やっと、それっぽく話が進展しますね・・・
というか毎回毎回、期間が開いて申し訳ないです。
でも、タグにちゃんと亀更新ってあるし!!
私の読者さんなら、
受け入れてくれると私は信じている!!
というわけで東方氷異伝、始まります。
大ちゃんからの質問に答えるようなことを
言っていたから、自分で話すのかと思いきや
、さっそく部下に丸投げした。
紫「藍、あとは貴方から話てくれるかしら」
藍「はい、かしこまりました。紫様」
そして、八雲紫の式にして右腕「九尾の策
士」八雲藍があたいたちに向き直る。
藍「では、ここからは紫様に代わり私から話
させてもらう」
あれは今朝、私が紫様と朝餉をご一緒させ
て頂いて、再び、紫様が自室に戻られようと
したときだった。
藍~回想~
紫「藍、私は自室でやる事があるから、後片
付けもお願いね」
藍「はい。もちろんでございます。
あとはお任せください」
紫「・・・・・・・」
藍「・・・如何なさいましたか?」
紫「いえ・・・じゃあ、お願いね・・・・」
そう仰られると紫様は、スキマで自室に向
かわれた。
別段変わったところなどない。
いつもの日常の一場面だ。
食事の片付けも終わり、買い出しがてら結界
の様子でも見に行こうと廊下を歩いていると
、どこからともなく紫様に呼び止められた。
紫「藍、そこにいる?」
藍「はい、ここにおります」
そのお声に返答を返し、なんとなく振り向
くと私の目の前にスキマが広がり、中から紫
様が上半身を出されている。
紫「ちょっと、困ったことになったわ・・・
・・・今から永遠亭に行くわよ」
藍「? それはまたどのような・・・・」
紫「話は後よ。準備して頂戴」
藍「・・・はい、承知いたしました」
紫様の言葉の端々から、ただならぬものを
感じ、それに加え自らも式であるということ
もあり、仰られた通りに行動した。
内容は永遠亭に向かわれる紫様の付き添いで
、それには私の式である橙も伴うようにとの
ことだった。
つまりは八雲一家総出である。
尚、現地集合とのことで紫様は先に向かわれ
、私も諸々準備をしたのち、橙を呼びに妖怪
の山へ赴いた。
~妖怪の山~
遠目に見た、妖怪の山はいつも通りの見た
目でそこにあったが、なにやら騒々しい気配
を纏っていた。
なにか、外からくるものを極端に拒むような
気配がそこにある。
殺気だっていたといってもいいかもしれない。
空を飛びながら、これは安易に踏み込むと厄
介なことになると感じた私は、式同士の繋が
りを利用して、橙に妖怪の山から出て来ても
らうよう呼び掛けた。
最初からこれを使っても良かったのだが、私
が赴いた方が迅速且つ確実だろうし、外の様
子も少し気になったので、自らが会いに行く
方を選んだのだが、今の妖怪の山を見た結果
、私もすぐ近くまで来ているし変にことを荒
立てるよりは橙に自ずから妖怪の山の外に出
てもらう方が、良いと判断した。
藍「・・・・しかし、これはどういう事だ?
元々
気立つのは余程のことがない限りあり得ない
と思うのだが・・・・」
よく見てみると、普段は山の中を巡回して
いるだけの白狼天狗に、いつもは新聞づくり
に勤しんでいるはずの烏天狗も十数人、妖怪
の山の入り口及び、裾野を妖怪の山を守るよ
うに飛んでいた。
どの天狗も蟻の子一匹見逃すまいと、厳しい
様子で、辺りを見張っている。
藍「・・・・なにが起こっている?」
そうして、数分後には私の呼びかけに応じ
た橙が妖怪の山からこちらへ飛んでくるとこ
ろだった。
橙「藍さまぁ~~~~~!!!」
いかにも嬉しそうな、それでいて、どこか
ホっとしたかのような表情で、こちらに飛ん
でくる橙に若干癒されながら、こちらも言葉
を返す。
藍「橙、よく来てくれた。さっそくだが、永
遠亭に急ぐぞ」
橙「はい!! お役に立てるなら、この橙ど
こへでもお供します!! はぁ~~~~、そ
れにしてもよかった~~~!!」
いつもは、言うことを聞かないこともある
橙が妙に素直なことと、どこか安堵した様子
なのが少し引っかかったが、今はそれよりも
紫様の所へ向かう方が先決だと思い、橙と共
にその場を後にした。
藍「では、行こう。しっかりついてくるんだ
ぞ」
橙「はい! 了解です。藍様!!」
そして、永遠亭に行くため、迷いの竹林の
中に入ると、紫様が私が橙にしたように、式
神を通して私に呼びかけ、私の前にスキマが
開かれたので、その中に二人で入って行った。
これならば迷う心配もなく、永遠亭に直行で
きる。
ただ、中には繋がってなかったようで、スキ
マを抜けた先にあったのは、永遠亭の玄関だ
った。
流石にいきなり中に現れるのは失礼にあたる
