IS世界への転生したけどやりたいようにやらせてもらう。   作:くにおか

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 今回はようやくラウラウとシャルの転入回です。season1終了まであともう少し!
それじゃあ張り切って行こう!どうぞ


第16話 転校生が来るたびに大騒ぎ

Side 翔真

 クラス対抗戦から1週間たったある日転校生が二人来たことを山田先生が伝えた。

「今日は、転校生を二人紹介したいと思います!どうぞ、入ってきてください!」

 入ってきた二人は、金髪の女の子みたいな男の子と銀髪の女の子であった。

「えっと、シャルル・デュノアです。こちらに僕と同じ境遇の方がいるということでフランスから転入を・・・」

「ま、まずい!一夏!耳塞げ!」

急いで一夏と一緒に耳をふさぐ。

「「キャアあああああああああ‼」」

 女子が黄色い悲鳴を上げる。

「三人目よ!しかもこれもまたイケメン!」

「一夏君と翔真君と違って守ってあげたい系の!」

「お母さん!生んでくれてありがとー!」

3人目が転入してきた反響は大きかった。

「おい!まだもう一人残っているだろう!静かにしろ!」

千冬さんの鶴の一声で静かになる教室。

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。ドイツ軍に所属していて階級は少佐だが、代表候補生である軍人であるからと距離を置かず仲良くしてもらいたい」

一夏と翔真は、見慣れた顔だと安堵した。

「お、ラウラか。久しぶりじゃん!」

「久しぶりだな翔真。1年ぶりといったところか」

「そうだな。少佐に昇進してるしこの1年で何があったんだ?」

「それはだな・・・」

「積もる話もあるがあとにしろ。井ノ口と織斑はデュノアの面倒を見てやれ。同じ男子だからな。あと1限はISの実習だからな、早急に着替えるように、これでSHRを終わる!」

千冬さんが退出し、各々着替えるための行動を起こす。

「あ、君たちが・・・」

「デュノア、早く第2アリーナの更衣室に行くぞ。」

「え?」

「今から女子が着替えるんだから、俺たちは空いている更衣室で着替えるんだ」

「わ、わかった」

「急ぐぞー」

そう言い教室を出て更衣室へ向かうがその途中

「見つけた!男子を見つけたわ!しかも転入生も一緒よ!イケメン三人衆よ!」

「「逃がすかーーーーー‼」」

「え?ナニコレ?」

シャルルが「わけわからん」みたいな反応をする。

「俺たちは世界に3人しかいない男性操縦者だ。これだけ言えばわかるな」

「あ、うんわかった」

シャルルが「なるほど」という顔をする。

「で?一夏どうする、どう逃げる」

「いったん戻ろうかと考えたけど後ろからも迫ってきているな」

「え?もう詰みじゃない?それ」

「ん?まだ道はあるぞ!一夏、窓開けて先行してくれ!」

「了解!翔真はデュノアを抱えてきてくれ!」

「え?何するの?」

デュノアを抱えて言う。

「ん?窓から飛び降りてアリーナまで走る。」

「ええ!ここ3階だよ!」

「大丈夫!舌かまないようにしっかり捕まっててね!」

「翔真行けるぞ!」

「よし!せーの!」

「キャアああああああああ!」

シャルルが女の子みたいな悲鳴を上げたが気にしない。

超強力型マグネットで作ったグラップリングフックを使い着地前に空中停止し降りると、シャルルを抱えてアリーナの更衣室へ走る。更衣室で着替えに入ろうとしたときは授業開始10分前だった。

 

 

 更衣室にて

ついてすぐさま自己紹介を済ませて着替えに入ると

「あ、着替えてるときはこっち見ないでね?」

シャルルがそう言ってくるが。

「何言ってるんだ?俺たちはもう行くぞ?」

俺と一夏はISスーツに着替え更衣室を出るところだった。

「え?早くない?」

「いや俺たちは実習があるときは制服の下にISスーツを着てるから制服脱ぐだけでよくなってるんだよ」

「そうなんだ」

「シャルルもそうしたほうがいいぜ。最悪更衣室と実習のアリーナが遠いと移動に時間食うからな。今回は近かったけど毎回こうじゃ無ねぇからな」

「わかった。次からはそうさせてもらうよ」

 ちょっと会話を交わして俺たちは更衣室を出ると、2分くらい遅れてシャルルが追いついてきて一緒にアリーナに入る。

 

 

