ラブライブ!元総長の新たな人生   作:かいゆー

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みなさん、こんにちは。かいゆーです。

今回の話は、リーダーを決める話し合いからカラオケパートまでに進んでいきます。

そして、最後らへんに!三南先生は一曲歌います!

何の曲を歌うのか楽しみにしてください!

それでは、どうぞ!


11話:センターは誰だ? 前半

<部室の中、三南先生の視点>

 

 私は職員室へ向かっている際に、後ろから高坂君に呼び止められた。「今すぐ部室に来てください」と言ってきて、私は言われるがまま彼女のあとを付いて行った。部室の中に入ってみると、高坂君以外の彼女たちはすでに席に座っている。彼女達は私が来るのを待っていたようだ。

 

「三南先生を連れてきたよ」

 

 高坂君はみんなにそう言うと、矢澤君は彼女に「ご苦労」と礼を述べた。

 

 今から何をするのだろうかと考えていると、目の前に椅子を用意してくれました。矢澤君と向かい合う位置で私はゆっくりと座ると、彼女は両手を口の前で静かに組みながら真剣な眼差しで口を開いた。

 

「それでは、会議を始めるわよ」

 

 私を含めて全員見渡した後、私たちにこのテーマを投げかけてきました。

 

 

()()()()には誰がふさわしいのか…?」

 

 

「大体、私が部長に就いた時点で1度考え直すべきだったのよ」

 

「リーダーね…」

 

 矢澤君の言葉に、西木野君は冷静に同意した。

 

(リーダー…?μ’sのリーダーのことを言っているのかな?でも、なぜ今更それを?)

 

 私は片方の眉を上げて、不思議に思いました。

 

「私は穂乃果ちゃんでいいけど…」

 

 南君はそう弱々しく推薦したら、

 

「ダメよ。今回の取材でハッキリしたでしょ?この子はリーダーにはまるで向いてないの」

 

「それはそうね」

 

 彼女の推薦をキッパリと拒否すると、西木野君はまたも矢澤君に賛同した。

 

「向いていない…ですか?それは誰が言いましたか、矢澤君?」

 

 下りてくるメガネを押し上げて、彼女にそう尋ねると、

 

「希です、先生。彼女は穂乃果の家に訪れた時に、『あなたは、どうしてμ’sのリーダーになったの?』と聞いて…」

 

「穂乃果は、その質問に『分からないよ』と答えたらしいです」

 

 と矢澤君と南君の二人に答えてくれました。

 

 確かに。言われてみれば、高坂君はどうしてリーダーになったのかは気になります。μ’sの創設時にはいなかった私は、彼女がリーダーになった経緯は知らない。けれども、μ’sを立ち上げた発起人であるから、自然的に組織の長になることが世の理ではないだろうか。

 

 私はそう考えるが、矢澤君の目にはそう思っていないようだ。どうやら、何かの考えを抱いているみたいだ。もしや…。

 

「そうとなったら、早く決めた方がいいわね。PVだってあるし」

 

「PV?」

 

 園田君はそう尋ねると、矢澤君は彼女の方に向いて説明する。

 

「リーダーが変われば必然的にセンターだって変わるでしょ?次のPVは新リーダーがセンター!」

 

「でも、誰が?」

 

 小泉君の問いかけに対して、矢澤君は立ち上げて近くにあったホワイトボードをひっくり返す。ボードにはあらかじめ書いてあったかのようにリーダーとはと詳しく書かれている。

 

「リーダーとは!

 第一に、誰よりも熱い情熱を持ってみんなを引っ張っていけること!

 次に、精神的支柱になれるだけの懐の大きさを持っている人間であること!」

 

 彼女は、説得力があるかのように堂々と言い放った。みんなは矢澤君の話を真剣に聞いていて、スクールアイドルとしての経験が長かった彼女こそが言えるものだと感じました。納得させる概念ばかりであり、「うんうん」と深く頷くことはできる。

 

 だが…。

 

「そして何より、メンバーから尊敬される存在であること!この条件を全て備えたメンバーとなると…!」

 

 

 

「海未先輩かにゃ?」

 

「なんでやねーん!」

 

 星空君は園田君の名前を挙げると、矢澤君は関西人たちがよく使うツッコミを入れた。

 