からだろう。
見ると、橙が辺りをしきりに見回していた。
初めて来る場所だから、物珍しいのだろう。
しかし、それでは示しが付かないので、窘め
やめさせようとしたところで、玄関の戸がガ
ラガラと開き、中から足元まである薄紫色の
長髪に赤い瞳、ヨレヨレのうさ耳を頭から生
やし、服は外の世界でいうところの(ブレザ
ーと言う)制服のようなものを身に纏った、
「地上の月兎」こと鈴仙・優曇華院・イナバ
が玄関で私たちを出迎えた。
鈴仙・優曇華院・イナバ=優
優「お待ちしておりました。奥で師匠と賢者
様が待っておられます。どうぞこちらへ」
その案内に従い、奥の部屋へと通される私
と橙、流石に家の中まで入った時には、橙も
大人しく付いて来た。
恐らく何か感じるものがあったのだろう。
案内され長い廊下を進んでいくと、一つの襖
の前にたどり着いた、そこで中の方々に私た
ちが来た旨を伝えると、中からお通ししなさ
いとの声が上がった。
それにより鈴仙が失礼しますと一声かけて襖
を開け、入室しようとしたところで、何か違
和感を感じた。
鈴仙の影がわずかだが、揺らいだような
気がしたのだ。
しかし、それもただの気のせいと思えるほど
小さいもので、見間違いだろうと気には留め
なかった。
鈴仙に続いて部屋の中に入るとそこには、す
でに、紫様とその対面に座している上の服は
右が赤で左が青、下はその逆といった特殊な
配色の服を着た、長い銀髪を一本の三つ編み
にまとめた人の姿があった。
「月の頭脳」、八意永琳その人である。
すると、紫様がこちらを向き、
紫「・・・来たわね、藍、橙」
藍「はい。遅くなってしまい申し訳ありませ
ん」
と私が謝辞を述べると橙も元気よく、
橙「はい!遅れてしまい申し訳ありません!
!」
と頭を下げた。
紫「いや、いいのよ。それよりも貴方たちに
も話しておいた方がいいわね」
それだけ仰ると、対面の八意医師に向き直
り、
紫「この二人にも例の患者を見せてもいいか
しら。説明するのに必要だと思うから」
八意永琳=永
永「まぁ、見せるくらいならいいでしょう。
容態も大分落ち着いているし・・・・でも、
わざわざ見せなくても、話せば分かるんじゃ
ないですか?」
紫「そこは、わたしから話すよりも現場を見
た方が多くわかることもあるかと思いまして」
永「そんなことを言って、説明が面倒なだけ
なのでは? ・・・まぁ、いいでしょう。面
会を許可します。尤も、面会相手に今のとこ
ろ意識はありませんが」
そこまで言われたところで、立ち上がり、
こちらです。と部屋の全員を連れてその患者
のところまで、歩き出した。
私はこの間、急に患者や容態などという言葉
が出てきて困惑していたが、今はそのことは
考えず、現地についてから考えることにした。
それよりも他の事で何か思い当たることはな
いかと考えたが、今日は紫様が少し止まって
おられたことと急にこの永遠亭への来訪を決
められたこと、くらいしか変わったところは
なく、そのことでさえ良くあるようなことの
ように思えた。
むしろ、今朝からのことで特に不審に思った
のは、妖怪の山の警備が厳しくなっていたこ
とと、さっき鈴仙が部屋へ入る前にその影が
変だったことのほうが特に印象に残っている。
あれは一体何だったのか、先程は見間違いか
と思ったが、やはりあの影はおかしかったし
、妖怪の山もあそこまで戒厳令が敷かれるよ
うな状況など、初めてではないだろうか。
一体なにが起こって妖怪の山はあの様相を呈
しているのか、考え出せばキリがないが、と
にかくあの山の様子から一つ言えることは、
この幻想郷にかつてない危機が訪れようとし
ているのでは、ということだ。
そのように考え事をしていると、いつの間に
か目的地についていたらしい。
そして、一同が次々に部屋に入って行く。
━━━そこで目にした者を見て私は驚愕した。
そこには変り果てた姿で意識を失う、摩多羅
隠岐奈様の部下にして、二童子の丁礼田舞と
爾子田里乃の二名が寝台の上に横たわってい
たのだから。
橙「ら・・・藍様・・・!! なんです・・
・・・? これ・・・」
藍「い、いや、さすがに私も混乱せずには居
られないのだが・・・これは一体?」
聞きたいことは山ほどあった、
何故、この二人はここにいるのか、
何故、誰が二人をこんな風ににしたのか、
何故、ここまで重体なのか、
何故、この二人の主はここにいないのか、
何故、見つけた時点で私に話してくれなかっ
たのか等聞きたいことがあったが、それより
もまず二人の体表面を覆っている黒い影のよ
うなものから感じるのと非常に近い感覚をつ
