎年のよう

に見たので、間違いはないでしょう。━━し

かし今は春ではなく夏なので姿で探すしかな

い━━その姿を見つけるため、幻想郷中を(

風を操る程度の)能力を駆使して探している

と、そのような姿を妖怪の山付近で発見しま

した。

しかも、よく見てみるとなんだか元気が無さ

そうですね。

 

リリーホワイトの場合

 

リリーホワイト=ホ

 

ホ「春じゃないですよ~~~… な~つで~

~すよぉ~~~……」

 

 ・・・・・いつもの台詞じゃないけど、言

いはするのか・・・・しかも何やら暑そうで

すね・・・・・(ホ「あつい・・・・」)あ

、言った。

まぁ、気にせず行きましょう! それでは、

いざ突撃!!

 

文「ちょっとすみません!そこに浮かんでい

る妖精さん!!お時間大丈夫でしょうか!?

うん!明らかに大丈夫ですね!!では少し失

礼しますね!!」

ホ「・・・・えっ?えっ!?な、なに!? 

何事っ!?」

 

 相手が戸惑うのも構わず手を取ると、スピ

ード全開で人里の方へ飛行する。

その道すがら、事情を説明したのですが、混

乱状態にあった彼女には全く伝わってなかっ

たみたいです・・・・

まぁ、最終的に結果オーライだったので良い

んですけどね。

そして数分くらい経ったころ、会わせたい妖

精のチルノさんがなぜかあちらの方からもや

ってきました!!・・・・・・うん!やはり

本日はツイて・・・・あれ?チルノさんに手

を振りながら近づいて行ったのですが、こち

らに気付いたチルノさんの様子がなにかおか

しい。

手をぽきぽきと鳴らし、その拳を口の前にも

っていき、はぁ~~っと息を吐きかけている

・・・・・・まさか!!!

 

チ「・・・・なに無理やり連れてきてんだコ

ラ~ーーーーー!!」

文「ふげっ!!・・・・・ぐうふっ!!」

 

 そう喝を飛ばすや否や、急接近してきたそ

の勢いのままにチルノさんから私の鳩尾に拳

をもらい、危うく気絶しかけました。

あれ・・・?私、何かしたかな?

 

文「げふっ・・・かは・・・ちょっ・・・・

ちょっと待ってください!! 私まだ何もし

てないじゃないですか!!?」

チ「・・・・ということはこれからまだなん

かする気なのか・・・・よし・・・そこに直

れ!」

文「違います!違いますよ!!! 何もしま

せんって!!」

チ「・・・・でもその子、明らかに嫌がって

るじゃない」

文「え?・・・・あ・・・」

 

 そう言われて後ろに目をやると、私の手を

振りほどこうと目を><の形にバツにしなが

ら暴れているリリーホワイトの姿があった。

 

ホ「・・・・はなすですよーーーーっ!! 

…はなしてぇーーーー!!! ・・・・こわ

いですよ~~~っっ!!!」

チ「・・・ほら怖がってるじゃない・・・・」

文「あ…れぇぇぇ? いや、すみません・・

・・・ホラ・・怖くないですよ~~・・」

 

 そう言いながら手を離すと、一目散にチル

ノさんの方へ飛んでいき、その背中に隠れな

がら私を警戒するように睨むリリーホワイト

氏。

 

ホ「・・・・・・むぅぅ!!」 

チ「あんた・・・・ほんとに何したのよ・・

・・」

 

 自分の背に隠れた春告精(リリーホワイト)の頭を撫でてや

りながら呆れたようにそう呟くチルノさん。

いや、今回は別になにもしてない・・・・

と思うんですけど?

 

文「いや、ほんとに何もしてませんって!! 

手を引いている間に事情は説明しましたし…

………少し飛ばしましたけど・・・」

チ「・・・・それちゃんと事情を説明してか

ら引っ張ってったの?まあ、それでも強引だ

と思うけど」

文「・・・・あ!」

 

 確かにうっかりしていました………ここまで

あまりに順調なもので(慧音との件は除く)、

つい強引に相手の了承も何もなく連れてきて

しまいました!!

