こんなに早く投稿できた訳は、私は夏休みを過ごしているので、早く話を書けるからです。9月の終わり頃に終わるので、なるべく早く書けるようにしていきたいです!
それでは、どうぞ!
「「「「「「先生!お疲れ様です!」」」」」」
「……っ!」
なんと、彼女たちは横一列に並んで、自分にお辞儀している。待ち伏せされているようで、敵に不意打ちされているような感じをする。普通は、先生が遅く来るのを文句を言って、帰る際にあいさつをしないで無視するはず…。そのことを知っているのは、私は何度も経験したからだ。そう、
「先生!私たちは先ほどずっとダンスの練習をしていました!」
先ほど?てことは、下校する時間までに練習をしていたの?なぜ……?
「先生に私たちの踊りを見せたくて、ずっと待っていました」
茶髪の女の子にそう言われた私は、目を大きく見開いた。またも不意打された。
「……ま、待っていたの…?私は約束の時間に来れなかったよ。約束を破った人に……そう簡単に許せるものではないだろう?」
自分が犯してきた間違いを彼女にそう不安げに伝えたら、茶髪の女の子は横に振った。
「ううん。先生は何にも悪くありません。それに、謝る側は私の方です。今日の放課後に、先生の会議があるのを知りませんでした。それを知ったら、次回来るときに約束を作れば良かったです。先生のこ都合を考えずに、勝手に約束を作ったのを本当にすみませんでした」
「……っ」
彼女は自分が悪かったことを深く前に頭を下げた。この子は、他の生徒とは異なっている。私はこの世に転成した後、大人に対して罵倒や侮辱をする生徒を何度も見かけた。昔と違って、今の子供達は傲慢になってわがままな振る舞いをする行動が多くなっている。実際に、そういった生徒たちに会って、その人たちから「責任を取れ!」と何度も押しかけられたことがある。
そんな世の中になってしまった平和な日本は、もうどこにもいないだろうか?
『純粋で素直な子供たち』。
いや、違う。
「顔を上げて」
彼女が顔を上げる隙にーー。
「…///!」
とんとん。私は彼女の頭を愛しい子供のように優しく撫でた。突然の出来事で、彼女は困惑している。あまりにも唐突なことで、発する言葉を無くしている
あわあわと震えている唇にとても可愛く、私の頰が緩み小さく微笑んだ。
「自分のことをそんなに責めなくてもいいですよ。次回から、私はちゃんと伝えますから」
この子がいるなら、他の子たちもそうに違いない。ここにいる女の子たちは、全員『純粋で素直な子供たち』。そう思う。
「待ってくれてありがとう」
少しだけ……彼女たちを信じてみようかな。
「どういたしまして、先生」
私の微笑むに応えて、うんと頷いてくれた。この子はいい子ですね。忠犬みたい。
頭を撫でた後、彼女は他の子たちと一緒に後ろに下がった。それぞれの場所に行って、V字に並んでいる。何をするのだろう?
「先生!私たちのダンスを見てください!」
なるほど。彼女たちは決められた立ち位置に立ち、踊りを披露するのだな。これは、京都にある京踊りみたいなものかな?現代の日本は、色々と昔の日本の規則を受け継いでいるんだね。
「それでは!」
「「「「「「ミュージック!スタート!」」」」」」
<『START:DASH!!』の曲が流れる>
〜〜〜〜♪♪♪〜〜〜〜
<『START:DASH!!』の曲が流れ終わった>
彼女たちの踊りが踊り終わった後、私は優しく拍手した。
「素晴らしい!私は感動しました!』
彼女たちは、プロの踊り手みたいに曲の音階と見事に合わせて表現できていた。
(この曲は、自分の中に秘められている強い意志が語っている。自分に自信を持っていない時に、いつまでもくよくよしてはいけない。閉じ込められた殻を打ち破らないと、成長できない。でも、今までの安定を大事にしたい。相反する二つの心情に悩む。でもね、窓の外にいる小鳥を見てごらん。小鳥たちは、大空に羽ばたけるように何度も何度も努力しているよ。彼らもあなたと同じく成長をして、自信を持ちたいのよ。そして、ついにやっと大空へ飛びことができたよ。小さな動物たちが成長できるなら、人間のあなただって成長できる。だから、『START:DASH!!』を勢いよく切るんだよ)
私はそんなふうに心の中で思った。彼女たちは空に羽ばたいている”小鳥”を演じて、他人に強い励ましを与えている。私も彼女たちから励ましをもらった。
「本当ですか?!」
「ええ。あなたたちの踊りは、他人に元気を与える踊りでしたよ。それに曲は、強いメッセージが込められています。まるで、相手に自信を持たせるエールみたいなものです。力強くて、そして優しく。その二つの相性が良くて、あなたたちの踊りはきちんと表現されています」
私の言葉に、彼女たちは驚く。特に、凛とした大和撫子の女の子と少しだけ冷たそうなツリ目の女の子。
「す、すごい!私の歌詞を分析して、観客にどのような影響を与えるのかそこまで把握している!」
「ま、まさか!私の曲の特徴を捉えるなんて……!(この先生、只者ではないわ)」
「ふふっ。私は、昔から観察することが好きで、ついつい分析してしまいます。まあ、理科の実験みたいに過程を分析しながら結論を出すことが大事ですよ」
くすっと小さく笑った私は、彼女たちの反応がとても面白く感じた。藤堂君みたいな無邪気な反応をして、本当に純粋な子たち。
「先生」
茶髪の子に呼ばれると、彼女の方に視線を移した。
「何ですか?」
「私たちのこれからの活動を……ぜひ、見守ってくださいね!」
「うん、見守るよ。約束する」
そう誓った私は、彼女たち(特に茶髪の女の子)の笑顔を守ってみせる!元新撰組の総長として、刀を抜いてもらいます!いざ、参ります!
いかがでしょうか?
うまく、三南先生の人物描写を書けたのか、少しだけ心配です。でも、みなさんが私の話を温かい目で読んでくれて、本当に嬉しいです!
次回は、アニメの5話から始まるので、ぜひお楽しみにしてください!
それでは、次回! またな!