いさっきも感じたのを思い出していた。
というよりそれはこの部屋に入る前にも考え
ていたことでそして、そのことが
なので私が今取るべき行動は、この状況に説
明を求めることなどではなく・・・・
藍「紫様・・・・・お聞きしたいことが山と
ございますがその前にまずは・・・」
紫「・・・・流石ね、藍」
藍「・・・ちょっと失礼致しますっっ!!」
私は今から妖術で拘束する相手にそれを言
うや否や即座にそれを実行した。
妖力で構成された光の縄がその者・・・・・
鈴仙・優曇華院・イナバを拘束した。
その場にいた(紫様を除く)誰もが驚愕に目
を丸くしていた。
あの八意医師でさえも、驚きを隠せない様子
だった。
そして、何より本人が驚きに声を上げていた。
優「い、いや・・・え?・・ちょ・・・ええ
ええ?」
永「・・・・・ふむ、そういうこと・・・な
るほどね」
しかし、八意医師は驚いたのは最初だけで、
あとは目を細め、しばらく観察するとその意
図を読み取ったようだ。
それにはもう流石としか言いようがない。
優「し、師匠ぉ~~~・・・助けてください
~~~!!」
身じろぎしながら助けを求める薬師の弟子。
藍「・・・では紫様、これは一体どういう事
なのかお聞かせ願えますでしょうか?」
態度こそいつも通り、主に対する姿勢だが
内心はいつも振り回してばかりの主人に対し
て憤慨していた。
その証拠に自分でもこの時の表情は硬かった
と自分でも思う。
優「いや、あんたがどういうことだよ・・・」
永「うどんげ、少し黙っていなさい」
優「師匠!?」
ツッコミを入れてくる鈴仙を八意医師が窘
める。
そこに、ようやく紫様が口を開かれた。
紫「あらあら・・・・まったく・・・藍?い
つでも、質問すれば必ず答えが返ってくると
思ったら大間違いなのよ?少しは自分で考え
るとかしたのかしら?・・・それにもうあな
たなら、薄々勘づいているのではなくて?」
確かに紫様の仰られる通りではあった。
この二童子を永遠亭に運ばれたのは恐らく紫
様で、この二童子がこれほど手負いの状態で
いるということはその主に危機が迫っている
ことを示しており、私に橙を連れてくるよう
に命じられたのは単純に人手が必要だったか
らで、永遠亭に直接私を呼ばれたのは、この
状況をわからせるためと、今後のことをこの
薬師殿と話合う必要があったため等色々なこ
とを想像することはできるが、まだわからな
いことはあるし、確実とは言い難いので叶う
ならば、紫様の口から直接お聞きしたかった
のと、重要なことをいまだにお話にならない
主に憤りのようなものもあったので、半分意
趣返しのような気持ちで次のように返した。
藍「残念ですが、ご期待には添えかねます。
確かに、私の想像の及ぶ所もございますがや
はり、憶測の域を出るものではありません。
そのような中途半端な理解では、逆に足を引
っ張りかねません。 それ、にお忘れですか
? 私は所詮式・・・未知数のものには考え
が今一つ考えが及びません。 ですのでどう
かこの一件のご説明をお願い致します」
紫「でも、さっきはちゃんと意図を察してく
れたじゃない」
藍「あれは、察して動いたのではなく私の直
感で行動した結果偶然、紫様の意図と一致し
たに過ぎません」
言葉こそ丁寧に気を付けていたつもりだが、
やはり表情は硬かっただろう。
しかし頑として譲るつもりもなかった。
姿勢は低く、且つ譲らない雰囲気を全面に出
しながら、今の言葉を口にする。
永「・・・もう諦めて一から説明された方が
いいんじゃないですか?」
紫「・・・そうかもしれないわね。ふう・・
・・・分かったわ。それじゃあ、順を追って
説明するわね」
ここでようやく、紫様が渋々といった様子
で、説明を始められた。
紫「・・・始まりは今朝、私が藍との朝食を
終えてすぐのこと・・・私のマヨヒガの周り
に張っておいた境界の中に誰かが入ってきた
のを感じたの」
紫「・・・・そしてすぐに、その入ってきた
場所までスキマを使って移動したわ・・・そ
こで」
ここで紫様は寝台で横たわる二童子に眼を
向けて続けた。
紫「そこの二人を見つけたのよ」
その話の中で、予想が確信に変わるのを感
じた。
藍「(やはり、あの時にはもう・・・)」
更に話は続く。
紫「その二人を一目見て摩多羅の配下の二人
だと気づいたわそしてその二人がこれほど手
負いだということは摩多羅自身に何か良くな
いことが起きていることは容易に想像できた
けど、それを裏付けたのがそこにいる二人だ
った」
紫~回想~
私は、侵入のあった地点に直接スキマで移
動して辺りを見回した。
紫「確か、この辺りよね・・・・・ッッ!!