・・・・・・おかしいですねぇ、普段ならこ

んな事疲れててもしないはずなのに・・・・

やっぱり何か調子がおかしいですね。

まぁ、そんなことはさておき会わせることに

は成功したものの・・・・・どうしましょう

・・・・

そんなことを考えていると、春告精の様子が

何か変わった。

何かあったのかとそっちに視線をやると、ど

うやらチルノさんに懐いているようだ。

 

チ「う~~ん、困ったなぁ~~……」

ホ「この人の周り、何だかすずし~~~です

よ!! なんだか春が来る前みたいですよ!

!」

 

 チルノさんの方はその様子に困り果て、リ

リーホワイト(以下リリー)はチルノさんの

側がとても過ごしやすいみたいで、とても懐

いている。

これはチャンスですね!!やはり連れてきて

良かった(殴られたけど)。

 

文「リリーさん!! 今から行くところに付

いて来てくれればその人と一緒にいられます

よ!」

ホ「ほんと!!?いや~~ずっと暑くてまい

ってたんですよ~~~~!!そう言う事なら

行くですよ♪」

チ「ちょっと!!また勝手にそんなこと言っ

て!!」

文「いいじゃないですか!! このまま行き

ましょうよ!どうせ、ここで会ったのも私を

探して準備できたことを伝えるためでしょ?

なんせ、今日が当日ですもんね!」

チ「・・・・ハァ………どうしてそういう方に

は頭回るかな・・・・でも今行こうとしてた

わけじゃないよ・・・・・それにもう全員に

言い終わったの?この子で最後?」

文「はい!! 博麗神社に住む面々には霊夢

さんにアポを取った時にまとめて説明しまし

たから!」

チ「それならいいんだけどさ・・・・・まだ

伝えてある日時には早いんじゃないの?」

文「そうですね・・・・・なら、チルノさん

と霊夢さんの顔合わせということにしましょ

う。それなら問題ないでしょう?」

チ「確かに、まぁ、開始する少し前に前もっ

てあっておいた方がいいかもね」

 

そうして、この場の全員で博麗神社へと行く

ことになった。

 

回想~~

 

光の三妖精(サニーミルク、ルナチャイルド

、スターサファイア)とクラウンピースの場

 

サニーミルク=サニー ルナチャイルド=ル

ナ スターサファイア=スター 

クラウンピース=ク

 

 さて、霊夢さんに許可も取ったし、この辺

の妖精に先に話をつけておきましょうかね。

そう考え、私はまず、この神社の地下在住の

地獄の妖精から話をつけることにした。

 

~博麗神社地下~

 

 地下は薄暗いせいで視界が悪く、私が妖怪

であることと空を飛べていなければたちまち

躓いていただろうほどの環境の悪さだった。

そんな地下道をしばらく進んでいると、それ

はいた。

ヘカーティア・ラピスラズリの部下であり地

獄の妖精、人を狂わす程度の能力を持った妖

精、クラウンピースは退屈そうにそこで座っ

ていた。

 

クラウンピースの場合

 

ク「・・・・・はぁ、ここは気質があうから

住んでいるけど、悪戯するものがないからツ

マンナイよ・・・はぁ・・・ツマラナイ」

 

 心底つまらなさそうにそう呟いた、その地

獄の妖精の容姿は、髪は金髪のロングに目の

色は赤紫色で頭に玉が三つ付いた紫に水玉の

帽子を被り、首元にひだ襟の付いた青地に白

い星マークと赤と白のストライプの服を着て

いる。その服は右がストライプ、左が星だが

履いているカラータイツはその逆の右が星、

左がストライプとなっている。

その姿の顔の部分には本当に退屈だという表

情が張り付いていた。

・・・・・・というか最後の台詞とか、すべ

てを見通せるがゆえに世界に退屈したどこぞ

の希望ですか。

そんなにつまらないか(汗

そしてこの世のすべての退屈をそこに置いて

きたような顔がこちらに気付いた。

その瞬間、憂鬱な顔が一気にいい笑顔に変わ

り、凄惨で好戦的なものに変化した。

 

ク「退屈しのぎ・・・みぃ~~~つけた~~

~・・・・!!」

文「あやや・・・・・これは、もしかしてや

るしかない感じですか?」

ク「きゃははは!!!そこなお姉さん!! 

