IS世界への転生したけどやりたいようにやらせてもらう。 作:くにおか
というわけでどうぞ。
Side 一夏
「というわけで、1年1組クラス代表は織斑一夏君に決定です!」
山田先生が高らかに宣言する。
「ちょ!俺はオルコットと翔真に負けたんですよ!」
「敗者は黙って言うことに従え馬鹿者」
り、理不尽だー!
Side 翔真
クラス代表が一夏に決まり一安心だ。え?俺と一夏の試合はって?そんなの俺の圧勝じゃないですかヤダー。
「翔真なんで辞退したんだよ・・・」
しょんぼりしながらこちらに来る一夏。
「え?決まってるだろ、めんどくさいからだ」
「頼むよ、補佐でイイから付き合ってくれないか?この通り!」
「は~、お前さんそんな感じで頼まれたら俺が断れないの知っててやってるだろ。」
「でも補佐してほしいのは真面目だぞ」
「わかったわかった。やるよけどお前がしっかりやんなきゃ俺も補佐しないからな!」
「分かってるって」
俺と一夏は何かと一緒にやることが多い。学級委員長だとか学校の委員会だとか、そういうのは大体一夏が長を務めて俺が副をやっていた。
そんなこんなでお昼の時間がやってくる。
「翔真ー!お弁当持ってきたわよー!」
「わかったー!今行くー!」
「一夏、お弁当にするぞ」
「ああ、それじゃ屋上にしようか」
「そうだな、屋上に行こう。鈴、屋上に行くぞ」
「わかったわ!一緒に行きましょう!」
「おう!」
俺と鈴は腕を組み屋上へ上がっていく。
「はい!今日は青椒肉絲と回鍋肉それに白米よ!飲み物に香茶を持ってきたわ!」
「んじゃいただきまーす!」
ガツガツ!むしゃむしゃ!そんな音が聞こえそうな勢いで食べる翔真
「そんなに急がなくても料理は逃げないわよ。はい、お茶」
「あうぃがと(ありがと)」
お茶を飲みまた食べる翔真
「すごい勢いで食べるんだな翔真」
「らってふふふぁないんらもの(だってうまいんだもの)」
「何言ってるか分かんねぇぞ翔真」
「ほら、口の周りがタレだらけじゃない。よいしょっと、取れたわよ翔真」
「ふふぃふぃふぃい」
「はいはい」
「鈴、今ので分かったのか?」
「え?わからないの?」
「え?」
「え?」
鈴からお茶を受け取る翔真であった。
「それより一夏、私たちも食べるぞ」
「お、おうそうだな箒」
「ほら、お前の分だ。」
「ありがとな箒」
「こ、これぐらい恋人としては当然だ!」
一夏たちも自分たちの世界に入ってしまう。
これから屋上に行くときはブラックコーヒーが必須と言われるようになるとは両カップルとも思ってはいなかった。
「鈴・・・」
翔真はお弁当を食べ終わり鈴に甘えだす。
「ほら、おいで翔真。」ポンポン
膝を叩く鈴
「ん・・・」コテッ
鈴の膝に頭を預けお昼寝を始める翔真であった。
「ふふふ・・・かわいいかわいい私の翔真♪」ナデナデ
鈴が翔真の頭をなでる。
「り・・・ん・・・」スヤスヤ
鈴の頭ナデナデで安心したのか深い眠りに入っていく翔真であった。
Side 鈴
「ふふふ・・・かわいいかわいい私の翔真♪」ナデナデ
ほんと、私の翔真はかわいいんだから・・・。恋人同士に慣れてほんとよかったわ。
「そこで見てるんでしょ?出てきたら?」
「いつから気づいていらしたんですの?」
「さっきよ。」
セシリアが物陰から出てくる。
「一夏達が居なくてよかったわね」
「いないから声をかけたのでしょう?」
「どう解釈するかはあんたの勝手よ」
「そうですか」
おそらく翔真に惚れてるわね。
「あんた、翔真に惚れてるでしょ。」
「な、なぜわかりますの!?」
「あんたの目を見ればわかるわよ」
「ええそうです。私,セシリア・オルコットは井ノ口翔真さんをお慕いしています。」
「で?あんたはそのことを私に伝えてどうする気?」
「あ、あなたよりわたくしのほうが翔真さんにふさわしい女性であると言いますわ!」
「そう・・・そんなことね。」
「そんなこととは・・・!」
