最強の魔法使いになったけどほのぼのと暮らしたい 作:その辺のぼっち
出発してから2時間で森を抜けた
森を抜けるまで最初の2回合わせて8回ほど魔物とエンカウントしたが、弱かった。カルテウスを使うこともなかった。
剣を持った魔物もいたが5匹しかいなかったのであまりいい収穫ではないが、ゴブリンの死体はポーチに入れてあるので多少金にはなるだろう
日本刀を使った剣術が異常にうまかった
たった6年修業しただけでここまで上達するのか?と思ったが転生する前は剣道とかを習っていた可能性もあるのでスルーした。だって強いに越したことはないし
閑話休題
とりあえず森は抜けたので盗賊を探す
盗賊の持っているものを使うつもりだ。旅人から奪ってもいいのだが、さすがに申し訳ない。盗賊はいても邪魔なだけなので有効活用する。
あとは服だ。
そもそも布があれば服は作れたのだがフォレスト・ベアぐらいしか毛皮を持っている魔物がいなかったのでちゃんとした服が作れなかった。
盗賊の着てる服の素材を複製すれば、自分のサイズに合う服を作れるので今着てる奴隷みたいな服を変えることができる。
武器も持ってるだろうし、脅してアジトに行けばいろいろため込んでるだろう
どうせ全部盗んだものだ、全部奪ってやればいい
先に盗んだのはそっちだろう?
ということで空気の揺れを感知して人を探しているのだが…
「見つけた」
ここから北に約1kmおそらく15人と馬車1台
分子を使って全速力で向かう
分子を使って移動するときは周りの空気と一緒に移動している。空気抵抗で死んじゃうし
約10秒で50m程手前に到着。陰に隠れて状況を確認する
よく見ると商人の馬車が襲われた後らしい
何人か軽い鎧を着ている死体と、そこそこいい服をきた死体がある
ちょうどいい、あの馬車に乗ってる荷物ももらってしまおう。
盗賊は6人、魔法使いはいない。
余裕だな
両手斧持ちのモブ盗賊A、槍持ちのモブB、あとは片手剣持ちのモブC,D,E,F。全員が俺よりでかくて体格がいい。まあ、俺10歳だし当たり前か
戦力を確認してからゆっくりと近づいていく
「なんだあのガキ」
「殺すか」
「拷問もありじゃね?」
人を傷つけることが趣味の外道らしい
まあなんにしろ殺すけど
ニヤニヤと笑いながら盗賊たちは剣を抜きゆっくりと近づいてくる
俺は剣を抜くと同時にゴブリンから奪った剣2本を異空間から射出する。
「なッ!」
一番後ろにいるモブC,Dの頭を貫いて殺す
刺さったゴブリンの剣を回転させてモブC,Dの前にいたモブEとモブAの首を飛ばす
それと同時におびえながら突っ込んでくるモブFの剣をはじいて落とし、首を刺して殺す
「もうやめてくれ!降参だ!死にたくない!」
モブBは槍を捨てておびえながら言う。たった5秒で終わってしまった
さて、終わったしアジトにでも連れてってもらおう♪
完全に遠足気分である
モブBの1mほど前に立ってなるべく冷たい声で言う
「殺されたくなければいうことを聞くんだな」
思った以上に冷たい声が出せた
「わ、わかった!わかったから命だけは勘弁してください!お願いします!」
大の大人が10歳の子供に向かって土下座をし始めた
そこそこシュールだ
「じゃあお前らのアジトに案内してくれ」
「わ、わかった!」
案外聞き分けがいいようだ
「こ、こっちだ」
歩きながら落ちている剣6本と両手斧、槍の刃こぼれを直して刃先を整えて回収する。
「ひぃっ」
「どうした?速く連れってってくれ」
数分ほど森の中を歩くと小さな洞窟があった。
すぐに索敵、中に3人
どうやら馬車を襲った6人は下っ端だったようだ
真ん中に190cmくらいありそうなデカブツ、明らかにリーダー。足元ある両手剣が主装備かな
右にひょろひょろな坊主。幹部っぽい人。後ろに立てかけてある弓矢が武器だろう
左のナイフに毒を仕込んでるやつ。多分幹部。こいつは投げナイフ使いだな
「ぁあ?なんだそのガキ?」
「お前武器どうしたんだよ?」
「というかほかのやつらはどうした?」
セリフが決まっていたかのような会話を見て関心しているとモブBがデカブツに走って行く
「助けてくれ!ボス!このガキにみんな殺されちまった!」
盗賊に村を襲われて助けを求める村人みたいに見えるが盗賊である
「ほう、そんなガキがねぇ」
余裕そうなデカブツさん
「何言ってんだ?そんなガキが強いわけねえだろ」
坊主さん、油断はよくないですよ?
「まあ、待て。案外強いかもしれねえぞ?」
あなたよりは強いと思いますよ?デカブツさん
「なあガキ、お前このエリック盗賊団に入らねえか?」
デカブツさんの名前はエリックというらしい
「断ると言ったら?」
「殺すd」
エリックさんがそういった瞬間にさっき奪った槍を坊主さんにに射出して頭を貫通させる
そしてすぐさま槍を回収する。
「人をなめてると痛い目見るぞ?」
挑発的な声で言って抜刀する
「ひぃっ」モブBは少しおびえすぎじゃないですか?
「なっ!てm」
ナイフさんが言い切る前に両手斧を回転して射出し首を飛ばしそのままモブBの首も飛ばしてすぐに斧を回収する
「お前ナニモンだ・・・」
「おっと、自己紹介がまだだったな。
どうも、さっきあなたの子分?を殺したユナトです。」
適当な挨拶をしてみる
「いや~盗賊団とか入る気ねえし。どうせ断る気だったから殺すって言われて殺される前に殺さなきゃなと思ってさ。
そういうわけだからお前も殺すよ」
冷たい声でそう言った瞬間にデカブツさんがようやく焦り始める
「ま、待ってくれ!か、金ならあるぞ!ほら、な?だかr」
「殺すって言ったのはお前だぞ。殺される覚悟ぐらいあって言ってんだろうな?」
捨てるように言ってデカブツの首を切り捨てた
「あっけないもんだな」
呆れたようにそう呟いて刀についた血を振り落とし、納刀する。
デカブツの足元に落ちていた両手剣の刃こぼれをなくして回収し、洞窟の奥に入ってみるとお金の山と鳥籠があった。
鳥籠の中には赤と蒼の目と羽毛を持った小さな竜がいた
「キュイ?」
「こいつは…ウォーターリドラか?でも目が…」
ウォーターリドラは四足歩行で水色の羽毛を持つ小さな竜で水を操ることができる。
普通蒼い目を持っているはずなのだが、こいつはオッドアイなのだ
「とりあえず逃がすか」
鳥籠の扉を壊して開く
「キュゥゥ?」
「大丈夫だぞ」
「キュウウウ!」
腕にすり寄ってきた。どうやら懐いたらしい。
「お前な…」
貴族かなんかが買って商人が運んでる最中にこの盗賊に襲われたとかそんな感じかな?
「まあいいか
付いて行きたいなら付いて来な」
「キュルゥイ!」
可愛いし連れて行ってもいいだろう
「名前がないと不便だな…じゃあスイでいいか、よろしくな、スイ」
頭をなでながら言う
「キュルィ!」
嬉しそうに返事をしたスイは俺の肩の上に乗った
それにしてもなぜオッドアイなのだろうか?
スイのイメージはSAOのピナの左目を赤くした感じです。
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