帰ってきたヒトラーは鎮守府に着任しました。   作:たむがや

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日常的?なほのぼの?とした艦娘達の会話が書けないんじゃぁぁあああ!








27:結成!『真珠戦隊』

  執務室を後にした6人は高鳴る鼓動を抑えながら、誰と組もうかそれぞれ悩んでいた。辺りを見渡せば5人の艦娘。そこで夕張が気づいた。

「あれ?この6人で組めばちょうどいいんじゃないですか?」

「それ良いっぽい!」

「しかし、それだと赤城さんと同じになれないわ」

「私は構いませんけど・・・姉さんはどう思います?」

「那珂に申し訳ない気もしちゃうなぁ」

「龍田は――まぁ、平気か?」

 執務室前で会議が始まる。

「この6人がここに集まったのは戦闘に対する熱が他の艦娘よりも有ったからだと思うんです。だから、この6人で組めば前線行き間違いなしだと思いません?」

「フフ・・・、前線行きか・・・。死ぬまで戦えそうだな・・・」

「確かに夜戦の回数は増えそうだなぁ。昼戦も増えそうだけど・・・」

「姉さんったら」

「いや、だからそれだと赤城さんと一緒に、」

「加賀さん、赤城赤城うるさいっぽーい」

「なっ!?」

「あ!でも、夕張と天龍って遠征要員じゃなかった?戦闘減りそーう」

「おい、夜戦バカ喧嘩売ってる?」

「え、遠征、要員・・・」

「意外と天龍クソ雑魚メンタルっぽい」

「夕立ちゃん、ちょっと辛辣すぎない?」

 議論は踊る、されど進まず。泥沼へズボズボと入っていく。

「遠征要員とか提督知らないんじゃ無いんですか?」

「神通、そうは言っても途中でその才見抜かれて、引き抜かれて解散、なんてあるかもしれないよ?」

「不確定要素で話を進めてもなんにも決まりませんよ!」

「なら、夕張さん?赤城さんと一緒になれないのは確定要素なんじゃ無いかしら?」

「というか、俺は遠征要員じゃねえ!」

「もうどっちでもいいっぽい!」

 白熱する無意味な押し問答に嫌気がさしたひとりが大声でさけんだ。

「Hält die Klappe! Können Sie nicht leiser sein?!(黙れ!貴様ら少しは静かにできんのか?!)」

 久々の母国語で。執務室の前の扉を勢いよく開けて。怒鳴った。

「Ich kann damit nicht langsam Kaffee trinken! (これではゆっくりコーヒーも飲めやしない!)」

 あたりは静まりかえり、ヒトラーの声のみがこだました。そして、そのこだまに機敏に反応したレーベと青葉が瞬時に駆け寄る。

「総統の休息を邪魔するなんて・・・いい度胸だね」

「なんですか?喧嘩ですか?スクープですか?!」

 天龍は軽く泣き顔になり、夕張と川内はそっぽをむき、神通と加賀は冷や汗をたらし、夕立は逃げ出そうと試みる。

「というか、なんで争ってるんですか?」

「いやー、この6人で戦隊を組むかどうかで・・・」

「?それ程仲がよろしいのに組まないんですか?」

 6人は互いに顔を見合わせ、苦笑した。確かに青葉の言う通りだ。これ程無益な言い争いを展開できるのだ。仲が良くなければ即座に解散。案外私達は気が合うのかもしれない。そう思い、苦笑した。

「で、どうするんですか?」

「私は構いませんよ。姉さんは?」

「まぁ、神通がいいなら、ね」

「私も赤城さんがいないのは少し寂しいですが、構いません」

「それでいいっぽーい!」

「まぁ、俺は戦えるならどこでもいいぜ!」

「という事で、提督。夕張以下6名。ここに戦隊を結成しました!」

 ヒトラーは少しばかりキョトンとした後、軽くため息をついた。

「して、諸君らの戦隊の名前はなにが良いだろうか・・・」

 ヒトラーは考えに考えた。闘争に熱心。それでもって、日本の隊として士気が下がらぬもの。そして何よりカッコいい名前・・・。

「そうだ!Perle、Perle戦隊なんてどうだ?」

 キョトンとする一同にレーベが加える。

「Perle、真珠戦隊か。いいんじゃないかな」

「そう、それだよ。真珠戦隊だ。諸君らに丁度良いと思わぬか?なんでも、日本帝国のアメリカとの開戦は真珠湾だと聞く。諸君らの戦争欲求にもピタリと当てはまっていると思うぞ」

「おー、良いね良いねぇ」

「・・・流石に気分が高揚します」

「ええ、とっても素敵だと思います」

「可愛いっぽい!」

「は?カッコいいだろ?」

「はいはい。ふぅ、いいと思いますよ、その名前」

「ならば決定だな。諸君らは本日この時より真珠戦隊の一員である!今後とも精進する様に!」

 

「「「「「「はいっ!」」」」」」

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