IS世界への転生したけどやりたいようにやらせてもらう。 作:くにおか
ということで今回から1部IS学園1年生編 season1 嵐の前の静けさ です。どうぞ!
第9話 IS学園入学そして一夏恋人との再会
Side 翔真
い、痛い・・・覚悟はしていたが、こんなにも女子からの視線が痛いとは思いもしなかった。
ISを一夏と一緒に動かしてしまってから約半年ついにIS学園へ入学であるが、何分世界でたった二人のIS操縦者である。しかも翔真は白騎士と緑の光事件の時の緑の光を放つ機体の操縦者であったが公表はしていないため皆は知らないので動物園でパンダを見るような視線を女子から向けられていた。
「一夏・・・大丈夫か?俺はダイジョウブじゃない。」片言になりつつそんなことを小声で言う。
「お、俺もこれは無理だって!こんな注目されるなんて思ってもみなかったし。」一夏も無理なようなそんなことを言う。
「みなさんおはようございます!私はここクラスの副担任の山田 真耶です。よろしくお願いしますね、みなさん!」と、先生が自己紹介とあいさつをするが反応はなし。
「え、えっと・・・そ、それでは出席番号順で自己紹介をしてください。」少し慌てる山田先生。
えっと自己紹介どうすればいいんだ!俺ダイジョウブじゃないんすけど!
「い・・・くん、いのぐちくん、井ノ口君!」「は、はい!」
「あ、気づいてくれましたか。あから始まって今いのところなんです。次は井ノ口君ですので、自己紹介お願いします。」山田先生が自己紹介を促す。
「え、えっと、井ノ口 翔真と言います。えっと・・・」女子から他にないのかという視線を向けられるが・・・「い、以上です!」「ガタッ」みんながずっこける。
仕方ないだろ。これしか言えないんだし。そう思っていると、ゴンッと頭を殴られた。
「おい、井ノ口お前自己紹介もろくにできないのか!」千冬さんが目の前に立っていた。
「お、お前は!呂布奉先!」「いやそこは関羽だろ」隣の一夏が突っ込む。ゴンッゴンッ!
「誰が三国の英雄と飛将軍だバカ者どもが!」「「ち、千冬さん(姉)!」」ゴンッゴンッ
「ここでは織斑先生だ馬鹿者ども。」「「は、はい織斑先生」」一夏ともども盛大に出席簿で殴られる。
「あ、織斑先生、会議は終わったんですか?」「ええ、先ほど終わりました。会議とはいえSHRに遅れてしまって申し訳ありません。」「いえいえこれが副担任の仕事なので別に気にしていませんよ。」そんな会話が交わされた次の瞬間・・・
「「きゃあああああああああああああああああああああああああ‼」」一様に女子が叫びだす。
「千冬様、本物よ!」「私、お姉様に憧れて北九州から来ました!」「ご指導いただけるなんて幸せです!」「お姉様のためなら死ねます!」と騒ぎ出すが、千冬さんの反応は冷ややかだった。
「………今に始まったことではないが、よくもまあ、これだけ馬鹿者を集められるものだ。それとも、私のクラスに集中させているのか?新しい嫌がらせか?」
千冬さんとっても嫌そうに言っていることが俺と一夏には分かったが女子の反応は、
「きゃああああああああ!もっと叱って!罵って!」「でもたまに優しくして!」「つけあがらないように躾をして~!」と、そんな反応だった。ちなみに千冬さんの素を知っている俺たちからすればこの反応にはうんざりしていた。
「で?井ノ口、お前は満足に自己紹介もできないのか?」「い、いやそれはですね織斑先生・・・こんな視線向けられるの初めてでして・・・」「まぁいい、織斑!自己紹介をしてみろ。」「は、はい!」一夏が立つ。
「えっと、織斑一夏です。趣味は料理と身体を動かすことです。えっととりあえず剣道をやっていました。」「井ノ口とは違いしっかりできるようだな。」「これくらいできるって千冬姉って痛い‼」「織斑先生だ!馬鹿者!」今度は一夏だけが叩かれる。
「お、織斑って・・・まさか」「千冬様の弟?」「それじゃあISを使えるのも?」「でも、それだともう1人の方は……………?」そんなことがささやかれる。
「ああ、井ノ口はあのタッグ部門で有名な井ノ口姉妹の弟だ」それ言わないでくださいよ千冬さん。ってか睨まないで・・・失礼なこと考えてませんから!