あれは・・・!!」
するとすぐに探していた侵入者が二人地面
に倒れているのを発見したわ。
急いで駆け寄ると、例の二人組がそろって全
身に手傷を負いながら、息も絶え絶えに横た
わっていたので、流石に私も心配になって、
呼びかけたの。
紫「・・・っ!!しっかりしなさい!!
何があったの!? ・・・隠岐奈は!?
」
呼び掛けて見ても、意識がない見たいだっ
たから、永遠亭に移そうと思ったその時に、
何か違和感のようなものを感じて、二人をよ
く見たとき、二人に黒い影のようなものが汚
れみたいに張り付いていた。
それと、その二人の影がその汚れの分薄くな
っているように見えた。
その時感じた感覚はとても気持ちの悪いもの
で、これはすぐに何者かの攻撃ではないかと
考えた。
そこで、ふと隠岐奈のところがこれでは、こ
の分だと永遠亭もすでに落ちてしまっている
かもしれないと危惧した私は、先にスキマで
永遠亭の様子を確かめ、無事なことを確認す
ると、スキマで二人を運ぼうとした所で、下
から微かに声が上がったのよ。
紫「!!・・・・どうしたの!?・・・・大
丈夫!?」
あまりにか細い声だったから、耳を近づけ
ないと聞こえなかったけれど、確かにこう言
ったわ。
丁礼田舞=舞 爾子田里乃=里
舞「お、お願いします・・・・」
里「どうか・・お師匠様を・・・・」
里・舞「「助けてください・・・」」
紫「やはり、隠岐奈は・・・何者かの手に落
ちているのね」
舞「お師匠様は・・・私たちを逃がそうと」
里「お一人で・・・その場に・・・
残られて・・・」
舞「私たちの後ろに・・・扉を・・・・開か
れて」
里・舞「「私たちを・・・逃がしてください
ましたッッ!!」」
舞「ですから・・・ゴホッッ・・ゴホッッ・・
・・・どうか・・・・」
紫「・・・・もういいわ・・・無理に喋らな
い方が良い。なたたちの気持ちは伝わったわ
・・・・
・・叶えましょう」
それから、スキマで永遠亭の中に二人を連
れて移動し、そこの薬師さんに話をつけて、
二人の治療を頼んで、藍と合流してから再び
、永遠亭に向かったというより、合流した時
にはすでに永遠亭の中に居たと言ったほうが
良いわね。
そこからは、藍と橙の到着を待つ間・・・・
え?なんで橙を連れて来るように言ったか、
ですって?それは人手は多い方が良いからよ
・・・人手というより猫の手かしら。
本当、猫の手も借りたいぐらいだったからね。
それは貴方もわかっているんでしょう?………
で、待っている間、丁礼田舞と爾子田里乃の
応急処置を終えた永琳と今後のことについて
の話をしていて、そこに
れている妖怪兎の案内でここに来た、という
わけよ。
~回想終了~
ここまでの話を聞き、合点の行くところは
幾つもあったが、特に得心いったのはやはり
あの影のことだ。
藍「やはり、紫様もあの二人からも発せられ
ている妙な気配を感じて居られたのですね…
……そこに縛っている
紫「ええ、あの場でやると何のことか説明す
るのもややこしかったしあなたを試してもみ
たかったしね。・・・でもそれにはその場に
直に行く必要があったのよ」
なるほど、やはり、あえて私にあの二人を
見せたかったという事らしい。
なぜなら、その場にいる全員が感じているだ
ろうが、あの影のようなものの気配はほんの
微かなものでしかなくここまで近づかない限
り、感じ取ることはできないようなものだっ
たからだ。
それはそのままでは気のせいだと見過ごしそ
うになるほどに。
そして、先ほどこの部屋に入った時に浮かん
だ疑問もこれで解消された。
まず、この二童子の手傷はこの影を操ってい
た者で間違いないだろう。
そして、二人の能力を互いに使いあえばここ
まで重傷化することもないはずなのに、そう
でないのは、恐らくこの影が関係しているの
だろう。
また、ここにこの二人の主人がいないのは、
二人を庇ってのことで、私に話せなかったの
は単純にタイミングの問題だった。
まだ、分からないことはあるが、それはこれ
から明らかにしていくしかないとここでの質
問は控えた。
とりあえず今分かることはこのくらいだ。
そこで、薬師の弟子の鈴仙・優曇華院・イナ
バが声を上げる。
優「あの・・・私はなんで縛られているのか
未だに分からないんですが?」
簀巻き状に縛られ、橙に指先で突かれなが
らそう漏らす鈴仙。
それを聞いた彼女の師匠がその質問に答える。
永「それはうどんげ、その影の気配が貴方か
らしたということは、そこで安静にしている
