マスターは犬?...狼?......いいえ大神です   作:シャーロックペン

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評価してくれるって嬉しいこと、見てくれてるってことだから



まぁ、低評価されたら普通に泣きますけどね!!


召喚は縁でするもの

 

「召喚?」

 

『そう。今のままでも十分かもしれないけど、戦力は多い方がいいでしょ?』

 

撫でられるのが鬱陶しくなってきたのでなんとか人の状態に戻ってことなきを得た。藤丸は不満を漏らしていたのは別に問題ないが、マシュが少し残念がっていたのが心に痛いが

 

そして現在俺たちは、大きな霊脈の流れる場所へと来ていた。なぜか、途中でフォウもいることに気づいたけど、そこまで重要ではない。道中、骸骨兵との戦闘は幾度かあったが、ほとんど、キャスターが蹴散らしてくれた。-さっきは何もできなかったからな、少しは俺にもやらせろよ-と言って。

 

「そうだな、今のままじゃ、セイバーに勝てるかは五分五分ってとこだ。別にあんたらのことをけなしてるわけじゃないぜ?ただやっこさんには聖杯のバックアップがあるからな。戦える奴が多いに越したことはねぇ」

 

たしかに、戦闘要員は現在三人。そしてサーヴァントはキャスターとマシュのみ、マシュは防衛が主体なので攻撃できるのはキャスターのみ。俺が出てどこまでできるかはわからない、ランサーの時は不意打ちみたいなものだからな。

 

『ほら、キャスターのお許しも出たことだし、いいですよね所長』

 

「ええ、構いません。こんなところで惜しんでいる暇はありませんから。では立花はこれを、マシュはそこに盾を置いて」

 

藤丸に呪符を渡す所長

 

所長も出し惜しむ気はないらしい。さすが小心者筆頭プライド高い系女子ですね。

 

「何か?」

 

「いえ」

 

『今回は、触媒もないからランダムになっちゃうけど、そこは時の運ってやつさ!バーサーカーでなければマシってもんさ!」

 

「なるほど!ガチャってわけだね!」

 

言っちゃったよ。たしかにそうとしか言えないけども、今までの厳かな雰囲気を返せ主人公系女子

 

『なんか英霊をガチャで引くのもどうかと思うけど』

 

「かまわねぇよ。それに、触媒での召喚よりこっちの方がより縁を感じやすい」

 

「じゃ、いっくよー!そーれ!!」

 

「ワクワクのドキドキですね!大神さん!」

 

いつのまにか隣で鼠を抱きかかえていたマシュが興奮していた。

 

鼠よ、少し苦しそうだな、そしてフォウその恨めしそうな顔はなんだ...

 

「そうだな、吉と出るか凶と出るか。神のみぞ知るってやつだ」

 

実際は神にもわかるかはわからんが。確率ってのは数字にすると簡単だが、実際はそうはいかない。

 

光が円環を描き収縮する。白い光、場違いなほどまばゆい光が、人型へと変貌し

 

「アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎。なんの奇跡かわからぬが、召喚されたのもまた縁ということか。よろしく頼む。」

 

アサシンか、正面切っての戦闘がどこまでできるか。重要なところだ

 

「渋い声の人きたぁぁぁ!!ねぇ、悪役だけど映画の時とかにちゃっかり助けてくれるRの人みたいな感じで、こじろうって行ってみて!!」

 

侍か?たしかに渋い声だが

 

「む...コジロウ!...どうだろう?」

 

「いいね!!さいっこう!!」

 

「よせよせ。そんなに褒めるでない。しかしまぁ、今回は良いマスターに巡り会えたようだ。」

 

「私たちは、あなたを歓迎します。佐々木小次郎。」

 

「うむ、よろしく頼む。イレギュラーなアサシン故暗殺には向かんがな」

 

「では、時間もないし次に行きましょう。大神!」

 

あれ?所長は少し苛立ってる?