 第1アリーナ

「3人とも早いな、もう少し来るのに時間がかかると思っていたんだがな」

「さすがに更衣室とアリーナが離れてるんで対策はしますよ。織斑先生」

「そうだな。」

千冬さんと他愛のない会話を交わしてすぐ後に授業開始のチャイムが鳴り1限の科目がスタートする。

「まずは、鳳それとオルコット前に出ろ」

「「はい」」

「お前たちには、今から模擬戦をやってもらう」

「相手はどなたですの?」

「セシリアとじゃない言い方ですけど」

「もうすぐ来るはずだ・・・」

「どいてくださあああああああい!」

空から山田先生に似た声が聞こえて来たので見上げると・・・

 山田先生が落下して来ていた‼

「⁉」

「一夏!止めるぞ!」

「おーけー!」

 白式とダブルオーガンダムを展開しとび上がり山田先生を落下する前に止めた。

「大丈夫ですか?山田先生」

「上から降ってくるなんて危ないじゃないですか」

「あ、ありがとうございます。先生は大丈夫です。」

顔を真っ赤にする山田先生であった。

「気を取り直して、鳳とオルコットの相手は山田先生だ」

「え?2VS1ですよ。大丈夫なんですか?」

「二人がかりなんて大丈夫なんですの?」

「大丈夫だ、お前たち二人が組んでも勝てないからな」

「「なっ・・・」」

「鈴さん、わたくし少々怒ってしまいましたわ」

「セシリア・・・奇遇よね、アタシも今すっごい怒ってるわ」

「「あんなにも連携練習してるのにね!(ますのにね!)」」

 そういえば鈴とセシリアはなんか連携の練習してたっけ、まああの二人の機体は相性抜群だし結構強そうだな。

「千冬姉あの二人に発破かけたな」

「そうだな」

「あの二人はどれほど強いのだ?翔真、一夏」

「ああラウラは知らないんだっけか。なら言うとあの二人は代表候補生で専用機持ちだからな結構強いし、あの二人は機体相性がいいからタッグでの連携の練習もしてたんだ、しかも練度もここ最近高くなってきたしね」

「そうか、それほどなのに負けると言ったのがその発破だったのか」

「そゆこと」

「私たち3人のチームなら勝てるのか?」

「ラウラの専用機にもよる。一夏は近接オンリーの機体で俺は中距離もいける格闘機寄りの汎用機だから、後ろから的確に砲撃もしくはスナイプできる機体がいいかな。」

「それなら、私の専用機のシュヴァルツェ・レーゲンは荷電子砲を搭載していてワイヤーブレードを装備しているから後方支援は任せろ。」

「なら僕もその中に入れてよ」

シャルルが割って入る。

「え?シャルルの専用機は?」

「僕は翔真と一緒の汎用機だよ。射撃寄りだからタイプは違うけど」

「お、それだと結構いいチームなんじゃね?」

「そうだな一夏、この4人なら最強のチームになるな」

「そうか、歓迎するぞ!シャルルとやら」

「よろしくね!」

シャルルと握手するラウラであった。仲がいいっていいよね。

「そういえば模擬戦はどうなったんだろ・・・」

ふと思い出し空を見上げると、鈴とセシリアは意外にも善戦していたが山田先生に負けていた。

「おーい二人とも大丈夫かー」

「「大丈夫よー(ですわよー)」」

大丈夫みたいだ。よかったよかった。

 この後授業は恙無く進んだ。授業内容はダイジェストでどうぞ。

 

 専用機持ちをリーダーに班を作るが、俺と一夏とシャルルのところに女子が殺到してしまい千冬さんが怒っていた。

「お前たち!しっかりやらなければグラウンドを20周させるぞ!出席番号順で別れろ!遅れた班は放課後居残りだぞ!」

 女子たちが慌てて、均等に並び実習が始まる。

 

 

あるときISが立ったまま解除されてしまい、抱えないと乗れなくなってしまう。それが翔真と一夏の班で多発した。

「ごめーん、やっちゃった!」

「「お前らわざとだろ!」」

「大丈夫?翔真、一夏」

「「チカレタ・・・」」

 

 

IS実習授業が終わり、ISスーツの上から制服を着て昼食へ向かう。場所はいつもの屋上だ。

 