二人のように、力を取られることもあれば、
その影を遣わした者の命令で、ここで暴れる
可能性もあったからよ」
優「どういうことですか?というか、何故そ
んなことがそこのお二人に?」
紫「私はその影を間近で見ているのと永琳先
生の診断結果を聞いているから」
藍「私はこの部屋で改めて貴方に会ってから
感じた気配と同じ気配がこの二人からしたの
で改めてよく読み取ってみると、これは憑依
させた相手を意のままにする事のできる類の
術であると分かったので」
優「・・・そこまでのことを・・・!!」
橙「流石は藍様!!」
ここで八意医師が話を次に進めた。
永「・・・それで、紫様?先ほどの話の続き
になるのですが・・・」
紫「ええ・・・そうだったわね・・・なにか
しら?」
永「私たち永遠亭勢はこの事態に対して自主
防衛に徹し、静観の構えを取らせていただき
ます」
その発言に対し紫様は扇子で口元を隠され
ながら、いつものような底知れない笑みを浮
かべこう切り出された。
紫「そう来ると思っていたましたわ・・・で
もいいのかしら? これは恐らく幻想郷全体
の危機・・・あなた方だって住むところが無
くなるのは手痛いのではなくて?」
永「そこはそれ、私には慕ってくれる月の民
が月におり万が一、いえ万々が一のことがあ
れば最悪月に戻ることで回避できます」
紫「その月にも、すでに手が回っているかも
しれませんわよ?」
永「その時はその時・・・それに我々も、全
く何もしないというわけではありませんし」
紫「・・・・どういうことかしら?」
相手の意思を最初から見透かされるように
目を細め、もはや確認と相槌の為だけに質問
をされる紫様。
永「
林に害を与えんとする勢力に対し、徹底的に
交戦、防衛し、またここに避難民を受け入れ
、要救助者を積極的に救助し、治療が必要な
者にはそれを完全無償で行います」
紫「ふふっ・・・・成程」
永「ただし、それは幻想郷にこの危機が去る
までの期間そして、無償の医療は
妖魔の類によるもののみ対象といたします」
紫「・・・・その真偽はどうやって見分ける
のかしら」
永「言わずと知れたことです・・・・逆にど
うやってこの
きたいくらいです・・・万一、それでも安心
出来ないなら、地霊殿の主でも付けるだけの
ことです」
そう豪語する八意医師はこちらもまた、底
の計り知れない満面の笑顔で紫様を見返して
いる。
紫「それなら、もうそれで構いませんわ・・
・・この辺が引き際でしょう」
・・・・相手方はさぞ、よくもぬけぬけと
と思っていることだろう。
恐らく最初からこの着地点を紫様は目指して
居られただろうからだ。
しかし、ここまで話がスムーズに進むとは意
外だった。
いや、私が知らないだけでお二人で話されて
いるときにはもっと拮抗していたのかもしれ
ない。
紫「それはそうと
少し試したいことがあるのですけどよろしい
かしら?」
永「・・・ええ、どうぞ・・・煮るなり、焼
くなり好きにしていただいて構いません」
その言葉を聞いていた私は、彼女の目を見
たとき、そんなことは日常茶飯事、今更どう
ということはない。
というような冷酷な気配を一瞬感じた気がし
て、少し身震いした。
そんな私はそこの床に転がっている鈴仙に同
情の視線を横目でチラと向けた。
優「うっうう・・・ ししょ~~~・・・・
ひぅっ・・・・ひぐっ・・・・(´;ω;`)
あんまりですよぅ~~~・・・」
・・・・・何故だろう、彼女の境遇に同情
を禁じ得ない自分がいる・・・・・この時の
私はさぞや遠い目をしていたことだろう。
紫「心配は要らないわ・・・悪いようにはし
ないから」
優「い、いやもう、その前置きが、逆にっ、
怪しいですっっ・・・!!」
言って、私の光縄から逃れようとじたばた
する鈴仙。
紫「始めるわ・・・藍、ちょっとそこの兎さ
んを気絶させてくれる?」
そしてなぜか、ご自分の親指で自らの首切
るという誤解を生みそうな動作を交えながら
仰られる紫様。
それを受けて、ひぃぃぃっと声を漏らし、目
尻に涙をためる鈴仙に、ちょっと一緒に泣き
そうになってしまった。
・・・それにしても、紫様……楽しそうだなぁ
・・・しかし、それはそれとして、私は命じ
られるままに動いた。
相手の背後に回り、相手を持ち上げて立たせ
たと同時に素早く後頭部に手刀を当て気絶さ
せた。
その際崩れ落ちる彼女を支えるのも忘れない。
その時の鈴仙の目が><になり口が開いてい
た(←「かわいい」byブロリー)