ちょっと地獄の炎に狂ってもらうよ!!」

 

 こうして、唐突とも言えるスペルカード戦

の幕が切って落とされた。

 

スペカ戦

 

地獄の妖精クラウンピース

 

    VS

 

伝統の幻想ブン屋射命丸文

 

文「やれやれ、仕方ないですね・・・・」

ク「遊んでくれるの?」

文「ええ、いいですよ。その代わりに条件を

聞いてもらいますが」

ク「いいよ♪何でも言って!!」

文「私が勝ったら私の言う行事に参加しても

らいます。有無を言わさず」

ク「へぇ~~!! 面白そうだね!!それな

ら別に条件にしなくても参加するけど」

文「しかし、私が勝利した場合有無を言わさ

ず強制参加してもらうという条件なので、た

とえあなたが勝っても参加するというなら別

に止めはしません」

ク「そう・・・・・だったらこっちはあたい

が勝ったら、お姉さんはあたいが飽きるまで

永遠にあたいの相手をしてもらうよっっ!!」

文「う・・・・・・なかなかヘヴィーですね

・・・・。ではルールはスタンダードのスペ

カ三枚の被弾三回でいいですか?」

ク「うん!!いいよ!!! それじゃ、合図

は何にする?」

文「・・・・・そうですねぇ・・・・」

 

 そこで私は、洞窟の中を見回し、開始の合

図となるものを探した。

そしてどこから落ちているのか、水滴の落ち

る音が一定の間隔でしているのに気づいたの

で、その音を合図に決めてクラウンピースに

言った。

 

文「水滴の落ちる音がするので、それが次に

落ちた時から数えて5回目で始めましょう!」

ク「おっけ~~~~!! じゃあ、もう一つ

落ちたからあと4回だね!!」

文「ええ!それでは!」

 

 ・・・そして5回目の水滴の落ちる音が洞

窟に鳴り響いた。

 

ク「よ~~~い・・・ドン!!」

 

 チルノさんとの勝負以来の妖精とのスペカ

戦が始まった。

 

ク「それじゃあ、あたいから行くよ!!

獄符『ヘルエクリプス』!!」

 

 この戦いが始まって一枚目のスペルカード

が開始早々宣言された。

 

文「のっけから飛ばしますね!!もう!!!」

 

 その宣言と同時に私の前に反時計回りに高

 

速で回るワインダーと画面中央を旋回する月

が出現し、星の中弾がばらまかれ、弾幕が展

開された。

このスペルでは相手に弾を当てても効かなか

ったので恐らく耐久スペルだと思われる。

耐久スペルとはボス(つまり相手)の体力の

減らないスペルカードのことであり、相手は

被弾しないので制限時間までスペルが解除さ

れることが無い。つまり、30秒間よけ続け

る他に解除する術は無い。

耐久スペルにはこのように相手が被弾しない

他、相手自体が消失するので、当てようがな

いものの二種類存在する。

なので、今はよけ続けるしかない!!