鈴はセシリアに告げる
「あたしはね、ふさわしいとかどうとかじゃなくて、翔真を全力で支えるために一緒にいるの。翔真にはねとても大きな夢があるのよ。でもね、その大きな夢は絶対に邪魔される。翔真は覚悟のうえでその夢をかなえようとしてるけどね。だけど・・・」
「だけど?」
セシリアに真実を告げる。
「だけど翔真一人では壊れてしまうわ。だって翔真はISがこんなことに利用されているのが許せていないんだから」
「どういうことですの?」
「そうね、あんたは『白騎士と緑の光事件』の詳細って知ってる?」
「ええ、確か謎の白いISと緑の光で翼を形成していた全身装甲のISが日本に撃たれたすべてのミサイルを撃墜した謎の事件でしたわね」
「そうよ、表ではね」
「表では?もしかして!」
セシリアにはある予想がついた。白騎士のほうは体を見る限り女性であるが、もう一機のほうは操縦者の性別は不明なのだ。
「そうよ、あの緑の光を出していたISは、翔真の機体よ。」
「そんな!それではもしかして許せていないことって」
「そう、ISが競技用と言われてはいるけど、兵器に転用されているということよ」
「で、でも翔真さんは私と戦いましたわ。」
「それはね、セシリア。翔真はね戦うことが目的じゃなくて対話することが目的として戦ってるからよ」
「では翔真さんの夢とはもしかして!」
「ISを使ってみんなで宇宙に行くことよ。」
「そうでしたか・・・それでそれを話したあなたの真意はなんですの?大方予想はつきますけど」
「それじゃ、言ってあげる。一緒に恋人として翔真を支えましょうセシリア・オルコット」
「わかりましたわ。これからは翔真さんの恋人として井ノ口翔真を支えることを誓いますわ」
「ありがと、セシリア。」
「いえ、同じ男性に惹かれ合った者同士ですし、これからは仲良くいたしましょう。」
「そうね。じゃあ私のことは鈴でいいわ」
「わかりましたわ鈴さん。では私はここで退散させていただきますわ」
セシリアは立ち上がり屋上を去ろうとする。
「せっかく恋人になったんだから、もう少し翔真の寝顔を堪能すればいいのに」
「いえ、ここは鈴さんに譲りますわ。」
「そう、ならまた後でね」
「ええ、また後日」
そう言ってセシリアは去っていった。
「翔真・・・あなたの夢は立派なものよ。絶対かなえて見せなさい。絶対に私たちがそばにいてあげるからね」
そう言い鈴は翔真にキスをした。
Side 翔真
昼休み終了10分前に鈴に起こされ現在は教室前
「ちょっと、翔真早くしないと千冬さんが来ちゃうわよ。」
「もうちょっとだけこのままでいさせて・・・」
俺は鈴を抱きしめ鈴成分補給を行っていた。
「2時間後また会えるじゃない!」
「2時間も離れるんだ!もう少しこうしていたい」
「ほら、あと3分で午後の授業よ」
「もうちょっと」
結局鈴を放したのは授業開始1分半前でなんとか千冬さんが来る前に戻れた。
そして午後の授業を終え、俺たちは特訓に行く。ちなみにメンバーにセシリアが増えた。
「それじゃあ来週のクラス対抗戦に備えて練習をしよー」
「「「おー!」」」
というわけでいつもの特訓が始まる。
やっぱりみんなで過ごす日常は最高だね!
(この日常が壊れませんように)
そう願う翔真であった。
というわけで祝セッシーヒロイン入り決定!
次回はクラス対抗戦になると思います。そして主人公が一時ヤンデレと化します。ご了承ください。
そうそう、忘れないうちに前回のお話のオリキャラ設定書いときますね。
【名前】 ギニアス・サハリン
【設定】 セシリアの父の親友で、セシリアの父亡きあと何かとセシリアを支援してきた人物で妹にアイナ・サハリンがいたが現在はイギリスで妻と娘と息子の4人で暮らしている。
性格は08小隊の性格ではなく、とてもやさしく温厚な人である。
こんな感じかな。あとお話にはもう少し後で絡んでくると思います。
それではまた次回(@^^)/~~~