ことで、あわや私まで噴き出す所だった。
紫「・・・・・・・・・・・・・」
そこで紫様を見ると、鈴仙の方をじっと見
つめられてからまるで鈴仙を切るように扇子
をゆっくり上から縦に振られた。
いつものスキマを開く動作かに見えたが、ス
キマは開かず代わりに鈴仙の影が急に濃くな
ったかと思うと、そこから黒い影のようなも
のが這い出してきた。
紫「・・・・・出たわね」
そのことを予想しておられたかのように言
葉を発し、次の瞬間には、鈴仙の影から完全
に離れたそれをその周りに境界を引くことで
中に閉じ込められた。
境界の妖怪の本領が発揮されていた。
その目の前の黒い靄のような影のようなもの
に視線を定め、扇子を開かれるとそれと扇子
を重ねるようにして再び扇子をゆっくりと閉
じて行かれると同時に結界としての境界も収
縮し閉じられていく。
それに対して中のものは最後のあがきとばか
りに、暴れるが抵抗虚しく扇子がすべて閉じ
られるとともに消滅した。
敵を滅ぼす時でさえ優雅で美しい・・・その
お姿に惚れ直していると、
紫「藍・・・もうその子の拘束を解いてもい
いわよ」
藍「・・・は、はい!」
その声にはっと我に返り、鈴仙に施した束
縛をすぐさま解き、空いている寝台の上に彼
女をそっと横たえた。
そこで、彼女の師匠から声が上がった。
永「紫様・・・この度はこの鈴仙に憑いた魔
を祓って頂きありがとうございます。あれに
は私でも、どうすれば良いのか途方に暮れて
いたので、助かりました」
紫「いえいえ、私もあの方法で祓えるかどう
か確証がなかったですし、それが有効である
ことがさっきので分かったので、お互い様で
すわ」
永「ならば、そのついでと言っては何ですが
ここの他の者たちにも同様にしてくださいま
すか?」
紫「ええ、もちろん・・・というより元々、
幻想郷の
もりでしたし」
その言葉を聞いて愕然とした。表面上は平
静を装っていたが、内心は穏やかではない。
幻想郷のすべて?あんなものが他の者にもま
だ憑いていると言うのだろうか?
それは野良妖怪等も含むのだろうか。
だとすれば相当骨の折れる作業になることは
間違いない。
と考えたところで、八意医師が私の疑問を口
にしてくれた。
永「幻想郷のすべての・・・それは、野良妖
怪等も含めてそうなのでしょうか? だとす
れば、到底間に合うものでは無いかと思われ
ますが・・・」
紫「いいえ、確かにその可能性も捨てきれま
せんが、恐らくは力のある存在に限定してい
ると思われるので、幻想郷の各勢力を回って
行けば、問題ないでしょう。」
永「・・・・なるほどそれなら問題はないの
かもしれませんね」
そこで、なぜか妖怪の山のことが頭に浮か
んだ。
ここに来る前に見たが、何やら異様に殺気立
っていた。
そして橙も、妖怪の山を出るときに何か安堵
した様子だったような・・・
藍「橙、妖怪の山を出るとき、何かに安堵し
た様子だったが何かあったのか?」
橙「・・・ああっ!!そうだ!聞いてくださ
い藍様ーー!! 実は私、あの山に配下の猫
達を連れていってたんですけど~~・・・あ
んまり言う事聞いてくれないのはいつものこ
ととして、やたらと反抗的というか、フ~~
ッッ!!と唸ったり、引っ掻いて来たり、さ
んざんで・・・しかも妖怪の山自体もいつも
よりピリピリしてたし・・・・・・」
橙から話を聞いた私は猫たちが橙に反抗的
だったのは橙の中にあるものが原因ではない
かと睨んだ。
そして橙に意識を集中すると案の定、本当に
微弱だが、先ほどと同じ気配を感じ取った
藍「橙、落ち着いて聞いてくれ。お前の中に
さっきの鈴仙と同じものを見つけた」
橙「え・・・・ええええッッ!!」
藍「だが心配は要らない、さっきと同じ手順
で、簡単に祓えるだろう・・・だから少しの
間眠っていてくれ」
橙「わ、わかりました・・・・ ・・・ZZZ」
私が眠るよう命じると橙はすぐに寝台の上
に乗り猫のように丸まって寝息を立てて寝は
じめた。
橙は私の式神なので、このように眠れと命じ
れば、眠ることが可能なのだ。
藍「それでは、紫様・・・・お願い致します」
紫「・・・・ええ、任せて頂戴」
今度は少し手を橙の方に振っただけで、橙
の影から例の黒い何かが小振りながら出てき
た。
恐らくは個体差があるのだろう。
橙の力はそれほど必要ではなく、あれば嬉し
い程度でしかなかったのかもしれない。
その馬鹿にしたような考えには腹が立つがそ
のおかげで、難なくそれもあっけなく祓うこ
とができた。
