ソードアート・オンライン~君と出会ったこの世界~   作:作家志望の一般市民

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もう、前書きとか書くのが面倒なので、
次回からは割愛させてもらいます…。
本当にすみません!


鳴き声の主

 

それから俺達は経験値でも増やそうと

フィールドに出ていた。

 

そして、俺はフィールドに出てから

視覚的な異変についてコメントしてみる。

 

「なぁミサキ。フィールドに出てから

気になってたんだが………なんで重装備?」

 

「だって、モンスターと本当に戦うんだよ?

怖いじゃん!だからに決まってるじゃん!」

 

「そ、そうゆうことか……。」

 

「……それとも何?私が頭の先から足の先まで

鎧に包んでちゃいけないワケ?」

 

「い、いや……別にいいけどさ。

色々とデメリットも………。」

 

そこでミサキに睨まれ、俺は反対することを諦めて、

明後日の方向を見ながら憂鬱な気分を体現してみた。

 

(……はぁ。まったく、近頃の妹は会話の主導権を持っていくんだから……。俺のプライドなんかズタズタだな………。)

 

ーーそんな沈黙を挟みながら十数分歩くとーー

 

その奇行と危険はいきなり交錯した。

 

「ねぇ、タイガ。ここのフィールド暑くない?

すごく蒸し暑いんだけど……。」

 

俺は疑問に思った。ここの第一層のフィールド構成は

平原や高原などの、広大なマップばかりに見える。

 

それなのに、なぜミサキは『暑い』などと言ったのだろうか。

 

まぁ、ミサキの装備を見れば至極当然なのだが、

ここはあえて、質問で返してやろう。

 

「なんだよいきなり…。俺はむしろ寒く感じるぞ?

お前……寒いのに暑いって言って。笑い取ろうとしてるの?」

 

「そんなしょーもないこと!普通、タイガ以外の人はしないよ!」

 

「んなっ?!」

 

思わず、変な声が出てしまったが。

まぁ、見逃そう。………そして、ミサキの奇行はこれからだ。

 

「~~~~~!!!」

 

ミサキは言葉になってない悶え声を上げながら、

自分の右手を縦に振って、すぐさまメニューウィンドウを開くと装備フィギュア手を走らせ……

 

『……しゅわん……』

 

そんな効果音に伴って、ミサキの全身が光に包まれる。

そして、光は瞬時にバラバラに散り。

 

そこには、白いワンピースに身を包んだ

清楚っぽいカンジの可愛らしい妹が現れた。

そこには全身を覆っていた鎧も身の丈よりも

大きな大剣の姿もない。

 

「……か、可愛いぃ………」

 

俺がそんな感嘆の呟きを漏らしたその時だった。

 

『ぷぎぃぃぃい~~~!!!』

 

そんな鳴き声を発しながら、ソレは現れた…。

俺が妹の可愛さに見とれている隙に

後ろからポップしたのだろう。

 

俺は鳴き声の主を視認するため、振り向き様に

腰に装備している片手直剣に手をかける。

 

だが、俺の反応速度に問題があったのか……。

鳴き声の主に突進されてしまい、

俺の体はノーバウンドで2,3メートル程

吹き飛ばされてしまった……。

 

しかし、吹き飛ばされたことが幸いしてか、

俺は鳴き声の主との距離を取りつつ

正体の確認をすることができた。

 

「…ふ、フレイジーボア?」

 

「青いイノシシみたいだね」

 

俺の囮(おとり)のおかげもあってか、

ミサキの方はダメージを受けることなく

モンスターとの距離を取っていた。

 

「……そういや、ミサキ。お前……今、丸腰じゃん」

 

「え……えぇぇえ~~~~!!!」

 

(全身鎧を装備してた意味がまるで無かったな)

 

などと笑いを堪えながらも俺は、

今度こそ腰に装備している片手直剣を抜き放つ。

それを、待っていましたとでも言いたげに

フレイジーボアがもう一度俺に向かって

突進を繰り出してきた

 

「俺がタゲを取っておく!その間に、お前は装備を!」

 

「……了解」

 

俺はフレイジーボアからの突進を片手直剣の腹で

受け止めて、早口でミサキに指示を出す。

 

そして、もう一度フレイジーボアの突進を受け止めた時、

ミサキからの『準備完了』のジェスチャーを確認して、

俺は三度目のフレイジーボアからの突進を

渾身の力を込めて跳ね返した。

 

俺もフレイジーボアも数秒のノックバックに捕らわれ、

無防備な状態になる。

 

「せぇぁぁぁあ!!!」

 

掛け声で勢いを付けながら、大振りに振った大剣で

フレイジーボアを投げ飛ばさん限りの威力を

ぶつけながらミサキはカウンターを仕掛けた。

 

命中部位が弱点だったのか、

はてまた、クリティカルになったのか、

何故かフレイジーボアはその一撃を喰らった瞬間。

青い光を帯ながら、ポリゴンの粒子となって消えた。

 

「や、やった……のか?」

 

「た、たぶん……そう……みたい」

 

お互いの目の前に現れたリザルドウィンドウに

獲得経験値数と獲得金額数が表示された。

 

「…あ、案外楽勝だったな」

 

「そ、そうだね。……うん、そう」

 

初のモンスターとの戦闘の楽勝さと

いきなりの展開の早さにあっけにとられて、

何故か気まずくなっていった……。

 




更新が遅くなってしまって、
本当に申し訳ありませんでした!
これからはなるべく早くできるように
努めようと思います!
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