過去に戻ったと思ったらなんか違う 作:クソザコブロッコリー先輩BB
ちまちま書いてたら、めちゃくちゃ美人になって夏未お嬢様が帰ってきたのでヤル気スイッチがONになりました()
とても短いですがなんか良い感じに引っ張れそうなので投稿します。
バルセロナオーブとの試合の翌日。
試合終了後、肉離れだと判断したオレは学校休んで稲妻総合病院を訪れていた。
そして診断の結果、病室のベッドで横になっていた。
「はぁ……」
「なんで溜め息なんて吐いてるのよ?」
「いや、病院食を食わなきゃいけないと思うと憂鬱な気分になってな」
お見舞いに来た夏未嬢──雷門夏未にそう愚痴を零した。
健康なのに味が薄い料理を食わないといけないってのが気に食わん。
「あ、差し入れに醤油とかある?」
「あるわけないでしょ。それで症状は?」
手に持っていたフルーツバスケットを備え付けのタンスに置くと、椅子に座ってそう訊いてきた。
「予想通りの肉離れだった。ただその中でも軽症の部類には入るが念の為の検査入院だと」
「そう、それは良かったわね」
「ったく、最後の最後で格好がつかないぜ……」
結局、予想通り必殺技の難易度の高さに対して身体が追いついて来ないで肉離れを起こしたようだ。これが世界大会で使ってた技だったらと思うと背筋が凍る。
「てかなんで夏未嬢だけなんだよ? 鬼道は? 豪炎寺は? 風丸は!?」
「なんで円堂くんの名前が出てこないのかはなんとなく分かったわ……」
個人的に思う常識人上位3名の名前を出しただけだ。他意はない。
流石の円堂でも見舞いには来るだろう。
……来るよな?
「サッカー部の皆はパパに呼ばれてるのよ。だから私もこの後すぐに戻らないと」
「ゑ? なんか悪いことでもしたっけ?」
「全く……。パパに呼ばれてるって伝えた時の円堂くんと同じこと言ってるわ。流石は幼馴染ってところかしら?」
「マジか。まぁ確かに幼馴染だから否定はしないけどよ……」
幼馴染といえば冬花はやっぱり久遠監督のところにいるのだろうか。
しかし今は確かめようがないな。
「それじゃあ私は戻るわ」
「ん。お見舞いサンキューな」
「マネージャーだから当然よ」
「けっ、マネージャーじゃないと来てくれないのか」
「揚げ足は取らないでもらえるかしら。……まぁ、いつも
「ん? あぁそういえばそうか。
「う、うるさいわねバカ!」
夏未嬢は捨て台詞を吐くようにしてドアを思いっきり閉めた。
……いや、あれは捨て台詞か
○○
夏未がお見舞いに来てから数時間後。
トントン。ドアをノックする音がした。
「ん? どうぞー」
円堂たちか?理事長の話とやらは終わったのだろうか?
そう思いながら来客に対しそう声をかけた。
「げっ」
しかし現れたのは意外な奴だった。
「……」
昨日の対戦相手、バルセロナオーブの10番だ。
「ケガの具合はどうだ?」
「も、問題はないです……。1、2週間もあれば完治するかと……」
「そうか」
いや、なんで敬語なんだよオレ!
ここは臆せず攻めろよ!
「ンっん! てかあんたはどうしてここに? 今頃は観光してるもんだと思ってたんだが」
気を取り直すために態とらしく咳払いしてそう訊いてみる。
確かバルセロナオーブの滞在期間は今日までのハズ。
「他の選手たちはそうだ。だが私は君に用があってここに来ている」
「オレに用?」
奴はこちらを真っ直ぐに捉え、口を開いた。
「単刀直入に言おう。白撫亜嵐、私たちのチームに加入する気はあるか?」
相談ってなんですかね(すっとぼけ)