「そうか・・・そうならいい」ちょっと心読まないでくださいよ織斑先生!
「井ノ口姉妹の弟ってのも言われるとなっとくね・・・」女子が全員同意の意味で頷く。
その直後授業開始のチャイムが鳴り一時限目が開始する。
「というわけで今世界には456個のISコアしかありません。ここまでで何かわからないところがある方はいませんか?」そう言い俺たちのほうを見る。
「織斑君と井ノ口君は分からないところはありませんか?」問いかけられる俺たち。
「「いえ大丈夫です。」」口をそろえて大丈夫だと伝える。
「よかった~わからなかったらどうしようかと思いましたよ。」山田先生は安どの表情を浮かべる。
「いえ、参考書よりわかりやすいので助かってます。」俺がそう言うと、「は、ほんとですか!ありがとうございます!」山田先生は喜んでくれたようだ。もちろん一夏には、参考書を捨てるなんて馬鹿なことはさせてない。だから一夏も授業にはついていけてる。と、ここでチャイムか、休み時間だな。
「あ、チャイムが鳴ったので今日はここまでです。」「「ありがとうございました」」
挨拶をして休み時間に移る。そこで教室でつい先ほど見つけた箒に目線を向けるとこっちへ来て、「一夏、翔真、久しぶりだな、こうやって同じ学校に通うのは。」声をかけてきた。「お、箒!こうしてハロなしで会うのは6年ぶりだな」
「箒、また会えるとは嬉しいよ、また俺たち3人で仲良くできるのはいいことだな。」
「そうだな・・・っとここは皆の視線が集まるから屋上に行かなか?」「「いいぜ」」箒の提案に俺たちは乗り屋上へと行く。
Side 箒
実に6年ぶりの顔合わせだ。ハロを通して毎日話してはいたがやはり会いたかった、あって話がしたかったのだ。小学4年生の一夏達との最後の夜は忘れることなどない。こうして一夏は約束を果たしてくれた。
「箒、その・・・約束を果たすから・・・今年からは、また同じ学校になるから・・・俺と付き合ってくれ。」一夏は翔真の目の前であるのにそんなことを言ってくれた。
「ああ!私でよければ、一夏お前と恋人同士になろう。」そう言って抱きしめ合った。
Side 一夏
俺はとてもうれしかった。箒とまた一緒になれるなんて思っていなかったからだ。そして俺は今日あの時の約束を果たした。こんなにも温かい気持ちになるとは思っていなかった。これが愛してるってことだと思う。俺は箒を精一杯幸せにしよう。
そう決意し精一杯箒を抱きしめるのであった。
Side 翔真
一夏と箒、俺がいること忘れてないか?
「お~いお二人さん!アツアツなのはいいが俺のこと忘れないでくれ~!」
「「ハッ!」」お、やっと気が付いた。それにしても二人がくっついてよかったよかった。
「しょ、翔真!そ、その悪かったな・・・二人の世界に入ってしまって。」
「いや、いいよ6年ぶりに想いを伝えたんだ。こうもなるさ。まぁ時間と場所をわきまえればいいさ、俺の前だったら別に気にしないからいいよ。」これは俺の本心である。
「で、でも翔真、いいのか?」「いいんだよ、気にしなくて俺もすぐに会いたい奴はいるんだ、会えた時にはそうさせてもらうから。」「そうか、そうならいいんだ。」
まったく暇なやつだぜ・・・俺の心配をするとは。
Side ???
「これで翔真とまた会えるわね」
「待ってなさい!今そっちに行くわ翔真!あなたは私のものなんだから!」
IS学園に向かう一人の影・・・誰なんだろーなー(小並感)
というわけで今回はここまで!一夏と箒の再会でした!
次回はセッシーとの絡みですかね、どうしようセッシーヒロインにしようかなどうしよう。作者の順位的には2位ですはい・・・ちなみに3位はシャルでもちろん1位は鈴ですよ。
それではまた次回!感想とか待ってます!(@^^)/~~~