 

文「うわっと・・・・危ない危ない・・・」

ク「うわぁ・・・おっしい!!!・・・お姉

さん、すごく速いね・・・確かに、良く見れ

ばカラスの羽根みたいの生えてるし、烏天狗

だよね・・・それなら速いわけだ」

 

 先ほどワインダーを形成する光弾の一つが

私のすぐ隣りを通り過ぎて行った。

何とか躱したがぎりぎりだ。

 

ク「でも、烏のお姉さん・・・避け方間違え

たね♪」

文「な・・・・!!」

 

 そう言われて見てみると、今まさに目の前

に星型の弾幕が迫ってきているところだった。

 

文「しまっ……くっっっ!!」

 

 残り3秒というところだったのでまだ良か

ったものの、一回被弾してしまった。

 

ク「おぉーー!!なんとか耐えたみたいだね

ーーーー・・・なら次はこんなのなんてどう

かなーーーーー!!!」

文「!!!」

ク「獄炎『グレイズインフェルノ』!!」

 

 次のスペルが間髪入れずに宣言された。

一見きついように見えるが、ここはチャンス

だ。しばらく相手の弾幕を躱した後、私もス

ペルを宣言する。

 

文「ここです!! 突符『天狗のマクロバー

  スト』!!」

 

 ここで私もスペルを宣言し相手のスペルと

相殺することで、相手はスペカを二つ消費、

こちらはまだあと二つスペカを残して有利に

運ぼうとしただけなのですが、ここでうれし

い誤算。

 

 

ク「げ!!・・・・・痛った~~!!」

 

 私が上方から下に向けて弾幕を展開してい

るとスペルの射線上に位置していた相手が被

弾し、スペルが解除されました。

てっきり二連続で耐久が来るのかと思ってい

ただけに拍子抜けでしたが、これで完全にこ

ちらが有利になった。

相手はもう二枚消費したのでこれでスペカは

あと一枚、こちらは二枚残した上にまだスペ

ルは続いています。・・・・・・そして、も

うすぐ時間というところで、相手が二回目の

被弾をしてくれました。これで・・・・・

 

ク「うわっっ!!! く・・・・・・追い込

まれた・・・・」

文「………かぁった……」

ク「・・・と思っていたのか」

文「何!!!?」

ク「今度は(自分の)スペカに気を取られす

ぎたね・・・!!」

文「!!!」

 

 見るとそこには自機狙いの弾幕が私を取り

囲んでおり、そして・・・・

 

文「いつの間に・・・・・きゃぁっっっ!!

!!」

ク「これでお互い被弾数は2……まだまだ分か

  らないね♪」

文「・・・・・・・・」

 

 

ク「さて・・・・ここからはちょっと温存さ

せてもらおうかな」

文「ようやくこちらのターンですか・・・・

なら・・・ここは派手に行きましょう!!」

文「スペルカード発動!!風神『二百十日』

!!」

 

 この奥まった狭い場所では、この密度の弾

幕はそうそう躱せないはず・・・・・。

しかし、なぜか悠々と避けて行くクラウンピ

ース。良く見ると、洞窟のくぼみや柱などの

障害物を利用して、盾にしていた。

・・・そしてついに、制限時間がきてスペル

が終わりを迎えた。

 

文「く・・・・避け切られましたか・・・・」

ク「甘いよ!! ここの障害物を利用すれば

、あんな密度だけの弾幕なんて・・・」

 

 ちょっと手加減しすぎましたかね?

・・・・・これで、お互いにスペカ使用数二

枚、被弾二回、・・・・・最後くらい本気で

行きましょうか・・・・・・

いや、まだあと一つだけスペルは残っていま

すし、ここは最後までこのまま行きますかね

・・・・。

そこからは通常弾幕の応酬が続き、お互いに

なかなか3枚目を出さない状況が続いた。

それもそのはず、ここで相手に先に出させて

しまえば、あとはそれを避けるか

耐えるだけで勝ちとなる。

――――――――数分後

通常弾幕での攻防が続く中、互いに自身に掠

る(グレイズ)弾が多くなってきました。

これはそろそろ潮時ですか・・・・・ね!

そんなことを考えていたそばから、自身の横

を弾幕がかすめたが被弾ではない。

それでは行きますか!!!