 

「了解です。ほれ」

 

サークルに向かって呪符を放る。

 

「ドキドキのワクワクというやつですね。キリエライト嬢。」

 

お前もノリノリだな。もはやマシュのペットじゃねぇかテメェ

 

「はい!鼠さん。マシュでいいですよ。」

 

「おぉ、これはこれは私めにそのような気づいかい痛み入ります。では、マシュ嬢、何が来るのでしょう」

 

「楽しみです!」

 

マシュもノリノリだった

 

光が一瞬強くなり、そして収束する。が、先ほどと違い人型ではなかった。もっと小さい。

 

「わふっ」

 

「本日二度目の犬キタァァぁぁぁ?!」

 

ほとばしる藤丸の絶叫

 

「ふあぁぁぁ!!可愛いです!」

 

マシュが鼠を俺に預けて近寄る。よっぽど気に入ったのだろうか?たしかに小さくて可愛いが、

 

おいおい、あれって。俺の中のアマテラスとしての記憶の断片があれがなにかを理解する。いやしかし。ありえるのか?英霊召喚で出て来るなんて。たしかに縁はなくもないが、先代アマテラスの

 

 

「あ、あぁ。......おい、これってまさか」

 

「ええ、そのまさかでしょう。先代アマテラス様がお子、すなわちチビテラス様ですね。」

 

本当だった

 

「くぁ〜...んん」

 

「あれ、寝ちゃいそう?......なんか大神くんに似てない、犬の方の」

 

トテトテ、と俺の方へと歩み寄って来る。器用に足から背中へそして頭の上へと登る。気に入ったのか、綺麗に丸まって一度欠伸をした。

 

「犬っていうな。ま、そんなこともあるさ、な、チビテラス」

 

「わん!」

 

「チビテラス?その子の真名?」

 

「そんなところだ、ま、フォウさんと仲良くしててくれ」

 

「フォーウ!!」

 

フォウさんまで乗ってきた。待て、そろそろ流石に重い!

 

「わふっ!」

 

「大神!!」

 

所長がすっごい形相で睨んできた。

 

いや、まぁ言わんとするところはわかるんだけど、仕方ないでしょう?縁で召喚するってなったらこうなることだってあるかもしれないわけで、なんなら初代引けば最強だったんですけども

 

声には出さない

 

「はい?」

 

「あなた、やる気あるの?!戦闘員を増やさなきゃ行けないのに犬なんか召喚してどうするのよ?!結局出てきたのは、暗殺できないアサシンって!どうなってるのよ?!」

 

「む、暗殺ができんわけではない。する気がないだけさ。私は正面からの果たし「どっちも一緒よ!!」...左様でござるか...」

 

「まぁまぁ、所長も落ち着いて、大神くんだって悪気はないんだし、チビテラスちゃんだってせっかくきてくれたんだからさ!」

 

「そんなこと言ってる暇はないのよ!今は状況の打破が最優先よ。遊んでいる暇はないの!」

 

喚き出す所長に頭から降りたチビテラスがすり寄る。そして一言

 

「くぅうん」

 

「!!!?......そんな顔をしてもダメよ!」

 

所長の顔が一瞬硬直する。なるほど、これがチビテラスの能力というわけか。そんな訳はない。

 

「くぅ、わふっ!」

 

続いて、所長の懐への優しいダイブアタック。

 

「はうぅ...」

 

所長の顔がほころぶ。脳内の葛藤が凄そうだ。

 

『これが、チビテラスの能力なのか!』

 

違います。素です。

 

「あぁぁぁ?!もう、わかったわよ!いてもいいわよ!!さ、行くわよ」

 

所長がデレましたね。チビテラス、なんて恐ろしいやつだ。あの、猫派だった所長を一撃で黙らせるなんて

 

「わん!!」

 

「猫派の所長が...」

 

俺の驚きの声が暗闇へと消える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チビテラスは所長になつきました。

 

所長はチビテラスに籠絡されました。

 

所長が猫派から犬派へ変わりました。

 

所長は、甘やかすを覚えました。

 

所長のデレ度が増加しました。

 

音声を録音しますか?

 

『もちろんだよ!!』

 

「わん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




スサノオかどっちかでだいぶ悩みました。


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