(私の思った通り。あなたは『にこ先輩だけだ!』とみんなから言われるように、先ほどのワンマンみたいな喋り方をしていましたね。だから、事前にリーダーの概念を書いて、あなたの存在はいかに大きいのかを私たちに見せようと策を練っていたでしょう)

 

 と心の中でそう思って、自分の口を手で覆って笑いを堪えた。

 

「私ですか?」

 

「そうだよ、海未ちゃん!向いているかも、リーダー!」

 

 彼女は後輩に推薦されると、高坂君はそれに賛成している。だが、園田君の顔はあまり嬉しそうに思っていない。

 

「それでいいのですか?」

 

「えっ?なんで?」

 

「リーダーの座を奪われようとしているのですよ?」

 

「ふぇ?それが?」

 

「何も感じないのですか?」

 

「だって、μ'sはみんなでやっていくでしょ?」

 

 二人は互いに疑問文を疑問文で返すような感じで話していくと、

 

「高坂君。園田君はあなたに聞きたかったのはね、高坂君のセンターが無くなってしまう恐れがあるよと言いたかったですよ。そのことを心配しないですか?」

 

 園田君が言いたかったことを私は分かりやすく高坂君に説明してあげた。

 

 私の説明を聞いた彼女は納得し、手を打ち少し考え始めた。「センターを失いたくないから、リーダーを続けたい!」と彼女はそう言うと思っていましたが、

 

 

「まいっか〜」

 

 と何事も無かったように答えてしまって、私たちは竹刀で胸を突かれたように驚きました。

 

「「「「「「「ええー?!」」」」」」」

 

「そんなことで良いですか?」

 

 園田君は不安げに聞いてみたら、高坂君はあまり気に留めていなかったです。何を考えているか分かりませんが、多分園田君の方がきちんとしているため、その理由で高坂君は彼女にリーダーの座を譲りあげようとしている。

 

 けども、

 

「……無理です。私はリーダーになるなんて!」

 

 普段、自己主張の強くない園田君はリーダーになる責任感を重く感じて、顔を赤くしながら拒否しました。

 

「じゃあ、ことり先輩?」

 

 小泉君は南君を推薦した。南君も園田君と同様できちんとしているが…。

 

「副リーダーって感じだにゃ」

 

 星空君の意見に彼女たちは頷いた。とは言っても、一年生たちがリーダーになることはおかしい。三人とも入部したばかりだから、長としての負担を与えると頭がパンクしてまい、活動しづらくなりそう。

 

「仕方ないわね〜」

 

 そんな中、矢澤君は自分に注目を浴びようとするが、

 

「やっぱり、穂乃果ちゃんがいいと思うけど…」

 

「仕方ないわね…!」

 

 彼女たちは聞いていなかったからもう一度…

 

「私は海未先輩を説得した方がいいと思うけど」

 

「仕方ないわね…!!」

 

 またもう一度…

 

「と、投票がいいじゃないかな…?」

 

『仕方ないわね!!!』

 

 それでも聞こえないのかとメガホンを拾って叫んだが…!

 

「……で、どうするにゃ?」

 

「どうしよう…」

 

 みんなは…彼女を一切無視して話を続けた。

 

 それを見た私は、矢澤君に首を横に振ってみせると、彼女の両肩はガクッと下ろした。

 

 このままでは、リーダーがなかなか決まりませんね。どうしましょうか…?

 

 

 

 

<カラオケボックスにて>

 

「分かったわよ!じゃあ、歌とダンス決着をつけようじゃない!」

 

「決着?」

 

「みんなで得点を競うつもりかにゃ?」

 

 南君と星空君はそう質問すると、矢澤君はマイクを持ちながら「その通り」と答えた。

 

「一番歌とダンスの上手い者がセンター!どう?それなら文句ないでしょ?」

 

「なるほど。それなら、フェアな戦いになりますね」

 

 私は矢澤君の考えに賛成した。実力で競い合えば、誰が一番上手いなのかをすぐに断定できる。まるで隊士同士の手合わせみたいですね。

 

「でも、私カラオケは・・・」

 

「私も特に歌う気はしないわ」

 

 園田君と西木野君の二人は乗り気でない様子を見せると、それに罵る感じで矢澤君は鼻で笑った。

 

「なら歌わなくて結構!リーダーの権利が消失するだけだから!」

 

 と二人を挑発した後、その場でしゃがんだ。何をしているのだろう?