 

文・ク「「文)旋風『鳥居つむじ風』!!」

「 ク)地獄「アポロ捏造説」!!」」

文・ク「「え・・・・?」」

 

 ・・・・・なるほど、考えることは同じで

したか・・・・・。

やはり耐えるなんて野暮なことはせず、勝ち

に行くしかないようですね!!

・・・・・と思ったのですが、相手のスペル

、これ!、、、耐久ですね!?

これ・・・・・このまま耐え続けても引き分

けになるパターンじゃ・・・・・

 

光の三妖精side

 

 とある木を改造したツリーハウスの中で、

光の三妖精のサニーミルク、ルナチャイルド

、スターサファイアの三人は優雅な午後を過

ごしている・・・・・・・はずだったのだが

・・・・・ 

 

サニー「ねぇ~~~~・・・・・・」

ルナチャ「・・・・・・」

スター「・・・・・・・」

サニー「ねえってば~~~~~・・・・」

ルナチャ「・・・・・なによ、サニー・・・

・・・・暑いんだからあまり話しかけてこな

いでよ」

スター「そうよ・・・・・・暑さに響くじゃ

ない・・・・・」

サニー「だって・・・いつまでもこうしてた

って暑いだけじゃない・・・」

ルナチャ「それはそうだけど・・・・・」

スター「・・・・・・」

 

 そう、いまこのツリーハウス内は外の温度

と同等かその次くらいには熱気に支配されて

おり、その暑さに三妖精も参っていたと言う

わけである。

それほどまでにこの日はこの夏の最高気温を

更新していた。

外では日が燦々と照りつけ、セミの声がこれ

でもかと響き、聴くものを更に暑い気分にさ

せている………それはこのハウス内の三妖精も

同様だった。

 

ルナチャ「でもだからって、他にどうするの

よ・・・・言っておくけど、悪戯になんて行

く気にならないからね・・・?」

スター「そうよ・・・・私達みんなこの暑さ

に干からびて死ぬんだわ・・・」

サニー「ちょっと!!なに物騒なこと言って

んのよ!?スター!!」

ルナチャ「まぁ、死んでも妖精(わたしたち)は一回休み

になるだけだけどね~~・・・・」

サニー「そ、それはそうだけど・・・・・」

スター「あつい~~~・・・あついよぉ~~

~・・・」

ルナチャ「あついあついって連呼しないでよ

余計暑くなるじゃない・・・・」

スター「だってぇ~~~・・・」

サニー「むむむ・・・・」

 

 この三人のなかでもリーダー格のサニーが

無い頭をフル動員して考える。

ここから、別の場所に行く?でもどこに?

どこかに涼しい場所は?

そうやって文字通り必死になりながら、考え

ていたサニーの頭に一つの場所が思い浮かぶ。

 

サニー「・・・・・・そうだわ!!!」 

ルナチャ「どうしたのよ・・・・大きい声出

して・・・・」

スター「本当になんなの・・・・?」

サニー「良い避暑地を見つけたの!!」

スター「本当!!?」

ルナチャ「そんなところがあるっていうの?」 

サニー「ええ!!まっかせなさい!!」

 

 して、その場所に三妖精は向かうのであっ

た。

 

 一方その頃―――――――――――――

文side

 

ク「そらそら!! 当たっちゃうよ~~~~

?きゃははははは!!」

文「もう!!!自分はもう負けの心配がない

からって~~!!」

 

 そう、もはや勝負は決したも同然、ここか

らの同点はあり得ても逆転まではもうない。

そんな状況に私、射命丸文は追い込まれてい

た。ここから何かが起こるとすれば、だれか

の乱入でうやむやになってくれる………とかし

かありませんよねぇ・・・・でも、そんな都

合よく・・・・とそんなことを考えながら何

とか相手の耐久スペカを自身の弾幕で打ち消

したり避けたりしていると、どこかから声が

ひそひそと聞こえて来たではありませんか。

あまりそちらに集中すると被弾しそうになる

ので出来ませんが、『風を操る程度の能力』

で気流を操作して聞こえてくる会話の内容か

らして、どうやら私達のこの勝負(スペカ戦

)の事を言っているみたいですね。

 