 校舎屋上

「僕とラウラが同伴でよかったの?」

「いいんだよ、こういうのはみんなでっていうのが一番なんだから」

「そういえば、ラウラとシャルルに紹介するぜ」

ラウラとシャルルに俺たちの恋人を紹介する。

「まず俺からだな」

一夏から紹介するようだ。

「えっと、こいつは篠ノ之 箒って言って幼馴染で俺の恋人でもある」

「えと、篠ノ之 箒だ、よろしく頼む。デュノア、ボーデヴィッヒ」

「よろしくね。僕のことはシャルルでいいよ」

「私もラウラでいいぞ」

「なら私のことも箒と呼んでくれ」

「次は翔真だぜ」

一夏からのバトンタッチ

「おうわかった、えっと俺の右手にいるのが鳳 鈴音で俺の幼馴染兼恋人で左手にいるのがセシリア・オルコットでこいつも俺の恋人だ。」

「鳳 鈴音よ、鈴でいいわ。よろしくね」

「セシリア・オルコットですわ。セシリアで構いませんわ」

「うん、よろしくね鈴、セシリア」

「鈴にセシリアか、世話になるな」

お互いに自己紹介を終えお昼ご飯にありついた。

 今日の鈴の料理はとてもおいしかった。セシリアのやつは、味が思い出せねぇ。

だってなんか気が付いたらお昼休み終了間近であったのだから。その時セシリアを見たら青い顔をしていたな.さて午後の授業も頑張りましょうかね。

 それ以来セシリアは料理の修行に努めて、初めて1か月もたたないうちにとてもおいしい料理ができるようになっていた。

 

 

  放課後

いつもの訓練はシャルルとラウラが加わってとても有意義なものになっていた。

「ラウラがここまで強いなんて・・・」

「そうだろ一夏、お前たちと交わしたあの約束は忘れてないからな」

「そのために鍛えたってことか。なら俺たちも負けてられないな一夏」

「そうだな翔真、早めにラウラのAICの攻略法を見つけないとな、来週の学年別トーナメントに間に合うようにしたいぜ」

「そうだな。あ、そうだラウラーシュバルツェ・レーゲンのプログラム一回見せてくれね?なんかやばいもんが積まれてそうな予感がするから」

「む?翔真のそういう直感は当たるからな、では練習が終わった後整備室で見てくれ。私もいるが頼んだぞ」

 そんな会話をして、練習を終えた後約束通り整備室へ行きラウラと一緒にレーゲンのプログラムを見る。

「ん?ここにおかしなところがあるな・・・」

「どうしたんだ?翔真」

「いやね、ここに何かを隠したような痕跡があるからね調べてみようと思ったんだ」

「なら調べてみてくれ」

「りょーかい」

 ラウラのレーゲンのプログラム解析を進めていくと

「これだ!このヴァルキリー・トレースシステム、これが隠されていた!」

「なんだと!」

 

 

Side ラウラ

「これだ!このヴァルキリー・トレースシステム、これが隠されていた!」

「なんだと!」

 私のISから違法のプログラムが見つかった。ヴァルキリー・トレースシステムと言われる通称VTシステム。これは条約で開発、搭載の一切を禁じられたシステムのはずだ、なのになんで私のISから出てくるんだ?

「とりあえずこいつは取り除かせてもらうよ。(こんな不細工なシステムを俺たちのものに乗せるなんて、どこの誰だか知らないけど絶対に仕返ししてやる!)」

「ん?何か言ったか?」

「んいや、なんでもなよラウラ」

なんか今「俺たちのもの」って聞こえたような。気のせいか?

「とりあえずこれは国に報告してね、テロリストがドイツ軍に混じってるかもしれないから。あとこのシステムはもう取り除いてあるからねラウラのレーゲンは返すよ。」

「ありがという、翔真。なら私はとっととドイツに報告してテロリストをあぶりだすとしよう。それではまた明日な」

「じゃあの~」

翔真は手を振ってラウラを見送った。

 

 

Side翔真

「あ、俺も部屋に戻らないと。シャルルと一緒に夕ご飯食べるんだった」

 夕食の約束を思い出し、部屋に帰ろうとする。ちなみにシャルルが来る前に部屋割が変わり俺と一夏が一人部屋で鈴と箒が同室になった。

「ただいまー、シャルル!遅れちゃってごめ・・・んね・・・?」

「え・・・?」

「お前・・・女の子・・・だったのか?」

「う・・・うん・・・そうだよ」

「ちょっと扉閉めるわ。んで?理由は?」

そういえばシャルルって女の子だったのすっかり忘れてたあああああ!