 

 彼女の声を聞こえるように耳を澄ましてみると、

 

「くっくっくっ。こんな事もあろうかと高得点の出やすい曲のピックアップは既に完了している。これでリーダーは確実に!」

 

 どうやら良からぬ企みをしているようだ。それに対して、私は

 

「やざわくん〜」

 

 相手の背筋を凍らせるような口調で話しかけてみると、

 

「は、はい?!」

 

 私の声に彼女は身を固めしまった。

 

「なにをしているのですかね〜?まさかとはおもいますが、いんぼうをはかろうとしていないでしょうね〜?」

 

「し、していません!」

 

「ほんとうでしょうか〜?それなら、そのノートをあずかってもよろしいですね?もし…()()もなければ〜?」

 

 とそう言ったら、彼女は私に向いて恐る恐るノートを差し出した。

 

 それを受け取った後、歌合戦を開始させた。

 

 

 〜〜〜〜〜〜

 

 

 園田君は歌い終わった後、みんな一通り歌い終わりました。みなさんの得点は90点以上の記録を出しました。これは日頃の発声練習のおかげで、高得点を叩き出すことが出来たのです。みなさん、よく頑張りました。

 

「こ、こいつら…化け物か」

 

 苦々しさと驚きを合わせたような表情をした矢澤君は、弱々しく呟いた。残念でしたね、矢澤君。

 

「三南先生?」

 

「どうしたんですか?」

 

「三南先生は歌わないですか?」

 

 高坂君に尋ねられた私は遠慮しようとしたが、

 

「私は聴きたいです!三南先生の歌声!」

 

「私も!」

 

「私もです!」

 

「凛もにゃ!」

 

「わ、私も…!」

 

「私も…興味あります」

 

 と彼女たち(矢澤君を除いて)に期待された私は、一曲だけ歌うことにした。

 

「…いいですよ。でも、一曲だけですから」

 

「はい!お願いします!」

 

 私は曲を選んだ後、高坂君にマイクを差し出してくれた。

 

 スクリーンの前に立つと、みんなは私の方に注目し始めました。こんな風に注目されると、少しだけ恥ずかしくなった。

 

 選んだ曲の音楽が始まると、私は深呼吸して歌い始めた。

 

「舞い落ちる花びら 頬を伝う雫 あの日2人で見上げてた 景色に今ただ1人〜」

 

 〜〜〜〜

 

「ずっと守りたいと願った たとえ傷ついても 誰よりも近くで 見つめていた〜」

 

 〜〜〜〜

 

 そして、曲はそろそろ終わりにさしかかる。

 

「ーーあなた想ってる〜」

 

 曲が終わった同時に目を開けると…

 

 

 パチパチパチ!

 

 

 彼女たちは涙を出しながら、盛大な拍手をしてくれた。

 

「ブラボー!ブラボー!」

 

「素晴らしい歌声でした!ぐすッ」

 

「先生の歌声…心に響きました!」

 

 と私を褒めてくれてると、頰が少し熱くなったのを感じて照れくさかった。

 

「あ、ありがとうね」

 

「あ!見て見て!先生の得点!」

 

 南君の言葉を聞いた彼女たちは画面の方に見ると、得点は…。

 

 

 ”93点!”

 

 

「すごいにゃ!先生も90点以上取ったにゃ!」

 

「す、すごいな…」

 

 私は彼女たちと同じく90点以上を出した。そこまで、自分は歌の才能を持っていたことを少々驚いている。

 

「これはこれは…驚きましたね。私は歌の才能を持っているなんて」

 

 自分にそう褒めたたえると

 

「先生にも点数が抜かれたかよ…」

 

 矢澤君は私の得点を見て、絶句した。またも、ごめんなさいね。




いかがでしょうか?

やはり、あの名曲を歌いましたね。曲名を分かった人は感想欄にお願いします!

次回は、ダンスパートとチラシ配りパートをしてから、「センターは誰だ?」を終わらせていただきます。

それでは、次回! またな!


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