ソードアート・オンライン~君と出会ったこの世界~ 作:作家志望の一般市民
それから俺とミサキはメールで合流場所を決めて、
すぐに合流した。
「ハルカちゃん……かぁ//」
先程出逢った勝者の名前をリピートして頬を紅に染める俺。
「秘伝のスキルかぁ……♪」
目先のクエスト報酬に舞踊ってうかれているミサキ。
そこで両者のの考えは交錯した…。
「なぁ、ミサキ。これからパーティーもう一人増えてもいいかなぁ…?」
「ねぇ、タイガ。可愛い妹のためにクエスト手伝ってくれなぃ…?」
ほぼ同時だった。それゆえに、己の考えを無視されたと思い込み反発する両者。
「なんだよ!俺はパシリじゃねーぞ!」
「そっちこそ!女だったら怒るよー!」
「「~~~~~~~~!!!」」
そんな時だった。彼女達が現れたのは…。
「あ!タイガだぁ~!」
「え?」
そう、タイガが人知れず一目惚れした小柄なショートヘアの少女『ハルカ』だ。
だが、彼女達……つまり来たのはハルカだけではない。
「初めまして!ハルカの彼氏のハルトです!」
「………ヘッ?!か、彼氏?!?!?!」
ハルトと名乗った好青年な彼は、なんとハルカの彼氏だという。
そして、俺の淡くて切ない一目惚れの恋は1日と経たずに儚く消えた。
(ま、まぁな…。あんなに可愛いんだから…。彼氏くらい居るよなぁ………。泣)
「あの…。あなたがタイガさんですね?ハルカから聞いたんですけど、次の街に行くので便乗させてもらって良いとか…?」
「あ、あぁ……。いーよ。別にいーよ。泣」
情緒不安定というか自暴自棄というか、
もう、どうにでもなってしまえと思い。
軽く返事をする……。
それと、さっきから(ハルトが登場してから)ミサキが妙にニヤニヤしている…。
なんと意地の悪い………。
「では、ハルカ共々…お世話になりまーす!」
「あ、あぁ……。あ!そうだ!ハルトは今レベルいくつだ?」
「あ、レベルは……10ですよ~!」
(ま、負けた~!もうヤダ~!)
「あ。ついでに言うと、俺は元βテスターです…。」
『?!?!?!』
驚いた…。元βテスターなんて初めて会った…。
ちなみに、元βテスターとは。このSAOが正式サービスを開始する少し前にβ版として抽選で1000人に試行したものに抽選で当選し、β版をプレイしたテスターのことだ。(ちなみに、倍率は1000000人中の1000人だから。すさまじい幸運でないと当選できなかったらしい。)
まぁ、そんなこんなで話を聞いていると。
元βテスターのハルトはレベリングのコツも、
効率的なクエストや狩り場を数多く知っており、
その知識と経験で早々にレベルを上げていったらしい。
元βテスターの多くはSAO開始初日で次の街に移動したり、
さっさとレベルを上げて初心者を放置して自分達だけ先へ先へと進んでいったらしい。
だが、ハルトは彼女と一緒にSAOに来たので。
妹だけ置いていくようなことはできないから、
今まで二人でレベリングや装備を整えていたらしい。
そして、これから次の街へ行き。
攻略組に追い付いて、このゲームのクリアに貢献していきたい。
という方針なのだそうだ。
「別にいいんじゃないか?俺達もそのつもりだっし……な?」
「え?ちょっと、私が見つけたクエストやってから~!」
「まだ言ってるのか…お前は。」
「だってさ~!報酬に秘伝のスキルだよ?良くない?!」
「え?!スキル?!ミサキさん!今スキルって言いました?!」
「え…。言ったけど…?」
「βの時にとある噂があったんです。はじまりの街のとあるクエストでは選択可能なエクストラスキル取得クエストがある…って。」
「なにそれ!ハルカも気になる!」
「ほらねー!私の言ったとおりでしょー?」
「グヌヌヌ………。」
なぜか、俺の意見ばかり否定されているような気がして。
とてもむしゃくしゃしてきた……が。
ここは敢えて、妹の我が儘を聞くのも兄貴の務め…。と自分をなんとか納得させ、了解のサインを出す。
「りょーかぃ…。もう、仕方ないなー…。」
「やったー!これでスキルゲットできるー!」
「これでβ時代の噂が解明できますね!」
「ハルカもなんだかワクワクしてきたよ!」
こうして、俺達は満場一致?で、
秘伝のスキルを取得できるクエスト
進めることにしたのだった…。
ーーーこの先何が待ち受けているとも知らずにーーー
なんだか、物語が動き出した気がしますねー!
それと、タイガ君の一目惚れ……儚かったですねぇ~w
さてさて、そんなこんなで!
次回もお楽しみに~!