橙が眠るその隣では鈴仙が横たわり、静かに
寝息を立てていた。
すると彼女の師から質問が投げかけられた。
永「それでは、これからどうされるおつもり
ですか?幻想郷中の人妖とその他の有力者を
訪ねて回られる のですか?」
紫「それも当然するつもりだけれど、まずは
ここ、永遠亭と竹林の者たちに憑いているか
もしれない影を取り除くことからかしらね・
・・その後は先に、そこで眠る二人との約束
を果たしに行きますわ」
紫様はその寝台で眠る二人・・・丁礼田舞
と爾子田里乃を見ながら、そう仰られた。
そこからは、まず丁礼田舞と爾子田里乃の両
名に取り憑いた影を消し去り、永遠亭内にい
る全員(鈴仙を除く)をすべて調べ、憑かれ
ていた場合、それを取り除くという作業が行
われた。
その結果憑かれていたのは、八意永琳、蓬莱
山輝夜、因幡てゐ、藤原妹紅の四名だった。
このうち、三名は実力者であり、因幡ていに
憑いていた影の規模の小ささからも、紫様の
考えは正しいと思われる。
因みに、この四名の影をどのように祓ったか
というと、以下の通りである。
まず初めに、ここの実質的な支配者といって
も過言ではない蓬莱山輝夜、輝夜姫のもとへ
行き、彼女の配下でもあり、師でもある八意
医師から事情を説明して貰い。
彼女の調合した睡眠薬を服用してもらうこと
で、姫の影の中に居るものを取り払った。
続いて、因幡てゐだが、彼女はこの迷いの竹
林を熟知しており、彼女だけがわかる場所等
に隠れているので、普通ならなかなか見つけ
られないのだが、ここで鈴仙の意識が回復し
、彼女がもつ「狂気を操る程度の能力」の本
質である波長を操る力で私たちに合流し、更
にその能力をてゐを探すために使用してもら
った。
それに対し礼を言うと、彼女からもさっきの
影のようなものが取れてから、いつからか感
じていた体のだるさが無くなり、文字通り憑
き物が落ちたかのように体が軽くなったとの
ことでその件に関しての礼を言われた。
そして見つかった「幸運の
ら悪戯ばかりを働き、名目上とはいえ上司で
ある鈴仙の言う事を聞かず、逆に彼女を悪戯
のメインターゲットにしているらしいが、流
石に上司(鈴仙)のその師匠である八意医師
には逆らえないのか素直に従ってくれた。
(当然悪戯もしない)
こちらも同様に睡眠薬の服用である。
次に、厄介なのが藤原妹紅である。
彼女は言ってしまえば永遠亭組とは敵対して
いるのだが、しかし、竹林で迷っているもの
や、病気等で永遠亭に用があるものを永遠亭
まで案内、または運び込むといったこともし
ているという、複雑な関係が成り立っていた。
それに、敵対と言っても、その永遠亭の中の
蓬莱山輝夜その人に対してのみであり、その
他の者に関して・・・例えば鈴仙などは「鈴
仙ちゃん」と親しげに呼んでいる。
その他の者に対しては知らないが、少なくと
も鈴仙に対しては悪い印象を抱いてはいない
ようである。
しかし、対する鈴仙は、「
敵である妹紅とはあまり親しくしたくないよ
うだが、妹紅の鈴仙に対する心象が良いこと
はこちらとしては好都合だ。
実際妹紅も鈴仙からの言葉を疑う様子はなく
、最近の体の不調や
かった等、心当たりがあるようだったのでこ
ちらも難なく事が運んだ。
最後に八意医師の場合は、自前で調合しても
らった睡眠薬を例によって服用してもらい。
影を祓ったのだが、影の規模と力が大きい割
に見つけるのが難しかった。
恐らくどうしても手に入れたかったのだと思
われる。
それも無理もないかもしれない。
彼女自身の凄まじい妖気からも相当な力を秘
めている上、更にあらゆる「薬を作る程度の
能力」という能力というより技能からも分か
る通り、「月の頭脳」とも称される彼女は、
まさしく天才である。その彼女が敵の手に落
ちていたらと思うと戦慄を禁じ得ないどころ
か絶望すらしていたのではないかとすら思う。
なので今回のことは大きかったと見るべきだ
と私は思った。
彼女が敵の手に落ちる前にそれを防げたこと
は素直に喜ぶべきである。
実際、紫様もこれまでとは違い、相当手こず
って居られるようだった。
が無事、影を切り離すと永遠にあらゆるもの
からその存在を消し去られた。
紫「これで、ここは全部かしらね・・・」
藍「お疲れ様です」
橙「お疲れ様です!!」
橙も負けじと元気よく挨拶をし、敬礼もつ
ける。(←かわいい)
紫「さて、次は・・・隠岐奈のところね。順
番的には後になってしまったけれど、いつ助
けるとは言っていなかったし、それに私、そ