再び━━━━━

三妖精side

 

 三妖精は暑さから逃れるため、博麗神社の

地下に来ていた。

そう、サニーが思いついた避暑地とは博麗神

社の地下である。

そこは妖精が思いついたにしてはとても良い

場所だった。

まず、そこには陽は当たらず、地下なので有

る程度冷気も溜まっており

適度に湿度もある。

少し肌寒いくらいの場所なのである。

しかし、それも奥にいくにつれてだんだん無

くなっていくのであるが。

それでも、そこにいればいいだけであり、

既にある程度熱気から解放されたため、三妖

精たちはもう充分に暑さから回復していた。

 

サニー「はぁ~~~・・・・生き返るぅーー

ーー!!!」

ルナチャ「本当ね~~~・・・・」

スター「確かに・・・・なんでこんなところ

思いつかなかったのかしら・・・サニーには

感謝しないとね♪」

サニー「そうでしょう、そうでしょう!!!

・・・・さて、元気になったところで!!」

ルナチャ「やる気ね・・・・サニー!!!」

スター「もう、何も(三人なら)怖くない!」

    (有名なフラグ)

 

サニー・ルナ・スター「「「悪戯開始!!!」

」」

 

 三人は悪戯を開始するべく動き始めた。

そして、その悪戯の標的もこの地下に居ると

いうのが三妖精にとってこの場所が良いとい

うもう一つの点であった…………が………

 

サニー「フフフッ♪ ね!!いいでしょ!!」

ルナチャ「確かに、ここにはあの地獄の妖精

が住んでいたわ。悪戯の相手までそこにいるな

んてサニーにしては冴えてるわね」

スター「そうね・・・あの妖精の驚く顔が楽

 

しみだわ!!」

 

 

 そう、これは妖精が妖精に仕掛ける悪戯、

ふつうはそれほど脅威ではないかもしれない。

しかし、地獄の妖精たるクラウンピースが妖

精として規格外なために、悪戯を仕掛ける相

手としてはスリルも申し分ないのである。

この三妖精にとっては肝試しのようなもので

、これも涼を得るための一環でもあった。

三人でしばらくお喋りしながら飛んでいると

、スターサファイア(以下スター)が生き物

の気配を感じ取った。

 

スター「なにかしら・・・・・何かの気配を

感じるんだけど・・・・」

サニー「そりゃあ、あの地獄妖精のじゃない

の?」

スター「そうかもしれないんだけど・・・・

でも絶えず動き回ってるような感じでしかも

なんか二つあるし」

ルナチャ「それって、ほかに誰かいるんじゃ

 

ない?」

 

 この『動くものの気配を感探る程度の能力』

が彼女、スターの能力である。

この能力によって三人はほかの誰かが来るま

でに、悪戯を完遂させたり、逃げ出したりす

ることに使っている。

 

スター「この感じは・・・・・弾幕ごっこ?」

サニー「へぇ~~~!! なんだか面白くな

ってきたじゃない!!」

ルナチャ「誰かのスペルカード戦か・・・・

観戦するも良し、乱入して邪魔するも良し」

サニー「とにかく行ってみましょ!!」

 

 

 その三人の向かった先では今まさに弾幕ご

っこが展開されている最中だった。

しかも、対戦カードは自分たちの悪戯の標的

であった、地獄の妖精クラウンピース………と

こちらは予定外だが、伝統の幻想ブン屋こと

射命丸文だった。

 

サニー「ねぇ・・・アレって・・・」

ルナチャ「うん、間違いないわね」

スター「あの新聞記者・・・・よね?」

サニー「いいわね!! いいわね!! 前は

なんかダシにされたみたいだったし、ここら

で「ぎゃふん」と言わせましょ!!」

ルナチャ「それはいいけど、「ぎゃふん」て

きょうび聞かないような・・・」

スター「ぎゃふん!!」

ルナチャ「いや、言わなくていいから・・・

 

