IS世界への転生したけどやりたいようにやらせてもらう。   作:くにおか

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 今回からseason2です。しかもトーナメント回ですけど原作とは違いオリジナル展開です。こうご期待!
 それではどうぞ!


第1部IS学園1年生編 season2 嵐到来、いまだ晴れず
第18話 オータム接触・恋人たちの愛


Side 翔真

 一夏とペアを組みトーナメントに参加した俺。今日はトーナメントの1年生の部を準決勝まで消化する日程である。原作で起きるVTシステムの事件は俺が事前に取り除いたため普通にトーナメント戦が進むだろう。

「おーい一夏!対戦カードの発表だぜ!」

「そうだな、1回戦目は誰と当たるんだろう。」

待機所でISスーツ姿でトーナメント表が映る画面を見る。

「第1回戦第一試合は!

   ラウラ・ボーデヴィッヒ&シャルロット・デュノア対井ノ口翔真&織斑一夏‼」

「いきなりかよ。これは、相当きついぜ」

「ラウラとシャルのペアだからな、スキがない戦いをしてくる。しかも柔軟性も高いペアだ。これは苦戦を強いられるぞ」

「勝てて辛勝になると思うぜ。それか最悪惨敗するか・・・お前はどっちだと思う?翔真」

「俺は、勝てる見込みがあるなら勝てると思う。相手がどんなに強かろうと戦う前に諦めたくはないよ」

「そうだよな!やれるだけやって、全力で戦って負けたらまた考えて挑めばいいんだからな。翔真、これあの時を思い出すよな」

「そうだな、小学生の時に箒の爺さんに必死になって勝とうとしたあの時に」

翔真と一夏はお互いに箒の実家がやっていた篠ノ之道場に通っていた。そして二人は馬鹿だったので箒の祖父の篠ノ之 柳陰に挑みそして何度も負けたのだ。

「んじゃ、ピットに行ってスタンバイだな翔真」

「そうだな」

俺たちはピットに行ってスタンバイ。そして試合開始5分前にアリーナの試合開始地点に移動する。

 

  試合場

「翔真!一夏!代表候補生のタッグの実力を見せてあげるよ!」

「一夏、翔真よ私はお前たちとチームを組むために訓練してきた。その成果を今ここで見せてやろう!」

シャルとラウラが試合前の決意を述べる

「ラウラ、シャルロット。俺たちはお前たちに勝ってこのトーナメントで優勝してやるぜ!」

「シャル、ラウラ!俺はこれを俺の夢の第1の通過点と考える!俺は強くなった、だからそれを証明して見せる!」

 一夏と俺の決意そして試合開始の時間は迫る。

『3、2、1、試合開始!』

「「「「はああああああああああ!」」」」

 一夏は、雪片弐型を構え突貫、その後ろにピタリと付いて隠れる翔真そして狙いはシャルロットである。

「もらった!」

「そんなフェイント!バレバレだよ!」

一夏と俺の連携攻撃を防ぐシャルそして、

「私もいるのだが?」

「予想より早い!」

翔真を砲撃するラウラ。

「私だって日々成長はするさ」

「いいじゃねえか!面白くなってきた!」

そう言い俺は、拡張領域から密かに制作していたオーライザーを呼び出しドッキングする。

「ドッキングセンサー!」

「な!合体だと!」

会場の観客も驚きの声を上げる。ちなみにこれが初お披露目だ。

「行くぞ!ダブルオーライザー!トランザム!」

このオーライザー、ドッキングするとダブルオーガンダムは常時トランザム状態になることができるのだ。

「なに!トランザムだと!こんな序盤に正気か!?」

「違うね!このダブルオーライザーはトランザム状態を維持することができる!」

「「「なんだって!」」」

驚くみんな、やりすぎた感はあるけど後悔はしていない!