「そ、それはね」

理由は原作と同じだった、自分がデュノア社社長と愛人との間にできた子で、母はすでに病死しており義母からは「泥棒猫」と蔑まれ、俺たちのデータ入手を目的にスパイとして送ったこと。ほとんど同じだった。いざ当事者になるととてつもない怒りが湧いてきた。

「でも、一日目でバレちゃうなんてな~。でもこれでこんな苦痛はなくなるんだ。そう思えば楽しかったな、みんなと居れて」

「それでいいのかよ・・・シャルロットはそれでいいのかよ・・・本当にそれで・・・いいのかよ」

「いいんだよ、僕は翔真たちに迷惑をかけなくて済むしね」

「なら、ここからは俺の自己満足だからな。・・・よく聞け!俺はお前を助ける‼お前はこれでいいかもしれないけど、俺は嫌だね!友達を見捨てるなんて絶対に嫌だね!お前の本音はどうなんだ!嫌なのか!嫌なら嫌って言え!じゃなきゃ、じゃなきゃ俺は勝手にお前を助けちまうぞ!」

「しょう・・・ま・・・僕だって僕だっていやだよ!しょうま・・・助けて・・・」

「わかった、俺に任せとけ!絶対に助けてやるからな。あと2日は待っててくれ」

「わかったよ、それまではばれていない体で行くんだね」

「そうだ、それで頼む。んでここからが俺の仕事だ!」

そう言いパソコンを立ち上げ、デュノア社のデータベースをハッキング、現デュノア夫人の不正や政治家への贈賄など多数の犯罪の証拠を集めていく。

「す、すごい・・・これをたった10分にも満たずにやってのけるなんて・・・」

「お・・・これは・・・シャルロット、これを見てくれ」

「な、なに?」

「どうやら君のお父さんは君を守ろうと動いてるみたいだ」

「え?それって・・・どういう・・・」

「まあ、見てみろって!」

「わ、わかったよ」

シャルロットに厳重にプロテクトされた映像を見せる。

 

 

Side シャルロット

 今翔真が僕を助けるために動いてくれている。だけどなんか僕に見せたいものがあるみたいで、そのファイルを開くと10分ちょっとの動画ファイルだったので再生してみると、そこにはお父さんが映っていた。

「お父さんの・・・動画・・・?」

 

 

 動画内のアルベール・デュノア

「あと、もう少しで決着がつく。エミール、もし私とロザリアが逮捕されたらその時はシャルロットを守ってくれ頼むよ。」

動画には映っていないが声がする。

「わかりました。このエミール、全力を尽くしてお嬢様をお守りいたします。」

「そう言ってくれると安心だ。」

「ですがなぜこの会話の動画をとるのですか?」

「それはな、シャルロットがもし万が一にも真実に到達した場合のためにね」

「そういうことですか。それでは私はこれで」

「分かった。また明日頼むよ」

「はい」

そう言いエミールという男は退出したようだ。

「さて・・・どこから語ればいいのやら・・・」

 と不器用に切り出しつつも自分とシャルロットの母との出会いや思い出やどうしてロザリアとくっついたのかの理由、そして何よりシャルロットを娘として愛しているということを語った。

「今更と思うかもしれない。だけどこれだけは知っていてほしい。もし真実にたどり着いたのなら僕は、シャルロットよ君を娘として、そして君の母もとても愛していたと。これだけは忘れないでいてくれ。でもこれを見ているときは私はもうロザリアを道ずれに逮捕されているだろう。君が自由になる手はずは整えた。だから僕とは他人として今後は生きてくれ。さようなら僕の愛しい人から生まれてきてくれた愛しい娘よ、」

 そこで動画は終わっていた。

 

 

 寮

「お父さん・・・ありがとう・・・僕は、愛されていたんだね・・・」

 こんなにもお父さんは僕やお母さんを愛していてくれた。それがわかったら自然と涙があふれてきた。

「ううううああああぁああ」

泣いていると、作業が終わったのか翔真が抱きしめてくれた。とても暖かかった。

「もう大丈夫だ。シャルロット、君も君のお父さんも両方助けるよ。その手はずは整った。だからあと2日我慢してね。必ず成功するから」

「うん・・・うん!」

私はとても温かい気持ちになった。そして同時に翔真をとても愛おしく思った。

 ああぁこれが恋なんだ・・・こんなにも暖かくて、翔真のことが愛おしいなんて。

 

 原作とは違う形でシャルロットの問題とラウラの問題を取り除いた翔真、この後どんな運命が待ち受けているのか・・・?それは誰にも分らないのであった。




 今回はすごく長かったよ。ここまで書くのに2時間くらいかかったわ。
 そしてシャルはヒロイン入りです。はい、これで作者があと好きなキャラはのほほんさんくらいですね。
のほほんさんいいですよね!あののほほんとした雰囲気と言い謎の母性の集合体みたいなキャラと言い個人的には最高の人に見えます。っとちょっと暴走しそうなんで止めますね。
 というわけで次回は、シャルロットのフラグ回収回をやります。どうぞお楽しみに!
それではまた次回(@^^)/~~~
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