過去に戻ったと思ったらなんか違う   作:クソザコブロッコリー先輩BB

3 / 13
お久しぶりです。新シリーズ始まったので3話目投稿です。

1話見たけど詰め込みすぎじゃないですか……
展開早すぎィ!



VSバルセロナオーブ 前編

響木監督の提案から早いこと1週間。

オレたち雷門イレブンはフロンティアスタジアムにいた。

 

響木監督の提案とはスペインのバルセロナオーブというチームとの親善試合のことだった。まぁ、うちのサッカーバカキャプテンが断るわけもないので試合は行われるのである。なんなら用件を言い終わる前に了承してた。

 

オレは柔軟をしながら近くにいた鬼道に話しかけた。

 

「聞いたか? 今日のチケット秒で売り切れたらしいぜ」

「世界をまたにかけた試合だからな。注目度も高いんだろう」

「これテレビでも放送されてんだろ? うーん緊張してきたなぁ」

「見た感じ、そんなこと無さそうだが」

「あ、バレた?」

「まったく、お前という奴は……」

 

これはオレなりに緊張をほぐしてやろうという気遣いだ。

 

「ま、そんなに緊張すんなって」

「……バレてたか」

「だってマント、表裏逆じゃね?」

「なに!?」

 

オレの指摘に鬼道は慌ててマントを確認する。

 

いつもは冷静沈着で頼れる司令塔の鬼道さんもこの有り様。他のメンバーは言わずもがなだろう。(もちろん、円堂は除く)

 

ここは世界の戦いを経験したオレがリードしてやらねばならんな(ドヤ顔)

 

「オレたちの、いや日本のサッカーってもんを見せてやろうぜ」

「ああ」

 

マントの表裏を直した鬼道は力強く頷く。

 

「よーし、お前ら集まれ!」

 

円堂の呼びかけで雷門イレブンは円堂の元へ集まる。

 

「それにしても、今の鬼道はダサかったなぁ。写真撮っておきたかった……」

「白撫、聞こえてるぞ」

「あ、いっけね」

 

てへっ、と舌を可愛らしく出して誤魔化しておいた。(オエッ)

 

 

 

○○

 

 

 

円陣を組み終わり、選手たちはピッチに立つ。

 

今回、オレのポジションはリベロ。運動量の多いオレが最も得意とするポジションだ。

 

「さてと、バルセロナオーブの奴らがどれほどなのか見せてもらうとするか」

 

主審のホイッスルを吹くのを皮切りに、試合は始まった。

 

豪炎寺と染岡、一之瀬の3人がパスを回し前線へ攻め入る。

 

(しかし、バルセロナオーブの奴らの動きが妙だな……)

 

こんな簡単に攻め入れるものだろうか?

なんだか初めての帝国戦を思い出した。

 

だがしかし、せっかくの得点チャンスだ。

 

「そのまま決めちまえ豪炎寺!」

 

一之瀬から受け取ったボールを豪炎寺は宙へと蹴りあげる。

 

「ファイアトルネード!」

 

豪炎寺が得意とする必殺技だ。

 

決まったかと思われたシュートだが、相手のキーパーは片手で、しかも人差し指だけで止めてみせた。

 

いやいや、突き指しちゃうだろ。

オレはそれを見て呑気にもツッコミを入れてしまいそうになる。

 

キーパーは止めたボールをそのまま豪炎寺に返し、挑発してきた。

主審、あの挑発行為って良いんですか(憤怒)

 

「円堂!」

「悪いけど頼んだ!」

「おう行ってこい」

 

鬼道の呼びかけで円堂は前線まで走っていく。その代わりにオレがゴール前の位置に移動する。

きっと現時点で最強の必殺技であるイナズマブレイクを使うのだろう。

 

「ふっ!」

 

鬼道が力強く蹴りだし、パワーを纏ったボールを3人で同時に蹴り出す。

 

「「「イナズマブレイク!!」」」

 

しかし雷門最強の必殺技は呆気なく止められる。

 

「なん……だと……!」

「あんな止め方……!」

 

同じキーパーである円堂も思わず驚愕してしまう。

 

無理もない。相手キーパーが高くジャンプしたかと思えば、そのまま落下して足の裏で止めたのだ。

もう無茶苦茶だよ……。

 

相手キーパーは味方である10番ににボールを渡した。

 

とうとう攻めてくるってか……!

 

「DF、円堂が戻ってくるまで持ち堪えろよ!」

 

しかし残念かな。オレの指示も虚しく、相手のパス回しに翻弄され簡単に突破されてしまう。

 

「させるかよ!」

 

相手の10番と最終ラインにいたオレがマッチアップする。

 

「……ほう」

 

オレを見るやいなや、感心したかのように言葉を漏らす。

 

「……なんだよ」

「君は他の選手とは違うようだな」

「言ってろ!」

 

隙と見たオレはボールを奪い取ろうとするが、相手の10番は瞬時にボールを浮かせ、オレを抜き去る。

 

(なっ!? スピードが速い……! それになんだこの感覚……!)

 

まさかのオレですら目で追うのがやっとのレベルだ。しかもここにきてオレは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に戸惑いを覚える。

 

(まさか……)

 

1つの仮説が頭の中を過ぎるが、頭を左右に振って考えるのをやめる。

今は目の前の試合に集中するべきだ。それにまったく対応できないという訳ではない。

 

オレは急いでゴールに向かう。

 

相手はきっと円堂がゴール前の位置に戻るのを待っている。そこを利用すればボールは取れるはずだ。

 

(やっぱりそうだよな!)

 

案の定、相手は円堂がゴール前に戻って構えた瞬間にボールを蹴り出した。

それと同時にオレも横に飛ぶ。

 

「よっと……。セーフだぜ……!」

「助かったぜ亜嵐!」

 

相手のシュートに合わせて横に飛んだオレは、足の裏とゴールポストで強引にボールを挟む。

これで得点にはならない。

これには相手もびっくりしたのか、目を見開いている。

 

「なあ」

「分かっている」

 

それを見た相手が何やら話しているが距離が遠くて聞こえなかった。

 

とりあえず前に大きくクリアして反撃開始としますか!




無印編で覚える技
スパイラルドロー(ブロック技)
疾風ダッシュ(ドリブル技)
マッハウインド(シュート技)
ファイアトルネードDD(シュート技)

ファイアトルネードDDは世雨子戦で覚えた技という設定が一応あります( ˇωˇ )
勿論相方は豪炎寺。アニメでザ・フェニックスをファイアトルネードでチェインするシーンをファイアトルネードDDに置き換えただけのイベント(というイメージ)

次回はバルセロナオーブとのケッチャコ……です!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。