「ここから本番だぜ!」

 

『ズドーーーーーーーーン!!!!』

「なんだ!なんか来たぞ!」

「ひさしぶりなだな井ノ口翔真。お前を助けに来たぞ」

「お、お前は!オータム!!」

 

 

Side オータム

「なぜおまえがここにいる!」

「それはな、亡国機業がIS学園の襲撃を決めたからさ。そして俺の目的は、翔真お前を助けるのが目的だ。」

「な、なにを言っている!お前が俺を助けるだと?ふざけるな!」

「私は知ってるんだぜ。お前の夢、目指しているものが」

「お前に何がわかる!しかもなぜ知っている!」

「だって、1年前までお前を見ていたんだからな!」

「まさか、あの視線はお前だったのか!」

「そうだ俺はずっとお前を見てたんだ。お前が好きなものも嫌いなものもすべてわかる。そして夢もね」

「お前がいる世界ではお前の夢を叶えるのは不可能だ。そしてお前は利用されて捨てられる。お前の夢を利用してした挙句捨てられる。このままここにいてはね、だからそうならないようにお前を助けに来たんだ。」

「そ、それは覚悟済みだ!」

「声が震えてるよ、翔真」

「翔真!そんな奴の言うことは聞いちゃダメ!」

「ちっ、邪魔だ!お前たちはゴーレムの相手でもしてろ!」

そう言うとオータムについてきたらしき無人ISが3体出てくる。

「こいつらは、あの時の!」

「でも強さは違うぞ。せいぜい死なないように頑張りな」

無人機は、一夏達3人に攻撃を加え3対3で戦い始めた。

「翔真、お前は利用される側の人間になるか、それともする人間になるか。どちらがいいと思う?お前は分かっているはずだ。自分が抱いている夢はもうこの世界に数多にいる凡人どもに否定され!汚され!貶められ!そして、さらには別のことに利用されたんだ!そんな凡人どもを気にかけてなんになる。どうせ裏切られるだけの末路しかないだから俺と来い!そうすればお前の夢は邪魔されない!」

「だまれえええええええええええええええええ!」

翔真は斬りかかる。一心不乱にだがオータムは余裕で回避、そしてカウンターを叩き込み、壁へ翔真をぶつけて話を続ける。

「俺はこんなにも強いんだ。お前を利用しようとするやつや邪魔しようとするやつはすべて排除してやる。お前が直接手を出す必要はないんだ。だからお前は真っすぐ夢に向かえばいい。そういう環境を俺が守ってやる。だから一緒に俺と亡国機業へ行こう、な?」

手を差し出すオータム。

「ほんとに、俺はそれだけでいいのか?俺のやりたいように・・・」

「そうだ、お前のやりたいようにやればいいんだ。」

翔真が差し出した手を握ろうとしてくるが

「翔真!ダメ!その人たちは翔真を利用したいがためにそんなことを言っているんだ!だからダメ!その手を取らないで!」

「シャ、シャル・・・でも俺は、もう邪魔されたくない!」

「誰も邪魔なんてしないよ!僕のお父さんの会社は君の夢のために動く準備をしている!セシリアは実家を使って君に協力しようとしている!鈴だって君を全力でサポートできるようにしている!だからもういいんだよ!僕たちを頼って!君が疲れたら抱きしめてあげる!辛かったら一緒にいてあげる!そして何よりも僕たちは翔真!君を愛している!」

 

 

Side シャルロット

 無人機が僕たちに向かって来たため迎撃する。

「これはちょっときついけど、勝てないわけじゃない!ラウラ!やるよ!」

「ああ、一夏早く決着をつけて翔真を助けるぞ!」

「おう!」

翔真とオータム?は会話をしている。どうやら翔真を勧誘しているみたいだ。

「早く片付けないと!翔真が、壊れちゃう!」

「なに!早くしなければ!」

「だけどこいつ!硬いぜ!」

耐久だけは高いようだけど。

「硬いだけじゃ僕たちには勝てないよ!」

 ラウラは火力で、僕は手数で一夏は剣術の技で圧倒し無人機を撃破する。

翔真を見ると、何やらうつろな目でオータムとやらの手を取ろうとしていた。それがどんな意味を持っているのか私には瞬時に分かった。

「翔真!ダメ!」

咄嗟にオータムを攻撃し翔真と距離を取らせて、シャルロットは翔真に駆け寄る。

 

 

Side 翔真

「翔真!大丈夫!大丈夫だよ、君の夢は誰にも否定させないし悪いことには利用しないよ、そんな人達はここにはいないし、僕たちの中にも居ないよ。だから君はここでこの世界で夢を見ていいんだよ。」