・・」

サニー「とにかく!!ここで私たちの能力を

使って邪魔しちゃいましょうよ!!」

スター「いいわね!!」

ルナチャ「うんうん!!」

サニー「それじゃあ、行くわよーーー!!」

サニー・ルナチャ・スター「「「おーーーー

ー!!!」」」

 

 そして、光の三妖精の悪戯作戦が密かに開

始された。

 

文side

 

 なるほどなるほど!! これは好都合です

ね・・・ここでうまく妖精たちが邪魔して、

このスペカ戦が中止されれば・・・・・。

そのためにも少し私も手伝ってあげましょう

かね。

 

スペカ戦     DDFF風味

          ※これはイメージ

           です。実際の戦

           闘とはなんの関係

           もありませんwww。

 

ク「ほ~~~ら!! 終わりにしてあげるよ

 

ww・・・!!」

          (ホーリースター)       

文「く・・・その身に刻め!!!(泣)」

       (真空波)

ク「逃がさないよ~!! ・・・ユニゾンだ

w・・・!」

        (フォースシンフォニー)

文「ぐ・・・・殲滅する・・・・!(涙)」

       (天鳴万雷)     

ク「・・・どうだい? ・・・消えて……無く

なれ!!!」

              (アルテマ)    

文「うぅ・・・・ど、どこを見ている‼・・・

(咽)」

           (絶影)     

(・・・・・っと、そろそろですかね・・)    

 

 そう、妖精たちの会話を盗み聞いておいた

限りではそろそろ行動を起こすはず・・・・

・・今か!!!

そう思った瞬間、目の前の弾幕がすべて消え

た。ここですかさず!!

 

文「う、うわっ・・・弾幕が消えた!!? 

そちらは大丈夫ですかーーーー?」

ク「うぇっ? どうなってんの?

こっちも弾幕が・・・・・・・・・!!(消えたんだけど)

文「・・・・・・・・・(ついでに音もきえましたね)

 

 そこで私は手の身振り手振りで続行不能な

ことを伝えると、相手も不承不承と言った感

じで、戦闘を中止した。

お互いに近くに来て、大まかな読唇術や身振

り手振りで話し合い、これはあの光の三妖精

の仕業ではないかという結論に至った。

まぁ、私は最初から知っていたわけだが・・

・・・というか、結局、私が手伝うことなど

なかった。

そして三人の妖精、サニーミルク、ルナチャ

イルド、スターサファイアは私が能力で気流

操作で位置を特定して、クラウンピースがそ

の位置の妖精たちを狂わせ、能力を解除させ

ることで、場はもとに戻った。

 

サニー「あれ?私たちは何を・・・・・って

!げっ!」

スター「どうしたの?サニー・・・・・うわ

っ!!」

ルナチャ「あれ? ここは・・・・・・ああ

・・・」

 

 こうして、光の三妖精も捕まえ、企画を説

明して、その場はお開きとなりましたとさ。

めでたしめでたし!!

尚、クラウンピースはその時に再戦をすると

いう条件付きでの承諾となりましたが、まぁ

結果オーライということで。

 

とここまでが回想で、これで全員に参加して

もらえるようになったので、

あとはその日を待つのみです。

いやはや!!いまから楽しみですね・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ヤバい!!めっちゃ字数(それほどでもないかも)多くなってしまった・・・
というわけで、今回は氷『迷』というタイトルどおりに迷ってみました・・・・
上手く無いか!! 
いや~~~字数がかかったり、
なかなかキリが付かなかったりと時間がかかっちゃいました
けど、亀更新だししょうがないよね♪
あと、弾幕の件マジ脳内補完オナシャス!私のキャパはもう0よ!!!
あとキャラ同士の兼ね合いもついでにオナシャス!!
それでは次回まで、さようなら!!!
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