最強の魔法使いになったけどほのぼのと暮らしたい   作:その辺のぼっち

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ほぼ会話文です


第8話

刀をクラネスの首に突き立てる

 

 

 

 

「俺の勝ち、ですね」

 

 

 

 

 

「負けた?」

「はい、俺の勝ちです。」

 

 

「俺が?」

「はい」

 

 

「10歳のガキに?」

「そうですね」

 

 

「俺Bランクだよ?」

「そうなんですか?強いんですね?」

 

 

 

 

「疑問形じゃねえか…」

 

 

 

 

 

 

__________________________________

 

 

 

「それで、試験の結果はどうなんですか?」

「そりゃ合格に決まってるだろ!あんな速い動き誰が止められるんだよ…」

「まあ確かにだれにも止められないスピードなはず、という設計ですけど。

で、試験が終わったらどうすればいいんですか?」

「お前剣以外にできることはどれくらいあるんだ?それも見せてもらわ

「痛い痛い、蹴んな!スイ…戦いたかったのか?」

「キュウ!」

「わかったって、明日狩りに行くからその時にしてくれ。」

「キュウ」

 

「お二人さん?話聞いてた?」

「あ、すいません。で、なんでしたっけ?」

「全く聞いてねえのかよ…剣以外に何ができるんだって聞いてんだよ」

「えっと、スイと一緒に戦ったり、魔法使ったりするくらいですかね。」

「その身のこなしで魔法まで使えるのか…………とりあえず魔法はなにができる?」

 

「なに、とは?」

「そりゃ属性に決まってんだろ。ちなみに俺は火属性だ。」

 

属性⁉なんだそれ⁉

 

ふぅ、落ち着け、落ち着け、ということはここでは使える魔法は一人一種類しかできないのか?多分神様がわざと教えなかったんだろう。許すまじ

つまりすべての魔法が使える俺は全属性持ちになるわけだ。そういえばBランク冒険者の魔法がどれくらいなんだ?それが分かれば多少ごまかしようがある

 

「えっと…少し魔法見せてもらっても構わないですか?」

「なんだ?まあいいぞ。少し離れておけ」

 

 

 

 

 

 

「恵みなる炎よ、我が命をもって答えよ!ファイアボール!」

詠唱付きだった―――――‼

 

何それ?何その厨二感?え、マジで?マジで?詠唱とか絶対したくねぇ!超恥ズい!

というかクラネス滅茶苦茶ドヤ顔なんだけど?直径20㎝ぐらいの火だったけど⁉それくらい誰でもできるだろ!

「低級魔法使いなら俺も魔法だけで勝てるんだぜ?」

いや、低級魔法使い弱すぎだろ!

「火属性の専門宮廷魔法使いとかなら無詠唱でもうちょっと強い魔法使ってくるからな?これくらいで驚いてたらキリがないぞ?」

宮廷魔法使いでももうちょっとなのね……弱すぎんだろ!どんな魔法も無詠唱でできるわ!

というか専門ってことは宮廷魔法使いでも一属性しか使えないの?マジで

「国に一人は多属性使える奴もいるしな。」

よかった、まだ多属性持ちはいるのか…

「大陸1つに一人は全属性持ちいるらしいぞ」

えええええ!全属性持ちってそんな珍しいの⁉というかクラネスさんめっちゃ語るな!なに?好きなの?宮廷魔法使いにでもなりたかったの?

「俺も子供の時は宮廷魔法使いにあこがれたもんだよ」

ねえ俺の思考読んでるでしょそうなんでしょ?

「どうした?まだ驚いてんのか?」

驚いてるよ?この世界の魔法のレベルの低さに

「それでお前はどんな魔法が使えるんだ?」

 

 

全属性使えることは言ってもいいのだが、目立つのは嫌だ。あと詠唱は恥ズいからいやだ。

だが無詠唱でさえ宮廷魔法使いレベルだ。隠すのは無理がある。というかぶっちゃけ隠すのも面倒くさい。

 

…勢いで全部言ってしまおう。

そうと決まればもう自棄だ、とことん目立ってやろう。何なら勇者みたいなことやってやんよ!

 

 

「えっと、全部です」

「なにが?」

「属性も、魔法も」

 

 

・・・

 

「えっと、もう一回言って?」

「全属性の全魔法が使えます」

 

 

 

「嘘を付くならもうちょっとばれにくい嘘をついたほうがいいぞ」

「本当ですよ?見せますね?」

多分信じてもらえないし

とりあえず静電気を手から出しながら30㎝ぐらいの火を浮かべて見せる

 

「無詠唱で、並列の魔法使用だと⁉」

そこで驚かれるのか?多属性持ちならできそうな気がするがな?