徐々に翔真に目の光が戻ってくる。

「本当に?僕を裏切らない?本当に僕のそばにいてくれる?」

「うん、全部全部本当だよ。だって僕は君の恋人だから」

「シャ・・・・ル・・・・あり・・・が・・・とう」

 翔真はシャルロットを抱きしめそして完全に元に戻った。

「シャル、ありがとう。おかげでもう大丈夫だよ」

「それならよかったよ」

「さてオータム、君との決着は僕が付ける!」

「そうか!なら全力できな!」

 ならこいつを使う!

「トランザム‼バーストッ‼」

トランザム状態からさらに上の状態へ移行しさらに会場にいる鈴やセシリア、シャルロットの思いが伝わってきた。

その思いは、ただ「愛している」とだけ伝わってきた。

「僕は!みんなと僕の夢をかなえるんだああああああああ!」

 そう叫び翔真は前世の世界のゲームガンダムEXVSFBのダブルオーガンダムの覚醒技を繰り出しす。

 当たったのかわからないが、煙が晴れるとオータムはそこに居なかった。

「手ごたえはなかった、逃げたんだろう・・・ッ」

疲れたのか気絶してしまう翔真。

「「「翔真!!!!」」」

駆け寄るシャルロットたち。そして一夏は翔真を抱えて保健室へと走る。

 鈴とセシリアも保健室へ行った。

 

 

Side 鈴・セシリア・シャルロット

「ただの疲労だね、ここで安静にしておけばそのうち目が覚めるさ」

保健室の先生はそう言ってくれた。

「そうですか。ありがとうございます」

保健室の先生が退出し、3人で話し合う。

「翔真・・・こんなになるまで私たちに頼らないなんて・・・」

「翔真さん、大丈夫ですわ。わたくしたちはあなたを支えます。」

「だからもっと頼ってね。翔真」

3人で手を握り翔真に語り掛けると、苦しかった顔が少し和らいだ気がした。

「う・・・ん・・・ここは?」

「「「翔真(さん)!!!」」」

翔真が起きた。

「ここは」

「保健室よ、翔真。あなた戦いのすぐあと気絶しちゃってねここに運ばれたのよ」

「そうか・・・」

「もう大丈夫ですの?」

「だいじょう・・・」

「ぶじゃないね」

「シャル・・・俺は・・・」

「まったく僕たちを頼ってよ・・・僕たちはもう翔真についていくって決めたから」

「ですから、もっと私たちに頼っていただいていいですのよ?」

「翔真!もっと甘えなさいよ!昔っからそう!あんたは貯めこみすぎよ!」

「いいの?甘えて、今とっても甘えたいんだ。」

「ええ、いいですわよ思いっきり甘えてきてくださいませ!」

「ああ、、、、ああああああ!」

思いっきり甘える翔真。それを慈しみの表情で甘やかす恋人3人達。

「これから毎日甘えるかもしれないけど、いいの?」

「ええ!そんなのバッチ来い!よ」

「それじゃあ甘えられるローテーションを決めないとね」

恋人たち3人は相談し決めたルールと順番その内容は、

「当番の日の者は放課後から明日の朝まで翔真の部屋で過ごし翔真を甘やかすこと」

というルールで、順番は今日からシャル、セシリア、鈴の順番になった。

「それじゃ、今日は僕だからね。部屋に戻ろうか」

「うん。あ、ちょっと手・・・つないで?」

「いいよ翔真。」

そのあと部屋で無茶苦茶甘えた。

 

 

Side オータム

「まさかあんな力を持っていやがるとは・・・井ノ口翔真、それでこそ手に入れ甲斐がある!」

オータムは静かに亡国機業へ戻って行った。

 

この襲撃をはじめとして原作とは新たな歴史を歩み始めたこの世界、そしてこれはまだ始まりに過ぎないことを、少年少女たちが知るのはまだ先のことである。




 というわけで、今回からseason2開始です!予定は臨海学校までです!
あとは束さん出てくる前に番外編で何やってたか書きます。それは多分次回デス!
 それではみなさんまた次回(@^^)/~~~
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