の場でできることをまず、やっておく
からね・・・そしてこれも性格だけれど、約
束は守る方なのよ・・・今行かないと間に合
わないかもしれないから、幻想郷を回るのは
後回しね」
そんな弁解ともとれることを、誰にともな
く呟かれる紫様。
紫「さぁ、それじゃあ、行きましょうか」
去り際にそれだけ言い残されると紫様を含
めた我々はこの場を後にしようと踵を返した。
その時・・・
優「あ、あの・・・!!」
その声に一同が振り向くとそこには鈴仙が
こちらを見つめて立っていた。
優「この度は誠に・・・・ありがとうござい
ました!!こちらの立場としては全くの中立
みたいなので、何もできないかもしれません
が・・・せめて、皆さまのご健闘をお祈りい
たします」
紫「いいえ、こちらこそありがとう。精一杯
、そこで休まれている方の助力となりなさい
な。それが・・・この幻想郷のためにもなる
のだから」
そのセリフと妖艶な笑みを残されて、今度
こそ紫様はご自分が開かれたスキマの中に消
えた、私と橙もそれに続き、永遠亭を後にし
た。
~回想終了~
藍「その後は、紫様のお知り合いの摩多羅様
を救出後、お前たちと急ぎ合流したというわ
けだ…これが、これまでの経緯だ。理解した
か?」
魔「うんうん、なるほど・・・お前が橙と鈴
仙を可愛いと思っていたことはよくわかった
ぜ!!」
指を立てながらいい笑顔で、的外れなこと言
い出す魔理沙。
(↑もちろん冗談)
しかし、そんなことは関係なく全員で、魔理
沙を弄っていく。
チ「ちょっと魔理沙・・・あたいより馬鹿に
なってどうすんのさ・・・」
霊「魔理沙・・・・ついにキノコに頭をやら
れたのね・・・安心しなさい、骨は拾っとい
てあげるから・・・・まったく、だからあれ
ほどあのキノコはやめたほうがいいと・・・
ヤムチャしやがって!(泣)」
明らかに嘘とわかる泣き真似の素振りをし
ながら言う霊夢。
大「ま、まぁ誰かを好きという気持ちは・・
・・重要ですよね!!」
(↑全員と言ったな・・・・あれは嘘だ。
大ちゃんはやっぱり優しかった)
橙「ら、藍様・・・・・・実は私をそんな目
で・・・」
(↑嘘2 一人錯乱状態)
藍「ち、違うぞ橙・・・・!! 私は決して
っ・・そんな疚しい気持ちは!!」
(↑嘘3 もう一人パニック)
紫「うふふ・・・・・全く、この非常時にま
で・・・・私がその頭に見境いという概念を
与えてあげましょうか?」
冒頭のボケを皆(正確には四人)から弄ら
れる魔理沙。
魔「ちょっと待て皆、特に霊夢とチルノ!!
今のはほんの冗談だって!!」
霊「うん、知ってる」
チ「まぁ、そんなところだろうと思ったけど
さ」
橙「そ、そうですよね・・・そんなわけない
ですよね(笑)・・・・ホッ」
藍「そっそうだぞ・・・橙。 全く・・・こ
んな時に何を考えているんだ・・・」
大「私もチルノちゃんと・・・・・・・・( ゚д゚)ハッ!
な、なんでもあり、です(何でもありません)
!!」
紫「・・・そろそろ話しを戻してもいいかし
ら」
一人、ジト目の入った呆れ顔でこちらを見
ていた紫が呼びかける。
チ「ああ、良いよ。待たせたね」
あたいの一声で皆さっきまでの気持ちを切
り替えて、紫に向き直る。
チ「この異変への対策を話し合うんでしょ?」
紫「それもしなきゃいけないんだけど、それ
にはまず、貴方のことを話しておかなければ
と思ってね」
チ「・・・・あたいの何を話すっていうのか
な」
紫「その様子・・・もう、薄々分かっている
みたいじゃない」
扇で口を隠しながら、意味深にそうこぼす
妖怪の賢者。
チ「・・・・まぁ、一応確認のためだよ」
紫「まぁ、言ってしまうと・・・・あなたが
一人で、氷河気を過ごしていた時、黒い装丁
の本の数々をあなたの行動範囲に置いたのは
・・・・・・」
紫「この・・・・・・・・・・私よ」
やっと終わった・・・・この回は短いスパンで上げたのに、長く感じた。
例のごとく、説明不足やらなんやらが発生しているだろうとは
思いますが、そこは長い目で見てやってください。オネガイイタシマス。
というかもうね!!キャラの一人一人が作者のスペックを凌駕しすぎて・・・
もう、マジパネェよ・・・永琳先生。
というわけで、次回はチルノ魔改造秘話と、異変との対決となります。
(↑何がというわけでだwww)
では、次回をお楽しみに~~さよなら~~~!!
※申し訳ありません。自身の勝手な都合により、章名を変更いたしました。
ほんと行き当たりばったりですみません!!