 

静電気と火を維持したまま水を出し、窒素を変換して剣を空中に作成、浮遊させる

光をの粒を操って真っ黒な球状の空間を作ったり、水素を作って火をつけて爆発させてみたりと色々見せる

 

「どうですか?」

「お、お前…全属性というか…何でもありというか」

声量がちょっとずつ下がってる。本気で驚いているようだ。

 

そうなるともうちょっと驚かせたくなるよな~(ゲス顔)

「ほかにも…」

空間魔法を使ってクラネスの後ろにワープする

 

「こんなのとか」

「⁉」

 

「こんなのとか」

俺の周りだけ無重力にして宙に浮く

「⁉⁉」

「これくらいならできますよ?」

 

クラネスの動きが止まってしまった

 

「あれ?やりすぎた?」

 

__________________________________

 

 

スイと戯れること5分、ようやくクラネスが再起動した

 

「何の魔法使ったんだ?」

「だいぶ落ち着きましたね」

「いや、驚きすぎて逆に冷静になっちゃっただけだ。それで何の魔法で宙に浮いたり瞬間移動したんだ?

試合した時とは明らかに違ったぞ」

「俺の動き見えてたんですね…!」

流石に戦闘経験のない貴族とは違うか…

「さっき使った魔法は空間魔法です。浮いたのは重力魔法」

「まて!その空間魔法ってのはなんなんだ?1つずつ説明してくれないと混乱する」

「そこからなんだ……えっと空間魔法は文字道理、空間を操る魔法です。ワープしたり異空間を作ったり。誰にでもできますよ?」

「そんなえげつない魔法を誰でも使えるんだったら冒険者全員Sランクだよ…」

「全員使えるんだったらそれが平均になるんじゃないですか?」

「それもそうだな。   じゃねえんだよ!

何?あんなこと誰でもできるとでも思ってたの⁉」

「いや別に」

「お前な…………」

「重力魔法も文字道理重力を操る空間魔法の派生です」

「そもそもその重力ってなんだ?」

「そこからなんだ………

えっと…………やって見せますね?今からクラネス産の周りだけ重力を強くします。ちょっと我慢してください」

「は?ってうおおおお⁉⁉なんだこれ⁉立ってられねえぞ⁉」

「その自分の重さが重力という力によって生まれてるんですよ」

「わかったからちょっと弱めてくれない?立ってるのも大変になってきたよ?」

「で、俺がどうやって浮いていたかというとその重さをなくしたんです。なくしますね?」

「うおおお⁉痛っ」

「あ、すいません足の力抜いてください」

「先に言え!」

「切りますね」

「はぁやっと終わった…

いとも簡単に誰もできないことを何でもないように…宮廷魔法使いにもなれるんじゃねえの?」

「結構です。さっさと冒険者登録したいんですが…」

「即答かよ…ああ、ちょっと待っててくれ」

「あ、はい」

 

 

__________________________________

 

 

 

「待たせたな

ちょっと推薦状とってきた」

「そんなのあるんですね」

「ああ。あとはここにお前が名前書けばいい。Aランクになれる」

「ちょっと待ってください、聞いてないんですけど、Aランクになるつもりもないんですけど」

「逆にお前がBランク未満にするのは俺が嫌だ」

「自分の事情なんですか…とにかくAランクになるつもりはないです

なるならCランクぐらいで良いです。というかそれより上の推薦は受け付けません」

「頼むよ…俺のために!お前みたいにでたらめに強い奴はAランク推薦しないと俺の評判もかかわるんだよ…!」

「知りませんよ。本人がAランク推薦受け付けないことを言い訳にしてください。それでもだめなら強硬手段に出ます。具体的にはギルドの資金をちょっとずつ盗みます」

「わかったよ。その辺のコソ泥ならともかくお前ならだれにもばれずに盗むことができそうで怖いからやめてくれ。

で、Cランクは受けてくれるんだよな?」

「はい」

「それじゃ…………

AランクからCランクに書き換えたから名前書いてもいいか?」

「自分で書けますよ。そのペン貸してください」

「ああ、はい」

解析…完了、ついでに紙とインクもコピーしておく

「ありがとうございます。それじゃあこれ持って1階の受付に行けばいいですか?」

「ああ。俺も付いて行くよ。流石に10歳のガキに推薦書いたとなると説明がいるだろ」

「それもそうですね。じゃあ行きますか」

 




町に来てから2話、まだ試験しただけという…
変なネタばっか思いつくからだよ!
あと作者は厨二病ではありません。厨二半です

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